【KJ解説その25】Kajabi のLesson (レッスン)をロックする方法

オンライン講座を提供しているけれど、受講者の脱落や理解度の低さに悩んでいませんか?実は、Kajabiのレッスンロック機能を活用することで、この問題を解決できます。この記事では、レッスンロック機能の基本的な設定方法から、学習効果を最大化するための具体的なテクニックまで、実践的なノウハウをご紹介します。小テストとの組み合わせ方や、自動メール配信との連携など、受講者の学習意欲を高める方法も詳しく解説していますので、オンライン講座の価値を高めたい方は必見です。

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はじめに

オンライン講座を運営していて、こんな悩みを抱えていませんか?

  • 受講者が講座の内容を飛ばし読みしてしまう
  • 重要な部分を見逃して、後から質問が殺到する
  • せっかく作った教材なのに、学習の定着率が低い

実は、これらの問題は講座コンテンツの見せ方を工夫するだけで大きく改善できます。

私自身、以前は受講者から「内容が理解できていない」「どこから手をつければいいかわからない」という声をよく聞いていました。しかし、Kajabiのレッスンロック機能を活用することで、受講者の学習効果が劇的に向上したのです。

この記事では、オンライン講座の学習効果を高めるKajabiのレッスンロック機能について、設定方法から効果的な活用方法まで詳しく解説していきます。オンラインで知識やスキルを販売している方、教育コンテンツを提供している方は、ぜひ参考にしてください。

レッスンロック機能とは

レッスンロック機能は、受講者の学習進捗をコントロールできるKajabiの重要な機能です。

この機能を使うと、以下のような設定が可能になります:

  • 前の講座を完了しないと次の講座に進めない
  • 小テストに合格しないと次のチャプターを見れない
  • 特定の条件をクリアするまで重要なコンテンツをロック

ドリップ配信との違い

Kajabiには「ドリップ配信」という似た機能がありますが、レッスンロック機能とは異なる特徴を持っています。

ドリップ配信は:

  • 時間の経過で自動的にコンテンツが解放される
  • 例:「講座開始から1週間後に次のチャプターが開く」

一方、レッスンロックは:

  • 受講者のアクションに応じてコンテンツが解放される
  • 例:「この動画を最後まで視聴したら次のレッスンが開く」

レッスンロック機能を使うメリット

  1. 学習の質が向上する
    重要な基礎知識を確実に習得してから応用に進むため、理解度が格段に上がります。
  2. 脱落を防げる
    ステップバイステップで進められるので、受講者が途中で挫折するリスクが減ります。
  3. サポートの工数が減る
    基礎から順番に学習するため、初歩的な質問や問い合わせが激減します。
  4. コンテンツの価値が高まる
    学習効果が上がることで、講座自体の評価も向上します。

このように、レッスンロック機能は受講者の学習体験を向上させるだけでなく、講座運営者の負担も軽減する優れた機能なのです。

レッスンロックの具体的な設定方法

それでは、実際のレッスンロックの設定手順を解説していきます。

基本的な設定手順

  1. Productページへのアクセス
    まずKajabiの管理画面から「Product」→「All Product」を選択します。
  2. 公開設定の変更
    ロックをかけたいチャプターの「Published」のボタンをクリックし、「Lock」に変更します。
  3. ロック条件の設定

    「Lock by post」という項目が表示されるので、そこでロック解除の条件となる講座を選択します。

たとえば、チャプター1の最後の講座(1-3)を見た後でないとチャプター2に進めないようにしたい場合は、「Lock by post」で「1-3」の講座を選択します。

小テストと組み合わせた設定

より確実な学習効果を得たい場合は、小テスト(Quiz機能)との組み合わせがおすすめです。

設定手順:

  • 講座の最後にQuiz機能で小テストを作成
  • ロック解除条件として小テストの合格を設定
  • 合格点や制限時間などの詳細設定を行う

注意点として、小テストの難易度は適切に設定することが重要です。難しすぎると受講者の意欲が低下し、簡単すぎると学習効果が薄れてしまいます。

段階的なロック設定のポイント

効果的なロック設定のために、以下のポイントを意識しましょう:

  • 学習の流れを意識する
    基礎から応用へと、自然な学習の流れを作ります。
  • 適切な区切りを設定
    1つのチャプターが長すぎると受講者の負担になるため、適度な長さで区切ります。
  • 解除条件は明確に
    受講者が次に何をすべきか分かりやすいように、解除条件は具体的に示します。

このように段階的にロックを設定することで、受講者は無理なく確実に学習を進めることができます。

学習効果を高めるための活用方法

レッスンロック機能をさらに効果的に活用するために、Kajabiの他の機能と組み合わせる方法をご紹介します。

自動メール配信との連携

KajabiのAutomation機能を使うことで、受講者の学習モチベーションを維持する仕組みを作ることができます。

具体的な設定例:

  • 講座完了時に励ましのメールを送信
  • 小テスト合格時にお祝いメールを配信
  • 次のステップの予告メールを自動送信

クーポン発行の活用

学習の達成度に応じて特典やクーポンを提供することで、受講者の意欲を高めることができます:

  • 全チャプター完了でアップグレードコースのクーポンを発行
  • 合格点に応じて特別コンテンツへのアクセス権を付与
  • 学習継続期間に応じた特典を提供

学習意欲を維持させるポイント

  • 適切な難易度設定
  • 学習初期は比較的易しい内容から始める
  • 徐々に難易度を上げていく
  • 達成感を得られる目標を設定する
  • 進捗の可視化
  • 完了したレッスンを明確に表示
  • 残りのステップを分かりやすく提示
  • 達成度をパーセンテージで表示
  • フィードバックの活用
  • 小テストの結果に応じたコメントを表示
  • 学習のポイントを再確認できる機会を提供
  • 次のステップへの期待感を高める

これらの機能を組み合わせることで、受講者の学習意欲を継続的に維持しながら、確実な知識の定着を図ることができます。

まとめ

Kajabiのレッスンロック機能を活用することで、オンライン講座の学習効果を大きく高めることができます。

この記事のポイントをまとめると:

  • レッスンロックの基本
  • 受講者の進捗をコントロール
  • 学習順序を最適化
  • 確実な知識の定着をサポート
  • 効果的な設定方法
  • チャプター間のロック設定
  • 小テストとの組み合わせ
  • 段階的な学習環境の構築
  • 学習効果を高める活用法
  • 自動メール配信との連携
  • クーポン発行による動機付け
  • フィードバックの活用

具体的なアクションステップ

オンライン講座を運営されている方は、まず以下の手順で実践してみてください:

  1. 現在の講座内容を見直し、最適な学習順序を検討する
  2. 重要なポイントでロックを設定する
  3. 小テストや自動メールを組み合わせて、学習の仕組みを作る

オンライン講座は、単にコンテンツを提供するだけでなく、受講者の成長をどうサポートするかが重要です。レッスンロック機能を活用して、受講者の方々により良い学習体験を提供していきましょう。

以上、Kajabi(カジャビ)のLesson(レッスン)をロックする方法を解説しました。

この記事は以下のKajabi公式チュートリアル記事を参考に執筆しました。

https://help.kajabi.com/hc/en-us/articles/360037702853-How-to-Lock-Content-in-Your-Course-Product

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