Kajabiでサブスク商品を販売する際に役立つメールテンプレ集

Kajabiでサブスク商品を販売する際に役立つメールテンプレ集

Kajabi(カジャビ)でサブスク(毎月・毎年の定期購入)を販売していると、支払いに失敗したとき・解約したとき・一時停止したとき・再開したときに、お客様へ自動でメールが届きます。元の文面は英語なので、日本のお客様に向けては、日本語に書き直しておくと内容が伝わりやすくなります。この記事では、その4つの自動メール(Settings → Email Templates のテンプレート)を日本語にした例文と、貼るときの注意点を紹介します。

【2026年9月の更新・訂正】この記事は2024年5月に公開したものです。以前は、見出し「サブスクの休会時」と「サブスクの再開時」の下のテンプレートが逆になっていました。入れかえて、見出しにKajabiのテンプレートの名前(User Paused Subscription/User Resumed Subscription)を添えました。以前の記事を見て貼った方は、User Paused Subscription に「支払いが再開しました」の文面が、User Resumed Subscription に「一時停止されました」の文面が入っていないか確かめてください。あわせて、テンプレートの誤字と、一時停止の間や再開のあとの請求についての説明を、実際の扱いに合わせて直しました。以前の文面を貼った方は、請求についての文も今の例文と見比べてください。また、貼る場所と注意点を書き足し、本文に載せていなかった「お試し期間の終了時」などのテンプレートを紹介するような記述を外しました。

はじめに

あなたはKajabiでサブスクリプション商品を販売していますか?もしそうなら、こんな経験をしたことがあるかもしれません。

  • 「お客様の支払いが失敗して、売上が立たない…」
  • 「未払いの方にどんなメールを送ればいいのかわからない…」
  • 「解約率が高くて、せっかく獲得した顧客が離れていく…」

サブスクリプション商品の販売は、定期的な収益が見込める魅力的なビジネスモデルですが、課金失敗やお客様との継続的なコミュニケーション不足により、思うように売上が伸びないというケースも少なくありません。

そこで重要になってくるのが、未払い時のフォローアップメールです。

適切なタイミングで、適切な内容のメールを送ることで、お客様の支払いを促し、解約や行き違いを減らし、長く続く関係を築く助けになります。

しかし、「どんな内容のメールを送ればいいのかわからない」「テンプレートを使っているけど、うまく機能しているのか自信がない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、Kajabiでサブスクリプション商品を販売する際の支払いの失敗・解約・一時停止・再開のときに届く自動メールのテンプレート(日本語の例文)をご紹介します。

これらの例文をもとに、あなたのビジネスに合った文面にしておけば、お客様に状況が伝わりやすくなり、未払いのままになることや行き違いも減らせます。

ぜひ、記事を最後までお読みいただき、あなたのサブスクリプションビジネスの成長にお役立てください。

Kajabiにおけるサブスクリプション商品の仕組み

まず初めに、Kajabiにおけるサブスクリプション商品の仕組みについて理解しておきましょう。

Kajabiでは、あなたが提供するサブスクリプション商品に対して、お客様がクレジットカードやPayPalアカウントを登録し、定期的に課金されます。

これにより、毎月または決めた間隔で自動的に請求されるので、収益の見通しを立てやすくなります。

ただし、お客様のカード情報の変更や不備、残高不足などにより、課金が失敗するケースがあります。

その際、Kajabiでは自動的にメールが送信される仕組みになっています。

具体的には、以下のようなタイミングでメールが送られます。

  • 1.支払いに失敗したとき(Member Payment Subscription Failed)
  • カード決済が失敗した場合、お客様に対して自動的にメールが送信されます。
  • このメールには、カード情報の更新を促すメッセージが含まれています。
  • 2.解約したとき(User Cancelled Subscription)
  • お客様が自ら定期契約を解除した場合にメールが送信されます。
  • このメールには、契約解除の通知と、誤って解除した場合の対処法などが記載されています。
  • 3.一時停止したとき・再開したとき(User Paused Subscription/User Resumed Subscription)
  • あなたが管理画面でお客様のサブスク(または分割払い)を一時停止したときと、請求が再開したときに、自動的にメールが送られます。お客様が自分で一時停止した場合は、これとは別の確認メールが届きます(Kajabiの公式ヘルプ)。

なお、PayPal(ペイパル)で決済しているサブスクは、Kajabiから一時停止できません(PayPalの画面で止めます)。また、PayPalで支払いに失敗しても、Kajabiの画面には表示されず、サブスクは「Active」(有効)のままです。PayPalは、1回の請求につき、5日ごとに最大2回まで請求をやり直し、2回目も失敗すると、その金額を次の回の請求にまとめて上乗せします。PayPalで決済しているお客様の支払いの失敗は、PayPalの画面で確かめましょう。

これらの自動メールは、お客様とのコミュニケーションを円滑に行い、課金失敗やお客様の離反を防ぐために重要な役割を果たします。

ただし、最初から入っているテンプレートは英語のままなので、日本のお客様には内容が伝わらず、カード情報の更新などの手続きをしていただけないおそれがあります。

そこで、次の章では、それぞれのシーンに合ったメールテンプレートの例をご紹介します。

これらを参考に、あなたのビジネスに合ったメールを作成し、お客様とのコミュニケーションを改善していきましょう。

支払い失敗・解約・一時停止・再開のメールテンプレート例

それでは、4つのテンプレートの例文を見ていきましょう。

テンプレートを貼る場所は、Kajabiのダッシュボードの Settings(設定)→ Email Templates です。直したいテンプレートの名前の横にある「…」を押して文面を書きかえ、「Save」で保存します。貼る前に、次の4つを確かめてください。

  • 変数は、貼る前に編集画面の一覧で確かめる:{{ offer.title }} のように {{ }} で囲んだ部分は、送るときに商品名やお客様の名前に置きかわる「変数」です。下の例文の変数は、私のKajabiのテンプレートで実際に使っているものです(2026年9月)。ただ、使える変数はテンプレートによって違うことがあり、編集画面の本文の下に一覧が出るので、貼る前に見比べてください。
  • 同じ文面が、すべての商品で使われる:テンプレートは、商品(オファー)ごとに変えられません。特定の商品名や「月額」のような支払いの間隔は書かず、変数を使いましょう。
  • 無料お試しの間は編集できない:Kajabiの無料お試しの間は、Email Templates を編集できません。有料のプランを始めると編集できます。
  • 宣伝は入れない:これらの自動メールは、お支払いや契約のお知らせ(取引のメール)として、受け取る人の同意なしに届きます。セールや新しい商品の案内は入れず、メルマガとして、受け取ることに同意した人に送りましょう。

サブスクの支払いに失敗したとき(Member Payment Subscription Failed)

件名: 【重要】カード情報を更新してくださいこんにちは {{ member.name }} さん、{{ offer.title }} のお支払いを完了できませんでした。恐れ入りますが、以下のリンクからカード情報を更新してください。<a href="{{ site_settings_card_url }}">{{ site_settings_card_url }}</a>このままお支払いが確認できない場合、ご契約が解除となり、コンテンツをご覧いただけなくなることがあります。ご不明な点がございましたらこのメールにご返信ください。-- {{site.title}}

このメールでは、支払い失敗の事実を明確に伝え、カード情報の更新を促しています。

また、丁寧な言葉遣いと、問い合わせ先の提示により、お客様に安心感を与えることができます。

注意:「このままお支払いが確認できない場合…」の一文は、あなたの決済の設定に合わせてください。Stripe(ストライプ)で決済している場合、何回請求をやり直すか、すべて失敗したらサブスクを解約するかなどは、Stripeの管理画面(Settings → Billing → Subscriptions and emails の「Manage failed payments」)で決めます。

Kajabiの公式ヘルプによると、お客様は、サブスクが解約されるか、あなたが閲覧権限を取り消すまで、商品を見られます。最初の失敗で見られなくしたい場合は、Kajabiの Settings → Customer Payments にある「Revoke and grant access」(支払いに失敗したら閲覧を止め、支払われたら戻す設定)を使えます。

また、Stripeの管理画面にも、支払いに失敗したお客様へメールを送る設定があります。Kajabiのメールと両方を使うと、お客様に似たメールが2通届くことがあるので、どちらで知らせるかを決めておきましょう。

お客様が自分でサブスクを解約したとき(User Cancelled Subscription)

件名: {{ offer.title }} の解約のお手続きが完了いたしましたこんにちは {{ member.name }} さん、今回、{{ offer.title }} の解約のお手続きが完了いたしました。これまでのご参加、誠にありがとうございました。今後のご請求はございませんので、ご安心ください。もし、間違って解約されてしまった場合は、こちらのメールにご返信ください。-- {{site.title}}

このメールでは、解約完了の事実を明確に伝え、お客様の不安を取り除いています。

また、これまでのご利用への感謝の意を表し、好印象を残すことができます。

お客様が自分で解約した場合は、今の請求期間の終わりまで、コンテンツを見られます(Kajabiの公式ヘルプ)。例文に「ご契約中の期間の終わりまでは、引き続きご覧いただけます。」の一文を足しておくと、お客様が迷いません。

あなたが管理画面で解約するときは、解約の時期(今の請求期間の終わり・日付を決める・すぐ)を選べます(このときにもこのメールが届くかは、公式ヘルプに書かれていません)。解約の日を今の請求期間より先の日付にすると、その日までの請求が続きます(期間の途中で終わるときは、日割りの金額も請求されます)。また、公式ヘルプには、支払いに失敗した分が残っている状態で解約すると、その分の請求のやり直しは、成功するか回数を使い切るまで続くとあります。こうした場合があるなら、「今後のご請求はございません」の文は、実際の扱いに合わせて書きかえてください。

間違えて解約したというご連絡を受けたときは、まだ期間の終わりを待っている解約(Pending Cancellation)なら、Sales → Payments → Subscriptions でそのサブスクの画面を開き、「…」から「Don’t Cancel Payments」を選ぶと取り消せます(請求は元の予定日から続きます)。すでに終わった解約は元に戻せないので、もう一度お申し込みいただくことになります。

サブスクを一時停止したとき(User Paused Subscription)

件名: {{ offer.title }} のお支払いが一時停止されましたこんにちは {{ member.name }} さん、ご契約中の {{ offer.title }} のお支払いとご利用が一時停止されました。一時停止している間に予定されていたご請求はいたしません(一時停止の前にお支払いが済んでいない分がある場合は、その分のご請求は続きます)。再開すると、ご利用も元に戻り、カード ({{ card_brand }} **** {{ card_last4 }}) へのご請求も再開されます。<a href="{{ site_settings_card_url }}">{{ site_settings_card_url }}</a> にアクセスして、いつでもカード情報を更新できます。ご質問がある場合や、再開をご希望の場合は、<a href="mailto:{{ site.support_email }}">{{ site.support_email }}</a> までお気軽にお問い合わせください(ご自身で一時停止された場合は、アカウントのお支払いのページからも再開できます。予定より早く再開されると、その日に1回分をご請求します)。-- {{ site.title }}

サブスクを再開したとき(User Resumed Subscription)

件名: {{ offer.title }} のお支払いが再開されましたこんにちは {{ member.name }} さん、一時停止していた {{ offer.title }} のお支払いとご利用が再開されました。次回のご請求日は {{ next_billing_date }} で、カード ({{ card_brand }} **** {{ card_last4 }}) に {{ offer_price }} をご請求します。ご自身で予定より早く再開された場合は、再開した日に1回分をご請求し、以後のご請求日もその日にそろいます。一時停止していた間の分を、さかのぼってまとめてご請求することはありません。ご希望であれば、<a href="{{ site_settings_card_url }}">{{ site_settings_card_url }}</a> にアクセスして、いつでもカード情報を更新できます。ご質問がございましたら、<a href="mailto:{{ site.support_email }}">{{ site.support_email }}</a> までお気軽にお問い合わせください。-- {{ site.title }}

この2つのメールは、Kajabiの画面から一時停止・再開できるサブスクと分割払い(Stripeで決済しているもの)で使われます。お客様が自分で一時停止したときは、予約を受け付けたことを知らせる別の確認メールが届きますが、一時停止が始まったときや再開したときに、この2つのメールも届くかどうかは、公式ヘルプに書かれていません。そのため上の例文は、あなたが止めた場合でもお客様が止めた場合でも通じるように、「だれが止めたか」を書かない言い方にしています。

日付を決めて止めた場合、Kajabiの元の英語の文面には再開の日が入ります。再開の日の変数が編集画面の一覧にあれば、日本語の文面にも入れておくと親切です。また、Kajabiは自動で再開する前に、お客様へ事前のお知らせを送りません。日付を決めて止めるときは、再開の日と、その後の最初のご請求日を、一時停止のメールに入れるか別にお知らせしておくと、行き違いを防げます。

分割払いでは、止めている間の回のお支払いは取り消されますが、お支払いの回数は変わらず、最後の回が後ろにずれます。分割払いのお客様を止めるときは、このことを別にお伝えしておきましょう。止めている間も講座を見られるようにしている場合(分割払いで閲覧権限を残したときなど)は、例文の「ご利用」の文を実際の扱いに合わせて直してください。

再開の例文の {{ offer_price }}(金額)と {{ next_billing_date }}(次回のご請求日)は、私のKajabiのテンプレートで実際に使っている変数です。ただ、分割払いのお客様に送ったときに {{ offer_price }} に1回分の金額が出るかは、公式ヘルプに書かれていません。分割払いも売っているなら、テスト用のお客様で届く文面を確かめるか、金額の部分を消して使いましょう。

あなたが管理画面でお客様のサブスクを一時停止・再開する手順は、Kajabiでお客様のサブスクを停止・再開する方法で紹介しています。

次の章では、メールテンプレートをカスタマイズする際の注意点についてお話しします。

メールテンプレートをカスタマイズする際の注意点

これまでご紹介してきたメールテンプレートは、あくまでも一例です。

実際にメールを作成する際は、自社のサービスやブランドイメージに合わせてカスタマイズすることが大切です。

ここでは、メールテンプレートをカスタマイズする際の注意点を2つご紹介します。

  • 1.丁寧で明確な言葉遣い

メールでお客様とコミュニケーションを取る際は、丁寧で明確な言葉遣いを心がけましょう。

  • 「です・ます」調を使用し、敬意を持った言葉遣いを心がける
  • 難しい専門用語や業界用語は避け、分かりやすい表現を使用する
  • 重要な情報は太字にしたり、箇条書きにしたりして強調する

丁寧で明確な言葉遣いは、お客様に好印象を与え、信頼感を高めることにつながります。

  • 2.状況に応じた適切なアクション促進

メールの目的は、お客様に適切なアクションを取ってもらうことです。

状況に応じて、明確で具体的なアクション促進を行いましょう。

  • 支払い失敗時は、カード情報の更新を促すリンクを提供する
  • 解約時は、誤解約の可能性を考慮し、問い合わせ先を明示する
  • 一時停止・再開のときは、請求が止まること・再び始まることと、問い合わせ先を伝える

適切なアクション促進により、お客様の行動を促し、問題の解決や継続利用につなげやすくなります。

メールテンプレートのカスタマイズは、お客様とのコミュニケーションを改善し、信頼関係を構築するための重要な作業です。

自社のサービスやブランドイメージに合ったメールを作成し、お客様に寄り添ったコミュニケーションを心がけましょう。

次の章では、本記事のまとめと、サブスクリプション商品販売における自動メールのテンプレートの大切さについて再度お伝えします。

まとめ

本記事では、Kajabiでサブスクリプション商品を販売する際の支払いの失敗・解約・一時停止・再開のときに届く自動メールのテンプレート例をご紹介してきました。

  • 支払い失敗時は、カード情報の更新を促し、丁寧な言葉遣いで対応する
  • 解約・一時停止・再開のときは、請求がどうなるかと、問い合わせ先を伝える
  • 一時停止と再開のテンプレートは、名前(User Paused Subscription/User Resumed Subscription)を確かめて貼る

サブスクリプション商品販売において、課金失敗やお客様とのコミュニケーション不足は、売上の減少や顧客離れにつながる深刻な問題です。

しかし、適切なメールテンプレートを使い、タイミングよくお客様にお知らせすることは、これらの問題を減らす助けになります。

メールテンプレートをカスタマイズする際は、丁寧で明確な言葉遣いと、状況に応じた適切なアクション促進を心がけましょう。

お客様に寄り添ったコミュニケーションは、信頼関係の構築と顧客満足度の向上につながります。

サブスクリプション商品の販売は、毎月の収益の見通しを立てやすい売り方です。

自動メールのテンプレートを日本語で整えておくと、お客様との良い関係を保ちやすくなります。

本記事が、あなたのサブスクリプション商品販売における課題解決の一助となれば幸いです。

より良いお客様とのコミュニケーションを通じて、ビジネスの発展を目指しましょう。

この記事の解説動画はこちら

(この動画は2024年当時のものです。動画内で解説している「サブスクのお試しがまもなく終了する際のメール」は、2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプのテンプレート一覧にはありません。別のヘルプの記事に「Trial Ending」というテンプレートの名前が出てくるので、お使いの画面で確かめてください。)

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この記事の仕様・画面の名前は、2026年9月26日に、Kajabiの公式ヘルプ(Edit automated email notifications、Pause a customer’s subscription or payment plan、Let customers pause their own subscriptions、Cancel a customer’s subscription、Manage failed payments in Stripe / in PayPal、Revoke Offer access when payment fails or cancels、Set up automated emails in Stripe for failed payments、Kajabi trial information)で確認したものです。画面や条件はたびたび変わりますので、実際の画面と公式の案内を見比べながら進めてください。

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