前回はメールのテンプレートを作成しましたが、今回はそのテンプレートを活用してActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で一斉配信のメールマガジンを送信する方法(その2)を解説します。
前回の記事はこちら
- 1 ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で一斉配信のメールマガジンを送信する方法
- 2 注意:慣れるまではテストメールを自分のメールアドレスに絶対に送りましょう!
- 3 解説動画はこちら(新しいバージョンを作成しました)
- 4 弊社のリンクからお試しいただいた方にActiveCampaignマスタークラスをプレゼント中!
- 5 次の記事はこちら
- 6 ActiveCampaignの使い方まとめ記事はこちら
ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で一斉配信のメールマガジンを送信する方法
前回の記事ではメールのテンプレートを作成する方法をお伝えしましたが、今回はそのメルマガテンプレートを活用し、実際にActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で一斉配信のメールマガジンを送信する方法について解説します。
(※動画内容は、一部、古いバージョンになっております。記事文章は最新のバージョンに対応しておりますので、動画と異なる部分は、解説文章の方を参考にしてください。)
メニューのCampaign(キャンペーン)からメルマガ作成画面へ
前回の記事でも解説したように、メニュー画面の左側に表示される手紙のアイコンである「Campaigns(キャンペーン)」を選択します。
初めてキャンペーン(=メルマガ)を作成する場合は以下の画面のように「Create your first campaign(初めてのメルマガを送信する)」を押下します。
そうするとメールの作成画面が表示されますので、5つのステップに従ってメールを作成していきます。
ステップ1:「Type(タイプ)」=メールの名前とメールの種類を決める
最初の画面では「Campaign Name(キャンペーンの名前)」では作成するメールの名前を入力します。
これは基本的には運営側だけが見れる名称なので、例えば「20251213全体メール」のような形式で、後から自分で見た際に、日付と、どのリストに送ったのかが一瞬で分かれば良いでしょう。
そして、メニューの中にある「Standard(スタンダード)」を選択し右上にある「Next」を押下します。
ちなみに、メールの件名や内容をABテストしたい場合は、Split Testingを選択します。(今回はあくまで一番一般的なメルマガ送信方法であるStandardを選択した場合に沿って解説していきます。)
↑Campaign Nameにメールの名前を入力し、Standardを選択し、右上のNext(ネクスト=次へ)をクリックして次のステップへ飛びます。
ステップ2:「List(リスト)」=メールを送信する対象者を設定する
2つ目のステップである「List(リスト)」の設定項目では、あなたのActiveCampaignのContacts(コンタクト)全体の中から「どのような基準を満たす人に送るか?」を柔軟に選択することが可能です。
ここで、「このリストに送るけど、このタグを持っている人(特定の商品を持っている人)は除外する」などフレキシブルに送信者を選定することが可能です。
ここでは、リスト単位での選択や表示されているリスト全てを選択することもできます。
カスタムセグメント機能で細かい対象者の設定が可能に
もしくは、下にある「Create segment(カスタムセグメント)機能」を使ってさらに細かくメールの送信対象者を選別することができます。
リストだけだと大雑把な選定ですので、特定のタグやカスタムフィールドを持ってる人だけ、または特定のタグやカスタムフィールドを持っていない人だけ、を抽出することも可能です。
カスタムセグメントは一度設定すると、次回からは再度同じルールでメールを送る際に再度設定する必要はありません。
なので、毎回メルマガを送るたびに、「このリストを対象に、このタグを持っている人だけにメールを送る」みたいな設定をいちいちしなくても、「カスタムセグメントの一斉メルマガ対象者(初回ステップ終了者)を選ぶ」だけで配信設定が終了しますので、とても便利です。
ぜひあなたもタグで条件を付与して、「この条件を満たす人だけにメールを送る」ということを実践してみてくださいね。
ちなみに、カスタムセグメントを作成すると、Contantsメニューに画面が遷移して、先ほどのキャンペーン作成画面にもどれないので、左のメニューのCampaignアイコンをクリックして、キャンペーン作成画面に戻りましょう。
キャンペーンの一覧画面に戻り、先ほど設定したメールの名前をクリックすれば、先ほどまで設定していたList(リスト)の設定画面に戻れますので、またメール作成を再開していきましょう。
送信するリストやカスタムセグメントが決定したら右上の「Next」と押下して次の設定画面を開きます。
ステップ3:「Design(デザイン)」=メールのテンプレートを決定する
ここで前回の記事で作っておいたテンプレートが役立ちます。
解説動画では「Classic Designer(クラシックデザイナー)」が表示されますが、これは古い機能で、今新しくアカウントを作成すると、そもそも「Email Designer」というメールの作成機能しかないので、それを選択した上で「Continue( コンティニュー)」を押下します。
そうすると、たくさんのテンプレートが表示されますので、上記の画面のように「Custom(カスタム)」を選択すると、自分が作成したメールテンプレートだけが表示されますので、使いたいテンプレートを選択します。
送信者名、送信と返信用のメールアドレス、件名をまず入力する
すると、小窓(ポップアップ)が表示されるので、「From Name」では差出人、「From Email」では差出人のメールアドレス、「Email Subject」ではメールの件名を入力して「Continue」を押下します。
メールの本文を記入する
次に送信するメール内容が表示されるので、ここで必要に応じて本文を書き足します。
ここではテンプレートを作る時と同様、右側に表示されるメニューでリンクの挿入や様々なブロックをドラッグアンドドロップで追加することができます。
件名の編集とテスト送信とスパムチェック
本文のカスタマイズや調整が終われば、右上の歯車マークを押し「Setting」画面を表示させます。
ここでは件名などの設定ができますが、上から順に「Subject」は件名で、その下にある「Preheader text」はお客様がメールを開封する前のメール一覧画面でのみ表示できる「チラ見せ」テキストです。
弊社の場合、ここに「まだ購入していないのですか?」などの若干煽り気味の文章を入れたりと、一言を入れることで開封率を上げるように工夫しています。(あまり煽りすぎないように注意しましょう。)
下にある「Reply to」はお客様が返信する際、自動的にここに入力されたアドレスが宛先になる設定です。
「Test your campaign」では、テスト送信が行えます。
ここではActiveCampaignの契約しているメールアドレスが表示されていますが、お勧めの方法はGmailでのテスト送信です。
その理由は、Gmailだと文字の大きさが変わっていたり、改行が崩れている場合などがあるので、それらをチェックする意味で自分が持っているお持ちのGmailへテストメールを送信し内容をチェックすることをお勧めします。
一番下にある「Spam Check」は、件名、本文、またはドメインがどれぐらい古いかなどをチェックしてスパムメールと判断されるか否かを表示してくれる機能です。
ここでは比較的新しいドメイン(取得してから日が浅い)ではスパム判定されやすくなります。
設定が終わったら「Save」を選択して右上の「Next」を押して、次のステップに行きます。
ステップ4:「Summary(サマリー)」=
次に「Summary」画面に移ります。
ここでは各項目の最終確認をすることができるのでそれぞれの内容を確認します。
私の場合、「Options」の項目で「Google Analytics」のスイッチを「ON」に設定します。
こちらを「ON」にしておくと、キャンペーンメール経由で自分のサイトを訪れた人が「Google Analytics」を経由することでアクセスデータが蓄積されて、後の分析に役立つのでお勧めの機能です。
メールの送信日時を設定する方法
「Schedule(スケジュール)」ではメールの送信を行う日付や時間を指定し、スイッチを「ON」にすると送信予約が行えます。
送信予約をオンにすると、右上にある「Send Now(即時配信)」ボタンが「Finish(設定完了)」に変わるので、それを押せば設定完了です。(指定した時間になったら自動的にメールが流れます。)
直ちに送信する場合は、Schedule(スケジュール)を設定せずに、右上の「Send Now(即時配信)」を押してください。(Send Nowを押すと、それ以上の確認はなく、すぐに送信されますのでお気をつけください。)
メールを下書きのまま保存する方法
とりあえず送信をせずに下書きのまま保存する場合は、配信予約のSchedule(スケジュール)をオフにしておけば、画面右上の「Save and exit(保存して出る)」を選択すれば送信を行わずに、そのまま内容を保存することができ、後でいつでも編集を行うことができます。
注意:慣れるまではテストメールを自分のメールアドレスに絶対に送りましょう!
ActiveCampaignでメルマガを送信する場合は、特に慣れるまでの最初のうちは必ずテストメールを送るようにして実際に表示される画面をチェックするようにしてください。(まあ慣れてきても気を抜かずにテストメールを送るようにした方いいですが。)
以上がActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で一斉配信のメールマガジンを送信する方法でした。
解説動画はこちら(新しいバージョンを作成しました)
メルマガ配信をする際のSegment(セグメント)機能のついての解説記事はこちら
ぜひここまでの記事で解説した内容を復習しながら、実際にメールを送信して、見込み客様やお客様にメッセージを送って売り上げアップに繋げましょう!
弊社のリンクからお試しいただいた方にActiveCampaignマスタークラスをプレゼント中!
ActiveCampagin(アクティブキャンペーン)公式サイトはこちら
弊社のリンク経由で申し込まれた後は弊社の問い合わせフォームからその旨をご連絡ください。
↓↓↓
問い合わせフォーム
・ActiveCampaignマスタークラスの受け取りを希望する旨
・ActiveCampaignに申し込まれた際のメールアドレス
・オンライン講座アカウント作成用のメールアドレス
以上を3点をご記入の上、お問い合わせください。
(本当に弊社のリンクでお申し込みいただいたかどうかを確認し、1-2営業日程度でActiveCampaignマスタークラスを差し上げます。)
弊社でもActiveCampaignをメインのメール配信ソフトウェアとして活用しておりますので、ぜひお試しいただければ嬉しいです!