Kajabi(カジャビ)の顧客データをZapierでMeta広告に自動連携する方法

Kajabiユーザーで広告配信をされている方なら一度は悩む、Meta広告でオファー登録済みユーザーに無駄な広告配信をしてしまう問題。でも、KajabiとMeta広告をZapierで連携すれば、その悩みを解決できるんです!この記事では、オファー登録済みユーザーを自動で広告配信から除外する方法を詳しく解説します。Meta広告の除外設定だけでは不十分な理由や、Zapierを使った自動連携の手順、さらには全顧客データをMeta広告に送信する応用方法まで、盛りだくさんの内容です。無駄な広告費を削減し、効果的な広告配信を実現するために、ぜひKajabiとMeta広告のZapier連携に挑戦してみてください。

はじめに

あなたはKajabi(カジャビ)を使ってオンラインビジネスを展開していますか?

Kajabiは会員サイトやオンラインコースの作成に便利なプラットフォームですが、同時にマーケティングや販促にも力を入れる必要があります。

特に、Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)を活用して集客を行っているKajabiユーザーにとって、よくある悩みの一つが、無駄な広告費の発生です。

例えば、あなたがMeta広告を使って無料オファーへの登録を呼びかけているとします。

しかし、すでにそのオファーに登録済みのユーザーにまで、同じ広告が表示されてしまうことがあります。

これでは、貴重な広告予算を無駄に消費してしまうだけでなく、ユーザーに不要な広告を見せてしまうことにもなりかねません。

そこで今回は、KajabiとMeta広告をZapierで連携させ、オファーに登録済みのユーザーを自動で広告配信から除外する方法をご紹介します。

この記事を読めば、無駄な広告費を削減し、効果的な広告配信を実現できるようになるでしょう。

次のパートでは、まずMeta広告の除外設定だけでは不十分な理由について解説します。

ぜひ、あなたのビジネスの効率化とコスト最適化に役立てていただければと思います。

KajabiとMeta広告をZapierで連携する方法

KajabiとMeta広告をZapierで連携するために、まず以下のアカウントとツールが必要です。

  1. Kajabiアカウント(プランは問わず)
  2. Meta広告アカウント
  3. Zapierアカウント(有料プラン、月額20ドル以上)

Zapierの有料プランが必要な理由は、Meta広告のカスタムオーディエンスにデータを受け渡すには、Zapierの無料プランでは制限があるためです。

まず、Kajabi側で特定のオファーや商品に関連するタグを作成します。

例えば、「VSLシークレッツ登録者」というタグを作成し、そのオファーに関連するフォームや商品に自動で付与されるように設定します。

次に、Meta広告でカスタムオーディエンスを作成します。

今回は「VSLシークレッツ登録者」という名前のカスタムオーディエンスを作成しましょう。

そして、Zapierを使ってKajabiとMeta広告を接続します。

具体的には、Kajabi側で特定のタグが付与されたら、そのユーザーのメールアドレスをMeta広告のカスタムオーディエンスに自動で追加するようにZapierで設定します。

これにより、Kajabiでオファーに登録したユーザーや商品を購入したユーザーの情報が、自動的にMeta広告のカスタムオーディエンスに追加されるようになります。

そして、Meta広告の配信設定で、そのカスタムオーディエンスを除外すれば、オファー登録済みのユーザーには広告が表示されなくなるわけです。

次のパートでは、この自動連携の手順を詳しく解説していきます。

少し複雑に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば自動的にデータが連携されるので、長期的に見れば大きな時間削減になるはずです。

ぜひ、この機会にKajabiとMeta広告のZapier連携に挑戦してみてください。

自動連携の手順

ここからは、KajabiとMeta広告をZapierで連携するための具体的な手順を解説します。

ステップ1: Kajabiでタグを作成

  • Kajabiにログインし、オファーや商品に関連する新しいタグを作成します。
  • 例えば、「VSLシークレッツ登録者」というタグを作成しましょう。

ステップ2: フォームとオファーにタグ付与の自動化を設定

  • オファーに関連するすべてのフォームで、登録があったら「VSLシークレッツ登録者」タグを自動で付与するように設定します。
  • さらに、オファーの購入時(Offer is purchased)と、オファーの付与時(Offer is granted)の両方で、同じタグが付与されるようにしておきます。
  • これにより、クレジットカード決済以外で購入したユーザーも漏れなく含められます。

ステップ3: Meta広告でカスタムオーディエンスを作成

  • Meta広告のオーディエンス管理ページで、「VSLシークレッツ登録者」という名前のカスタムオーディエンスを作成します。
  • カスタムオーディエンスのタイプは「カスタマーリスト」を選択します。

ステップ4: ZapierでKajabiとMeta広告を接続

  • Zapierにログインし、新しいZapを作成します。
  • トリガーアプリにKajabiを選択し、トリガーイベントを「Add a tag」に設定します。
  • Kajabi側で「VSLシークレッツ登録者」タグが付与されたことをトリガーにします。
  • アクションアプリにMeta広告(Facebook)を選択し、アクションイベントを「Add a Email to a Custom Audience」に設定します。
  • 先ほど作成した「VSLシークレッツ登録者」カスタムオーディエンスを選択します。
  • Kajabiから受け取ったメールアドレスを、Meta広告のカスタムオーディエンスに追加するように設定します。
  • 最後にZapを公開し、連携を開始します。

これで、Kajabiでオファーに登録したユーザーや商品を購入したユーザーの情報が、自動的にMeta広告のカスタムオーディエンスに追加されるようになりました。

あとは、Meta広告の配信設定で、この「VSLシークレッツ登録者」カスタムオーディエンスを除外すれば、オファー登録済みのユーザーに無駄な広告が表示されなくなります。

次のパートでは、この連携方法を応用して、全顧客データをMeta広告に送信する方法をご紹介します。

KajabiとMeta広告のZapier連携は、少し手順が多いかもしれませんが、一度設定すれば自動的にデータが同期されるので、ぜひチャレンジしてみてください。

全顧客データをMeta広告に送信する応用方法

前回のパートで解説した方法は、特定のオファーや商品に関連するユーザーをMeta広告のカスタムオーディエンスに追加するものでした。

しかし、この方法を応用すれば、Kajabiに登録している全顧客データをMeta広告に送信することも可能です。

まず、Kajabiで「全リスト」というような名前の新しいタグを作成します。

そして、Kajabiで稼働しているすべてのフォームとオファーに、このタグを自動で付与する設定を行います。

これにより、Kajabiのどのフォームに登録しても、どの商品を購入しても、すべてのユーザーに「全リスト」タグが付与されるようになります。

次に、Meta広告で「全リスト」という名前のカスタムオーディエンスを作成します。

そして、Zapierで新しいZapを作成し、Kajabi側で「全リスト」タグが付与されたら、そのユーザーのメールアドレスをMeta広告の「全リスト」カスタムオーディエンスに追加するように設定します。

これで、Kajabiに登録しているすべてのユーザー情報が、自動的にMeta広告の「全リスト」カスタムオーディエンスに追加されるようになります。

この「全リスト」カスタムオーディエンスは、様々な用途に活用できます。

例えば、このオーディエンスをソースにして、類似オーディエンスを作成すれば、あなたの顧客と似た属性を持つ潜在客にリーチできます。

また、既存顧客に向けたリターゲティング広告を配信する際にも、この「全リスト」カスタムオーディエンスを活用できるでしょう。

一方で、あえてこの「全リスト」カスタムオーディエンスを広告配信から除外すれば、既存顧客を対象から外し、新規顧客獲得に特化した広告配信も可能です。

このように、Kajabiの全顧客データをMeta広告に連携することで、様々な広告戦略を展開できるのです。

次のパートでは、今回の内容をまとめつつ、KajabiとMeta広告のZapier連携のメリットを再確認します。

ぜひ、この連携方法を活用して、あなたのビジネスの成長につなげてください。

まとめ

今回は、KajabiとMeta広告をZapierで連携し、オファー登録済みユーザーを自動で広告配信から除外する方法をご紹介しました。

この方法を実践することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 1.無駄な広告費の削減
  • オファー登録済みユーザーに広告が表示されなくなるため、無駄な広告費を削減できます。
  • 2.ユーザー体験の向上
  • 既に登録したオファーの広告を見せられることによるユーザーの困惑を防げます。
  • 3.効果的な広告配信の実現
  • オファー登録済みユーザーを除外することで、より関心の高い潜在客に広告を配信できます。
  • 4.手動作業の削減
  • ユーザーデータの同期が自動化されるため、手動でのデータ更新が不要になります。
  • 5.データの正確性の向上
  • プライバシー規制の影響を受けにくいため、よりデータの連携が正確になります。

また、この連携方法を応用することで、Kajabiの全顧客データをMeta広告に送信し、様々な広告戦略に活用することも可能です。

KajabiとMeta広告のZapier連携は、あなたのビジネスの効率化とコスト最適化に大きく貢献してくれるでしょう。

ぜひ、この機会にZapierを導入し、KajabiとMeta広告の連携に挑戦してみてください。

最初は設定に手間がかかるかもしれませんが、長期的に見れば、大きな時間削減とコスト削減につながるはずです。

あなたのビジネスの成長に、このKajabiとMeta広告のZapier連携が役立つことを願っています。

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