今回は、Kajabi(カジャビ)初期設定における「Customer Payments」(カスタマーペイメント)の設定方法を解説します。
前回の記事はこちら
- 1 Customer Payments(メンバー用支払いの設定)でできること
- 2 Receipts(レシート)をお客様に送る方法
- 3 Kajabiの領収書送付機能を使う際の注意点
- 4 Stripe決済を使って日本語で領収書を送る方法
- 5 Kajabiで領収書に記載する自社の住所を設定する
- 6 基本的には決済システム側から領収書を送ることを推奨します
- 7 分割払いまたはサブスクリプション払いが失敗した際に視聴権限を即座にオフにする設定
- 8 サブスク課金をお客様が自分で解約できるかどうか?の設定
- 9 Kajabiの無料お試し期間を14日→30日に増やす方法(さらに超豪華特典もプレゼント!)
- 10 解説動画はこちら
- 11 次の記事はこちら
- 12 Kajabiの使い方まとめ記事はこちら
Customer Payments(メンバー用支払いの設定)でできること
「Customer Payments」(メンバーペイメント)とは、お客様の支払いに関する設定項目です。
2つの設定項目があります。
Receipts(レシート)をお客様に送る方法
上から順に、「Receipts」はレシート(領収書)の送信設定です。
こちらはデフォルトでは、「Email receipts for Offer purchases」(メールでレシートを送る)設定において、「Never send receipts」となっていますが、これはレシートを「送らない」設定です。
一番上の「Send for all successful transaction」を選ぶと、全ての決済において領収書を送る設定となります。次の「Send only for initial purchases on recurring transactions」を選ぶと、サブスクリプション(複数回払い)や継続払いの場合に初回購入時だけレシートを送る設定となります。
Kajabiの領収書送付機能を使う際の注意点
領収書を送りたい場合は、「Send for all successful transaction」(全ての決済において領収書を送る)に設定することをお勧めしますが、ここで注意点があります。
レシートのプレビューを見てみると英語表記になっています。
したがって、私のお勧めとしてはKajabiから英語表記のレシートを発行するより、決済システム(Stripe(ストライプ)、Paypal(ペイパル))から発行されるレシートを使う設定がお勧めです。
こちらは内容が日本語表記になっていますから、お客様が余計な混乱をせずに済むのではないかと思われます。その為にもお勧めです。
Stripe決済を使って日本語で領収書を送る方法
Stripe(ストライプ)でのレシート発行設定方法として、「設定」→「メール」→「顧客のメール」の項目にある「成功した支払い」と「返金」のスイッチをオンにしておくと、お客様に、日本語表記されたレシートがメールで届きます。
Kajabiで領収書に記載する自社の住所を設定する
Kajabi(カジャビ)での設定方法に戻ります。
レシートの発行人情報は「Business Address(required)」で設定することができます。
デフォルトとして、「Site Setting」(サイトセッティング)で設定した住所が使われますが、「Edit」(エディット)を押下すれば内容をカスタマイズすることができます。
「Additional item」(アディショナルアイテム)ではお礼のメッセージなどを入力することもできます。
基本的には決済システム側から領収書を送ることを推奨します
繰り返しになりますが、「Email receipts for Offer purchases」(メールでレシートを送る)設定ではデフォルトの「Never send receipts」のままにして、別途決済システムでレシートを発行する設定をすることを推奨いたします。
分割払いまたはサブスクリプション払いが失敗した際に視聴権限を即座にオフにする設定
こちらは後から追加で実装された機能なのですが、分割払いまたは複数回決済が失敗した場合に即座に視聴権限をオフにする、という設定があります。
“Auto-revoke product access after the first failed payment and auto-grant access when payment succeeds. “にチェックを入れると、「決済が失敗したら自動的に商品の視聴権限が消え、もし決済が通ったら自動的に視聴権限も元に戻る」という設定が可能です。
ただ、一定期間内に何度も決済に失敗し続けると、サブスク契約自体が解約されてしまうので、その一定期間の間に有効なカード情報が入力される必要があます。
解約後に有効なカード情報を入力しても、サブスク契約自体が切れていると視聴権限は有効にならないはずですので、再度入会の手続きを行う必要があります。
(分割払いに関しても、そもそもサブスク契約を一定期間で停止することで分割支払いを行なっていますので、決済が失敗した場合はサブスク契約と同じ挙動になるはずです。)
サブスク課金をお客様が自分で解約できるかどうか?の設定
下にある「Subscription Cancellation」(サブスクリプションキャンセレーション)では、お客様に提供しているサブスクリプション(月額定額払い)を停止できる設定項目となります。
デフォルトでは「オン」(お客様が自分で解約できる)になっていますが、これは最近の風潮としてサブスクを解約しようとすると、複雑な手順を踏まないと解約に至らないことが問題になっていますので、その対策であると思われます。
そのサブスクの商品の値段や内容にもよりますが、お客様が自分でサブスクを解約できるようにしておくことで、カスタマーサポートの手間を減らすことができるというメリットもありますので、特に多くのお客様が存在するサブスクリプションの場合は、お客様がご自身で解約できる設定にしておくのが一般的だと思います。
↑一度オンにしてから、オフにすると「本当に大丈夫?」という旨が記載されたポップアップが表示されますので、オフにする(=お客様が自分で解約できなくする)場合は「Turn It Off」をクリックしてください。
そして、お客様ご自身による解約機能をオフにしている場合は、お客様に解約方法を記載したメッセージ文を記載することが可能です。
例えば「解約をご希望の方はこちらのメールアドレス(メールアドレスを記入)まで解約希望の旨をご連絡ください」などの文言を入れてお客様にメッセージする文章を入力しておきます。お客様にご自身で解約を出来なくする場合は、このように解約のための方法を記載してあげると親切ですし、無駄なクレームを減らしやすいです。
各項目の設定をした後は必ず「Save」で設定を保存してください。
ちなみに、お客様がご自身でカード情報を更新したり、解約を行うための方法については以下のブログ記事をご覧ください。
なお、このブログ記事で解説したサブスク解約の方法はあくまで「Stripeによるカード決済でお支払いいただいた場合」のみ有効です。もしPayPalでサブスクリプション商品を販売した場合、こちらの設定に関係なくお客様はご自身のPayPalアカウントにログインして、ご自身で定期契約の解約が可能ですのでご注ください。
以上、今回は、Kajabi(カジャビ)初期設定における「Customer Payments」(メンバーペイメント)の設定方法を解説しました。
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