このブログ記事ではActiveCampaign(アクティブキャンペーン)で作成したリストに見込み客や顧客の連絡先をアップロードする方法について解説いたします。
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- 1 解説動画はこちら
- 2 他のメール配信システムからActiveCampaign(アクティブキャンペーン)に顧客リストを移行する方法
- 3 既存のお客様の商品購入履歴をActiveCampaignにタグ付けしてインポートする方法
- 4 Kajabi(カジャビ)からメールアドレスをダウンロードする方法
- 5 ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)にCSVファイルのデータをアップロードする
- 6 CSVデータとActiveCampaignのデータをマッピングする方法
- 7 マッピング作業が終わった後の追加の設定項目
- 8 弊社のリンクからお試しいただいた方にActiveCampaignマスタークラスをプレゼント中!
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- 10 ActiveCampaignの使い方まとめ記事はこちら
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他のメール配信システムからActiveCampaign(アクティブキャンペーン)に顧客リストを移行する方法
今回はActiveCampaign(アクティブキャンペーン)でList(リスト)に新しい連絡先をアップロードする方法を解説します。
他のメール配信システムや顧客管理システムからリストを移したい場合は参考にして下さい。
なお、弊社ではActiveCampaignを導入する際に、既存のリストを一括でインポートして、すぐにメールを配信する、ということはしませんでした。
もちろん、そうしてもいいのですが、既存のメールアドレスリストを一気に新しいシステムに移行してメールを流すと、「このアカウントはどこかからメールアドレスを買ってきてスパムメールを流しているのではないか?」と思われる可能性もあります。
ですので、弊社では一部の少ない数の顧客のみActiveCampaignに移行し、後は既存のメール配信ソフトウェアも使いながら、「お客様が自分の意思で新しい無料オファーや商品に登録する→既存のメール配信ソフトウェアからActiveCampaignに移行する」という形で徐々に移行をしています。
既存のお客様の商品購入履歴をActiveCampaignにタグ付けしてインポートする方法
弊社では基本的にオンライン講座を販売していますので、「どのお客様がどのオンライン講座をこれまでにご購入いただいたか?」というデータは弊社が利用しているメンバーシップサイトソフトウェアのKajabi(カジャビ)に存在しています。
ですので、今回はKajabiからActiveCampaignへのデータ移行を例に挙げながら、具体的なメールアドレスのActiveCampaignへのインポート方法について解説します。
Kajabi(カジャビ)からメールアドレスをダウンロードする方法
今回はあくまで他のソフトウェアからメールアドレスをダウンロードするための一例として、弊社が利用しているKajabiでのやり方を解説します。(あなたがお使いのソフトウェアからデータをダウンロードする方法はご自身で調べてください。)
Kajabiの顧客管理機能(Contacts=コンタクト機能)の右側のプルダウンメニューにある「Filters」でリストへ抽出する条件を絞り込むことができますが、今回は弊社のKajabiにある顧客リストの全てを移行します。
リストの人数が表示されている横に「Bulk Actions(一括のアクション)」と表示されたプルダウンメニューの中から、一番下にある「Export people(エクスポートする)」を選択し、「Submit(決定)」を押下します。
すると、Kajabiで使っている自分のメールアドレスにメールが届き、CSVファイルをダウンロードすることができます。
ちなみにダウンロードしたCSVを開くと以下のように表示され、Name(氏名)やProducts(プロダクト)の内容が表示されます。
Products(プロダクト)とは、お客様が購入した商品の名称です。
このプロダクト情報をActiveCampaign側にタグとしてインポートすれば、ActiveCampaignのデータベースの中で、「このメールアドレスのお客様はすでにこの商品とこの商品を購入している」という購入履歴が作成されます。
そうすることで、今後ActiveCampaignでメール配信をする際に、「この商品を持っていない人=特定のタグを持っていない人」だけにメールを配信するなど、これまでの商品購入情報を使って、適切な顧客のみに効果的にメールを配信することができるのです。
(すでにその商品を持っている顧客にセールスメールを送ると「私、この商品持ってましたか?」というようなカスタマーサポートのお問い合わせや、二重購入による返金などに対応する必要ができてしまい、時間を取られてしまいますので。。)
ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)にCSVファイルのデータをアップロードする
CSVファイルがダウンロードできたら、次はActiveCampaignへ移ります。
あらかじめ作成したおいたリスト(弊社の場合は見込み客リストと購入者リストを分けていますので、今回は「購入者リスト(=株式会社ヒルトル_商品ご購入者様リスト)」)に、CSVファイルをアップロードしていきます。
そのためにまずはActiveCampaign(アクティブキャンペーン)のトップメニューからContacts(コンタクト)→Lists(リスト)の管理画面に行きます。
そして、右側に表示されている「Import Contacts(連絡先をインポートする)」を押下すると画面が切り替わります。
切り替わった画面で「Import From File(ファイルからインポートする)」のボタンをクリックすると、CSVファイルをアップロードすることができますので、該当のファイルをアップロードしましょう。
その下にある「Copy & paste your Contacts(連絡先データをコピペする)」を押すと、CSVファイルがなくても、データをコピペして入力することができますので、そちらのほうが良い方は必要に応じてコピペ機能も使ってください。
ちなみに、無料プランで100件以上のデータが有る場合、注意書きが表示されて100件以上のデータ移行は行えません。
100件以上のデータ移行を行いたい場合は、有料プランへアップグレードしてください。
CSVデータとActiveCampaignのデータをマッピングする方法
ファイルをアップロードすると、画面が切り替わり、マッピング画面が表示されます。
「マッピング」とは、データのインポートする際に「異なるデータ項目を同一の項目として関連付ける作業」のことです。
例えば今回であれば、Kajabiの「プロダクト情報」をActiveCampaignでは「タグ」としてインポートします。
そのように2つの異なるシステムのデータ同士を適切に紐づけるわけです。
マッピング画面の見方として、左側はアップロードしようとしているCSVデータの項目、右側にはこれから変換するActiveCampaign側のデータ項目が表示されています。
左側の項目は、CSVファイルにおけるカラム(列)が表示されていて、「Name」から始まりそれぞれの項目が表示されています。
Kajabiは、デフォルトだと、First Name(名)とLast Name(姓)という区分けがなく、Name(姓名)という項目しかないので、左側の項目の「First Name (Text)」は右側のActiveCampaign側では「First Name」、左側の項目の「Last Name (Text)」は右側のActiveCampaign側では「Last Name」というように、2つの異なるシステム同士のデータを「これはこれだよ」と紐づけてあげる作業が必要となります。
ちなみに、左側の項目の中で「これはインポートする必要のないデータだ」という場合は、右側のプルダウン項目で「Do Not Import This Field(このフィールドをインポートしない)」を選択すれば、そのデータはインポートせずに弾くことができますので覚えておいてください。
そして、今回のインポート作業で大事なのが左側の項目にある「Products」です。
これを右側のプルダウン項目で「Tags(タグ)」に設定すると、Kajabi上で「1人1人がどのプロダクトを所有しているのか?」という情報をActiveCampaignにおいてタグとしてインポートすることが可能です。
他にもActiveCampaignに読み込みたい項目があれば、ActiveCampaign側でカスタムフィールドを事前に作成しておいて、顧客情報をアップロードする際に、必要に応じてマッピングして適切に情報を取り込んでください。
マッピング作業が終わった後の追加の設定項目
マッピングが適切に設定できたら、その下の項目も引き続き設定していく必要があります。
「Select lists」(リスト選択)では、ActiveCampaignに複数リストがある場合、インポートさせるリストを選択することができます。
(今回は購入者のリストをアップロードしているので「購入者リスト」だけ選択しますが、同じデータを他のリストにも追加したい場合は複数選択してください。)
「Add tags(タグを追加)」では、追加のタグを入れることもできます。
例えば「Kajabiデータ移行者」というタグを追加すれば、Kajabiからのデータ移行者だと分かる目印を入れることもできます。
「Import options=インポートする際の選択肢)」では「Import As Active Contact=インポートしたデータをアクティブな状態のままにしておく」を選択することを推奨いたします。
その隣の「Update existing contacts While importing(すでに同じメールアドレスが存在する場合はデータを上書きする)」とは、こちらをオンにしておくと同一のメールアドレスのお客様の情報を新しく書き換えることができます。
ここに二回目以降からチェックを入れておくと、同一ユーザーの情報が新しいものに置き換わります(同一ユーザーの判断基準はメールアドレスです)。
過去に一度でもリストをアップロードしたことがあれば、こちらをオンにすることをお勧めします。
以上が設定項目となり、最後に右下の「Import Now(今すぐインポート開始)」を押下するとインポートが始まります。
「Your import has been completed(インポートが完了しました)」と表示されれば完了です。
繰り返しになりますが、KajabiからActiveCampaignへCSVファイルをインポート(変換)する際、「Products」を右側のプルダウン項目で「Tags」に設定しておくと、ActiveCampaignへ読み込んだ際に自動でタグを付与することができ、ActiveCampaignでメール送信者を選ぶ際にもかなり重宝するので、データをインポートする際の1つのテクニックとして、ぜひこちらの方法を覚えておいてください。
以上がActiveCampaignにデータをインポートする際の一例の方法です。
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弊社のリンク経由で申し込まれた後は弊社の問い合わせフォームからその旨をご連絡ください。
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