【KJ解説その27】Kajabi のLesson を他の講座にコピーする方法

オンライン講座を運営していると、同じコンテンツを複数の講座で使いたい場面に遭遇します。Kajabiには、わずか数クリックで講座間のレッスンをコピーできる便利な機能が備わっています。この記事では、「カジャビ・マスタークラス」の具体例を使いながら、レッスンのコピー方法を丁寧に解説します。コンテンツの再利用で制作時間を大幅に短縮できるだけでなく、情報の一貫性を保ちながら複数の講座を効率的に運営することが可能になります。Kajabiでオンライン講座を運営している方はもちろん、これから始めようと考えている方にも必見の内容です。

前回の記事はこちら

はじめに

オンライン講座を運営していると、同じような内容のレッスンを複数の講座で使いたいというケースに出会うことがあります。

例えば、あなたが以下のような状況に直面したことはありませんか?

  • 基礎講座と応用講座で、共通の導入部分を使いたい
  • 既存の人気レッスンを新しい講座にも活用したい
  • 複数の講座で使える汎用的なコンテンツを効率的に展開したい

これらの課題に対して、Kajabiには講座間でレッスンを簡単にコピーできる便利な機能が用意されています。

この記事では、私が実際に「カジャビ・マスタークラス」で使用している具体例を交えながら、Kajabiでレッスンを他の講座にコピーする方法を詳しく解説していきます。

手順は意外にも簡単で、数回のクリックだけで完了します。この作業に悩んでいるあなたも、この記事を読めば迷うことなく実践できるようになりますよ。

それでは、具体的な手順の説明に入っていきましょう。

Kajabiでレッスンをコピーするメリット

オンライン講座の運営で頭を悩ませるのが、コンテンツの作成と管理の効率化です。Kajabiのレッスンコピー機能を使うことで、以下のような大きなメリットが得られます。

時間と労力の大幅な削減

新しい講座を作る際に、既存のレッスンを再利用できるということは、とても大きな価値があります。

  • コンテンツを一から作り直す必要がない
  • 画像やビデオの再アップロードが不要
  • 設定項目を再入力する手間が省ける

私自身、「カジャビ・マスタークラス」を作成する際に、以前作成した基礎講座のコンテンツを活用することで、通常2週間かかる作業を3日で完了させることができました。

コンテンツの一貫性維持

複数の講座で同じ内容を扱う場合、情報の一貫性を保つことが重要です。レッスンコピー機能を使うことで:

  • 異なるバージョンの情報が混在するリスクを防げる
  • 説明の質にばらつきが出ることを避けられる
  • ブランドの一貫性を保ちやすい

柔軟なコンテンツ展開

1つのレッスンを複数の文脈で活用できるのも大きな利点です。例えば:

  • 初心者向け講座の一部を上級者向け講座の復習として使用
  • 特定のトピックを異なる角度から複数の講座で活用
  • 季節や時期に応じて柔軟にコンテンツを組み替え

この機能を使いこなすことで、あなたの講座制作の効率は大きく向上します。では次に、具体的な手順を見ていきましょう。

実践!レッスンを他の講座にコピーする手順

では、実際の手順を1つずつ説明していきます。ここでは、私が実際に使用している「カジャビ・マスタークラス」の例を使って解説します。

1. Productsページへのアクセス

まずは以下の手順でProducts画面を開きます:

  • Kajabiの管理画面にログイン
  • 左サイドメニューの「Products」をクリック
  • All Products」を選択して講座一覧を表示

2. コピー先の講座を選択

次に、レッスンをコピーしたい先の講座を選びます:

  • 講座一覧から目的の講座をクリック(例:「ステップ2:プロダクト(Product)編」)
  • 該当する章(モジュール)を開く
  • +Add Content」ボタンをクリック

3. インポート機能の利用

ここからが実際のコピー作業です:

  • Import from another course」を選択
  • 表示される小窓で以下の項目を順番に選択:
  • Choose a Course」:コピー元の講座を選択
  • Choose a Module」:コピーしたいレッスンが含まれる章を選択
  • Choose a Lesson or Quiz」:具体的なレッスンを選択

4. コピーの確定

最後のステップです:

  • 選択内容を確認
  • Got it」ボタンをクリック
  • コピー先の章の最後にレッスンが追加されたことを確認

これでレッスンのコピーは完了です。想像以上に簡単だったのではないでしょうか?

ただし、この作業にも注意点がありますので、次のセクションで詳しく解説していきます。

レッスンコピー時の注意点

Kajabiのレッスンコピー機能は便利ですが、効果的に活用するためにはいくつかの重要な注意点があります。以下のポイントに気を付けることで、スムーズなコンテンツ管理が可能になります。

コンテンツの整合性チェック

レッスンをコピーした後は、必ず以下の項目を確認してください:

  • 参照リンクが正しく機能しているか
  • 画像やビデオが適切に表示されているか
  • テキストの文脈が新しい講座に合っているか

私の経験では、特に講座間の関連性を示す文言には注意が必要です。例えば「前回の講座で説明したように」という表現は、コピー先の文脈では適切でない可能性があります。

配置場所の最適化

コピーしたレッスンはデフォルトで章の最後に追加されます。以下の点を考慮して、適切な位置に移動させましょう:

  • 学習の流れに沿った順序になっているか
  • 前後のレッスンとの関連性は適切か
  • 難易度の順序は守られているか

アクセス権限の設定

レッスンをコピーした際は、アクセス権限の設定も確認が必要です:

  • 受講者の権限設定は適切か
  • 有料/無料の設定は意図通りか
  • 公開/非公開のステータスは正しいか

コンテンツの更新管理

複数の講座で同じレッスンを使用する場合は、以下の点に注意が必要です:

  • 内容の更新が必要になった場合は、全ての使用箇所を把握しておく
  • どの講座のレッスンがオリジナルなのかを記録しておく
  • 更新時期や頻度の管理方法を決めておく

これらの注意点を意識することで、より効果的なコンテンツ管理が可能になります。

まとめ

Kajabiのレッスンコピー機能を使えば、効率的なコンテンツ管理と講座運営が可能になります。ここで、もう一度主要なポイントを確認しましょう。

手順の振り返り

レッスンのコピーは以下の簡単な流れで実行できます:

  1. Productsページから講座一覧を表示
  2. コピー先の講座で「+Add Content」を選択
  3. 「Import from another course」でコピー元を指定
  4. レッスンを選択して「Got it」で確定

活用のポイント

効果的な活用のために、以下の点を意識しましょう:

  • コンテンツの再利用で時間と労力を節約
  • 一貫性のある情報提供で学習効果を向上
  • 適切な配置と設定で学習体験を最適化

次のステップ

この機能を使いこなすことで、あなたのオンライン講座はさらに充実したものになります。まずは小規模な講座で試してみることをおすすめします。

それでは、あなたのKajabi活用が成功することを願っています!

以上、Kajabi(カジャビ)のLessonを他の講座にコピーする方法を解説しました。

この記事は以下のKajabi公式チュートリアル記事を参考に執筆を行いました。

https://help.kajabi.com/hc/en-us/articles/8302882880283-How-to-Import-a-Course-Lesson-or-Quiz

この記事の解説動画はこちら

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