ChatGPTの画像生成AI完全ガイド|無料枠・使い方・日本語文字まで

ChatGPTの画像生成AI完全ガイド|無料枠・使い方・日本語文字まで

もしあなたが「ChatGPTで画像が作れるらしいけれど、無料でどこまでできるの?」「日本語の文字はちゃんと入るの?」と気になっているなら、この記事がその疑問に答えます。2024年からChatGPTの画像生成を追いかけてきた私が、無料枠と有料プランの違い、基本の使い方、そして日本語入りのサムネイル画像を実際に作った結果まで、いつの時点の話なのかを明らかにしながらお伝えします。

目次

ChatGPTの画像生成は、2年前とは別物になりました

こんにちは、ヒルトルです。

この記事を最初に書いたのは2024年11月でした。当時のChatGPTの画像生成は「DALL-E 3(ダリ・スリー)」というモデルが担当していて、私は「無料プランでも1日数回程度は使える」「イラストやアート風の画像なら十分だけれど、写実的な画像は専門の画像生成AIに一歩譲る」とお伝えしていました。画面の左メニューに「DALL-E」という専用機能があり、浮世絵風やミニマリストといったスタイルのテンプレートから選べたのを覚えている方もいるかもしれません。

ところが、あれから2年足らずの間に、ChatGPTの画像生成は中身がすっかり入れ替わりました。

  • 2025年3月:GPT-4oが画像生成を直接担当するようになり(gpt-image-1)、DALL-E 3からの置き換えが始まる
  • 2025年12月:ChatGPT Images 1.5。生成が速くなり、文字の描画と編集の精度が向上
  • 2026年4月21日:ChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)。考えてから描く「Images with thinking」が有料プラン向けに登場
  • 2026年5月12日:DALL-E 2/DALL-E 3のAPI提供が終了
  • 2026年8月30日:ChatGPT内の公式「DALL-E GPT」が廃止され、画像生成は「ChatGPT Images」に一本化
  • 2026年9月8日:ChatGPT Images 2.5。無料プランを含む全プランで現行の標準に

つまり、2024年にこの記事で紹介した「左メニューのDALL-Eを開いてテンプレートを選ぶ」という使い方は、もう存在しません。

そこでこの記事では、2026年9月時点の情報に更新したうえで、私の体験談には「いつの、どのモデルの話か」を必ず添えてお伝えします。以前に一度試して「日本語の文字が変だった」と諦めた方にこそ、今の姿を知っていただければ嬉しいです。

なぜ「画像を1枚作る」だけで時間とお金が消えていくのか

「文章は書き終わった。でも、サムネイル画像がまだ……」と固まってしまった経験はありませんか?

ブログ、YouTube、SNS、メルマガ。オンラインで自分の商品や知識を広めようとすると、画像が必要になる場面は毎日のようにやってきます。そして、この「画像を用意する」作業が、一人で仕事を回している人にとっては想像以上に重いのです。

私自身、選択肢を一通り試してきました。まずデザインソフトを自分で覚える道。2025年2月の記事に書きましたが、私も最初はそう考えて画像編集ツールの使い方を必死に勉強したものの、基本操作を覚えるだけで数週間、1枚作るのに30分から1時間かかり、本業の合間に磨き続けるのは現実的ではありませんでした。

次に、プロのデザイナーに外注する道。2026年4月の記事でお話ししたとおり、以前の私はブログのサムネイル1枚をデザイナーに依頼していて、料金は1枚あたり3,000円から5,000円、納期は早くても2〜3日でした。「ちょっと文字を変えたい」と思っても、修正にまた時間がかかります。月10記事なら、それだけで毎月3万円から5万円です。

そしてストック写真を買う道。AdobeStockのような素材サイトに、私は月額6,000円から1万円ほど払っていた時期がありました(2025年2月時点の話です)。写真は手に入りますが、「自分の商品名を入れたバナー」は作れません。

「だからこそAIに任せたい」と考えるのは自然な流れです。ただ、ここにも壁がありました。2024年から2025年前半までの画像生成AIは、日本語の文字を入れた瞬間にクオリティが急落するという弱点を抱えていたのです。私も2025年に登場したChatGPT Images 1.0(gpt-image-1)で作ったバナーを、Canvaに持ち込んで文字だけ自分で打ち直す、というひと手間を何度も繰り返していました。これでは結局、デザインソフトを覚える手間とあまり変わりません。

この「日本語の文字」という最後の壁がどう変わったのか。それが、この記事の中心になる話です。

ChatGPTの画像生成でできること(2026年9月時点)

まず、今のChatGPTで画像を作るときに知っておきたい全体像を整理しておきます。基本は「チャットに日本語で頼むだけ」で、これは2024年から変わっていない一番の強みです。

現行モデルは「ChatGPT Images 2.5」

2026年9月8日から、ChatGPTの画像生成の標準は「ChatGPT Images 2.5」になりました。無料プランを含むすべてのプランと、ChatGPT Work、Codexで使えます。その直前の2026年4月から9月まで標準だったのが「ChatGPT Images 2.0」で、開発者向けの名前は「gpt-image-2」です。この記事の後半でお見せする私のサムネイル作成の体験は、このImages 2.0で試したものです。

Images 2.5について、OpenAIの公式発表を見る限りでは、次のような変更が挙げられています。私はまだ2.5を自分の仕事で試していないので、ここでは公式の説明の紹介にとどめます。

  • Images 2.0と比べて、生成の待ち時間を最大50%短縮
  • 参照写真の人物をより忠実に再現。指定した箇所だけを精密に編集でき、何度も編集を重ねても一貫性が保たれる
  • 新機能として、ChatGPT上で手描きしたスケッチから画像を作る「Sketch」、ポスターやチラシなどの「テンプレート」、画像に直接コメントを書き込んで修正を指示する機能、プロンプトの共有
  • 既存の画像生成の利用上限は変更なし(リリースノートの記載)

ちなみに、2024年の記事で紹介した「テンプレートから選ぶ」使い方は、DALL-E GPTの廃止でいったん消えましたが、公式の説明を見る限り、Images 2.5の「テンプレート」機能として形を変えて戻ってきたようです。

「すぐ描く」モードと「考えてから描く」モード

ChatGPTには、モデル選択に「Instant(すぐ答える)」と「Thinking(考えてから答える)」があります。画像生成もこれに連動していて、Thinking/Proモデルを選んだときの画像生成は「Images with thinking」と呼ばれます。文字どおり、AIが構図や文字の配置を一度考えてから描く仕組みです。

ここで大事なのが、無料プランではInstantモードの画像生成しか使えないという点です。OpenAIのヘルプでは、Images with thinkingはPlus・Pro・Businessで提供と書かれているので、「Plus以上で使える」と覚えておいてください。この違いが仕上がりにどう効くのかは、後ほど私の体験でお話しします。

作った後の編集機能

2024年11月の記事で、私は「Photoshopのように画像の一部を選択して直せる編集機能が追加された」と紹介しました。この考え方は2026年9月時点のChatGPT Imagesにも引き継がれていて、OpenAIのヘルプで確認できる範囲では、次の操作ができます。

  • 選択ツール:直したい部分を画像上で指定し、チャットで「ここを消して」「ここに文字を足して」と指示する
  • アスペクト比ピッカー:16:9や1:1など、縦横の比率を選ぶ
  • 透過背景:背景を透明にした画像を作る
  • Imagesライブラリ:生成した画像は自動で「Images」に保存され、あとから見返せる

2024年当時に私が書いた「シンプルな画像ほど編集がしやすく、結果も自然になる」という感覚は、DALL-E 3で試したときのものです。現行モデルでの部分修正については、この後の2026年4月の体験で触れます。

私が実際に作ってみた結果(2025年3月と2026年4月)

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。私が自分の仕事の画像を実際に作ってみて何が起きたのかを、2つの時点に分けてお話しします。

2025年3月:GPT-4oで「日本語の文字」が入るようになった

正直に言うと、DALL-E時代の私は、画像生成を面白がって使ってはみたものの「仕事で使うのはまだ難しいかな」と感じて、あまり使わなくなっていました。いかにも「AIが作りました」という画像になりがちで、日本語の文字をお願いすると不思議な記号や読めない言葉になってしまったからです。

それが2025年3月、GPT-4oが画像生成を直接担当するようになって変わりました。私の電子書籍「最新AIツール大全」のような、少し長めの日本語タイトルもかなりそれらしく表示してくれるようになり、これには本当に驚きました。手元の商品画像をアップロードして「これと似た雰囲気で新しいバージョンを」「タイトル文字だけ差し替えて」とお願いすると、雰囲気を読み取ったバリエーションを作ってくれたのも便利でした。

ただ、当時はまだ「惜しい」の連続でもありました。長めのブログタイトルを入れると文字が左に寄って見切れる。「モデル」が「モテる」になるといった誤字が混じる。本の表紙を作らせたら背表紙の著者名のスペルが間違っている。私の顔写真を使ったYouTubeサムネイルは、なんだか別人になってしまう。そして、場合によっては1枚できるまで1分以上待つこともありました。「アイデア出しやラフ案には使えるけれど、サムネイルを完全にAI任せにするのはまだ難しい」というのが、2025年3月時点の私の結論です。

2026年4月:Images 2.0で「日本語入りサムネイル」が実用になった

2026年4月にChatGPT Images 2.0(gpt-image-2)が発表され、私は発表の翌日からすぐに使い始めました。GoogleのNano Banana Proと同じプロンプトで何枚も比較してみたのですが、そのときの率直な感想は「これは下手するとNano Banana Proよりも優秀かもしれない」というものでした(2026年4月時点)。

2025年3月に「惜しい」と感じていた3つの点が、そのまま解消されていたからです。

  • 日本語の漢字が自然に描ける:フォントの拙さや文字間隔の不自然さがなくなり、「超えた」という単語を頼んでもいないのに強調してデザインしてくれた
  • 企業ロゴを文脈から自動で入れてくれる:「ClaudeとAmazonが大型契約」というニュースのバナーで、何も言わなくても両社のロゴを正確に配置し、ニュースの雰囲気に合わせてフォントや背景の色合いまで変えてきた。これには本当に驚きました
  • 自分の顔写真が別人にならない:アップロードした顔写真をほぼそのまま切り抜いて配置してくれたので、自分の顔をブランドにしている発信者にとってはありがたい変化でした

もう1つ、覚えておいてほしい発見がありました。私は普段Autoモードで使っていたのですが、試しに「Instant」を選んで生成すると、文字の配置が重なったり、人物の足の向きと上半身の向きが矛盾したりと、細かいクオリティの低下が見られました。「Thinking」に切り替えると、こうした矛盾はきれいに解消されます。先ほど「無料プランではInstantのみ」とお伝えしたのは、この違いがあるからです。

この時点で、私はブログやYouTubeのサムネイル画像、メルマガのヘッダー画像を、ChatGPTで作るようになっていました(2026年4月時点)。デザイナーに頼んでいた数千円の仕事が、短いプロンプト1行で数十秒で終わる。比較画像を並べた詳しい検証は、下記の記事にまとめています。

なお、2026年9月に登場したImages 2.5で人物の再現性や部分編集がどこまで変わったのかについては、改めて検証した結果を別の記事でお伝えする予定です。

今日から使うための5つの手順

「体験談はわかった。で、実際にどう使えばいいの?」というあなたのために、私が2026年4月時点で普段やっていた流れを、現行の機能に合わせて手順にしました。

手順1:ChatGPTにログインする(無料プランでも可)

まずはChatGPTにログインします。無料プランでも画像生成は可能なので、「とりあえず試してみる」目的なら課金は不要です。ただし先ほどのとおり、無料プランで使えるのはInstantモードだけです。仕上がりにこだわりたくなったら、そのときにプランを考えれば十分です。

手順2:短い日本語のプロンプトで頼む

ここが意外な落とし穴なのですが、プロンプト(AIへの指示文)を長く書きすぎると、かえって思った通りに作ってくれないことがあります。私が2026年4月に使っていたプロンプトは、このくらいシンプルです。

以下のテキストでサムネイル画像を作成して 16:9で「(ここにテキストを入れる)」

たったこれだけです。色やフォント、雰囲気を指定しなくても、テキストの内容からChatGPT側で判断してくれます。2024年の記事では「落ち着いた色調で、デスクで作業する20代後半の日本人女性のイラスト」のように細かく書く例を紹介しましたが、こうした指定は「まず短く投げて、足りなければ追加する」順番で十分です。フォント名を直接指定するのは難しいので、「ポップな雰囲気で」「シリアスなビジネス系で」と雰囲気を伝えると、それに合ったフォントを選んでくれます。

手順3:縦横比を必ず伝える

ブログやYouTubeのサムネイルは16:9が基本です。何も言わないと少しずれた比率で出てくることがあるので、「16:9で」と一言添えるか、アスペクト比ピッカーで選んでおきましょう。用途ごとの目安は2024年から変わりません。

  • ブログのヘッダー・YouTubeサムネイル:16:9
  • SNSのプロフィールや正方形の投稿:1:1
  • Pinterest向けの縦長画像:2:3

手順4:気になる箇所は部分修正を頼む

一度で完璧を求めず、段階的に直していく。これは2024年の記事から一貫してお伝えしているコツです。「ロゴをもう少し大きく」「この文字の綴りが違う」といった修正は、選択ツールで場所を指定するか、チャットで対話形式にお願いできます。昔は1か所直すと別の場所がおかしくなる現象がよくありましたが、2026年4月時点のモデルではこの問題もかなり改善されていました。

手順5:文字は自分の目で確認してから使う

最後に、これだけは省かないでください。ChatGPTが作った画像をそのまま使う前に、特に文字の部分は必ず自分の目で確認する。2025年3月に「モデル」が「モテる」になっていた経験からの教訓です。2026年4月のImages 2.0では文字の精度は大きく上がっていましたが、「AIが作ったから大丈夫」という油断は、今でも持たないほうが安全です。

無料プランと有料プランで何が違うのか(2026年9月時点)

「結局、無料で何枚作れるの?」というのが、一番気になるところだと思います。ここは正直に、わかっていることとわかっていないことを分けてお伝えします。

まず大前提として、OpenAIは無料プランで生成できる枚数を公表していません。公式の料金ページにあるのは「画像生成の回数に上限あり、速度も制限あり」という表記だけで、ヘルプにも「画像生成は別枠の利用上限があり、上限に達すると通知が出る」とだけ書かれています。2026年8月から無料プランのテキストチャットは回数無制限になりましたが、画像生成はその対象外です。

2026年4月の記事では、私が調べた範囲で「無料プランは3時間あたり3〜10枚」とお伝えしました。ただ、これは公式の数字ではなく、その後の各種の報告を見ても「1日あたり2〜3枚」など幅があります。2026年9月時点では、「無料なら1日数枚程度が目安。時期や混雑で変わる」くらいに考えておくのが安全です。また、短時間に連続で生成しようとすると「制限に達しました」と出ることがあるので、10分で5枚連続のような使い方は避けて、少し間を空けるのがコツです。

プランごとの違いを、画像生成に関わる部分だけ抜き出すとこうなります(料金は2026年9月時点の日本円表記です)。

  • Free(0円):画像生成は回数・速度に上限あり(枚数は非公表)。Instantモードのみ。日本では2026年6月22日から広告が表示される
  • Go(月1,400円):公式の表記は「より多くの画像生成」。枚数は非公表。広告表示あり
  • Plus(月3,000円):「Images with thinking」が使える最安のプラン。広告なし。枚数上限はあるが非公表
  • Pro(月16,800円から):公式の表記は「高速かつ無制限の画像作成」(不正利用防止の安全対策は適用)

ここで1つ訂正があります。2024年11月の記事で私は「有料プランなら制限なく画像生成が可能」と書きましたが、2026年9月時点では、Plusにも枚数の上限があります(公式には数字が出ていません)。「無制限」と言えるのはProプランだけです。

では、どのプランを選べばいいのか。2026年4月の記事で私は「仕事でサムネイル画像を毎日のように作るなら、Plusプランがコスパの分岐点です。無料で試して、回数制限を感じ始めたらPlusに上げる、という流れが現実的だと思います」と書きました。2026年9月時点でも、プランの並びと画像生成の扱いは大きく変わっていないので、この考え方はそのまま使えます。

なお、画像生成以外も含めたChatGPTの各プランの違い(使えるモデル、ファイルアップロード、Workの利用枠など)は、下記の記事に分けてまとめています。

使う前に知っておきたい注意点

便利なツールほど、使う前に知っておくべきことがあります。私がつまずいた点と、規約の面で押さえておきたい点をまとめます。

「〇〇風」と著名人の画像には注意する

2025年3月の記事で、私は自分の写真を「日本のアニメ風にして」と頼んで遊んでみました。SNSでも有名作品の画風に寄せた画像が流行っていましたが、AIはネット上の大量の画像を学習しているため、「〇〇風」と頼めば有名なアニメや映画に似た画像を作れてしまいます。それをビジネスで使ってしまうと、権利を持つ会社から著作権侵害だと指摘される可能性はゼロではありません。2024年の記事から変わらず、著名人の画像生成や「〇〇風」の指示は、仕事で使う画像では避けたほうが安全です。

商用利用そのものは可能。ただし3つの条件がある

ChatGPTで生成した画像は、OpenAIの利用規約上、個人・商用を問わず利用できるとされています(最新の規約は必ずOpenAI公式サイトでご確認ください)。私自身、2026年4月時点でブログやYouTubeのサムネイル、メルマガのヘッダー画像に使っていました。ただし、2026年4月の記事でも書いた3つの注意点があります。

  • AIが作ったコンテンツを人が作ったかのように見せかけることは、OpenAIのポリシーで禁止されている。記事の片隅にでも「AI生成」とわかるようにしておくのが安全
  • 実在する企業のロゴ・商標・キャラクターが画像に含まれる場合は、商標権や著作権の侵害リスクが別途ある。第三者の権利については利用者が責任を負う
  • AI生成画像そのものには著作権保護がほぼ付かない。「自分の画像を勝手に使われたら困る」というレベルで守りたいなら、人間による相当な編集が必要

普段使いのブログサムネイルであれば過度に心配する必要はありませんが、商品パッケージ・有料広告・販売目的のグッズに使う場合は、必要に応じて専門家に相談するのが安心です。

急いでいてもInstantに切り替えない

急いでいるときほどInstantを選びたくなりますが、2026年4月の私の経験では、画像生成ではThinkingモードを意識的に使ったほうが、後で修正の手間が少なくて済みました。

無料枠は「変わるもの」だと思っておく

2024年11月に「1日数回」、2026年4月に「3時間あたり3〜10枚」と、私がその時々に書いてきた数字自体が、無料枠が動き続けていることの証拠です。公式が枚数を公表していない以上、「今日は何枚作れるか」は使ってみないとわかりません。上限に達すると通知が出るので、そこで止めて翌日にまわす、くらいの付き合い方が無理のないところです。

GoogleのNano Bananaとどう使い分けるか

ChatGPTの画像生成を語るとき、避けて通れない比較相手がGoogleの「Nano Banana」シリーズです。私の体験を時系列で並べてみます。

2025年8月に初代のNano Bananaで自分の写真を合成してみたときは、「元の写真の人物やモノはそのままで、背景だけを自然に差し替えられる」点で、当時のChatGPT(写真をアップすると別人になりがちでした)より明らかに得意でした。一方で当時のNano Bananaは日本語の文字入れが苦手で、「アメリカ旅行VLOG」と頼むとおかしな日本語になっていたので、文字はCanvaで入れる、という使い分けをお勧めしていました。

それが2026年4月、ChatGPT Images 2.0とNano Banana Proを同じプロンプトで比べた時点では、日本語の文字とロゴの正確さでChatGPT側に分がある、というのが私の率直な感想でした。当時の私の使い分けは、「凝った文脈を察してほしいバナー」「自分の顔写真を使うサムネイル」はChatGPT、Google AI Proに課金している場合やGoogle AI Studioから直接使いたい場合はNano Banana Pro、というものです。

2026年9月時点のGoogle側の現行モデルは、Geminiアプリの標準である「Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)」と、最上位の「Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)」です。Nano Banana 2は無料プランでも使えますが、Nano Banana ProはGoogle AI Plus以上の有料プラン向けです。ただ、私はまだChatGPT Images 2.5とNano Banana 2を並べて比べていないので、今どちらが上かは断言できません。両方とも無料で1枚ずつ試してみて、自分の用途に合うほうを選ぶのが、いちばん確実な方法です。

よくある質問

最後に、ChatGPTの画像生成について、この記事を読んだあとに残りやすい疑問を3つにしぼって整理しておきます。

DALL-Eはもう使えないのですか?

使えません。ChatGPT内の公式「DALL-E GPT」は2026年8月30日に廃止され、DALL-E 2/3のAPIも2026年5月12日に終了しました。OpenAIのヘルプでも「DALL-Eで画像生成できますか?」という問いに「いいえ、ChatGPT Imagesをお使いください」と答えています。ただし、画像生成の機能自体がなくなったわけではなく、通常のチャットで「〜の画像を作って」と頼めば、そのままChatGPT Imagesが描いてくれます。

作った画像はどこに保存されますか?

2026年9月時点では、生成した画像はChatGPTの「Images」というライブラリに自動で保存されるので、チャットをさかのぼって探す必要はありません。もちろん、ダウンロードして自分のパソコンに保存しておくこともできます。

開発者向けのAPIで使う場合の料金は?

APIでは「gpt-image-2」と、2026年9月8日に追加された「gpt-image-2.5」(標準のFlareと、生成時間を長く取って編集精度を高めたSunburst)が使えます。料金はトークンごとの従量課金で、2026年9月時点では画像出力が100万トークンあたり30ドル(Images 2.5でも値上げなし)です。1枚あたりの金額は画像のサイズと品質設定で変わるので、自動化に組み込みたい方はOpenAIの料金ページで計算してみてください。APIには無料枠がない点も覚えておいてください。

まとめ:まずは無料で、短いプロンプトを1行投げてみる

長くなりましたので、要点だけ振り返らせてください。

  • ChatGPTの画像生成は、DALL-E 3の時代は終わり、2026年9月時点の現行は「ChatGPT Images 2.5」。無料プランでも使えるが、Instantモードのみで枚数の上限がある(目安は1日数枚程度で、時期により変わる)
  • 2025年3月のGPT-4oで日本語の文字が入るようになり、2026年4月のImages 2.0で「日本語入りのサムネイルを自分で作る」ことが私の仕事で実用になった。Thinkingモード(Plus以上)を使うと仕上がりが安定する
  • 使い方は「短い日本語プロンプト+縦横比の指定+部分修正+文字の目視確認」。著作権・商標と、AI生成であることの明示には気をつける

2024年11月に私がこの記事で「イラストなら十分だけれど、写実的な画像はまだ苦手」と書いたときには、2年もしないうちに自分のサムネイル画像をChatGPTで作るようになる(2026年4月時点)とは思っていませんでした。AIの進化は、私たちが「まだ無理だろう」と思っている間にも進みます。

だからこそ、難しく考える必要はありません。「青い空と白い雲の画像を作って」でも、「以下のテキストでサムネイル画像を作成して 16:9で」でも構いません。まずは無料のChatGPTアカウントで、短いプロンプトを1行投げてみてください。実際に触ってみることでしか、あなたのビジネスのどの場面で使えるかは見えてきません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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