Kajabi(カジャビ)でオンラインコースやメンバーシップサイトを運営している方なら、ブラウザのタブに表示されるKajabiのデフォルトロゴが気になったことはありませんか?実は、この小さなアイコン(ファビコン)を自社のロゴに変更するだけで、サイトの印象は大きく変わります。この記事では、ファビコンの重要性から具体的な設定手順、さらには効果的なデザインのポイントまで、誰でも数分で完了できるカスタマイズ方法を解説します。プロダクトページとサイト全体の設定の違いなど、見落としがちな注意点についても詳しく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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はじめに
オンラインコースやメンバーシップサイトを運営しているあなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
- Kajabiで作ったサイトが「何となく素人っぽい」と感じる
- ブラウザのタブに表示されるKajabiのロゴマークが気になる
- 自社ブランドをもっと印象づけたいと思っている
実は、これらの悩みはたった1つの設定で解決できます。それが「ファビコン」の設定です。
ファビコンとは?
ファビコン(Favicon)は、ブラウザのタブやブックマークに表示される小さなアイコンのことです。
私の会社でも、ヒルトルの頭文字「H」をファビコンとして使用していますが、この小さなアイコンがブランドの記憶に大きな影響を与えています。
なぜなら、ユーザーがブラウザで複数のタブを開いている時、一目で自社のサイトを識別できるからです。これは特にオンラインコースを提供する際、受講生の学習体験を向上させる重要な要素となります。
しかし、多くの方が「ファビコンの設定方法がわからない」「どんな画像を使えばいいのかわからない」と悩んでいます。
そこで今回は、Kajabiのプロダクトページに簡単にファビコンを設定する方法を詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたもたった数分でプロフェッショナルな印象のサイトを作ることができます。
Kajabiでファビコンを設定するメリット
Kajabiのデフォルトのファビコンをそのまま使い続けていると、以下のようなマイナスの印象を与えかねません:
- 「これはKajabiのテンプレートをそのまま使っているんだな」
- 「あまり手の込んだサイトじゃないかもしれない」
- 「運営者はブランディングにそれほど力を入れていないのかな」
では、ファビコンを設定することで、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか?
1. ブランドの差別化
オンラインコースやメンバーシップサイトが増える中、独自のブランドイメージを確立することは非常に重要です。
ファビコンは小さな要素ですが、以下のような効果があります:
- 自社らしさを表現できる
- 競合との違いを視覚的に示せる
- ブランドの個性を印象づけられる
2. プロフェッショナルな印象づくり
カスタマイズされたファビコンは、あなたのビジネスに対する真摯な姿勢を示します:
- 細部まで気を配っているという印象
- コンテンツの質の高さを感じさせる
- サイト運営の本気度が伝わる
3. ユーザー体験の向上
実は、ファビコンはユーザー体験(UX)に大きく貢献します:
- 複数タブの中からすぐに目的のページを見つけられる
- ブックマーク時の視認性が上がる
- モバイルでのホーム画面追加時のアイコンとしても使用できる
特にオンラインコースの場合、受講生は複数のレッスンページを同時に開くことが多いため、ファビコンの存在は思いのほか重要です。
例えば、私たちが提供するコースでは、ファビコンを設定してから以下のような声をいただくようになりました:
- 「レッスンの行き来がスムーズになった」
- 「自分のブックマークの中ですぐにコースページが見つけられる」
- 「プロのサービスという印象を受けた」
このように、たった1つのアイコンを設定するだけで、あなたのオンラインビジネスの印象は大きく変わります。
では次に、具体的な設定方法を見ていきましょう。
Kajabiのプロダクトにファビコンを設定する手順
ファビコンの設定は、実はとても簡単です。以下の手順に従えば、誰でも数分で完了することができます。
Step 1: Customizeへのアクセス
まず、Kajabiの管理画面から以下の手順で進みます:
- 左側メニューから「Products」を選択
- 対象のプロダクトを表示
- 「Customize」ボタンをクリック
Step 2: Settingsの選択
Customize画面に入ったら:
- 画面左側にある「Settings」を選択
- 表示されたメニューから「Favicon」をクリック
この時点で、現在設定されているファビコン(デフォルトではKajabiのマーク)が表示されます。
Step 3: ファビコンの選択とアップロード
ここからが実際の設定作業です:
- 「Select Image」ボタンをクリック
- アップロードしたい画像を選択
- 必要に応じて画像の位置を調整
- 「Save」ボタンで保存
画像の準備と仕様について
ファビコンの画像を準備する際は、以下の推奨仕様に従うことをお勧めします:
- サイズ:32×32ピクセル
- ファイル形式:PNG形式
- 背景:透過または単色
- デザイン:シンプルで認識しやすいもの
具体的なアドバイス:
- ロゴマークがある場合は、その象徴的な部分を抜き出す
- 社名の頭文字をデザイン化する
- シンプルなアイコンデザインを使用する
私たちヒルトルの場合、会社名の頭文字「H」をモチーフにしたシンプルなデザインを採用しています。これにより、一目で認識できるアイコンとなっています。
ここまでの設定で、あなたのプロダクトページは一気にプロフェッショナルな印象になるはずです。
しかし、ここで重要な注意点があります。次のセクションで、よくある間違いと注意点について詳しく解説していきましょう。
重要な注意点
ファビコンの設定は簡単ですが、いくつかの重要な注意点があります。これらを押さえることで、より効果的なブランディングが可能になります。
プロダクトとサイト全体の設定の違い
多くの方が間違いやすいのが、プロダクトページとサイト全体の設定の違いです。
Kajabiには2種類のファビコン設定があります:
- プロダクト固有の設定
- Productの「Customize」から設定
- そのプロダクトのページにのみ適用
- 受講生が見るコンテンツページに反映
- サイト全体の設定
- Settings > Site Details > Brandingから設定
- ランディングページなど、全体に適用
- セールスページやブログなどに反映
この2つを混同してしまうと、意図した通りのブランディングができなくなってしまいます。
画像選びのポイント
効果的なファビコンを作るための3つの重要なポイントをご紹介します:
- シンプルさを重視
- 複雑なデザインは小さいサイズでは認識しづらい
- 文字は1~2文字程度に抑える
- 単色や2色程度の配色がベスト
- 視認性の確保
- 明確なコントラスト
- 背景との区別がつきやすい配色
- 小さくても形が判別できるデザイン
- 一貫性の維持
- ブランドカラーの使用
- ロゴとの関連性
- 企業イメージとの統一感
よくある間違いと解決方法
以下のよくある間違いに注意しましょう:
- 画像サイズの間違い
- 問題:大きすぎる画像をそのままアップロード
- 解決:32×32ピクセルにリサイズしてから使用
- 複雑すぎるデザイン
- 問題:ロゴをそのまま縮小して使用
- 解決:シンプルな要素だけを抜き出してデザイン
- 設定の確認不足
- 問題:保存後の確認を怠る
- 解決:別のブラウザや端末でも表示を確認
これらの注意点を押さえることで、プロフェッショナルな印象のサイトを作ることができます。
まとめ
Kajabiのプロダクトページにファビコンを設定することは、オンラインビジネスの質を高める重要なステップです。
重要ポイントの復習
- ファビコンの価値
- ブランドの差別化
- プロフェッショナルな印象の確立
- ユーザー体験の向上
- 設定手順のポイント
- Customize > Settings > Favicon
- 32×32ピクセルのPNG画像を推奨
- シンプルで認識しやすいデザイン
- 注意すべきこと
- プロダクト固有の設定とサイト全体の設定の違い
- 適切な画像サイズと形式の選択
- 保存後の表示確認
同じくKajabiで作成された他のサイトと差別化するためにも、ぜひあなたのブランドのファビコンをあなたのKajabiアカウント全体や各プロダクトにアップロードしてみてくださいね。
以上、Kajabi(カジャビ)のProductにFavicon(ファビコン)を追加する方法を解説しました。
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