
追記(2026年9月):この記事で紹介している動画生成AI「Veo 2」は、2026年6月30日に提供が終了しました。同じ日に「Veo 3」も終わっています。さらに、Geminiアプリの動画生成モデルは「Veo」から「Gemini Omni」へ全面的に交代しました。Googleは公式に「Gemini Omni は、Gemini アプリで Veo に代わって導入されます」と書いています(2026年9月時点の最新版はGemini Omni 1.1 Flash)。掲載している画面写真と動画は、私が試した2025年4月のもので、当時の記録としてそのまま残しています。
もうひとつ、大きな変更があります。Geminiアプリで動画を作るには、Google AIの有料プラン(いちばん安いGoogle AI Plusで月725円・2026年9月時点の月払い)が必要になりました。無料プランでできるのは、画像の生成と編集までです。お金をかけずに動画を試したい場合は、無料アカウントでも使えるGoogle Flow(flow.google.com)のほうを使うことになります。今のやり方は、記事の後半の「今からGoogleで動画を作るなら」にまとめました。
「動画を作りたいけど難しそう…」「時間もお金もかけられない…」。そんな悩みを引き受けてくれたのが、Google Geminiで使えた動画生成AI「Veo 2」でした。ただ、そのVeo 2は2026年6月30日に提供を終了しています。Geminiアプリの動画生成モデルはGemini Omniに代わり、さらに動画を作るには有料プランが必要になりました(無料でできるのは画像まで)。この記事では、2025年4月に私が試したときの記録を残したうえで、今から動画を作るならどこでどうすればいいのかを後半にまとめています。
- 1 「自分で動画を作れたら…」その夢、AIが叶えてくれるかも?
- 2 なぜ「Veo 2」があなたの役に立つかもしれないの?
- 3 百聞は一見にしかず!Veo 2が作った動画、見てみませんか?
- 4 驚くほど簡単!GeminiでVeo 2を使い始める方法
- 5 日本語でOK!Veo 2の性能を引き出す「お願い」のコツ
- 6 使う前に知っておきたい!Veo 2を上手に乗りこなすための注意点
- 7 Veo 2 vs Sora? 個人的に感じた違いと、どっちを選ぶかのヒント
- 8 広告、SNS、資料作りも!Veo 2をあなたの仕事で活用するアイデア集
- 9 今からGoogleで動画を作るなら
- 10 まとめ:さあ、あなたも動画クリエイターに!Veo 2で広がる可能性
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「自分で動画を作れたら…」その夢、AIが叶えてくれるかも?

「SNSや広告用に、ちょっとした動画を作りたいな」
「自分の知識や経験を伝えるために、分かりやすい動画があったらいいのに」
あなたは、そう思ったことはありませんか?
でも、いざ動画を作ろうとすると、
「動画編集ソフトって難しそう…」
「撮影機材もないし、どうすれば…」
「外注すると高そうだし、時間もかかる…」
なんて、たくさんの壁にぶつかってしまいますよね。いやはや、本当に動画づくりって大変です…。
私自身も、オンラインで情報発信をする中で、動画の重要性はひしひしと感じているものの、なかなか手軽に作れなくて悩ましい時期がありました。動画編集って、結構根気がいりますしね。
でも、もし。
あなたが考えたイメージを文章で伝えるだけで、AIが自動で動画を作ってくれたら…どうでしょう?
まるで夢のような話ですが、そんなすごい技術が、いよいよ私たちの身近なところで使えるようになったんです!
それが、今回ご紹介するGoogleの新しい動画生成AI「Veo 2(ヴィオ ツー)」です。
「え、AIが動画を?聞いたことはあるけど、なんだか難しそう…」
「それに、どうせ英語なんでしょ?」
そう思うかもしれません。たしかに、これまで動画を作るAIは、専門家向けだったり、海外のサービスで使い方が分かりにくかったり、英語で指示しないといけなかったり…となかなかハードルが高かったですよね。
でも、この「Veo 2」は、あのGoogleが開発した最新のAIなんです。
そして、なんと!普段私たちが使っている「Google Gemini」(※)の中で、ついに使えるようになったというニュースが飛び込んできました!
(※ ここは2025年4月時点の話です。正確には、月額2900円の有料プラン「Gemini Advanced」に入っている方が、おそらく優先的に使えるようになるはずだ、と当時は書いていました。さすがにこれだけの機能が無料、というのは難しいかもしれませんが、それでもすごい進化ですよね!)
※2026年9月時点の補足:プランの呼び方は「Gemini Advanced」ではなく、Google AIのプラン(Google AI Plus/Google AI Pro/Google AI Ultra)に変わりました。そして予想は当たってしまい、Geminiアプリで動画を作るには、いちばん安いGoogle AI Plus(月725円・2026年9月時点の月払い)以上への加入が必要です。無料プランでできるのは、画像の生成と編集までです。
これまで一部の開発者さんや、特定の専門ツールを経由しないと使えなかったような高性能な動画生成AIが、なんと日本語の指示で、Geminiのいつものチャット画面から手軽に試せるようになったのです。これは本当に驚きです。
これは、私たちのような個人事業主や、自分でオンラインで商品を売りたいと考えている経営者の方にとって、ものすごいチャンスだと思いませんか?
この記事では、
「Veo 2って、いったい何がすごいの?」
「どうやって使うの?」
「本当に使える動画が作れるの?」
といったあなたの疑問に、実際に使ってみた私の経験も踏まえながら、専門用語をなるべく使わずに、分かりやすくお伝えしていきますね。
動画作成の新しい可能性を、ぜひ一緒に見ていきましょう!
なぜ「Veo 2」があなたの役に立つかもしれないの?

さて、Google Geminiで使えるようになった動画生成AI「Veo 2」。
これが、なぜあなたの役に立つかもしれないのか、もう少し具体的にお話しさせてください。
先ほども触れましたが、動画を作るのって、本当に時間がかかりますよね。
企画を考えて、撮影して、素材を選んで、編集して…。慣れていないと、あっという間に一日が終わってしまうことも。週末が動画編集だけで潰れちゃう、なんて経験がある方もいるかもしれません。
それに、動画編集ソフトって、なんだかボタンがいっぱいで難しそうだし、覚えるのも大変。かといって、プロにお願いすると、結構なコストがかかってしまう…。ちょっとした動画でも、数万円、数十万円とかかることも珍しくありません。
「もっと手軽に、自分のペースで動画を作れたらなぁ」
そんな風に思っているあなたにとって、Veo 2は救世主になるかもしれません。
なぜなら、Veo 2は基本的に「文章でお願いするだけ」で動画を作ってくれるから。
- 特別なスキルは必要ありません。 難しい編集ソフトの操作を覚える必要も、高価なカメラを用意する必要も(今のところは)ないんです。必要なのは、あなたの「こんな動画が見たい!」というアイデアだけ。
- 時間も大幅に節約できるかも。 あなたが「こんな動画が見たいな」と思ったイメージを言葉にするだけで、AIがサッと形にしてくれます。今まで何時間もかかっていた作業が、ほんの数分で終わる…かもしれません。
- コストも抑えられる可能性が。 もしあなたが既にGemini Advancedを使っているなら、追加費用なし(※)でこの動画生成機能が使えるわけですから、これはかなりお得感がありますよね。(※2025年4月現在の情報です。今後変更される可能性はありますのでご注意ください)
※2026年9月時点の補足:この「今後変更される可能性」は現実になりました。Geminiアプリの動画生成は、Google AIの有料プランに入っている人だけが使える機能です。無料のまま動画を試したい場合は、あとで説明するGoogle Flowのほうを使うことになります。
つまり、これまで時間やコスト、スキルの問題で諦めていた動画作成が、グッと身近になるかもしれないんです。
あなたの頭の中にある素晴らしいアイデアや、届けたいと思っている商品・サービスの魅力を、もっと気軽に動画という形で表現できるようになる。そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか?
百聞は一見にしかず!Veo 2が作った動画、見てみませんか?

「とはいえ、AIが作る動画って、どうせカクカクしてたり、不自然だったりするんでしょ?」
「なんか、いかにもAIっぽい感じになりそう…」
そう思われる方もいるかもしれません。私も最初はそう思っていました。
確かに、AIによってはそういうこともありますよね。
でも、このVeo 2、実際に使ってみてビックリしたんですが、かなりクオリティが高いんです!
私も実際に色々な「お願い」(AIへの指示のことを「プロンプト」と言います)をして、動画を作ってみました。
いくつかご紹介しますね。
※この記事に載せている動画は、すべて2025年4月にVeo 2で作ったものです。Veo 2はもう提供されていないので、同じモデルで作り直すことはできません。当時の記録として、そのまま残しています。
まるで本物?驚きのクオリティ例
例えば、「公園で白い子犬がボールを追いかけている様子」をお願いしてみたら…これがもう、本物の映像と見間違えるくらいリアルなんです!毛並みのフワフワ感とか、楽しそうに走る動きの自然さとか、本当にすごい。
有名なOpenAI社の「Sora」という動画生成AIにも同じようなお願いをしてみたんですが、動画によってはボールの動きがちょっと瞬間移動みたいになったり…なんてことも。もちろんSoraもすごいAIなんですが、個人的にはVeo 2の方が、より自然でスムーズな動きに見えるケースが多いかな?と感じましたね。
他にも、「雨の日の街を車が通り過ぎて、水しぶきが少し上がる」という、ちょっと細かいお願いもしてみました。以前、他のAIで試した時は水しぶきが出なかったんですが、Veo 2はちゃんと路面の水たまりから水しぶきが上がる様子を描写してくれたんです。こういう細かいニュアンスまで表現しようとしてくれるのは嬉しいですよね。
それから、個人的に「おおっ!」と思ったのが、このパンケーキの動画!
ふわっふわのパンケーキに、とろーりとしたシロップがかかる様子なんて、もう…見ているだけでお腹が空いてきちゃいます(笑)。これがAIによって生成されたなんて、にわかには信じられないくらい、リアルで美味しそうなんです。食べ物の表現って難しいと思うんですが、見事にやってのけています。
映画のワンシーンみたいな動画も!
さらに驚いたのが、「スペースシャトルが宇宙を旅している様子」をお願いした時。
まるでSF映画のワンシーンのような、壮大で美しい映像が出てきたんです!
もちろん、最新のハリウッド映画のCGとまったく同じ、とまでは言わないかもしれませんが、このクオリティの映像を、私たちが文章一つで、しかも短時間で作り出せるなんて、ちょっと前までは考えられなかったことですよね。技術の進歩って本当にすごいです。
ビジネスシーンの動画素材も作れる?
「すごいのは分かったけど、自分の仕事で使えるような動画は作れるの?」
そこ、一番気になるところですよね!私もそこが知りたくて試してみました。
例えば、ウェブサイトや広告、説明動画の合間に入れられるような映像素材(専門用語で「Bロール」なんて言ったりします)として、「パソコンの前で悩んでいる女性」のような動画をお願いしてみました。
ただ、AIって何も指定しないと、どうしても欧米系の人物像になることが多いんですよね。そこで、「日本人」とはっきり指定してお願いしてみたんです。
そうしたら…
こんな感じで、とても自然な日本人の動画が生成されました!
これなら、ちょっとした会社の紹介動画や、サービスの解説動画、SNS投稿、プレゼン資料なんかにも十分使えそうだと感じました。わざわざモデルさんを手配したり、撮影したりする手間を考えると、これは画期的かもしれません。
もちろん、たまーに「ん?」と思うような、ちょっと不自然な動きが入ることも、正直あります。指が妙に多かったり、変な動きをしちゃったりとか(笑)。AIもまだ完璧ではないですからね。そこはご愛嬌、という感じでしょうか。
↓これとか、メガネがおかしな事になっていますし、人物の動きもちょっと違和感ありますよね。。笑
でも、全体的に見て、Veo 2の動画生成能力は本当に高いと感じています。
特に、日本語でのお願いでも、しっかり意図を汲み取って高品質な動画を作ってくれる点は、私たち日本人にとって、ものすごく大きなメリットですよね。英語が苦手でも安心して使えるのは、本当にありがたいです。
驚くほど簡単!GeminiでVeo 2を使い始める方法

「こんなすごいAI、使うのって、やっぱり専門知識とかいるんじゃないの?」
そう思いますよね。私も最初は「何か特別な設定とか必要なんじゃ…」と身構えていたんですが、拍子抜けするほど簡単だったんです!
※ここから先の手順と画面写真は、2025年4月に私が試したときのものです。Veo 2は終わっているので、この手順のとおりには進められません。今から動画を作りたい場合は、記事の後半の「今からGoogleで動画を作るなら」へ進んでください。ただ、プロンプト(AIへのお願いの文章)の考え方は今のモデルでもそのまま使えるので、途中の「お願いのコツ」は目を通しておいて損はありません。
まず、大前提として、当時このVeo 2を使うには、先ほどもお伝えしたようにGoogle Geminiの有料プラン「Gemini Advanced」に入っている必要がありました(2025年4月時点で、日本では月額2900円でした)。
Gemini Advancedが使えるようになったら、あとはもう本当に拍子抜けするくらい簡単。
普段Geminiを使う時と同じようにチャット画面を開きます。当時は画面の上部あたりに、今どのAIモデルを使っているか表示されている部分がありました。そこをクリック(またはタップ)すると、利用可能なモデルの一覧が出てきます。その中から「Veo 2」を選んで、クリックするだけでした(2026年9月時点では、この一覧にVeo 2はありません。動画生成はモデル選択ではなく、ツールのメニューから行う形に変わっています)。

ね、簡単でしょ?
特別なソフトをパソコンにインストールしたり、何かややこしい設定をしたりする必要は、当時は一切ありませんでした。いつものGeminiの画面で、モデルをポチッと切り替えるだけで、Geminiが動画生成モードに変身してくれたんです。
これだけで、あなたも最先端の動画生成AIを使える準備が整いました!いやー、便利な時代になったものです。
日本語でOK!Veo 2の性能を引き出す「お願い」のコツ
さあ、いよいよ動画を作ってみましょう!
Veo 2に動画を作ってもらうには、「こんな動画が見たい!」というあなたのイメージを文章で伝える必要があります。このAIへの「お願い」の文章のことを、ちょっとかっこよく言うと「プロンプト」と呼びます。
「えっ、プロンプト?なんだか急に専門用語が出てきて難しそう…」
「うまくお願いできるか自信ないなぁ…」
大丈夫、大丈夫!難しく考える必要は全くありません。 安心してください。
一番大事なのは、まず『えいやっ!』と試してみること!
そして、何より嬉しいのが、Veo 2は日本語での指示(プロンプト)にしっかり対応してくれている点です。英語が苦手な方でも、安心して使えます。これは本当に大きなメリットですよね。
とはいえ、どうせなら自分のイメージに近い、素敵な動画を作りたいですよね。
そこで、Veo 2の性能を上手に引き出すための「お願い」=プロンプトのコツを、いくつかご紹介します。
※ここも2025年4月にVeo 2で試したときの記録です。モデルは入れ替わりましたが、「誰が」「どこで」「何をしている」を書く、カメラの動きを指定する、といった考え方そのものは今のモデルでも通用しますので、そのつもりで読んでみてください。
まずはシンプルに伝えてみよう!
最初は、あまり肩肘張らずに、見てみたい情景をそのまま言葉にしてみましょう。
- 例:「夕暮れのビーチを二人で歩いているカップル」
- 例:「おしゃれなカフェで静かに本を読んでいる女性」
- 例:「満開の桜並木の下を、赤い自転車がゆっくりと通り過ぎる」
こんな感じで、まずは短い文章でOKです。
「ちゃんと伝わるかな?」なんて心配せずに、まずは気軽に投げてみましょう。どんな動画が出てくるか、ワクワクしながら待つのも楽しいですよ!
「誰が」「どこで」「何をしている」を具体的に書いてみよう
もう少しイメージに近い動画を作りたいな、と感じたら、「誰(何)が」「どこで」「何をしているか」、そして可能であれば「どんな雰囲気か」などを少し詳しく書いてあげると、AIも「なるほど、こういうことね!」と理解しやすくなります。
- 例:「明るい日差しが差し込むオフィスで、ノートパソコンに向かい、満足そうに笑顔でうなずく30代の日本人女性。ポジティブで明るい雰囲気で。」
- 例:「雨上がりのキラキラした公園で、楽しそうに水たまりをぴょんとジャンプする黄色い長靴を履いた小さな男の子」
どうでしょう?こんな風に、少し情報を足してあげるだけで、より具体的なシーンが目に浮かびますよね。AIにとっても、より的確な動画を作りやすくなるんです。
登場人物は「日本人」ってはっきり言ってみよう!
先ほどの例にもありましたが、特に人物が登場する動画を作りたい場合、AIは何も指定しないと、どうしても欧米系の人物像をイメージしがちです(AIが学習したデータの影響かもしれませんね)。
もし日本人が登場する動画を作りたい場合は、プロンプトの中に「日本人」「日本の~」といった言葉をはっきりと入れるのが、かなり効果的です。
- 例:「静かな日本の伝統的な庭園で、美しい着物を着て丁寧にお茶を点てる落ち着いた雰囲気の初老の日本人男性」
- 例:「活気あふれる渋谷のスクランブル交差点を、スマートフォンを見ながら足早に歩くたくさんの日本人」
こうやって具体的に指定することで、AIが「あ、今回は日本の風景と日本人のイメージで作ればいいんだな」と理解してくれやすくなります。試してみてください。
カメラアングルも指定できるかも?「もっと引きで撮って!」みたいに

生成された動画を見て、「うーん、なんか顔のアップばっかりだな…」「もっと全体の雰囲気を見たいのに」と感じることも、もしかしたらあるかもしれません。(私も実際にありました)
そんな時は、思い切ってカメラのアングル(角度)や画角(どれくらいの範囲を映すか)を指定してみるのも一つの手です。

写真や映像に詳しい方なら、「ワイドショット(広角)で全体を広く見せて」「クローズアップショット(接写)で手元を強調して」「俯瞰(ふかん:真上から見下ろすような感じで)」といった専門用語を使ってみると、より正確に伝わるかもしれません。
でも、そんな難しい言葉を知らなくても全然大丈夫!
ノートPCを使っていて、新しい便利な機能を発見して感動している30代の日本人女性。モダンなワークスペース。広角の画角で上半身や机の上が映るように。
「もっと引きで撮って、全身が見えるようにして!」「机の上にあるパソコンと書類も一緒に映してください」「見上げるような感じで、下からのアングルでお願いします」
といった、普段あなたが使うような自然な言葉で伝えても、AIが意図を汲み取ってくれることが結構あります。すごいですよね。
これも色々試してみると面白いですよ!「こんな言い方だとどうなるかな?」って、まるでAIと対話するように、実験感覚で楽しんでみてください。
アイデアが浮かばない時は、AIに相談しちゃおう!

「そもそも、どんなお願いをすればいいか、良いアイデアが全然浮かばない…」
そんな時だってありますよね。人間だもの。
大丈夫!そんな時は、困った時のGemini頼み!(笑)
Veo 2を選ぶ前に、いつもの文章生成が得意なGemini(例えばGemini 2.5 Proなど、Veo 2以外のモデル。これは2025年4月時点のモデル名で、今は別の名前に変わっています)に、こう聞いてみるんです。
「ねぇGemini、今度Veo 2で動画を作ってみたいんだけど、何か面白いプロンプトのアイデアないかな?例えば、感動的なシーンとか、笑えるシーンとか、具体的なプロンプトの例を10個くらい考えてくれない?」
「仕事で使えるような、ビジネスシーンの動画を作りたいんだけど、役立ちそうなプロンプトをいくつか提案してほしいんだけど…例えば、チームで協力している様子とか、目標達成を喜ぶシーンとか。」
そうすれば、Geminiがあなたの相談に乗って、色々なプロンプトのアイデアを出してくれます。それをそのまま使ってもいいし、少し自分なりにアレンジしたりしてVeo 2にお願いすれば、スムーズに動画作りを始められますよ。AIを上手に使いこなす、って感じですね!
このように、Veo 2への「お願い」=プロンプトは、最初から100点満点を目指す必要はありません。 まずは気軽に試してみて、「お、いい感じ!」とか「うーん、ちょっと違うな」とか、結果を見ながら、少しずつ言葉を変えて調整していくのがおすすめです。
幸い、今のところ(2025年4月現在)、Gemini Advancedでは「動画生成はあと〇回までです」といった厳しい回数制限は、そこまで厳しくないようです(もちろん、無茶な使い方はいけませんが!)。
ですから、怖がらずに、どんどん色々な言葉で試して、あなただけの素敵な動画を生み出す冒険を楽しんでみてくださいね!
使う前に知っておきたい!Veo 2を上手に乗りこなすための注意点
さて、ここまでVeo 2のすごいところ、便利なところを中心にお伝えしてきましたが、どんなに素晴らしいツールにも、やっぱり得意なことと、ちょっと苦手なこと、そして使う上で「あ、これ知っておくと良いな」という注意点がありますよね。これはVeo 2も例外ではありません。
正直なところ、Veo 2もまだ世に出てきて間もない、ピカピカの新しい技術。発展途上な部分もありますし、完璧!とまではいきません。
でも、事前に「ふむふむ、こういうこともあるのね」と知っておけば、いざという時に慌てずに対処できますし、もっとVeo 2と上手に付き合っていけるはずです。
実際に私が使ってみて「おや?」と思った点や、「ここはちょっと気をつけておきたいな」と感じたポイントを、正直にいくつかお伝えしますね。あなたのVeo 2ライフ(?)の参考になれば嬉しいです。
動画の画質は、当時「フルHD」より少し控えめ?

まず、多くの方が気になるであろう、生成される動画の画質(専門用語で「解像度」と言います)についてです。
2025年4月の時点では、Veo 2がGoogle Gemini上で作ってくれる動画は「720p」というサイズが基本のようです。
「720pって、どれくらいなの?」って思いますよね。すごく簡単に言うと、テレビやYouTubeなんかでよく聞く「フルHD(フルハイビジョン、1080p)」よりは、少しだけ画質が粗い(ドットの数が少ない)、ということです。

なので、例えば、映画館の大きなスクリーンに映し出すような、ものすごく高精細でクリアな映像を求めている場合には、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません。
※2026年9月時点の補足:画質の事情は少し変わりました。今のGoogle Flowでは、できあがった動画を1080pに引き上げる機能があります。ただしこれは有料プランの人だけで、無料アカウントでは使えません。広告やYouTubeに使う画質にしたいなら、結局どこかで課金が必要、という点は頭に入れておいてください。
ただ、スマートフォンの比較的小さな画面で見るSNS投稿用の動画だったり、ウェブサイトに埋め込むちょっとした説明動画や広告動画だったりするなら、個人的には十分きれいで、実用的なクオリティかな、と感じています。用途によっては全く問題ない、むしろデータ量が軽くて扱いやすい、なんてメリットもあるかもしれませんね。とはいえ、今後のアップデートで、もっと高画質な動画が作れるようになることにも期待したいところです!
たまーに、ちょっと変な動きをしちゃうことも(ご愛嬌…かな?)
お姉さんが指をペロペロしちゃってるのでちょっと使えない動画になってしまった事例です↓
ノートPCを使っていて、新しい便利な機能を発見して感動している30代の日本人女性。モダンなワークスペース。
これは今のAI全般に言えることかもしれませんが、時々ですが、生成された動画の中に「あれ?今の動き、ちょっと変じゃない?」と思うような、少し不自然な表現が見られることもあります。
例えば、人物の手の指がなぜか6本あったり(これは他のAIでもよく聞きますね…)、物が重力を無視したような動きをしたり…。先ほど少し触れましたが、私も「パソコンの前で悩む50歳の日本人男性」をお願いしたら、なぜかエレガントな女性が登場したり(笑)、人物が唇に指を当てる、ちょっと意味深で不思議なポーズをとっていたり…なんてことがありました。
これはもう、今のAI技術の限界というか、発展途上の証というか、一種の「ご愛嬌」みたいなところもあるのかもしれませんね。「AIくん、ちょっとドジしちゃったな」くらいの気持ちで受け止めるのが良いかもしれません。
もし、「うーん、この動きはさすがにちょっと…」という動画が出てきたら、深く悩まずに、もう一度ポチッと生成し直したり、少しだけプロンプト(お願いの言葉)の表現を変えてみたりするのが良いと思います。何度か試すうちに、きっと「お、今度はいい感じ!」という動画が出てきますよ。
同じチャットで続けると、AIが混乱しちゃう?

これは使っていて感じた、ちょっとしたコツのようなものなのですが、一つのチャット画面で、続けて何度も何度も動画生成のお願いをしていると、だんだんと同じような構図(例えば、やたらと顔のアップばかりとか)の動画ばかりが出てくるようになったり、前の指示内容に影響されてしまうのか、うまくこちらの意図が伝わらなくなってくるような気がしました。
AIが、そのチャットの中での過去のやり取りを記憶していて、それに引っ張られすぎちゃうんですかね…? 真面目すぎるのかもしれません(笑)。
もし、あなたが使っていて、「あれ?なんか最近、同じような動画しか出てこないな」「さっきと言ってることが違うはずなのに、前の指示みたいな動画が出てくるぞ?」と感じ始めたら、一度そのチャットを閉じて、新しく「+ 新しいチャット」ボタンを押して、まっさらなチャット画面を開いて、改めて指示を出すのがおすすめです。
そうすると、AIの記憶がリセットされるような感じで、また新鮮な気持ちであなたの指示を聞いてくれるようになることが多いですよ。ちょっとした一手間ですが、行き詰まった時には試してみてください。効果てきめんです。
当時は「文字から動画」専門でした(画像からは作れない)

これも大事な点なので、覚えておいてくださいね。現状(2025年4月現在)のGemini上のVeo 2では、「テキスト(文章)から動画を作る」機能(Text to Video と言います)のみが提供されています。
つまり、「この素敵な写真やイラストを元にして、動きのある動画を作って!」というような、「画像から動画を作る」機能(Image to Video と言います)は、残念ながらまだ使えません。
将来的に機能が追加される可能性は十分ありますが、今のところは、あなたの頭の中にある「こんな動画が見たい!」というイメージを、一生懸命、言葉にしてAIに伝える、という使い方になります。言葉にするトレーニングにもなるかもしれませんね!
※2026年9月時点の補足:ここは大きく変わりました。今のGeminiアプリでは、動画を1本と画像を最大5枚までアップロードして動画を作ってもらえます。できあがった動画に「ここをこう直して」と会話で頼むこともできます(日本はこの機能の制限地域には入っていません)。当時できなかったことが、できるようになったわけですね。
作れる動画の長さは、当時は最大8秒! 短いからこそ使いやすい?

最後に、生成できる動画の長さについてです。これも、今のところ制限があります。
2025年4月の時点では8秒までの、比較的短い動画しか作れない、ということでした。
「えー、8秒だけなの?」とがっかりされる方もいるかもしれませんが、数分間のしっかりした動画を作りたい、という場合には、確かにVeo 2だけでは完結できませんね。
ただ、見方を変えれば、SNS(特にTikTokやInstagramリールなど)でよく見られるような短いクリップ動画や、ウェブ広告でサッと目を引くための素材としては、このくらいの長さがむしろちょうど良い場合も多いのではないでしょうか? 長すぎると飽きられてしまいますしね。
もし長い動画が必要な場合は、Veo 2でいくつかの短い動画パーツを作っておいて、後で簡単な動画編集ソフト(それこそスマホアプリでも!)でつなぎ合わせる、という使い方も考えられます。短いからこそ、手軽に試せる、というメリットもあるかもしれません。
※2026年9月時点の補足:1本あたりが短いのは今も同じです。Google Flowでは、Veo 3.1で4秒・6秒・8秒、Gemini Omni Flashで4秒・6秒・8秒・10秒が選べます。ただし8秒の動画には「続きを作る」機能があり、つなげて長くしていくことができます(Flowでは、続きを作るときにVeo 3.1 Liteを使う必要があります)。昔のように「8秒でおしまい」ではなくなった、ということですね。
Google AI Studioなら無料で試せます!(※2025年4月時点の話です)

ちなみに、当時Geminiに課金したくない方はGoogle AI Studioでも使うことができました。画面左側のメニューに「Video Gen」という項目が新しくできましたので、そこから一定の回数のみ動画を生成できるようです。(Google AI Studioは無料なので、さすがに無制限での動画生成はできないでしょう。)Geminiを使われていない方は、Google AI Studioで動画生成を試してみると良いでしょう。——ここまでが2025年4月時点の話です。
※2026年9月時点の補足:当時ここで使えたVeo 2は、もうありません。そして今のGoogle AI Studioでは、動画づくりは無料の範囲ではできなくなりました。Google AI Studioを開くこと自体は無料ですが、無料で使えるのは「無料枠のあるモデル」だけ、という仕組みです。公式の料金ページを見ると、動画のモデル(Veo 3.1とGemini Omni Flash)はどちらも無料枠の欄が「利用不可」になっています(日本語ページ・英語ページとも同じ表記です)。Gemini Omni Flashのほうには「有料枠の開発者向けに提供」とはっきり書かれています。つまりGoogle AI Studioで動画を作るなら、支払い情報を登録して有料枠に切り替える必要がある、ということですね。(料金は1秒あたりで決まり、モデルと画質で変わります。金額は変わりやすいので、公式の料金ページでご確認ください。)
ですので、お金をかけずに動画を試したいなら、今はGoogle AI StudioではなくGoogle Flowです(次の「今からGoogleで動画を作るなら」でご案内します)。Google AI Studioは「プログラムから動画を作りたい人が、有料で使う場所」だと考えておくとわかりやすいと思います。
Google AI Studioはこちら
以上が、私がVeo 2を使ってみて感じた主な注意点や、知っておくと良さそうなポイントです。
完璧ではないけれど、その特性を理解してあげれば、きっとあなたの強力な味方になってくれるはず。これらの点を踏まえて、上手にVeo 2を乗りこなしていきましょう!
Veo 2 vs Sora? 個人的に感じた違いと、どっちを選ぶかのヒント

この記事を書いた2025年4月の時点で、動画生成AIの世界でいちばん注目を集めていた二大巨頭といえば、このGoogleの「Veo 2」と、ChatGPTでおなじみのOpenAI社が開発している「Sora(ソラ)」でした。ニュースなどでもよく耳にするようになった頃です。(※2026年9月時点では、この2つはどちらも提供が終わっています。Veo 2は2026年6月30日に、SoraはアプリとWeb版が2026年4月26日に終了しました。)
「結局、どっちがすごいの?」「自分にはどっちが合ってるんだろう?」
と気になっている方も、きっと多いのではないでしょうか。
私も両方のAI(あるいはそれに近い技術)を実際に触ってみた上での、あくまで個人的な感想にはなってしまいますが、両者を少し比較してみたいと思います。どちらが良い・悪いというよりは、「こんな違いがあるかも?」という視点で読んでみてくださいね。
まず、私たち日本人にとって非常に重要な、日本語のプロンプト(お願いの言葉)に対する理解度という点。これは、先ほどの「雨の街の水しぶき」の例でも少し触れましたが、個人的にはVeo 2の方が、より細かな日本語のニュアンスまで汲み取って、それを動画に反映してくれることが多いかな?という気がしています。もちろん、プロンプトの書き方や、お願いする内容にもよると思いますが、「ちゃんと日本語、分かってくれてるな!」と感じる瞬間がVeo 2の方が多かった印象です。

それから、人物、特に日本人の表現の自然さ。これも結構大きな違いを感じるポイントかもしれません。個人的な感覚ですが、Veo 2の方が、AI特有の不自然さ(いわゆる「AIっぽさ」)が少なく、よりリアルな、生きている人間に近い印象の動画を作ってくれるように感じました。Soraだと、素晴らしい動画ももちろん作れるのですが、時々、どこか作り物感というか、表情が硬かったり、動きが微妙に人間離れしていたり…といった不自然さが残る場合があるように感じたのです(有名な話だと、手が3本あるキャラクターが生成されちゃった、なんて話も聞きますよね…)。Veo 2はそのあたりが比較的うまく処理されているかな、と。

SNSなどでの海外のユーザーさんの評判を見ていても、Soraは間違いなく革新的な技術ではあるものの、動画生成AIとしての実際の性能や使い勝手という面では、意外とVeo 2を含む他のAIモデルの方が評価が高い、という声もチラホラ見かけます。
もちろん、これはあくまで現時点(2025年4月)での話です。Soraもこれから猛烈なスピードでアップデートされて、どんどん賢く、自然になっていくでしょうし、Soraならではの得意な表現(例えば、より長尺の動画生成を目指しているとか、特定のスタイルが得意とか)もあると思います。また、Soraには一度に複数の動画パターンをサッと生成してくれる、といった便利な機能もあったりします。
ですから、2025年4月の時点で一概に「絶対にこっちが良い!」と断言することはできませんでした。
※2026年9月時点の補足:ここでの比較は、どちらも当時のモデル同士の話です。というより、ここで比べている2つは、どちらももう使えません。Veo 2は2026年6月30日に提供を終了しました。そのSoraも、アプリとWeb版は2026年4月26日に終わりました(開発者向けのAPIも米国時間の2026年9月24日で提供を終了しました)。ですのでこの節は、どちらかを選ぶための比較ではなく、「2025年4月にはこう感じた」という記録として読んでください。
あくまで、2025年4月の時点での私の個人的な印象をまとめるとしたら、
- 日本語でのお願いをメインに、できるだけ自然な(特に日本人の)動画を手軽に作りたいなら、当時のGemini Advancedで使えたVeo 2は、かなり有力な選択肢でした。(※そのVeo 2は今はありません)
- 英語でのプロンプト作成が得意で、様々な動画スタイルを試したり、複数の生成パターンを比較検討したりしたいなら、当時のSoraも非常に面白い選択肢でした。(※そのSoraも、アプリとWeb版は2026年4月に終わりました)
といった感じでしょうか。
最終的には、あなたがどんな目的で、どんな動画を作りたいのか、そしてどんな使い方をしたいのかによって、どちらのAIがよりあなたの良きパートナーになってくれるかは変わってくると思います。
当時ここでは「まずはVeo 2を実際に触って、その実力をご自身の目で確かめてみてください」と書いていました。ただ、そのVeo 2はもう試せません。今から自分の目で確かめたいなら、無料アカウントでも使えるGoogle Flowか、有料プランが必要なGeminiアプリの動画生成(Gemini Omni)になります。詳しくは、このあとの「今からGoogleで動画を作るなら」をご覧ください。
広告、SNS、資料作りも!Veo 2をあなたの仕事で活用するアイデア集
さて、ここまでVeo 2の機能や使い方、注意点など、かなり詳しく見てきました。技術的にすごいのは分かったけれど、一番知りたいのはやっぱり「じゃあ、これを自分の仕事にどう活かせるの?」「本当に役に立つの?」という点ですよね。
私たちのような、自分で商品やサービスをオンラインで販売したいと考えている個人事業主や、日々奮闘されている中小企業の経営者の方にとって、このVeo 2は、使い方次第でかなり強力な、そして頼りになる助っ人になる可能性があると、私は本気で感じています。
いくつか、具体的な「こんな風に使えるかも!」という活用アイデアを考えてみました。ぜひ、あなたのビジネスに置き換えながら、「うちならこう使えるかな?」なんて想像しながら読んでみてくださいね。
SNS投稿で、思わず指が止まる!目を引く動画を
今や、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、TikTokなど、ビジネスでのSNS活用は当たり前になりました。でも、毎日たくさんの情報がタイムラインを流れていく中で、あなたの投稿に気づいてもらい、指を止めてもらうのは至難の業ですよね。
そんな時、Veo 2で作った短いけれど、ちょっと他とは違う、インパクトのある動画を投稿に添えてみてはどうでしょうか?
- あなたの商品やサービスのイメージに合った、おしゃれで雰囲気のある短い動画クリップ
- ちょっと難しいサービスのメリットを、親しみやすいキャラクターが登場するアニメーション風動画で表現
- あなたのターゲットとなるお客様が「あ、これ私のことだ!」と共感しそうな、日常のあるあるシーンを描いた動画
一般的に、静止画だけよりも、動きのある動画の方が人の注意を引きつけやすいと言われています。Veo 2を使えば、そんな「おっ!」と目を引く動画を、これまでよりもずっと手軽に、しかもコストを抑えて作れるようになるかもしれません。動画編集スキルがなくても、アイデア次第で可能性は無限大です。
ウェブサイトやブログ記事を、もっと分かりやすく、魅力的に
あなたの会社の顔であるウェブサイトや、一生懸命書いているブログ記事。文章だけで説明するよりも、視覚的に訴える動画があった方が、ぐっと分かりやすく、そして魅力的に伝わることって、本当にたくさんありますよね。
- ちょっと複雑なサービスの仕組みや使い方を、簡単なアニメーション動画でステップ・バイ・ステップ解説
- お客様の声(事例紹介)を、利用シーンのイメージ動画と共に紹介して、よりリアルに効果を伝える
- 文章だけでは伝わりにくい、あなたのブランドが持つ独自の世界観やストーリーを表現する、印象的な動画をトップページに設置
Veo 2で作った動画をウェブサイトや記事の中に効果的に組み込むことで、訪問者のサイト滞在時間を延ばしたり、商品やサービスへの理解度・共感を深めてもらったりするのに、きっと役立つはずです。「読む」だけでなく「見る」コンテンツを提供することで、より多くの人にあなたの価値を届けられるかもしれません。
オンライン広告の動画クリエイティブを、手軽に量産&テスト!
Google広告やSNS広告など、インターネット広告を出す時、どんな写真や動画を使うか(広告業界ではこれを「クリエイティブ」と呼びます)って、広告の成果を左右する、ものすごく重要な要素ですよね。でも、効果的なクリエイティブを見つけるために、色々なパターンの広告素材を試したいと思っても、その制作には時間もお金もかかります。
Veo 2が、この悩みを解決してくれるかもしれません。様々なパターンの短い広告動画を、比較的簡単に、しかもスピーディーにたくさん作れる可能性があるからです。
- 同じ商品でも、ターゲット層(例えば若者向け/シニア向けなど)に合わせて、雰囲気や登場人物の違う動画を複数パターン作ってみる
- いくつかのキャッチコピーや訴求ポイントに合わせて、それぞれ違う動画を作って、どれが一番クリックされるか試してみる
- A/Bテスト(どちらの広告がより効果的かを比較検証すること)のために、背景の色や登場人物の表情など、細かい部分だけが違う動画を複数用意する
これにより、広告の効果を改善するための様々なテストが、これまでよりもずっと効率的に、そして圧倒的に低いコストで行えるようになるかもしれません。これは、広告運用をしている方にとっては、まさに革命的と言えるかもしれませんね。
商品説明やプレゼン資料を、もっと「伝わる」ものに
- 新商品の使い方や組み立て方を説明する、分かりやすい短いデモンストレーション動画
- 目に見えないサービスの導入効果やメリットを、顧客役の人物が登場する具体的なイメージ動画で紹介
- ちょっと退屈になりがちなプレゼンテーションの途中で、聞き手の興味をグッと惹きつけるための、短いアニメーションやアイキャッチ動画を挿入
文章や箇条書き、静止画だけではなかなか伝わりにくいニュアンスや、具体的な利用シーン、感情的な価値などを、Veo 2で作った動画で見せることで、お客様の理解度が格段にアップし、「なるほど!」「使ってみたい!」と感じてもらえる可能性が高まります。
いかがでしたか?
もちろん、Veo 2だけで、すぐにプロが作ったような完璧な長編映像作品が作れるわけではありません。でも、あなたのビジネスを力強く後押ししてくれる「ちょっとした動画」「あると嬉しい動画」を、これまで動画制作を諦めていたような方でも、ずっと手軽に、スピーディーに、そして驚くほどの低コストで作れるようになる。これは、私たちスモールビジネスのオーナーにとって、本当に大きな可能性を秘めていると思いませんか?
あなたなら、このVeo 2をどんな風に使ってみたいですか? きっと、この記事を読んでいる賢いあなたならではの、もっと素晴らしい活用アイデアが、今、頭の中に浮かんできているのではないでしょうか。そのアイデア、ぜひ形にしてみてください!
今からGoogleで動画を作るなら
ここまで読んで、「で、結局いま私はどこで動画を作ればいいの?」と思われましたよね。ここからは2026年9月時点の話です。結論から言うと、道は2つあります。ふだんのGeminiアプリで作る(有料プランが必要)か、Google Flowで作る(無料アカウントでも試せる)かです。
Geminiアプリの動画生成は「Gemini Omni」に代わった
まず、モデルの顔ぶれが変わりました。Googleは公式に「Gemini Omni は、Gemini アプリで Veo に代わって導入されます」と書いています。つまり、Geminiアプリの中で動画を作っているのは、もうVeoではなくGemini Omniです(2026年9月時点の最新版はGemini Omni 1.1 Flash)。Veo 2は2026年6月30日に、Veo 3も同じ日に提供が終わりました。Veo という名前が完全に消えたわけではなく、Veo 3.1は開発者向けと、次に紹介するGoogle Flowの中で今も使われています。
できることは当時より増えています。動画を1本と、画像を最大5枚までアップロードして動画を作ってもらえますし、できた動画に「ここをこう直して」と会話で頼むこともできます。書き出しはYouTubeへの共有か、動画のダウンロードです。日本はアップロード動画の編集ができない地域には入っていません。
ただし、Geminiアプリでの動画生成は有料プランが必要です
ここが、この記事を読んでいるあなたにとっていちばん大事な変更点かもしれません。Geminiアプリで動画を作るには、Google AIの有料プランに入っている必要があります。無料プランでできるのは、画像の生成と編集までです。公式のヘルプにも「個人アカウントでこの機能をご利用いただくには、Google AI プランが必要です」とはっきり書かれています。あわせて、18歳以上であることも条件になっています。
料金は2026年9月時点で、Google AI Plusが月725円、Google AI Proが月2,900円、Google AI Ultraが月14,500円または月32,000円(いずれも月払いの金額です)。なお、同じ「Google AI Plus」という名前で月1,450円(ストレージ2TB、旧Google One Premium)のプランもあり、公式の料金ページではこちらが先に出てくることがあります。AIの機能が目当てなら月725円(400GB)のほうで足ります。(いずれも月払いの金額です)。動画生成だけが目当てなら、いちばん安いGoogle AI Plusから試せます。年払いの有無や最新の金額は変わることがあるので、公式の料金ページでご確認ください。
無料で試すなら「Google Flow」
「いきなり課金するのはちょっと…」という方に向いているのがGoogle Flowです。アドレスは flow.google.com。Googleアカウントでログインして使います。サブスクリプションの有無にかかわらず、1日あたり50クレジットが配られますので、無料アカウントのままでも動画を作れます。日本は対応国で、日本語も対応言語に入っています(ただし公式は「英語のプロンプトをおすすめします」としています)。パソコンのChromeなど、Chromium系のブラウザが推奨です。
無料で使うときに知っておきたい弱点も3つあります。1つめは、混み合う時間帯(世界標準時の午前2時〜5時ごろ)は、無料だと動画の生成ができないことがある点。2つめは、1080pに引き上げる機能が有料プラン限定である点。3つめは、日本ではクレジットの追加購入ができない点です。足りなくなったらプランを上げるしかありません。なお、使い切らなかったクレジットは翌日に繰り越されません。
Flowで選べるモデルと、1日50クレジットの目安
Flowの中では、動画用にVeo 3.1(Lite・Fast・Quality)とGemini Omni Flashが選べます。Gemini Omniはすべての利用者が使えるとヘルプに書かれています。1回の生成で減るクレジットは、Veo 3.1 Liteが10、Veo 3.1 Fastが20(どちらもUltra以外の場合。Ultraならこの半分です)、Veo 3.1 Qualityは全員一律で100。Gemini Omni Flashは画質と長さで変わり、360pの4秒なら4、720pの4秒なら7といった具合です(2026年9月時点)。
- いちばん軽い組み合わせ(Gemini Omni Flashの360p・4秒=1回4クレジット)なら、1日50クレジットで12本前後
- Veo 3.1 Lite(1回10クレジット)なら、1日5本前後
- Veo 3.1 Quality(1回100クレジット)は、無料の1日分では足りません
ただし公式のヘルプには「1回のリクエストで2つの動画が生成される場合があります」とあり、クレジットはリクエストごとではなく生成ごとに減ります。上の本数はあくまで目安と考えてください。まずは軽いモデルで、プロンプトの手ごたえをつかむのがおすすめです。
仕事で使う前に、ここだけは確認してください
最後に、お仕事で使う場合の注意点です。まず、どのプランで作っても、SynthIDという目に見えない電子透かしが必ず入ります。AIが作った映像であることが、あとから判別できる仕組みです。目に見えるロゴの透かしについては、公式ヘルプの日本語版と英語版で書いてあることが食い違っているため、ここでは断定しません。ご自身のアカウントで1本書き出してみて、透かしが入るかどうかを必ず確かめてください。
商用利用についても、Googleの規約に「AIで作ったものを仕事に使ってよい」「いけない」とはっきり書かれた一文は見つけられませんでした。ですので「自由に使えます」とは言えません。大きな案件で使う前には、ご自身で最新の規約をご確認ください。なお、Googleのサービスで作ったAI生成物を機械学習モデルの開発に使うことは、規約で禁じられています。また、私はまだ現行のGemini OmniとFlowをじっくり試せていないので、仕上がりについての評価はここでは書きません。改めて検証した結果は、別の記事でお伝えする予定です。
まとめ:さあ、あなたも動画クリエイターに!Veo 2で広がる可能性

今回は、Google Geminiで使えるようになった、注目の最新動画生成AI「Veo 2」について、その基本的な使い方から、実際に私が使ってみたリアルな感想、使う上でのちょっとした注意点、そしてあなたのビジネスで役立つかもしれない活用アイデアまで、できるだけ分かりやすく、詳しくご紹介してきました。
Veo 2は、Google Gemini Advanced(有料プラン 月額2900円 ※2025年4月時点)に登録すれば、特別な難しい設定は一切不要で、いつものGeminiのチャット画面からモデルを選ぶだけで、すぐに使い始めることができました。この手軽さが、まず素晴らしかったですね。(※そのVeo 2は2026年6月30日に終了しています。今の作り方はひとつ前の節にまとめました)
なんといっても一番の驚きは、私たちが普段使っている日本語の指示(プロンプト)で、まるで魔法のように、驚くほど高品質な動画を生成してくれる点。これは、英語が苦手な方にとっても、本当に大きな朗報です。
もちろん、最初から完璧な動画が出てくるとは限りません。思い通りの動画を作るには、プロンプト(お願いの言葉)に少し工夫が必要な場合もありますが、難しく考えすぎる必要はありません。まずは気軽に試してみて、結果を見ながら「もっとこうしてほしいな」とAIと対話するように調整していくのがコツでしたね。「日本人」を指定したり、アングルを指定したり、困ったらGemini自身にアイデアをもらったり…色々な方法がありました。
そして正直なところ、2025年4月の時点では、画質が720pだったり、たまにAIならではのちょっと不自然な動きがあったり、作れる動画の長さが最大8秒だったりと、まだ完璧ではない部分もありました。(今のGoogle FlowやGeminiアプリの数字は、ひとつ前の「今からGoogleで動画を作るなら」にまとめてあります)
ライバルとしてよく名前が挙がるOpenAIのSoraと比べても、特に日本語での使いやすさや、人物表現(特に日本人)の自然さという点では、Veo 2は2025年4月の時点ではかなり魅力的だと、個人的には感じました。そして何より、このVeo 2のようなAI技術の登場によって、これまで専門的なスキルや高価な機材、そして何よりたくさんの時間が必要だった動画作成というものが、特別な人だけのものではなくなり、私たち一人ひとりにとって、もっと身近で手軽な表現手段になる。そんな時代の到来を強く感じさせてくれます。
あなたが頭の中で温めている素晴らしいアイデアや、届けたいと願っている大切なメッセージを、もっと気軽に、もっと多くの人に、動画という形で届けられるようになるかもしれません。そう考えると、本当にワクワクしませんか?
Google Geminiは、元々の文章生成能力もどんどん向上していて、情報収集や文章作成の強力なアシスタントとして(私も正直、毎日かなりお世話になっています!)、すでに非常に役立つツールでした。そこにこの動画生成機能「Veo 2」が加わったことで、当時の月額2900円のプランに払う価値は、それまでより高まったと書いていました。
※2026年9月時点の判断:この考え方は今も大きくは変わりませんが、金額とプラン名が変わっています。Geminiアプリで動画を作るなら、Google AI Plus(月725円)以上が必要で、Google AI Proなら月2,900円です(いずれも2026年9月時点の月払い)。まずはお金をかけずに触ってみたいなら、無料アカウントでも使えるGoogle Flowから始めるのが安全です。
もしあなたがGoogle AIの有料プランをすでに使っているなら、Geminiアプリの動画生成を試さない手はありません。(当時ここでは「今すぐVeo 2を試してください」と書いていましたが、そのVeo 2はもうありません。今のモデルはGemini Omniです。)
まだ利用していないという方も、この動画生成機能は、導入を検討してみる十分な理由になると思います。
AI技術は、本当に、私たちの想像を超えるスピードで進化し続けています。今日「できない」と思っていたことが、明日には当たり前のように「できる」ようになっているかもしれません。
ぜひ、あなたのアイデアを動画という形で表現する楽しさを体験してみてください。ただし、触る先はVeo 2ではありません。Veo 2は2026年6月30日に終わっているので、今から始めるなら無料アカウントでも試せるGoogle Flowか、有料プランが必要なGeminiアプリの動画生成のどちらかになります。
この記事が、あなたの動画作成への第一歩を、そしてあなたのビジネスの可能性を少しでも広げるためのお役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。
最後に、この記事でいちばん大事なところをもう一度。この記事で紹介したVeo 2は2026年6月30日に提供を終了しました。Geminiアプリの動画生成モデルはGemini Omniに代わり、動画を作るにはGoogle AIの有料プラン(AI Plus 月725円〜・2026年9月時点の月払い)が必要です。無料のままでできるのは画像の生成と編集までです。まずはお金をかけずに動画を試してみたいなら、Google Flow(flow.google.com)に無料アカウントでログインして、1日50クレジットの範囲で短い動画を1本作ってみてください。そこで「これは仕事に使えそうだ」と感じてから、プランを考えれば十分です。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!
Gemini公式サイトはこちら
Google Flow(無料アカウントでも試せます)はこちら
https://flow.google.com/
(Google Labsにあった旧アドレスは、このページに自動で転送されます)
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