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【KJ解説その30】Kajabi のQuiz 機能の使い方を完全解説します!

今回は、Kajabi(カジャビ)の新機能であるQuiz(クイズ)機能について解説します。

前回の記事はこちら

解説動画はこちら

KajabiのQuiz機能とは?

Quiz機能とは、Product(プロダクト)の中にある特定のオンライン講座に限定された小テスト機能です。オンライン講座やビデオをアップロードする画面で使用できます。

右上のAdd content(アッドコンテンツ)の中にQuizという項目が新しくできたので、こちらから追加できます。

もしくは、すでにModule(モジュール)がいくつかある場合は、そのモジュールの中にQuiz機能を挿入できます。

今まではContacts(コンタクト)の中にAssessment(アセスメント)があり、その中でテストを作ってProductの中に挿入するというやり方でした。

しかし、このたびKajabiがアップデートしたことで、Assessment機能から分離してProduct専用の小テスト機能としてこのQuizが誕生したのです。オンライン講座専用の新しいAssessment機能と言ってもいいでしょう。

ちなみにAssessment機能とは、Kajabi上のウェブサイトで作ったホームページやランディングページ、セールスページなど、ログインせずに見ることができるページであればどこにでもテストを埋め込めます。

よって、サイトに来ていただいた方に、Assessment機能で作ったテストを、アンケートや小テストという形で誰にでも受けてもらえるのです。

しかし、今回のQuiz機能というのはあくまで講座の中で使えるProduct専用の小テスト機能になります。

そのため、今までAssessment機能を使って小テストをProductに入れていた方は(私自身もそうですが)まだAssessment機能が使えるので、Quiz機能に変更する必要はないでしょう。

Assessmentボタンの有無を確認しよう

昔からKajabiを使っている方は、まだAssessment機能が使えるため、「Assessmentボタン」が存在します(ちなみに私のKajabiにもまだAssessmentボタンはあります)。

しかし、最近登録された方の場合は、もうこのAssessmentボタンがありません。私自身、受講者様から「ヒルトルさんのビデオにはAssessmentボタンがありますが、私のアカウントにはこのボタンがありません」とコメントを受けて、今回のアップデートを知った次第です。

もし、あなたのアカウントにこのAssessmentボタンがなければ、Quiz機能を使うしかありません。しかし、まだAssessmentボタンがあって、既にAssessment機能でテストを作っているのであれば、引き続き使用可能です。

Quiz機能の操作方法1【Title(タイトル)】

それでは、Quiz機能の操作方法を解説していきましょう。

まず、Add contactからQuizをクリックしてください。すると「Untitled quiz」の下に並んでいる「Questions」「Settings」「Results」のうち、まず、Settings(セッティング)を押してこの試験の名前を決めましょう。

Title(タイトル)に試験の名前を設定します。こちらはお客様が見るものなので、

「チャプター1:理解度チェックテスト」

などわかりやすいタイトルを付けてください。

次にDescription(ディスクリプション)に

「チャプター1の内容の理解度チェックです。チャプター2に進む前に必ず受講してください。

こちらを受講しないと次のチャプターに進めません」

のような注意事項を書きます。

この部分は日本語がうまく書き込めない場合があるので、その場合は他の場所で書いた内容をコピペしてください。

その下に「Upload an Image(アップロードアンイメージ)」という箇所がありますが、ここでは試験問題のバナー画像やイメージ画像を挿入できます。入れなくても構いません。

その他の設定については、また後ほど解説します。

設定が終了したらSave(セーブ)を押して保存しましょう。

Quiz機能の操作方法2【Question(クエスチョン)】

次に、Question(質問)の設定画面に行きましょう。

まず、Question→Add Question(アッドクエスチョン)をクリックすると、質問の種類を選ぶ項目が出てきます。

質問の種類には、以下の4種類があります。

Multiple Choice(マルティプルチョイス)

複数の回答選択肢の中から1つだけ正しいものを選ぶ質問です。マークシートのような感じですね。

Checkboxes(チェックボックス)

CheckboxesはMultiple Choiceの一種ですが、回答の選択肢の中から「2つ正しい答えを選びなさい」や「間違っている答えをすべて選びなさい」のように、1つの答えだけでなく複数を選択させるタイプです。

Short answer(ショートアンサー)

Short answerは自由回答です。お客様自身が文章を打ち込んで回答をします。

File upload(ファイルアップロード)

File uploadは、お客様にWORDやPDFなど写真や画像をアップロードして回答してもらうタイプです。宿題プリントを提出してもらうような感じですね。

なお、最も多く使われるのは、Multiple Choice(マルティプルチョイス)とCheckboxes(チェックボックス)です。Short answer とFile uploadは、こちらが手動で採点する必要があるのであまりおすすめできません。高額な講座であれば良いかもしれませんが、低価格で多くの人に受講してもらう講座の場合は手間がかかり、割に合わないでしょう。

質問の作成方法

1 Multiple Choice

それでは、ひとつずつ詳しく解説していきましょう。まずはMultiple Choiceです。

まず、Multiple Choiceを選択して、次の欄に「質問1:」のように質問の内容を入れましょう。下にあるAttach image(アタッチイメージ)をクリックすれば、質問自体のイメージ画像やバナー画像、もしくは質問に関係する画像をアップロードすることもできます。

Responsesの欄は解答欄です。質問に対する回答を、「回答1:」のように日本語にカスタマイズして入力しましょう。Add option(アッドオプション)をクリックすれば好きなだけ作ることができます。

回答1が正解であれば、回答の前にある◎ボタンを押すと、「これが正しい答え」(Mark as correct answer)お客様はと表示されます。また、複数の選択肢を正解にすることもできますが、Multiple Choiceの場合は、正解をひとつしか選べないので、正しい回答は1個だけにするのが基本です。

また、正解のドラッグアンドドロップや消去が可能なほか、イメージ画像のアップロードなどもできます。イメージ画像を使えば、「この4つの画像のうちどれが正しいか」といった間違い探しのようなテストも作れるので、質問作成の幅も広がるでしょう。

2 Checkboxes

次に、質問2に移ります。こちらはCheckboxesにしてみましょう。

枠内に質問2と日本語で質問の内容を記載してください。これ以降の機能はMultiple Choiceとほぼ同じです。ただし、Checkboxesは2つ以上の回答を選択するタイプなので、お客様は正解をすべて選択しないと間違いになります。

そのため、選択させたい回答に応じて、質問内容は

「この質問の答えとして適切なものを全て選びなさい」

「間違っているものを全て選びなさい」

のように複数回答選択前提の文章にしましょう。

3 Short answer

質問3はShort answerで作成しましょう。

質問を枠内に記載したら、Attach imageで画像を入れることができます。その下のResponses(リスポンス)にお客様によって回答を入力してもらいます。

4 File upload

質問4はFile uploadです。こちらも質問を書いた後、Attach imageでバナーをアップロードします。

回答は、Responsesにファイルをアップロードしてもらいます(今見ている部分はお客様向けのイメージ画面なので、ここからは当然アップロードはできません)。

このファイルのサイズは最大10MBなので、動画などはアップロードしてもらうことはできません。しかし、文書ファイルや小さい画像であればアップロード可能なので、そのようなテスト形式で作成してください。

質問は自由にドラッグアンドドロップして順番を変更できます。また、同じような選択式の問題を複数作る場合は、Duplicate question(デレプリケートクエスチョン)を押すとコピーができます。

もちろんDelete question(デリートクエスチョン)を押せば消すことも可能です。コピーや消去をすることで、効率的に質問を作れますね。

Tag responses(タグレスポンス)は、ある回答を選んだら、予め用意しておいたタグが付与される機能です。

もし間違った回答を選んだら、そのタグをトリガーにして、「まだ理解度が足りないのでこのメールを見てください」のメールを送る、Kajabiの自動化メール配信などを設定できます。

あまり使うことはないとは思いますが、このような機能もあることを覚えておいてください。なお、質問を作成したら必ずセーブをしておきましょう。

Quiz機能の操作方法3【Grading(グレーディング)】

次に、さきほど途中まで解説したSettingsのうち、Grading機能を説明します。Gradingとは、試験の合否判定や成績内容に関するさまざまな設定ができる機能です。

Set passing grade(セットパッシンググレード)

Set passing gradeは、試験合格の割合を設定できる機能です。

たとえば、80という数字を入力すれば「全問題数の80パーセント以上を正しく回答できたら試験通過」のように設定できます。

あらかじめ指定したパーセンテージ以上の正答率で試験に回答をしないと次の質問に進めないので、お客様に何度もやり直しをしてもらうことになります。

ただし、何回失敗するとNGのような制限を設定することはできませんので、お客様は何度でも挑戦できます。

Automatically publish quiz(オートマティカリーパブリッシュクイズ)

Automatically publish quizは、試験を受けた受講生自身が何問正解したのか、また、どの答えが正解なのかを確認できる機能です。

試験としては簡単になるかもしれませんが、一度試験を受けて任意のパーセンテージを超えれば全く問題ないでしょう。

試験に失敗した人も正解率や正しい答えが把握できるので、試験に再挑戦したときに合格しやすくなります。

Send publish emails(センドパブリッシュEメール)

Send publish emailsは、試験の結果をメールで送る機能です

Email template(Eメールテンプレート)をクリックし、表示された画面でQuizを検索すると、

Quiz Completion(クイズコンプリーション)

Quiz Grade Published(クイズグレードパブリッシュド)

の2つが出てきます。

Quiz Completion

これは試験の結果をお知らせするメールを作成する機能です。

まず、Subject(サブジェクト)に日本語で「(テスト名)の結果をお伝えします」のようにタイトルを入力します。

次に、
「こんにちは ●●さん、
(クイズ名)の試験の結果をお伝えします。
以下からご覧ください。」

のように入力しましょう。

Quiz Grade published

こちらは成績内容を伝えるメールを作成する機能です。先ほどのQuiz Completion同様、Subjectに「(クイズ名)の成績をお伝えします」と日本語でタイトルを入れた後、

「こんにちは、●●さん
あなたの試験の結果は以下になります。
試験の結果はこちらからご覧いただくことができます。」

と入力しましょう。

After submission(アフターサブミッション)

先ほど作成したメールの自動送信を設定する機能です。

☑Send a completion email with a link to results

こちらにチェックを付けておけば、先ほどカスタマイズした試験結果のメールを自動送信するように設定できます。

☑Send a completion email to my team

こちらは、運営側に試験結果メールを送信する機能です。

「●●さんが試験を行いました」とメールで通知を受け取りたい場合は、その下にある欄内にメールアドレスを入力しましょう(複数のアドレスを入れる場合はコンマで区切ってください)。

特に、自由回答の問題をお客様に回答していただく場合は、運営側が手動で問題を採点しなければならず、あまりお客様に待たせてしまうのはよくありません。よって、自由回答の場合は必ずこちらをオンにして「●●さんが試験を受けました、結果をチェックして合否を判断してください」と運営側に通知する設定にしましょう。

Add Automation(アッドオートメーション)

Add Automationは、試験を終了したお客様にさまざまなサービスを提供できる機能です。

タグを付与する
メールを送る
ステップメールを送る
クーポンを提供する
オファーを提供する

などのいろいろなサービス機能がありますが、それほど使うことはないでしょう。

Quiz機能の操作方法4【Results(リザルト)】

最後に試験結果を表示するResultsです。

Resultをクリックすると、以下のように試験結果が表示されます。

なお、採点をしていない受講者のテストの結果は、Grade quiz(グレードクイズ)を押すと、以下のような試験結果の画面が表示されます。

これにより、運営側もお客様がどの程度正解できたのか把握できます。なお、先程の設定画面で質問の合否を自動的に表示する場合はこちらを設定する必要はありません。

しかし、自由回答の場合は、お客様の試験の合否や回答の内容、ファイルアップロードの結果などを運営側がこの画面で判定および採点する必要があります。

また、その下にあるAdditional comments(アディショナルコメント)には、

「もうちょっと頑張りましょう」
「もう一度考えてみてください」
「合格おめでとうございます」

のようなコメントを入れることもできます。

以上が設定になります。

Quiz機能の設定を確認してみよう

すべて設定が終わったら、Draft(ドラフト)→Publish(パブリッシュ)をクリックして、実際に作成したテストを確認してみましょう。

実際の画面を表示すると以下のようになります。

画面のデザインはテンプレートによって違いますが、このような形でタイトルとディスクリプションが表示されます(日本語の表現が若干あやふやなところもありますが、これはしょうがないですね)。

「今すぐ始める」を押すと、試験問題のページに移行します。

画像などを設定すれば、もっとわかりやすいかもしれませんね。

また、解答をクリックするとこのようになります。

画面左上の、×ボタンを押すと、「あなたは確信していますか?」と少々微妙な日本語が表示されますが、これは、テストをやめるか続行するかを尋ねる質問です。

「クイズに滞在する」を押すと先ほどの画面に戻ります。「答えを破棄してクイズを離れる」を押すとテストを終了します。

「送信」ボタンを押すと、「提出する準備ができましたか?」という画面になります。回答が問題ないと思ったら「はい、送信します」、自信がない場合は「キャンセル」を押します。

すると、先程の設定したように、試験結果が自動的に表示されます。

以上がクイズ機能の解説になります。

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