
Kajabiを使っていて、ActiveCampaignも契約した方がよいのかと迷っていませんか。私は以前、この2つを組み合わせてメール配信を行ってきました。この記事では、当時の活用理由と現在の機能・選び方を分けて解説します。まずKajabiの標準メールで必要な配信ができるかを確認し、既存の連携を続ける場合に見直したい点も整理しましょう。
連携を増やす前に、この4点を確認しましょう
- 送りたいメールを整理:全員に同じ日に送るのか、登録日から順番に送るのかを分けます。
- Kajabiの標準機能を確認:必要な送信回数・時刻・登録のきっかけを設定できるか見ます。
- 連携する情報を確認:氏名・メールアドレスだけか、タグや購入情報も必要かを分けます。
- 費用と配信後の動作を確認:追加契約の費用に加え、二重配信・配信停止・購入後の案内まで確かめます。
現在の私の方針:ActiveCampaignは高機能ですが費用も高いため、今からの新規導入はおすすめしていません。弊社のメール配信も自作ツールへ移行する予定です。海外のオールインワンツールでは、現在はKajabiを主におすすめしています。
2026年9月12日に公式資料を確認して本文を更新しました。画像と解説動画は2023年の記事で掲載した当時の資料です。スライドにある導入のおすすめや機能比較は、現在の説明を優先してお読みください。
前回のアプリ解説はこちらです。この記事では、メール配信の構成に絞ってお伝えします。
まずはKajabiのメール配信で足りるかを確かめる
ツールを増やす前に、「何を、誰に、いつ届けたいのか」を決めましょう。講座を販売しているなら、登録直後のご案内、受講を進めるメール、募集日や締切のお知らせなど、メールの役割はいくつかあります。
Kajabiには、指定した日時に送る一斉配信(Email Broadcast)と、登録後の日数に合わせて送るステップメール(Email Sequence)があります。全員に同じ締切を案内する配信と、登録した人から順に届ける配信を分けると、必要な機能が見えてきます。公式のメール機能の違いも参考にしてください。
以前の本文にあった「Kajabiでは同日内に複数回のステップメールを送れない」という説明は、現在の仕様に合いません。現在は1つのEmail Sequenceで、同じ日に最大2通を設定できます。ただし、登録直後を表すDay 0に複数通を設定することはできません。公式のEmail Sequence作成手順で条件を確認できます。
同じ日の2通には同じDayを指定し、それぞれ送信時刻を設定します。たとえば登録から数日後に午前と夕方の2通を届けたいなら、その配信がKajabi内で組めるかを先に確認しましょう。3通以上を送りたい場合も、すぐに別ツールを契約するのではなく、そもそも何通必要なのかを見直してみてください。
送信時刻はシーケンスのタイムゾーンも確認します。日本時間で送りたいなら、その設定で意図した日・時刻になるかを確かめましょう。マーケティング全体の既定時刻を変えても、既存シーケンスには反映されないため、対象のシーケンス設定を見ます。送信日時とタイムゾーンの公式説明に詳細があります。
配信数だけでなく、フォーム登録や購入をきっかけに始めるメールも、必要なものから一つずつ整理します。利用できる条件は契約プランも確認してください。Kajabiの料金とプランの選び方では、今のプランを比べられます。
私が以前ActiveCampaignを組み合わせていた理由
私がこの連携を紹介した頃は、ClickFunnelsで販売ページを作り、Kajabiで講座を届け、メールをActiveCampaignから送る構成を使っていました。会員登録後に、決めたルールに沿ってメールを届けることを重視していたのです。

ActiveCampaignは、メール配信や顧客情報の管理、条件に応じて処理を変える自動化ができるツールです。当時の私には、配信の流れを細かく作れることが魅力でした。ただし、「最も高機能だから誰にでも必要」という順位付けはしません。
配信する時刻や条件を細かく組みたかった
当時はKajabiやClickFunnelsだけでは、私が組みたいメールの流れに物足りなさを感じていました。以下のスライドは、その頃の判断を残したものです。現在の新規導入を促す説明ではありません。

特に、同じ日の中で時間を変えて案内したり、登録者の状態に合わせて次のメールまで待ったりする構成に使っていました。

ActiveCampaignの現行公式資料にも、指定時間まで待つ「Wait」や、条件を満たすまで待つ設定が説明されています。Waitの公式説明で確認できます。こうした機能があることと、あなたの配信に追加契約が必要なことは別です。Kajabiの同日配信も現在は前述の範囲で使えます。
会社やサービスへの安心感も、当時の判断材料だった
当時は、長く提供されてきたサービスという点にも安心感を持っていました。

一方、会社の規模や歴史だけで、必要な機能や費用があなたに合うとは限りません。元記事で触れた日本への展開についての話も、その時点で聞いた話です。現在の支店や日本語サポートの提供を保証する情報としては扱いません。
直接連携できる範囲は、タグの設定と分けて考える
KajabiとActiveCampaignを直接つなげられることも、当時の構成を選んだ理由でした。ただ、元の「直接連携でタグを付与できる」という説明は、連携する情報の区別が足りませんでした。

Kajabiの標準連携でフォームから送るのは、基本的に氏名とメールアドレスです。タグなどの追加情報を送る場合は、公式ヘルプではZapierを使う方法が案内されています。「Kajabiのタグも購入情報も、すべて自動で同期する」とは考えないでください。Kajabi公式のActiveCampaign連携の説明に、設定対象と制限が記載されています。
すでに連携している方は、フォームごとの送信先リストを確認しましょう。購入後の情報送信には別の設定が必要です。また、Offerを手動で付与した場合には同じ動きにならず、メール購読への同意がない場合や確認メールが未承認の場合も、ActiveCampaignへ登録されないことがあります。まず、どのきっかけで、どの情報を渡しているかを確かめてください。
下のスライドには、海外イベントや日本市場への展開について、当時注目していた点も残っています。こうした評判より、今動かしている配信と必要な連携を優先して判断しましょう。

実際に使って感じた便利さと、現在の注意点
機能が多いぶん、覚えることもありました。当時は日本語の解説を十分に見つけられず、私自身が英語のチュートリアルを見たり、サポートに問い合わせたりしながら使えるようになりました。

使い方を覚えたことで、配信の流れを自分で確認しながら設定できるようになったのは良かった点です。ただし、機能が増えるほど設定や保守の手間もかかります。月額費用だけでなく、その作業まで含めて考えたいところです。
指定時刻の設定と、受信箱に届く時刻は分ける
当時の記事では、予定に沿ってメールを送れていたことへの安心感も紹介しました。

これは私の使用感です。現在も、すべての相手の受信箱に指定時刻ぴったりに届く保証ではありません。送信側のタイムゾーンや待機条件を確認した上で、実際の配信結果も見てください。Kajabiでも、先ほどのようにシーケンスごとの時刻を設定できます。
スマートフォンでの確認も、契約と機能を確認する
管理者側で顧客情報や反応を確認しやすい点も、当時は便利に感じていました。

現在もActiveCampaignの管理者向けモバイルアプリは公式に案内されています。ただし、利用できる機能はプランにより異なり、ログインには多要素認証が必要です。モバイルアプリの公式概要を確認してください。元記事のKajabi受講者向けアプリとの比較は、当時見ていた用途の違いであり、現在のKajabiの管理機能がないという意味ではありません。
到達率は、ツール名だけで決まらない
以前はメールが届きやすい点もメリットとして挙げていましたが、現在の各社を同じ条件で比較したデータを示しているわけではありません。ActiveCampaignに変えれば、すべてのメールが届くとは限りません。
送り主のドメイン認証、受け取ることに同意した相手への配信、メールの内容や配信停止への対応も関わります。ActiveCampaign公式の送信者認証の説明でも、認証だけであらゆる到達の問題が解決するわけではないと説明されています。既存利用者は、配信結果と設定をあわせて確認しましょう。
これから始めるなら、契約を増やす前に配信を一つ完成させる
元の記事でも、「すべての人にActiveCampaignが必要なわけではない」とお伝えしていました。この考え方は、今も変わりません。まずはKajabiで、登録した方へ必要な案内が届く流れを一つ完成させてみてください。

現在、私からActiveCampaignの新規導入はおすすめしていません。機能は豊富でも費用が高く、弊社のメール配信も自作ツールへの移行を予定しています。すでに使っている方は、ActiveCampaignの操作記事まとめを保守や見直しの参考にしてください。
以下はClickFunnelsとの併用をすすめていた当時のスライドです。現在はClickFunnelsからも自作ファネルツールへ移行中なので、この2つを新しく同時契約するおすすめではありません。

既存の連携をやめる場合も、すぐに解約するのではなく、現在どこからメールが送られているかを先に整理しましょう。移行先で次の点を確認してから切り替えます。
- フォーム登録後の案内と、購入後のメールが必要な相手に届くか。
- 旧ツールと移行先から、同じ案内が二重に送られないか。
- 配信停止や購読の状態を引き継ぎ、停止した相手へ誤って再送しないか。
- 途中まで進んでいるステップメールを、どこから続けるか。
海外のオールインワンツールで、講座・ページ・メールをまとめたい方には、今はKajabiを主におすすめしています。必要な機能で一連の案内を組めるなら、契約を増やさず運営できる方が、確認する場所も少なくなります。
当時の解説動画はこちら
2023年の記事で掲載した私の解説動画です。以前の利用経験を見る資料として残しています。動画内のおすすめや機能比較は、今回更新した本文の説明と分けてご覧ください。
Kajabiの導入条件・紹介特典を確認したい方へ
以前このページでは、30日間のお試しや「Kajabiマスタークラス」などの紹介特典を案内していました。導入を検討する方は、以下の記事と、実際の申込画面に表示される試用期間・契約条件を確認してください。過去にお申し込みいただいた方の特典についても、その時の案内と条件をご確認ください。
リンク先には弊社の紹介リンクが含まれます。紹介経由での契約により、弊社が報酬を受け取る場合があります。
必要な連携の操作を確認する
すでに連携している方は、次の記事で当時の設定方法を確認できます。画面が異なる場合は、先ほどの公式資料で現在の設定場所と送信される情報を確認してください。
Kajabiの他の操作は、以下のまとめから探せます。メールだけでなく、講座や購入後の案内まで一続きで考えてみてください。
ツール選びの前に、販売の流れを整理したい方へ
メール配信の目的は、ツールを使いこなすことだけではありません。あなたを知ってくれた方に必要な情報を届け、興味がある商品を選んでいただくことです。
無料電子書籍「ザ・ファネル」では、オンラインで商品を販売するためのセールスファネルの考え方と実践例を紹介しています。どこで知ってもらい、何を伝え、どの商品へ案内するかを整理する際にお役立てください。
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