【KJ解説その64】Kajabi とDeadlinefunnel を連携する理由

【KJ解説その64】Kajabi とDeadlinefunnel を連携する理由

Kajabiと自動締切ソフトウェアであるデッドラインファネル(Deadlinefunnel)を連携するメリットについて解説していきます。

先に答えをお伝えすると、KajabiとDeadline Funnel(デッドラインファネル)を組み合わせるいちばんの理由は、メールアドレスを登録した人ごとに、「登録から7日間」のような一人ずつの締切を自動でつけられることです(エバーグリーン=いつ登録しても同じ流れでご案内する仕組み)。Kajabiにも、オファーの期限や人数の上限、Eventのカウントダウンなど、締切をつくる機能があります。それで足りるなら、Deadline Funnelは要りません。(Deadline Funnelは、この連載では「Deadlinefunnel」とつなげて書いてきました。どちらも同じツールです。)

【2026年9月の更新・訂正】2023年6月に公開したこの記事を、2026年9月に、KajabiとDeadline Funnelの公式ヘルプと料金ページに合わせて見直しました。「直接つなぐ方法が無いので、Zapierが必要」という説明は、今の公式ヘルプと違うため訂正し、Zapierを使わずにつなぐ方法を足しました。料金は今の4つのプランの表を足し、当時のお勧めは当時の話として書き直して、締切を本物にするための注意を加えました。Kajabiの画面は当時のもので、今の名前を注記しています。

弊社では現在、Deadline Funnelは使っていません(締切つきの販売の仕組みは、自社で開発しているツール「ファネリオ」に移しました)。Zapierも今は使っておらず、ソフトウェア同士をつなぐ自動化は、AIを使って必要なプログラムを自分たちで開発しています。この記事は、Deadline FunnelやZapierを使っている方のための操作の解説として残しています。

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

前回の記事はこちら

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)とは

今回はKajabi(カジャビ)とDeadlinefunnel(デッドラインファネル)を組み合わせるメリットを解説します。

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)とは、自動締切ツールでKajabiとは別ソフトになります。

当時のDeadline FunnelのMy Campaigns(キャンペーンの一覧)の画面

したがって別途費用が掛かります。なので、Kajabiでもできる締め切り機能をまずは理解した上で、そのメリットを見て、本当に別ツールのDeadlinefunnelが必要かどうかを見極めて頂きたいと思います。

Kajabiでできる期間限定のイベント設定機能

まずはKajabi内で「Offer」による期間限定のイベント設定を行えることをお伝えします。

「Sales]にある「Offer」にある該当商品をクリックします。

詳細画面を開き「Pricing」を押下して「Limit Offer」の項目がそちらにあたります。

当時のKajabiのオファーの編集画面。左のメニューのSales→Offersと、Pricingのタブを赤枠で示している
当時のKajabiのLimit Offerの設定。Quantity limit(人数の上限)と、上限に達したときに表示するページと文章

※ 上の2枚は2023年当時のKajabiの画面です。2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプでも、「Sales」でオファーを開き、「Pricing」のタブで、期限(「Limit Offer」の「Time limit」)と人数の上限(「Offer Availability」の欄)を設定できます。両方を使うと、先に来たほうで締め切られます。締め切ったあとは、Kajabiが用意したページか、自分で作ったランディングページへ移ります。

ここでは定員数やタイムリミットによって、特定の条件を満たせばイベントを締め切る設定が行えます。

他のページも同様に設定できる

他のページも同様で、「Marketing」にある「Events」を使い、期間を限定したイベントを作成すれば締め切りを設定することもでき、WEBサイトの中でカウントダウンタイマーを表示させて期限が来ればページを閉じることができます。

当時のKajabiのMarketing→Eventsの画面。Eventの日時とEvent Actionsを赤枠で示している

※ 上の画面は2023年当時のものです。2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプでも、「Marketing」→「Events」でEventを作り、ページのCountdown(カウントダウン)のブロックでそのEventを選びます。時間が来たら、別のページへ移したり、そのセクションを隠したりできます。Eventは、決めた日時(くり返しの日程も作れます)をもとにした締切です。

「Landing」ページや「Pipelines」ページなども設定可能

自動ではありませんが、同じく「Website」にある「Pages」で「Landing」ページもしくは「Funnels」ページなども設定可能です。(※Kajabiでは以前、ファネルは「Pipeline(パイプライン)」と呼ばれていたので、上記の動画、下記画像での「パイプライン=ファネル」とご理解ください。)

「Edit Details」から「General」にある「Draft」にチェックを入れて「Save」すれば手動でページを閉じることも可能です。

当時のKajabiのWebsite→Pagesの画面。LandingとPipelinesのタブと、ページのメニューのEdit detailsを赤枠で示している
当時のKajabiのランディングページの詳細画面。Page visibilityのDraft(下書き)を赤枠で示している

※ 上の2枚は2023年当時の画面です。2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプでは、「Website」→「Landing Pages」で、ページの「…」から「Edit Details」を開き、「Page visibility」で「Draft」を選んで保存します(ページ名の右の表示から切り替えることもできます)。下書きにしたページを開くと、サイトの404ページ(ページが見つからないときに出るページ)が表示されます。

このように、Deadlinefunnelを介さずとも手動でページを閉じたり自動で締め切りを行うことができるので、そちらで事足りるのであればDeadlinefunnelを使う必要はありません。

ツールDeadlinefunnelの簡単な解説

ここからはDeadlinefunnelの簡単な解説をさせて頂きます。

まずは料金プランです。

記事を書いた2023年当時は、プランが3つで、年間一括払いの場合、安いプランでは月39$で締め切りを3つまで作ることができました。

真ん中のプランでは月79$、最上位では月159$で、いずれも締め切りは無制限に作ることができました。

2023年当時のDeadline Funnelの料金ページ(年払い)。Start 月39ドル・Create 月79ドル・Scale 月159ドルの3つのプラン

※ 上の画面は2023年当時の料金ページです。今のプランと料金は、下の表をご覧ください。

2026年9月時点では、プランはStart・Create・Accelerate・Scaleの4つです。数え方は、キャンペーン(締切)の数と、1か月に締切が始まった人の数(リード)です。

プラン月払い年払い※リード/月
Start49ドル39ドル1,000
Create99ドル79ドル10,000
Accelerate149ドル119ドル20,000
Scale199ドル159ドル50,000
※年払いは、1年分をまとめて払ったときの1か月あたりの額。キャンペーン数は、Startだけ3つまでで、ほかは無制限。2026年9月26日に公式の料金ページで確認。金額は米ドル

プランの違いや選び方は、「自動締切ツールDeadlinefunnelとは?機能と料金プラン」でくわしく解説しています。

当時は、年間払いの方がお得なのでこちらをお勧めしていました。今も、年払いのほうが1か月あたりは安くなりますが、1年分を先に払う形です。無料のお試しや返金の条件は、上の記事でまとめています。

Deadlinefunnelの特徴として、登録した人(タイミング)によって締め切り(通称 エバーグリーンタイマー)を設定することができます。

Deadlinefunnel最大のメリットとは

記事を書いた2023年当時、KajabiやClickFunnelsなどの主要なツールでは、そのようなエバーグリーン(登録した人ごとの締切)に対応しているものは少ない、と私は見ていました。例えば年間を通して締め切りを使いたい場合、申し込んだタイミングによって違う締め切りを用意して、誰がいつ登録しても同じ間隔で同じ条件でご案内する仕組みを構築したい場合は、Deadlinefunnelが有効な手段となり、いちばんのメリットになります。

2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプでも、ページのカウントダウンはEvent(決めた日時)をもとにする仕組みで、登録した人ごとに締切の日時を変える機能の説明は見当たりませんでした。

この仕組みは、「エバーグリーンローンチ」と呼ばれています。当時は、興味がある方にDeadlinefunnelをお勧めしていました。

ただし、エバーグリーンの締切は本物でなければなりません。締切を過ぎても同じ価格・特典で買える状態は、景品表示法(実際より得に見せる広告などを取りしまる法律)の「有利誤認表示」にあたるおそれがあります。締切のあとは本当に条件を終える、同じ条件で売り直すなら最初から「締切」「今だけ」と書かない、といった注意と設定は、「Deadlinefunnel でエバーグリーンキャンペーンを設定する方法」の「締切を本物にするための注意」でまとめています。ここでの説明は一般的なもので、法律の相談に代わるものではありません。

連携する際の注意点

記事を書いた2023年当時は、「KajabiとDeadlinefunnelを直接連携させる方法が無いので、「Zapier」(ザッピアー)という連携ツールを使う必要があります」とお伝えしていました。これは今は正しくありません。

2026年9月時点のDeadline Funnelの公式ヘルプ「How to Integrate Deadline Funnel with Kajabi」では、Zapierを使わずに、Kajabiの設定だけでつなぐ方法が3つ案内されています。どれも、Deadline Funnelのキャンペーンの「Emails」タブにある受け取り用の宛先(公式ヘルプでは「webhook」と呼んでいます)を、Kajabiが送る通知メールの宛先の欄に入れる方法です。

  • フォームに登録したとき:フォームの「Send a notification to your team」の欄に入れます。Kajabiのすべてのプランで使えると案内されています
  • タグが付いたとき:「Marketing」→「Automations」で、「Tag is added」→「Send an email」→「To my team」の宛先に入れます。Kajabiの公式ヘルプ(Automations overview)では、「Marketing」タブでオートメーションを作れるのはGrowthプランとProプランです
  • 商品を買ったとき:オファーの「Get notified when a purchase has been made」の欄に入れます

一方、Zapierを使ってつなぐ方法は、KajabiのWebhook(ある出来事が起きたときに、別のサービスへ自動で知らせる機能)を使うため、2026年9月時点ではKajabiのGrowthプランとProプランだけで使えます(Kajabiの公式ヘルプ「Use Zapier with Kajabi」)。Zapierを使わない方法なら、Zapierの設定や料金もいりません。くわしい手順は「KajabiとDeadline Funnelの連携方法|Zapierを使う手順と注意点」の「プランの条件と、Zapierを使わずにつなぐ方法」の章で解説しています。

ここから下は、当時のZapierを使う方法の説明です。

当時のZapierのZap(自動化の設定)の一覧画面

「Zapier」はアプリ同士を連携させることができるツールで、Deadlinefunnel同様料金プランが用意されています。

当時のZapierの料金ページ。Free・Starter・Professional・Team・Companyのプランが並んでいる

なかには無料プランもあり、その場合は月100回までアプリ同士での情報の受け渡しができます(2026年9月時点のZapierの公式ヘルプでも、無料プランは月100タスクまで、きっかけ1つと作業1つの2ステップのZapまでです。ただし上のとおり、KajabiとZapierをつなぐには、KajabiのGrowthプランかProプランが必要です)。

当時のZapierの料金ページ。Freeプランの「100 tasks /mo」を赤枠で示している

※ 上の2枚は当時の料金ページです。今のZapierのプランと料金は、Zapierの公式の料金ページでご確認ください。

情報の受け渡しとは

情報の受け渡しとは、例えばKajabiのオプトインページでメールアドレスを登録して頂いたあと、その登録情報をZapierを通して連携しているアプリ(Deadlinefunnel等)に受け渡されます。

そうすると情報の受け渡しがカウントされ、無料プランであれば100件まで行うことができます。

したがって、100回情報の受け渡しがあればその後の自動締め切り機能は発動しません。当時は、最初は無料プランから始めて、必要に応じてアップグレードを行うことをお勧めしていました。今は、Zapierを使わずに直接つなげば、Zapierの回数の上限や料金を気にせずに済みます。

連携すれば締切のご案内を自動にできる

Deadlinefunnelと同様にZapierも有料プランであればそれなりのコストは発生しますが、一度連携させて設定をしてしまえば、「エバーグリーンローンチ」によって、登録した方ごとに同じご案内と締切を自動で届けられるので、手動で都度設定を行うよりも手間とミスを減らせる、と当時の私は考えていました。ただし、ほうっておいてよいわけではなく、メールの内容や価格、リンクは定期的な見直しが必要です。

締め切りを守ることによって顧客との信頼関係も出来る、と私は考えています。当時は、年中自動的に商品をご案内したい場合に、Deadlinefunnel とZapierによる連携をお勧めしていました(今は、上のとおりZapierを使わずにつなげます)。

この連載の続きでは、DeadlinefunnelのトラッキングコードをKajabiに貼る方法(その65)、Deadlinefunnel側のキャンペーンの設定(その66)、KajabiとDeadline Funnelのつなぎ方(その67。Zapierを使わない方法と、Zapierを使う手順)、Kajabiのタグをきっかけに締切を始める方法(その68)を解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。

以上、Kajabi(カジャビ)とDeadlinefunnel(デッドラインファネル)を組み合わせるメリットについて解説しました。

この記事の仕様・料金・画面の名前は、2026年9月26日に、Kajabiの公式ヘルプ(Add an expiration date to an Offer、Set an Offer quantity limit、Events overview、Create an Event、Add a countdown block to a page、Publish and draft a page、Use Zapier with Kajabi、Automations overview)、Deadline Funnelの公式の料金ページと公式ヘルプ(How to Integrate Deadline Funnel with Kajabi)、Zapierの公式ヘルプ(What’s included in Zapier’s Free plan?)で確認したものです。法律の説明は、2026年9月24〜25日に、e-Gov法令検索と消費者庁の資料で確認した内容にもとづきます。画面や条件はたびたび変わりますので、実際の画面と公式の案内を見比べながら進めてください。

この記事の解説動画はこちら

※ 動画は2023年2月に公開したもので、当時の説明(KajabiとDeadline FunnelをつなぐにはZapierが必要、当時の料金)のままです。今のつなぎ方と料金は、この記事の本文の説明を優先してください。

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