
Kajabi(カジャビ)を使ってサブスクリプション商品を販売している際に、お客様がご自身でカード情報を変更していただくための方法について解説いたします。
前回の記事はこちら
- 1 解説動画はこちら
- 2 お客様を逃さないために必要な設定
- 3 注意点
- 4 設定方法
- 5 「Billing Info」で決済情報が一覧表示
- 6 お客様自身でカード情報を書き換えていただく
- 7 「Active Subscriptions」(アクティブサブスクリプション)の解説
- 8 カード決済に失敗した場合の対処
- 9 「顧客のメール」設定
- 10 「独自のカスタムリンクを使用」を設定する意味
- 11 Kajabiから送られる自動返信メールの編集方法
- 12 「User Cancelled Subscription」も日本語化
- 13 Kajabiの無料お試し期間を14日→30日に増やす方法(さらにKajabiマスタークラスをゲットする方法)
- 14 「Kajabiマスタークラス」の申請方法
解説動画はこちら
お客様を逃さないために必要な設定
今回はKajabiでお客様がご自身でカード情報を更新する方法を解説します。
サブスクリプションや分割払いで商品を販売していて、お客様がカード決済を失敗してしまい、そのカード情報を更新して頂くための催促(メール)などで、お客様を逃さないために必要となる設定となります。
注意点
注意点として、商品を販売するとお客様に会員サイトのアカウントを提供できるようになり、基本的には画面右上にアイコン画面が表示されます。カスタマイズ設定においてメニューやアイコン画面を非表示にしてしまうと今回の設定は行えないのでご注意ください。
設定方法

アイコンをクリックすると「Settings」(セッティング)からアカウント情報をお客様自身で変更できる仕様になっていて、ここから名前やメールアドレス、またはアバターなどの情報をカスタムすることができます。

「Billing Info」で決済情報が一覧表示
ここで、Kajabiの決済機能・チェックアウトページを使ってクレジットカード決済で商品を販売すると、右上に「Billing Info」の項目が表示されます。

クリックすると決済に関する情報が一覧で表示されます。
まず、一番上の「Billing Info」(ビリングインフォ)が登録されているカード情報ですが、右側の「Replace」(リプレイス)を押下することでカード情報を書き換えることができます。

新しいカード情報を入力した後は「Update」を押下して情報の書き換えを完了させます。

お客様自身でカード情報を書き換えていただく
このように、カード決済に失敗した場合でも、お客様自身でこのページに行っていただいてカード情報を有効なものに書き換えていただくことで、数日後に再度カード決済が行われた場合は決済が通る可能性があります。
「Active Subscriptions」(アクティブサブスクリプション)の解説
続いて下にある「Active Subscriptions」(アクティブサブスクリプション=有効なサブスクリプション一覧)の解説をします。

ここでは我々(販売元)が提供してる会員サイトの中で、お客様自身がお金を払っているサブスクリプションが表示されています。
画面右側に表示されている「Manage Subscription in Paypal」(マネージサブスクリプションインペイパル)とあります。

PayPalの場合、あくまでカード情報はPayPal側に保存されているので、新しいカード情報はPayPalを通じて変更する仕組みになっています。
このように、StripeもしくはPayPalでの決済によって、この画面でどこまで編集できるのかが変わります。
Stripeで販売した場合、設定によってはお客様が自身でサブスクリプションを解約手続きが行えますが、その方法は【Kajabi(カジャビ)初期設定:Member Paymentsの設定方法】の回をご参照ください。参照→ https://philipptarohiltl.com/kajabi-how-to-set-up-member-payments/#outline__2
カード決済に失敗した場合の対処
ここまでの設定を踏まえ、実際にお客様がカード決済に失敗した場合、こちらが行う対処について解説します。
まずはStripe決済の場合です。
Stripeのダッシュボードの画面に行き、「Billing」にある「サブスクリプションおよびメール」を押下します。

画面が切り替わり、「失敗した支払の管理」の項目へ行きます。
続けて「リトライスケジュール」にある「サブスクリプションにカスタムのリトライスケジュールを使用」にチェックを入れます。
こちらにチェックを入れることによって、自分で決済のリトライスケジュールを決めることができます。
そうすることで、幾度か決済をリトライしてその結果通らなかった場合には、退会の手続きを進めることができ、自分のスケジュールで管理することが可能になります。

このように、目安として3回をリトライの機会と決めて、1週間もしくは2週間弱の猶予を見て、それでも駄目なら退会の手続きを進める流れをお勧めします。

「顧客のメール」設定
その際に是非行ってほしいのが「顧客のメール」設定です。
ここを必ず「オン」にしてください。

すると、決済が失敗した場合に、そのタイミングでお客様に対しこのようなメールが送られます。

「独自のカスタムリンクを使用」を設定する意味
ここで設定しておきたいのが「独自のカスタムリンクを使用」です。
ここにチェックを入れて、下の枠に上述したクレジットカードの更新ページリンクを貼ります。

そうすることで、決済が通らなかった際にはお客様へ自動的にメールが送信されるようになり、そのメール内にカード情報変更ページのリンクを貼ることによって、お客様自身がそのリンクから新しい(もしくは正しい)カード情報を更新できるようになります。
PayPalの場合は特に設定をしなくても決済に失敗すればその旨のメールが送信されるようになっています。
また、その下の「サブスクリプションのステータス」では、「支払いの再試行がすべて失敗した場合」は基本的には「サブスクリプションをキャンセル」を選択することをお勧めします。
StripeはKajabiと連携されていますので、以上のように設定することで、決済キャンセルになってしまったオファーを引き続きお客様は利用することは出来なくなります。他のお客様に対しても、サブスクリプション運営に関しても、その方がよいでしょう。
Kajabiから送られる自動返信メールの編集方法
最後に、決済に失敗した場合Kajabiから送られる自動返信メールについての編集方法をお伝えします。
「Setting」にある「Email Templates」(Eメールテンプレート)を選択すると、様々なメールのテンプレートが表示されます。
その中にある「Member Payment Subscription Failed」を選択します。

この内容を、以下は一例ですが、件名と本文を日本語化します。

「User Cancelled Subscription」も日本語化
さらに、「User Cancelled Subscription」も日本語化します。

こちらは、お客様がサブスクリプションをキャンセルした場合に送られるメールです。
同様に、以下は一例ですが、この内容の件名と本文を日本語化します。

以上をぜひ参考にしてください。
以上、Kajabiでお客様がご自身でカード情報を更新する方法を解説しました。
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