【AC解説その5】ActiveCampaign でカスタムフィールドを作成する方法

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)におけるお客様の分類方法の1つであるCustom Field(カスタムフィールド)の使い方や作り方を解説いたします。

前回の記事はこちら

解説動画はこちら

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)のCustom Field(カスタムフィールド)機能とは?

今回はActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で追加のCustom Field(カスタムフィールド)を作成する方法を解説します。

(※動画内容は、一部、古いバージョンになっております。記事文章は最新のバージョンに対応しておりますので、以下、解説文章の方を参考にしてください。)

Custom Field(カスタムフィールド)とは、名前・住所・電話番号・趣味嗜好など、こちらがカスタムで作成した記入欄にお客様が入力した個人情報の項目です。

このようなカスタムフィールドの項目をどうやって使うかというと、メルマガを送る際に「特定の項目を持っている人だけにメールを送る」(例:住所のカスタムフィールドを使って「東京に住んでいる人だけにメールを送る」など)ということをしたり、フォームの回答次第で異なるステップメール(Automation)をスタートさせる、ということも可能です。

Clickfunnels(クリックファネル)でご入力いただいたお客様のご住所データをActiveCampaignと連携する方法

このブログ記事をお読みの方は、Clickfunnels(クリックファネル)などのサイト作成ソフトウェアと組み合わせてActiveCampaignをお使いの方も多いと思います。

その際に、クリックファネル上でご入力いただいたお客様の住所を自動的にActiveCampaignのカスタムフィールド欄と連携する方法を解説します。

クリックファネルのフォームで住所の入力フォームを作成する方法

この方法は、Clickfunnelsでフォーム(項目)を作り、ActiveCampaignでも同じ項目を作成することで自動的に連携させるという手順ですので、まずはClickfunnelsで作成したサイトで住所の入力フォームを作成します。

↑クリックファネルのサイト作成画面における住所の入力フォーム

・郵便番号の「INPUT TYPE」は「ZIP」(またはSHIPPING_ZIP)

・住所1(都道府県)の「INPUT TYPE」は「SHIPPING_STATE」

・同じく住所2(市町村)では「SHIPPING_CITY」

・住所3(番地・建物名)は「SHIPPING_ADDRESS」

と設定しそれぞれの項目を作成します。

注意:インプットタイプはSHIPPINGがついた選択肢を選ぶこと

※注意:クリックファネルのフォーム項目のインプットタイプにおいて、住所の項目が「STATE」と「SHIPPING_STATE」というように同じような項目が2種類あります。

弊社で試した限りですが、ClickfunnelsとActiveCampaignで住所データを同期させるためには、SHIPPINGがついた住所の項目を選択するようにしてください。

ZIPだけはSHIPPINGがついていない通常のZIPでもデータは同期されましたが、SHIPPINGがついていない「STATE」「CITY」「ADDRESS」のインプットタイプをクリックファネルのフォームで選んでしまうと、お客様にご入力いただいた住所のデータがActiveCampaignに渡らなかったので、SHIPPING付きの住所インプットタイプを選ぶようにしてください。

ActiveCampaignで住所のカスタムフィールドを新たに作成する

次にActiveCampaign側で行うべき設定内容についてお伝えします。

カスタムフィールドの設定項目は、以前はSettingメニュー内にありましたが、現在はトップメニューのContacts(コンタクト)メニューの中にあります。

Contacts→Manage→Fieldsをクリックして、カスタムフィールドの管理画面に進んでください。

この画面では、ActiveCampaignに最初から存在するフィールド一覧(消すことができない)と、後から自分で作成した新規のカスタムフィールド一覧(消すことができる)を見ることができます。

右上にある「Add Field(フィールドを追加)」を押下し、新規のカスタムフィールドを作成します。

下記の画像にあるように、Field Type(フィールドタイプ)から、長文を入力するためのText Areaや日付の入力、ドロップダウンやラジオボタン形式の選択肢など、様々な入力形式を選択できます。

今回は住所を入力してもらうためのフィールドを作成しますので、フィールドタイプは最初から選択されている「Text Input」を選ぶようにしておいてください。

住所のフィールドを作成するためには、「Field name」の欄に「ZIP」と入力し、「Field Type」はText Inputを選択、そして「Add」を押下すると一覧に「ZIP」の項目が追加されます。(フィールドをグループ分けするためのGroupの項目は無視してOKです。)

同様に「State」「City」「Address」をそれぞれ追加します。

Contactで顧客の情報を確認する

住所のカスタムフィールドを作成した上で、ActiveCampaignのContacts画面から実際の顧客画面を見てみると、先ほど追加した「ZIP」「STATE」「CITY」「ADDRESS」の項目が自動的に追加されています。

もちろん、そのお客様が住所を入力していなければ、それらのカスタムフィールドは空欄のままですが、Clickfunnels1.0で作成したフォームで住所を入力し、Clickfunnels1.0とActiveCampaignを適切に連携していれば、お客様の住所の情報がActiveCampaignにも送信されます。

Clickfunnels1.0とActiveCampaignの顧客データベースを同期すべき理由は?

正直、この設定は必ず行う必要があるものではありません。

しかし、クリックファネルなどの外部ソフトウェアで商品の販売ページを作成し、そのページ上でお客様にご住所を入力していただいている場合は、この設定を行っておくべきです。

そうしないと、クリックファネル上の顧客データベースにはお客様の情報が保存されるわけですが、ActiveCampaignにはお客様の住所データが保存されない、という状況になってしまいます。

弊社では、現在はActiveCampaignをメインの顧客管理ソフトウェアとして利用していますので、お客様の情報を調べようと思った際に、Clickfunnelsにはお客様のご住所が記載されているのに、ActiveCampaignにはお客様のご住所が記載されていない、というのは好ましくないと感じるからです。

その場合、もし仮にClickfunnels1.0を解約した場合、お客様のご住所情報が消えてしまうことにもなってしまいます。

なので、どのソフトウェアにお客様の情報を集約させたいか次第ですが、弊社ではActiveCampaignを今後もメインの顧客管理ソフトウェアとして使用していく予定ですので、ActiveCampaign内のデータベースにお客様の情報を集約させたいと思い、この設定を行なっています。

もしあなたも、ActiveCampaignを顧客管理ソフトウェアとして使いながら、他のサイト作成ソフトウェアと一緒に使っていきたい場合は、ぜひこの設定を行ってみてくださいね!

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