オンラインビジネスを運営していると、お客様が間違ったURLにアクセスしてしまうことは避けられません。その時に表示される404エラーページを適切にカスタマイズすることで、お客様の離脱を防ぎ、むしろ新たな商機につなげることができます。このブログ記事では、Kajabiを使用して404ページを効果的にカスタマイズする具体的な手順を解説します。日本語でのメッセージ設定から、ホームページへの誘導方法、ユーザー体験を向上させるデザインのポイントまで、実践的なノウハウをお伝えします。この設定により、エラーページという「マイナスの体験」を、あなたのビジネスの専門性と信頼性を高める機会に変えることができます。
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はじめに
オンラインで商品やサービスを販売している時に、突然お客様から「ページが見つからない」というご連絡をもらったことはありませんか?
実は、このような状況に備えて適切に設定しておくべきページがあります。それが「404ページ」です。
404ページは、お客様が存在しないURLにアクセスした時や、間違ったURLでアクセスした時に表示される特別なページです。
あなたのビジネスでKajabiを使っているなら、このページを簡単にカスタマイズすることができます。適切にカスタマイズされた404ページがあれば、エラーに遭遇したお客様を自然にホームページや他の重要なページへと誘導することができます。
私自身、以前は404ページの重要性を理解していませんでした。そのため、お客様が間違ったURLにアクセスした際に、ただの白いエラー画面が表示されてしまい、そのままサイトを離れてしまうケースが多発していたのです。
しかし、404ページを適切にカスタマイズしてからは、エラーページに到達したお客様の多くが、ホームページや他の商品ページへ移動してくれるようになりました。
今回は、このKajabiの404ページを効果的にカスタマイズする方法を、具体的な手順とともにご紹介します。
404ページをカスタマイズする方法
404ページのカスタマイズは、Kajabiの管理画面から簡単に行うことができます。
具体的な手順は以下の通りです:
- まずKajabiの管理画面にログインします
- 左側のメニューから「Website」を選択します
- 「Website Pages」をクリックします
- 「Website」セクションにある「404」を見つけます
この404ページはテキストのみのシンプルな構成となっています。 シンプルな構成だからこそ、お客様にとってわかりやすく、次のアクションを取りやすいページとなります。
テキストの編集方法
デフォルトでは英語のメッセージが表示されていますが、日本人のお客様向けに日本語でメッセージを書き換えることをお勧めします。
編集のポイントは以下の3つです:
- 明確なメッセージ:
「申し訳ありません。お探しのページは見つかりませんでした。」のような、シンプルで分かりやすい文章を心がけます。 - 親しみやすいトーン:
「ご不便をおかけして申し訳ございません。」のような、丁寧かつ親しみやすい表現を使います。 - 次のアクションの提示:
「下のボタンからホームページへお戻りください。」というように、具体的な行動を促す文章を入れます。
これらの要素を組み合わせることで、エラーページであっても、お客様に不快な思いをさせることなく、スムーズに他のページへと誘導することができます。
404ページ設定のベストプラクティス
404ページは単なるエラーページではありません。適切に設定することで、お客様との大切な接点となり得る重要なページです。
効果的なエラーメッセージの書き方
良い404ページのメッセージには、以下の3つの要素が含まれています:
- 問題の説明:
- 明確で分かりやすい言葉で状況を説明
- 技術的な専門用語は避ける
- 「このページは存在しないか、移動した可能性があります」
- 共感を示す:
- お客様の気持ちに寄り添う言葉を使用
- 「ご不便をおかけして申し訳ありません」
- ただし、長すぎる謝罪は避ける
- 解決策の提示:
- 次のアクションを明確に示す
- 「以下のボタンからホームページへお戻りください」
- 必要に応じて代替のページを提案
デザイン上の注意点
シンプルであることが、404ページデザインの基本です。 以下の点に注意してカスタマイズしましょう:
- 読みやすさの重視:
- 適切なフォントサイズの選択
- 十分な行間の確保
- コントラストの高い色使い
- ブランドとの一貫性:
- サイト全体のデザインテイストに合わせる
- ロゴや基本カラーの使用
- 統一感のある表現方法
ユーザー体験を向上させるポイント
404ページでのネガティブな体験を、ポジティブな機会に変える工夫をしましょう:
- サイト内検索の設置:
- お客様が探しているページを見つけやすくする
- 検索ボックスを目立つ位置に配置
- 人気コンテンツへのリンク:
- よく読まれている記事や商品へのリンクを提示
- 「人気の記事はこちら」などの誘導
- サポート情報の提供:
- お問い合わせページへのリンク
- FAQページへの誘導
このように適切に設定された404ページは、お客様の離脱を防ぎ、むしろ新たな発見の機会を提供することができます。
まとめ
404ページは、単なるエラー表示ではなく、あなたのビジネスの印象を左右する重要なタッチポイントです。
今回ご紹介した設定方法をまとめると:
- 基本設定:
- Kajabiの管理画面から404ページにアクセス
- 日本語でわかりやすいメッセージを設定
- デザインをブランドに合わせて調整
- ホームページへの誘導:
- 「Back to Home」ボタンを日本語化
- 適切なリンク先の設定
- 必要に応じて別ページへの誘導も可能
- ユーザー体験の向上:
- シンプルで読みやすいデザイン
- 明確な次のアクションの提示
- サポート情報の追加
適切に設定された404ページは、お客様に安心感を与え、あなたのビジネスの専門性や信頼性を高めることにつながります。
これらの設定が完了したら、実際に存在しないURLにアクセスして、404ページが正しく表示されるかどうかをテストすることをお勧めします。
404ページの適切な設定は、プロフェッショナルなオンラインビジネスを運営する上で欠かせない要素の1つです。 この機会に、ぜひあなたのビジネスでも設定してみてください。
このブログ記事は以下のKajabi公式チュートリアルページを参考に執筆しました。
https://help.kajabi.com/hc/en-us/articles/360056272434-How-to-Build-Your-404-Page
以上、Kajabi(カジャビ)の404ページをカスタマイズする方法を解説しました。
この記事の解説動画はこちら
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