中国製チャットボットAI「DeepSeek」を実際に使ってみた結果

中国製チャットボットAI「DeepSeek」を実際に使ってみた結果

追記(2026年9月):この記事で試した「DeepSeek V3」は、2024年12月に公開されたモデルです。その後のDeepSeekはV3.1 → V3.2 → V4 → V4.1と世代を重ねていて、2026年9月時点でアプリとウェブ版に入っているのは「V4 Pro」です。開発者向けのAPIで選べるのも「deepseek-flash」と「deepseek-v4-pro」の2つだけになりました。以下の体験談と画面写真は、すべて2025年1月にV3を触ったときのものとしてお読みください。

いっぽうで、この記事の骨組みにあたる部分は今も生きています。個人で使うぶんには今も無料で、iPhoneアプリにもアプリ内課金はひとつもありません(お金がかかるのは、開発者がプログラムから使うAPIだけです)。「DeepThink」と「Search(ウェブ検索)」のボタンも、公式サイトのトップに今も並んでいます。当時は画面の言語が英語と中国語しかありませんでしたが、スマホアプリは日本語表示に対応しました。なお私は現行のV4 Proを試していないので、以下に今の使い心地についての評価を書き足すことはしていません。

中国製AIチャットボット「DeepSeek(ディープシーク)」は低コスト開発にもかかわらず、ChatGPT級の文章生成能力ウェブ検索機能を備えています。特有の「DeepThink」モードでAIの思考過程をのぞき見できる一方、中国サーバーへのデータ送信リスクに注意が必要です。私が試した2025年1月の時点では、日本語対応は十分に実用的でしたが、英語や中国語が混ざることもありました。とはいえ、セールスレターや広告コピー、ブログ記事など幅広い活用が期待できるDeepSeekが気になったあなたなら、リスク対策を押さえつつその実力を試してみる価値は大いにあるはずです。
先にお伝えします。ここから先は、4世代前の「DeepSeek V3」を試したときの記録です。

目次

驚きの登場!DeepSeekが話題になっている理由

「中国製AIツールって大丈夫なの?」と感じたことはありませんか?アメリカ発のChatGPTをはじめ、数多くのAIが世の中に登場するなかで、中国製の言語モデル「DeepSeek(ディープシーク)」が密かに注目を集めています。(この記事を書いた当時は、2024年12月に公開された「DeepSeek V3」が最新モデルで、その性能の高さが話題になっていました。)

あなたも、「性能は本当に良いのか」「中国のサーバーにデータを送ってしまうのは不安」といった気持ちがあるかもしれません。実は、そういった懸念を抱えながらも、DeepSeekには見逃せない特徴があるのです。

本記事では、DeepSeekとChatGPTを比較しながら、その実力や使い方、気をつけておきたい点をわかりやすく紹介します。専門的な言葉をたくさん使うのではなく、小学生にも伝わるようにシンプルにまとめました。

「海外製のAIはやっぱり英語が中心で使いにくい」「日本語の文章をしっかり生成してくれるか不安」と思っているあなたも、この記事を読めば、DeepSeekがどんなときに役立つかが具体的にイメージできるはずです。

これから新しいAIツールを取り入れて、作業時間を減らしたい、自分のコンテンツ制作を楽にしたいと考えているなら、このまま読み進めてみてください。DeepSeekの実力やメリット、そして注意しておきたいポイントまで、一気に解説していきます。

知らないと損!AIツール選びで起こりがちな不安とは?

「AIを導入したいけど、どれを使えばいいか分からない」と迷ってしまうことはありませんか?今やChatGPTやClaudeなど、数多くのAIチャットボットが存在します。新しいAIツールが次々とリリースされる中で、どれを選べばよいのか悩むのは自然なことです。

どうしても気になるデータ送信リスク

「データが海外サーバーに保存されるって聞くと不安…」という声はよく耳にします。DeepSeekに限らず、AIツールには自分が入力した情報が学習に利用されたり、保管されたりする可能性があるのです。特に中国製となると、政治的な背景や法規制を理由に、情報漏えいを心配する人も多いでしょう。

AIツールが多すぎて比較が大変

ChatGPTを筆頭に、Bing AIやClaude、そしてDeepSeekなど、多種多様なAIが台頭しています。「それぞれ似たような機能を持っているみたいだけど、どこが違うの?」と思うかもしれません。一見どれも同じように見えるだけに、少しの違いを見逃すと、後々「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうケースもあります。

日本語対応の質は大丈夫?

海外のAIツールの中には、英語や中国語に比べると日本語のサポートが弱いものがあります。「せっかく導入しても、日本語入力だと返信がイマイチかもしれない」という不安を抱えることは自然です。DeepSeekも英語や中国語が混ざることがあるという報告があるため、文章生成の品質がどの程度なのか、事前にチェックしておきたいところです。

こうした不安を抱えていると、せっかく便利なAIツールがあっても活用しづらいと感じてしまいます。次のパートでは、この不安を解消するために役立つDeepSeekの機能やメリットを詳しく見ていきましょう。

注目度上昇中!DeepSeek(ディープシーク)のユニークな機能と魅力

↑DeepSeek公式サイトより引用

「中国製のAIだけど、本当に使えるのかな?」と疑問に思う瞬間があるかもしれません。実は、DeepSeekには意外な強みや独自の機能が備わっています。低コストで開発されたといわれながら、ChatGPTとほぼ同等の文章生成能力を持ち合わせている点は大きな魅力です。

低コストでも高いパフォーマンス

↑DeepSeekの実際の画面です(2025年1月時点)。当時はUIの言語が英語か中国語のみでしたが、日本語で質問すれば基本的には日本語で回答してくれました。

「何百億円も開発費をかけたChatGPTに迫る性能ってどういうこと?」という驚きがあるかもしれません。DeepSeekは、限られた資金やGPUの制限がある中でも効率的な研究開発が行われてきたと言われています。コストを抑えながらもしっかり文章を生成できる実力は、世界のAI業界で注目を集めています。

「DeepThink」で思考を可視化

DeepSeekには「DeepThink」と呼ばれるオプションがあり、回答を出すまでの思考過程を見せようとする試みがあります。どのように情報を理解し、文章を組み立てているのかがうっすら見えるため、AIの“考え方”に興味があるあなたにとってはおもしろい機能です。


ただし、私が試した2025年1月の時点では、日本語と英語が混ざりがちになるなど、不安定な面も見受けられました。「せっかくだから面白い機能を使ってみたい」という好奇心があるなら、使い心地を試してみるのもアリでしょう。

ウェブ検索機能で最新情報をキャッチ

当時のChatGPTの無料版では、入力された情報以外の「最新ニュース」を聞くのが難しい場面がありました。いっぽう、DeepSeekはウェブ検索機能を備えており、インターネット上にある情報をソース付きで引用してくれるのです。「いつの情報か分からないままAIが回答するのは不安…」と感じる場合、この検索機能が役立つでしょう。

日本語でもそこそこスムーズ

英語圏向けに作られたAIが多い中で、私が試した2025年1月の時点では、DeepSeekの日本語対応は意外と悪くありませんでした。広告文章の作成やブログ執筆を指示してみても、「思ったより自然な文章が出る!」と感じるレベルでした。ただし、話し言葉が英語混じりになることもあったため、最終的にはあなた自身の手で微調整するのが無難です。

当時のDeepSeekは、十分使える機能を持ちながらも、まだ完璧とは言えない部分も残っていました。こうした新しいAIツールの登場がますます増えるなか、DeepSeekの進化には期待が持てそうです。次のパートでは、実際にDeepSeekを使ってみた体験談を紹介しながら、その仕上がりの様子をより具体的にお伝えします。

試してみた!DeepSeekでの実例と使い勝手

↑こちらもDeepSeekの実際のチャット画面です。UIはChatGPTにそっくりですね。

「実際に使ってみないと分からない」という気持ちがあると思います。そこで、DeepSeekを触ってみて感じたことを具体的に紹介します。ChatGPTや他のAIを使った経験があるあなたにとっては、DeepSeekがどの程度の実力を持っているかをイメージしやすくなるはずです。

検索機能で情報ソースを提示

まず驚いたのは、DeepSeekがネット上から情報を探してきて、出典元を提示しながら回答してくれる機能があることです。たとえば「今日のニュースは?」と聞くと、「◯◯のサイトによると、△△が話題です」などとソースを明記してくれます。ChatGPTのように学習データだけに頼るのではなく、実際のウェブ情報も参照してくれる点は、今の情報を知りたいあなたにとって大きな魅力です。

広告文やブログ記事もサクッと作成

DeepSeekに「広告のキャッチコピーを書いて」「ブログ記事の導入部分を考えて」といった指示を出すと、かなり自然な日本語文章を生成してくれました。ChatGPTと同じ要領で指示を投げかけるだけなので、操作は難しくありません。「英語や中国語が混ざるのでは?」と思うかもしれませんが、私が試したときは、普通に使うぶんにはそこまで気になることは少なかったです。
ただし、まれに単語のあいだに英語が入る場面もありましたので、最終的な校正や言い回しの調整はあなた自身で行う必要があります。

セールスレター作成のプロンプトにも対応

セールスレターのように、長めの文章作成を頼んでみても問題なく動作しました。「導入部分をもっとドラマチックに」「オファーを強調して」などと追加で指示すれば、それを踏まえて再調整してくれます。ChatGPTほどの知名度はありませんが、文章生成の基本性能はかなり近いレベルです。

「DeepThink」機能で思考過程がのぞける?

↑DeepSeekのDeepThink機能をオンにすると「AIの思考過程」が表示されます。

DeepSeek独自の機能として挙げられるのが、「DeepThink」です。回答を出す前に数秒間“考え込む”ような表示があり、英語混じりで何かを検討している様子が見えます。使ってみるとおもしろいのですが、2025年1月に試したときは日本語と英語が入り交じり、若干読みづらい印象がありました。当時はまだ開発の途中という印象もあり、「ちょっと試してみる」くらいの気軽な気持ちで触るのがいいかもしれません。

全体的にChatGPTと似たUI

画面の見た目や操作ボタンの配置などは、ChatGPTを使ったことがあるあなたならすぐに慣れるでしょう。回答をコピーするボタンや再生成するボタン、反応を送るボタンまでそっくりです。初めて使うAIチャットボットだとしても、そこまで戸惑わずに利用できます。

DeepSeekは、まだ改善の余地がある部分もありますが、「無料プランがいつまで続くのか分からない」というほど気軽に触れるのが魅力です。次のパートでは、そんなDeepSeekをどうやって始めればいいのか、具体的な操作や手順をステップバイステップで解説していきます。

これで安心!DeepSeekの始め方と基本操作

↑DeepSeekのトップページです(2025年1月時点)。当時はUIの言語が英語か中国語のみでした。

追記(2026年9月):スマホアプリは、その後日本語の表示に対応しました。App Storeの対応言語に日本語が入っていて、アプリの名前も「DeepSeek – AI アシスタント」と日本語で表示されます。ただしウェブ版の画面が日本語になったかどうかは、私のほうで確認できていません。下の画面写真も、この先に出てくる手順やボタンの名前も、すべて2025年1月に私が触ったときのものです。画面の作りは変わっている可能性がありますので、最新の入り口は公式サイトでご確認ください。

「中国製AIに個人情報を預けて大丈夫?」という不安は、最初のステップをしっかり確認することでかなり解消されます。DeepSeekは一般ユーザー向けに簡単なインターフェースを用意しているので、基本操作は意外とスムーズです。ここでは、初めてDeepSeekを使うあなたが押さえておきたい流れを順番に説明します。

Step 1: アカウント登録からログインまで

↑DeepSeekのアカウント作成画面です。Googleアカウントでもログインは可能です。
  1. 公式サイトにアクセス
    DeepSeekの公式サイトにアクセスすると、トップページに「Start now」や「Access API」といったボタンが表示されます。開発者向けのAPIを利用しない場合は、「Start now」をクリックして進みましょう。
  2. Googleアカウントなどで登録
    登録画面に切り替わったら、Googleアカウントを使った簡単ログインや、メールアドレスでの登録が可能です。「個人情報を中国企業に渡してよいか迷う」場合は、個人用のメールアドレスを新たに用意するなど、必要に応じた対策をとってください。
  3. 認証が完了したらダッシュボードへ
    ログインに成功すると、ChatGPTに似たチャット画面が表示されます。画面構成はシンプルなので、初めてでもすぐになじめるはずです。

Step 2: プロンプトを入力してみよう

↑日本語でチャットを送ると日本語で回答してくれます。
  1. シンプルな質問からスタート
    まずは「こんにちは」や「今日のおすすめニュースは?」といった簡単なフレーズを入力してみると、DeepSeekが日本語で返答してくれます。「入力してみて、返答を見る」という流れはChatGPTと同じです。
  2. ウェブ検索機能を活用
    DeepSeekはウェブ上の情報を引用して回答を返せることが大きな特徴です。時事ネタや最新の話題を知りたいときは、質問の文頭に「この情報をネットで調べて」などと添えると、より的確な結果が返ってきます。
  3. 回答を再生成する方法
    DeepSeekは回答を出したあと、画面下に「再生成(Regenerate)」「コピー(Copy)」といったボタンが表示されます。返事に納得がいかないときは再生成をクリックするだけで、別パターンの文章を提案してくれます。
↑DeepSeekの回答の下にはChatGPTと同じように、回答のコピー、再生成、評価のボタンが配置されています。

Step 3: 文章作成やアイデア出しにトライ

  • ブログ記事を書かせる
↑DeepSeekにブログ記事を書いてもらいました。ChatGPT4oと同じぐらいのクオリティの文章だと感じました。
↑DeepSeekに書いてもらったブログ記事の冒頭部分です。日本語として不自然なところはなく、かなりクオリティは高いと感じます。
  • たとえば「○○についてのブログ記事を書いて」とDeepSeekに頼むと、それなりに自然なブログ記事をサクッと作成してくれます。自分で書くときのヒントとして十分活用できます。
  • 広告コピーやセールスレター作成
↑DeepSeekにセールスレターのキャッチコピーを書いてもらいました。かなりいい感じだと思います。
↑DeepSeekにランディングページの文章も書いてもらいました。ChatGPTなどのAIと遜色ない優秀なレベルだと感じます。
  • DeepSeekは長文の文章作成も対応可能です。「商品Aの魅力を分かりやすくまとめて」「セールスレターの導入部分を書いて」など、具体的な指示ほど良い文章を生成するので試してみてください。
  • MetaやGoogle広告の広告テキストを書いてもらう
↑DeepSeekにMeta広告のテキストを書いてもらいました。短い文章から長文までいろんなパターンをそれなりのクオリティで生成してくれました。
  • Web広告の文章もDeepSeekに書いてもらいました。ChatGPTやClaude、Geminiと遜色がないレベルの文章を書いてくれるので、仕事でも使えると感じます。広告の文章も人間がゼロから書くよりもAIが書いたものを人間がチェックして公開するのが効率的だと感じます。

Step 4: DeepThink(ディープシンク)機能をオンにしてみる

↑ChatGPTのo1シリーズなどの新しいモデルと同じような「思考」をしてくれる機能もあります。

DeepSeekの「DeepThink(ディープシンク)」をオンにすると、回答を出す前に何秒か“考える”ような時間が入ります。

↑ChatGPTのo1シリーズだと数分の時間待たされますが、DeepSeekのDeepThink機能だと数十秒で回答してくれます。。もちろんChatGPT o1に比べると回答の質は微妙ですが。。。

面白い点: AIの思考過程らしきものが画面に表示されるため、「どうやって文章を組み立てているのか」がおぼろげに分かります。
気になる点: 当時のバージョンでは、英語や中国語が混ざるうえに、動作が不安定になることもありました。「日本語の文章が途中から英語になってしまった」という事例もあるので、遊び感覚で試してみるとよいでしょう。

↑DeepSeekのDeepThink機能をオンにすると日本語が怪しくなったり、そもそも英語で回答を始めるケースも目立ったので、まだ動作がピーキーだなと感じました。(2025年1月時点)

追記(2026年9月):「DeepThink」という機能そのものは今も残っていて、開発者向けのAPIでは、考える深さを低・高・最大の3段階から選べるようにもなりました。上の画面写真のように言葉が混ざってしまう点については、公式の更新履歴に「中国語と英語が混ざる現象を減らした」という記載があります(2025年9月の更新)。ただし私は現行版で試し直していませんので、今どのくらい安定しているかまではお伝えできません。

DeepSeekは誰でも気軽に触れるチャットボットとして便利なツールですが、まだ改良の余地がある部分も見受けられます。次のパートでは、利用時に押さえておきたい注意事項をまとめ、うっかりミスやリスクを減らすポイントを紹介していきます。

使う前に知っておきたい!DeepSeekの注意事項とポイント

「性能が高いAIなら、とりあえず使ってみても問題ないかな?」と思うかもしれませんが、やはり注意すべき点はいくつかあります。DeepSeekを便利に活用するために、あらかじめ知っておきたいリスクと工夫をまとめました。

中国サーバーにデータが渡る可能性

入力したデータが中国のサーバーに保管されるという点は、公式のプライバシーポリシーにはっきり書かれています。日本語版のポリシーには「当社は、当社が収集した情報を中華人民共和国にある安全なサーバーに保存します」とあります。サービスを提供・管理しているのも、中国に登記住所を持つHangzhou DeepSeek Artificial Intelligence Co., Ltd. という会社です。あなたが個人で使う分には気にしないかもしれませんが、企業の機密情報や顧客データを扱う場合には、慎重になる必要があります。
対策: 機密情報や大切なアイデアはできる限り入力しない
補足: どうしても使う場合は、テスト用データや仮名を使うなどの工夫が必要

なお、同じプライバシーポリシーには「当社モデル訓練または技術最適化のための個人データ利用を拒否する権利」も書かれています。チャット履歴についても、設定から自分で削除できるとされています。ただしどこをどう操作すればよいかという手順までは公式に書かれていませんので、実際の操作は公式のプライバシーポリシーとアプリの設定画面でお確かめください。

14歳未満は使えません

公式のプライバシーポリシーには、DeepSeekのサービスは14歳未満のお子様を対象としていないと書かれています。14歳以上18歳未満の場合は、使い始める前に保護者といっしょにプライバシーポリシーを読んで同意する必要があるとされています。お子さんに使わせるかどうかを考えているなら、先に確認しておきたい点です。

「DeepThink」機能の不安定さ

独自機能の「DeepThink」をオンにすると、回答までに数秒間の思考表示が入ります。2025年1月に試したときは、その反面、日本語と英語が混ざったり、突然英語だけの回答になってしまうことがありました。
対策: 大事な文章を作成するときは、オフにして使う
補足: 公式はその後の更新で「中国語と英語が混ざる現象を減らした」と発表しています(日本語での混ざりについての発表ではありません)。今の様子はご自身の画面で確かめてみてください

大量アクセスで制限の可能性

DeepSeekが今後さらに話題になり、ユーザー数が爆発的に増えた場合、無料版に制限がかかる可能性があります。ChatGPTなどの例を見れば分かるように、一時的にアクセスが集中すると、思うように使えなくなることも。
対策: 余裕があるうちに一度試しておく
補足: 有料プランの案内が出たら、機能内容をしっかり確認(2026年9月時点では、個人向けの有料プランは用意されていません)

英語や中国語が混在する場合の修正

私が試したときのDeepSeekは、日本語での文章作成に対応できるものの、ときどき言葉が混ざるという課題がありました。最終的に公開したり配布する文章なら、あなたの目でチェックする一手間は必要です。
対策: 「ここは日本語で自然に書き直して」と追加指示を出す
補足: 最後に校正ツールや別のAIツールでダブルチェックしてもよい

企業アカウントでの利用は要注意

もしあなたが会社勤めで、機密情報を扱う企画やプロジェクトに関わっているなら、DeepSeekに業務関連の内容を入力するかどうかは慎重に判断してください。
対策: 会社のセキュリティポリシーに従う
補足: どうしても試したい場合は上司や情報管理担当者に相談

DeepSeekの基本性能は高いものの、データの保存先が中国であることや、当時感じたDeepThinkの不安定さといった、気をつけたい点もあります。こうした点を理解したうえで、自分の目的や状況に合った形で使うことが大切です。次は、あなたが気になっているかもしれない疑問点をピックアップし、より深い理解をサポートしていきます。

疑問スッキリ!DeepSeekに関するQ&A

「無料でずっと使えるの?」という気持ちや、ChatGPTとの違いが気になることはありませんか?ここでは、DeepSeekにまつわる代表的な疑問点をピックアップし、分かりやすくまとめました。

Q1. DeepSeekは本当に無料で使い続けられるの?

2026年9月時点でも、無料のまま使えます。公式サイトのメニューに個人向けの料金ページはなく、料金として案内されているのは開発者向けの「API Pricing」だけです。iPhoneアプリにもアプリ内課金はひとつもなく、App Storeの日本語の紹介文にも「DeepSeekの公式AIアシスタントを無料でシームレスに体験しましょう」と書かれています。
ポイント: お金がかかるのは、開発者がプログラムから使うAPIだけです。個人がチャットとして使うぶんには、記事を書いた当時から変わらず無料です。

Q2. ChatGPTとの主な違いは?

DeepSeekはウェブ検索機能や「DeepThink」モードがある点が特徴的です。ただ、ChatGPTも検索機能はありますし、DeepThinkに該当するo1シリーズのモデルにおいてはChatGPTのほうが高性能だと感じました。また、ChatGPT4oと同等の機能をDeepSeekは持っていましたが、当時のChatGPTにあった便利な機能(独自のチャットボットを作れるカスタムGPT、チャットをフォルダにまとめられるProject機能、AIと一緒に文書を共同編集できるCanvas機能)などはDeepSeekにはありませんでした。
ただ、DeepSeekは完全にChatGPTなどの米国のAIチャットボットをベンチマークして開発していることは明らかですので、ChatGPTに存在する機能はやがて実装されるのではないか?と予想します。

追記(2026年9月):ここで挙げた比べ方は、ChatGPT側が大きく変わったので、もう今の姿とは合っていません。カスタムGPTは個人向けのアカウント(無料・Go・Plus・Pro)では新しく作ることも公開することもできなくなり、OpenAIは提供の終了を公式ヘルプで案内しています。Canvasも2026年5月28日の更新で、現行モデルから外れました。いっぽうのDeepSeek側にこうした機能が加わったかどうかは、私のほうで確認できていません。今のDeepSeekに何ができるかは、公式サイトでご確認ください。

Q3. ChatGPTや他のAIと併用できる?

当時ためした範囲では、「ChatGPTには出来ないけどDeepSeekにはできる」という機能は見当たりませんでした。なので、ChatGPTを無料で使っていて制限がかかってしまった際などにDeepSeekをバックアップのチャットボットツールとして使う、という併用はありだと思います。

Q4. 日本語対応の精度はどのくらい?

私が試した当時のDeepSeekは、英語や中国語と比べるとときどき変な日本語になるケースがありました。ただし、通常の質問や短文の生成なら、そこまで不自然さは感じにくいという印象でした。現行のV4 Proで日本語の精度がどう変わったかは、私も試し直していません。
対策: 仕上げに自分で文章校正をするか、追加指示で「ここはもっと自然な表現にして」と伝えることがおすすめです。

Q5. アカウント登録しなくても使えるの?

DeepSeekは基本的にログインして使う前提となっています。Googleアカウントなどで手軽に始められますが、個人情報を入力するのが不安なときは、別途専用のメールアドレスを作る方法もあります。
注意: ログインしないと、一部機能が制限される場合があるため、実用的な活用を考えているならログインは避けられないでしょう。
追記: 2026年9月時点でもログインが必要かどうかは、私のほうで確認できていません。最新の状況は公式サイトでご確認ください。

こうした疑問点を把握しておけば、DeepSeekがどんなツールなのか、あなたがどこまで活用できそうかが明確になるはずです。次のパートでは、ここまでのポイントをまとめつつ、最終的な総括とおすすめの使い方をお伝えします。

まとめ:DeepSeekは気軽に試してみる価値がある?

「中国製AIのリスクは気になるけれど、文章作成や情報検索をスムーズにしたい」と考えるなら、DeepSeekは一度触れてみると良い選択肢になります。無料で利用できる今のうちに試しておけば、将来ほかのAIツールとの比較もしやすくなるはずです。(ここから下のまとめは、2025年1月にDeepSeek V3を試したときの判断です。)

  • ChatGPTに近い文章生成能力
    新しいAIツールの中でも、DeepSeekはChatGPTに負けず劣らない結果を返してくれます。特に広告コピーやブログの導入文など、ある程度定型化された文章をサッと作りたいときに頼りになるでしょう。
  • 最新情報にアクセスできるウェブ検索機能
    時事ネタやトレンドを調べたい場合、DeepSeekのウェブ検索機能が役立ちます。答えと一緒にソースを提示してくれるため、信頼性のチェックもしやすい点が魅力です。
  • 中国サーバーへのデータ送信リスクをどう考えるか
    セキュリティや企業機密の観点から、何でも気軽にDeepSeekに入力していいわけではありません。「機密情報は使わない」など、自分でルールを作って使い分けることをおすすめします。
  • 英語や中国語が混じる可能性はあるが、改善が期待できる
    日本語をメインに使うあなたにとって、たまに英語が混ざる点はデメリットかもしれません。しかし、今後のアップデートによって精度が上がる可能性も高く、今からでも十分に実用的な文章が作れます。

最終的には、DeepSeekとChatGPTや他のAIを組み合わせながら、あなたの目的や使い方に合ったベストなツールを見つけることが大切です。

DeepSeekを使って一歩踏み出そう

「新しいAIツールを試してみたい」と思ったとき、まずはDeepSeekで簡単な文章やアイデアを生成してみてください。最初は短い質問を投げかけたり、ブログの導入文を書かせてみたりするだけでも、どんな感じで応えてくれるのかがわかります。

  • 小さな実験から始める
    いきなり大事なプロジェクトにDeepSeekを投入するのではなく、遊びやテスト感覚で使ってみると、不自然な翻訳や英語混じりの文章に対しても柔軟に対処しやすくなります。
  • 他のAIツールと組み合わせる
    DeepSeekで得た情報を別のAIに渡して書き直してもらうなど、ツール同士を連携させると新たなアイデアが生まれやすくなります。組み合わせて使うことで、それぞれの弱点を補い合うことができます。

AIはまだまだ成長段階ですが、逆に言えば今のうちから慣れておくほど、これからの進歩を大きく活用できます。DeepSeekが少しでも気になったなら、遠慮せずさっそく試してみてください。

記事を書いた当時の正直な気持ちも書いておきます。ChatGPTやClaudeやGeminiにも課金して使っているので、あえてDeepSeekを使うことはありませんでした。ただ、もしChatGPTなどにない新機能が出てきたり、クオリティが上回るようなことがあれば、DeepSeekに乗り換える可能性もあるかもしれません。まさに米中のAIの競争もどんどん激化していきそうですね。。

試す前に、3つだけ確認しておいてください。①この記事で触った「DeepSeek V3」は今では4世代前のモデルで、2026年9月時点のアプリとウェブ版には「V4 Pro」が入っています。②個人で使うぶんには今も無料です(お金がかかるのは開発者向けのAPIだけです)。③公式のプライバシーポリシーには「当社は、当社が収集した情報を中華人民共和国にある安全なサーバーに保存します」と書かれています。会社の機密情報やお客様の個人情報は入力しない、という使い分けをおすすめします。

DeepSeek公式サイトはこちら

https://www.deepseek.com

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