
Kajabiで管理者(Admin)やスタッフのアカウントを追加するには、ダッシュボードのSettings(設定)→ Manage Users → New Userを開きます。名前・メールアドレス・パスワードなどを入れて、4つの役割(Owner・Administrator・Assistant・Support Specialist)から1つを選び、入ってよいサイトとコミュニティにチェックを入れて保存すれば完了です。
【2026年9月の更新】この記事は2024年5月に書いたものです。2026年9月時点のKajabiの公式ヘルプに合わせて、スタッフを追加する場所(今は Settings → Manage Users)と入力する項目、通知の設定の場所と種類を直し、人数の上限の数え方と役割ごとにできることの一覧を加えました。あわせて、2点を訂正しました。①パスワードを「定期的に変更する」ように勧めていた3か所を、総務省の案内に合わせて「ほかと使い回さない長いパスワード+2段階認証」にしました。②アシスタントについて「機密情報の漏洩リスクを抑えられる」と書いていましたが、アシスタントはお客様の名簿をまとめて書き出せます。サポートスペシャリストも名簿を見られます。
はじめに
あなたはKajabiで自分のオンラインスクールやコンテンツビジネスを展開する中で、スタッフやチームメンバーと一緒に働く機会が増えてきているのではないでしょうか。そんな時、スタッフ用のアカウントを発行することが重要になってきます。
なぜスタッフアカウントが必要なのでしょうか。それは、あなたのKajabiアカウントのセキュリティを守りつつ、スタッフにも適切な権限を与えて業務を効率化するためです。自分のメールアドレスとパスワードをスタッフに共有することは、セキュリティ上のリスクが高く、おすすめできません。
例えば、スタッフが別の場所から同じアカウントにログインし、パスワードを何度も間違えてしまうと、アカウントが一時的に凍結されてしまう可能性があります。また、スタッフが退職した際にもアカウント情報を変更する手間が発生します。
さらに、今のKajabiには、ログインのときにパスワードに加えて確認コード(スマホに届くSMSや、認証アプリに出る数字)を入れる2段階認証の仕組みがあり、アカウントの設定によっては必須になっています。あなたのログインを共有すると、スタッフがログインするときに、あなたのスマホに届く(または出る)確認コードを伝えなければならなくなります。Kajabiの公式ヘルプも、スタッフ一人ひとりにアカウントを発行すれば、ログイン情報や確認コードを共有しなくて済む、と案内しています。
スタッフ用のアカウントを発行することで、これらのリスクを軽減できます。それぞれの役割に応じて適切な権限を設定することで、スタッフはあなたのKajabiアカウントを安全に利用でき、業務の効率化にもつながります。
ただし、スタッフアカウントを発行する際には、いくつか注意点があります。
- アカウントの種類と権限を理解する: Kajabiには複数のアカウント種類があり、それぞれ権限が異なります。適切なアカウントを選択することが重要です。
- セキュリティを維持する: スタッフにアカウントを発行する際は、ほかのサービスと使い回さない長いパスワードを設定し、スタッフ一人ひとりに2段階認証も設定してもらいましょう。また、必要以上の権限を与えないことも大切です。
- メール通知の設定を確認する: スタッフアカウントに届くメール通知の種類を適切に設定することで、業務に必要な情報だけを受信できるようにしましょう。
このブログ記事では、Kajabiでスタッフアカウントを発行する方法と、アカウントの種類や権限、プランごとの人数の上限、メール通知の設定について詳しく解説します。セキュリティと利便性を両立させ、あなたのビジネスを効率的に運営するための知識を身につけましょう。
Kajabiのスタッフの4つの役割と権限
Kajabiでは、スタッフのアカウントを「アカウントユーザー(Account users)」と呼び、4つの役割(Role)から1つを選んで割り当てます。役割は自分で新しく作ることはできません。それぞれの特徴と権限について理解することが、適切なアカウント管理のために重要です。

※ 上の画面は2024年当時のものです。画面の赤い文字は当時の要点のメモです。2026年9月時点の公式ヘルプでは、画面の「Owner」は、Kajabiを契約した人のことではなく、ほかのスタッフにも付けられる役割です(契約した人は、スタッフの一覧には出てこない別のアカウントです)。また、アシスタントは売上のデータだけでなくサイトの設定(Site Settings)とアナリティクス(Analytics)も開けず、サポートスペシャリストはコメントの管理に加えてお客様の名簿(Contacts)も扱えます(くわしくは下の表)。
1. オーナー(Owner)
- ほぼ全ての権限を持ち、アカウントの管理や設定を行える(公式は「事業のオーナーだけに勧める」としています)
- Kajabiを契約した人(アカウントの持ち主)は、スタッフの一覧には出てこない特別なアカウント
- 契約した人のほかにも、Owner(公式の呼び名はサブオーナー)の役割を付けられる
- 決済サービス(Kajabi Payments・Stripe・PayPal)をつなぐ設定は、Kajabiを契約した人だけができる
2. 管理者(Administrator)
- オーナーアカウントの次に権限が高いアカウント
- オーナーアカウントとほぼ同等の権限を持ち、アカウントのすべてのサイトの設定・コメント・通知を扱える
- 公式の説明にあるOwnerとの違いは、決済サービス(Kajabi Payments・Stripe・PayPal)をつなぐ設定ができないこと(つなごうとすると、契約した人に連絡するよう表示されます)
- ただし公式の権限の表などを見ると、ほかにも、売上税の初期設定(Sales Tax Setup)や即時入金(Instant Payouts)のように、OwnerやKajabiを契約した人しか使えない機能がいくつかある
- プランによって作成できる管理者アカウント数に制限がある
3. アシスタント(Assistant)
- 管理者アカウントの下位のアカウント
- サイト作成やコンテンツのアップロード、メール配信、カスタマーサポートなどが可能
- サイトの設定(Site Settings)・アナリティクス(Analytics)・支払いの一覧(Payments)・入金(Payouts)の画面は開けない(自分のパスワードや通知など、アカウントの設定は開ける)
- ただし、お客様の名簿(Contacts)をまとめてファイルに書き出す(Bulk Export)ことはできる
- 返金・解約などの支払いの操作は、最初はできない(OwnerかAdministratorが「Payment Management Access」をオンにすると、できるようになる)
4. サポートスペシャリスト(Support Specialist)
- 最も権限が限定されたアカウント
- コメントの管理と、お客様の名簿(Contacts)の管理が主な役割
- お客様の名簿を見ることができ、1人ずつなら配信停止や削除もできる(まとめて書き出すことはできない)
- サイト作成やコンテンツ管理はできない
これらのアカウントは、上位のアカウントほど権限が大きくなっています。オーナーアカウントは最も権限が高く、サポートスペシャリストアカウントは最も権限が制限されています。
プランごとに追加できる管理者の人数(上限)
Kajabiのプランによって、追加できる管理者の人数には上限がある点に注意が必要です。上限に数えるのは、Owner(サブオーナー)とAdministratorの役割の人だけで、Kajabiを契約した人は数えません。例えば、ベーシック(Basic)プランでは、契約した人のほかに管理者を1人まで追加できます。
また、Growthプランは10名まで、Proプランは25名まで(Kickstarterプランは1名まで)です。料金ページの「Admin Users」の数(Basic 2・Growth 11・Pro 26)は、公式ヘルプの人数に、契約した人の1人を足した数になっています。
今のプランでは、AssistantとSupport Specialistの役割の人は、何人でも追加できます(以前のプランのまま契約している場合は、役割に関係なく全員が上限に数えられます)。停止したスタッフは、上限に数えません。

※ 上の図は2024年当時のKajabi公式ヘルプのものです。今のプラン名は Kickstarter・Basic・Growth・Pro で、人数(契約した人のほかに1名・1名・10名・25名)は今も同じです。ただし、画像の赤い文字の「スタッフアカウントの人数」は、今はOwnerとAdministratorの役割の人だけの数です。
上記画像は、当時のKajabi公式のチュートリアルページ(Admin users)から引用しました。このページは今、「Account users」という名前のページに転送されます。
https://help.kajabi.com/hc/en-us/articles/4413468477211-Admin-users
役割ごとにできること(主な項目)
公式ヘルプの権限の表から、スタッフに任せるときに気になる項目を抜き出しました。Ownerの役割は、すべてできます(決済サービスをつなぐ設定は、Kajabiを契約した人だけ)。
| できること | 管理者 | アシスタント | サポート |
|---|---|---|---|
| サイト・ページ・ブログを作る、直す | ○ | ○ | × |
| 講座・オファー・クーポンを作る、直す | ○ | ○ | × |
| メール配信・自動化・ファネル・フォーム | ○ | ○ | × |
| コメントの管理 | ○ | ○ | ○ |
| 名簿を見る。1人ずつ配信停止・削除 | ○ | ○ | ○ |
| 名簿をまとめて書き出す | ○ | ○ | × |
| 名簿をまとめて配信停止・削除 | ○ | × | × |
| アナリティクス(売上などの数字) | ○ | × | × |
| 支払いの一覧・入金 | ○ | × | × |
| 返金・解約などの支払いの操作 | ○ | △ | × |
| サイトの設定 | ○ | × | × |
| スタッフの追加・編集 | ○ | × | × |
| 自分のパスワード・通知の設定 | ○ | ○ | ○ |
なお、コミュニティ(Community)は、役割とは別に、スタッフごとにチェックを入れないと開けません。AdministratorやAssistantでも同じです。
Kajabi公式ヘルプ「Account users」(英語)
https://help.kajabi.com/articles/account-settings/users/account-users
それぞれのアカウントの権限を理解することで、スタッフの役割に応じて適切なアカウントを割り当てることができます。権限の設定を適切に行うことが、セキュリティの維持と業務の効率化につながるのです。
次のセクションでは、どのようなスタッフにどのアカウントを割り当てるべきかについて、詳しく解説します。
最適なアカウントの権限設定方法
Kajabiのアカウントの種類と権限について理解したところで、次は実際にどのようなスタッフにどの種類のアカウントを割り当てるべきかを考えていきましょう。スタッフの役割や能力、信頼度に応じて適切なアカウントを選択することが重要です。
1. 管理者アカウントを与えるべき人
- あなたと同等の権限を持つべき信頼できるビジネスパートナーや家族
- Kajabiの設定や運用を全面的に任せられる経験豊富な外注業者
- ただし、決済サービス(Kajabi Payments・Stripe・PayPal)をつなぐ設定だけは、Kajabiを契約した人が行う必要がある
管理者アカウントは、オーナーアカウントに次ぐ高い権限を持っています。信頼度の高いスタッフや外注業者にのみ、管理者アカウントを与えるようにしましょう。機密情報へのアクセスが可能なため、慎重な判断が必要です。
弊社では今、家族でもあるスタッフに、ウェビナーの録画のアップロード、字幕と要約の設定、購入された商品がお客様に正しく付与されているかの確認をお願いしていて、Administratorの役割を渡しています。購入の記録を見る支払いの一覧(Payments)は、公式の権限の表では、Administrator以上の役割でないと開けません。
2. アシスタントアカウントに適した人
- サイト作成やコンテンツ管理を担当するスタッフや外注業者
- カスタマーサポートも行うスタッフ
- サイトの設定や売上の数字には触れさせたくないが、ある程度の権限は必要な人
アシスタントアカウントは、サイト作成やコンテンツ管理、カスタマーサポートなどを行うスタッフに適しています。サイトの設定・アナリティクス・支払いの一覧は開けません。ただし、お客様の名簿をまとめてファイルに書き出す(エクスポートする)ことはできます。外注先に名簿を持ち出されたくないときは、この点も考えて役割を選びましょう。また、返金や解約の対応も任せたいときは、あなた(OwnerかAdministrator)が、そのスタッフの設定で「Payment Management Access」をオンにします。
3. サポートスペシャリストアカウントの使い方
- カスタマーサポートに特化したスタッフ
- コメントへの返信のみを担当する外注業者
- サイト作成やコンテンツ管理には関わらせたくない人
サポートスペシャリストアカウントは、カスタマーサポートに特化したスタッフや外注業者に最適です。4つの役割の中で、権限がもっとも小さい役割です。ただし、お客様の名簿(Contacts)は見ることができ、1人ずつなら配信停止や削除もできます。コメントの返信だけを任せるときも、名簿を見られることを知ったうえで割り当てましょう。
スタッフのスキルや経験、信頼度に応じて、適切なアカウントを割り当てることが大切です。権限の設定は、セキュリティと利便性のバランスを考えて行いましょう。必要以上の権限を与えることは避け、定期的にアカウントの設定を見直すことも重要です。
どの役割を選ぶときも、お客様の名簿の扱いには気をつけましょう。お客様の名簿(名前やメールアドレスなど)は、個人情報保護法(お客様などの個人の情報を扱う事業者に、守り方などのルールを定めた法律)でいう「個人データ」にあたります。この法律は、名簿を扱う事業者に、漏れたりなくなったりしないように守る対策をとることと、名簿を扱わせる社員や外注先をきちんと監督することを求めています。
スタッフ一人ひとりにアカウントを発行する、仕事に要らない役割は渡さない、辞めた人や契約が終わった外注先はすぐに停止する、書き出した名簿を使い終わったらどうするかを先に決めておく、といったことは、その対策の一部です。くわしくは個人情報保護委員会のガイドラインをご覧ください。ここに書いたことは一般的な説明で、法律の相談に代わるものではありません。
個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」
https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/guidelines_tsusoku/
次のセクションでは、実際にスタッフアカウントを発行する手順について解説します。
スタッフアカウントの発行手順(Settings → Manage Users)
スタッフの役割に応じて適切なアカウントを選択したら、いよいよアカウントを発行します。ここでは、Kajabiでスタッフアカウントを作成、停止、復活する方法を順を追って説明します。

※ 上の画面は2024年当時のものです。当時はスタッフの一覧を、右上の名前 → Account settings → Users から開きましたが、2026年9月時点では、ダッシュボードの Settings(設定)→ Manage Users から開きます。
1. アカウントの作成方法
- Kajabiを契約した人(アカウントの持ち主)か、OwnerかAdministratorの役割を持つスタッフのアカウントでログインする
- ダッシュボードの「Settings(設定)」をクリックし、「Manage Users」を開く
- 「新規ユーザー(New User)」をクリックし、スタッフの情報を入力する:名前(First name・Last name)、メールアドレス、電話番号(任意)、タイムゾーン、パスワード
- アカウントの種類(役割=Role)を選ぶ
- 入ってよいサイト(Sites)とコミュニティ(Communities)にチェックを入れる
- 「Save」で保存する
スタッフ用のメールアドレスとパスワードを設定し、適切なアカウントの種類(ロール)を選択することが重要です。保存すると、スタッフにKajabiから「Confirmation instructions」という確認のメールが届きます。
「email address has already been taken」と出たときは、そのメールアドレスがすでに別のKajabiアカウントで使われています。メールのサービスが対応していれば、「example+kajabi@example.com」のようにアドレスの「@」の前に「+」と好きな言葉を足したアドレスで登録できます(Kajabiからのメールは元のアドレスに届きます)。対応していなければ、別のメールアドレスを使います。
2. メールアドレスとパスワードの設定
- スタッフ用のメールアドレスを使用する
- ほかのサービスと使い回さない、長いパスワードを設定する(Kajabiでは、10文字以上で、大文字・小文字・数字・記号を混ぜる決まりです)
- スタッフが確認メールのリンクをクリックして本人確認をすると、ログインできるようになる(リンクの期限は24時間。切れたときは、ログインページの「Didn’t receive confirmation instructions?」から送り直せる)
- あなたが入れたパスワードは、メールやチャットで送らない。スタッフには、自分だけが知るパスワードに作り直してもらう
- ログインしたら、スタッフが自分で2段階認証を設定する(右上の名前 → Account settings → Sign In & Security)
セキュリティを維持するために、スタッフにはそれぞれ独自のメールアドレスとパスワードを使用させましょう。パスワードは、ほかのサービスと使い回さない長いものにし、2段階認証も設定してもらいます。追加のときにパスワードを入れるのはあなた(管理する側)です。本人確認がすんだら、スタッフにKajabiのログインページから自分でパスワードを作り直してもらえば、あなたが入れたパスワードを伝えずに済みます。あなたの側からも、Settings → Manage Users でスタッフの「…」→「Edit」→「Reset password」を押すと、スタッフにパスワードを作り直すためのメールが届きます。
総務省は、パスワードが漏れた事実がなければ定期的に変える必要はなく、それよりも、ほかと使い回さない固有のパスワードにすることが大切だとしています。漏れたかもしれないときは、すぐに変えます。2段階認証の設定の手順は、この記事の最後の関連記事「Kajabiの2段階認証(MFA)を設定する方法」で解説しています。
総務省「安全なパスワードの設定・管理」(国民のためのサイバーセキュリティサイト)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/security/business/staff/06/
3. アカウントの停止と復活方法

- スタッフが退職する場合や一時的にアクセスを制限する必要がある場合は、アカウントを停止する
- Settings → Manage Users で、該当スタッフの「…」メニューから「Edit」を選び、アカウントを編集する
- ページの一番下の「アカウントの停止(Suspend User)」をクリックし、確認の画面でもう一度「Suspend user」を押して、アカウントを停止する
- 必要に応じて、停止したアカウントを復活させることも可能(同じ画面で Unsuspend Userを押して復活ができる)
- スタッフのアカウントは削除できない(使えなくするときは停止する)。停止したスタッフは、プランの人数の上限に数えない
スタッフが退職する際は、速やかにアカウントを停止し、不要なアクセスを防ぐことが重要です。一時的にアクセスを制限する必要がある場合も、アカウントの停止機能を活用しましょう。
スタッフアカウントの発行は、少し手順が複雑に感じるかもしれません。しかし、セキュリティと利便性を両立させるために、適切な手順を踏むことが不可欠です。スタッフとのコミュニケーションを大切にし、アカウント管理に関する教育も行いましょう。
次のセクションでは、スタッフアカウントのメール通知設定について解説します。
スタッフアカウントのメール通知設定
Kajabiでは、スタッフアカウントに対してさまざまなメール通知を送信することができます。これらの通知は、スタッフの業務に関連する重要な情報を含んでいますが、時には不要なメールが多く届いてしまうこともあるでしょう。スタッフアカウントのメール通知設定を適切に行うことで、業務に必要な情報だけを受信できるようになります。
1. 受信するメール通知の種類
- Marketing emails:Kajabiからの新機能やキャンペーンなどのお知らせ(宣伝のメール)
- Account & security:パスワードの再設定など、Kajabiのアカウントについての重要なお知らせ
- Comments & posts:新しいコメント、自分の投稿やコメントへの返信、コミュニティでのお客様の投稿の通知
- Customer subscription & payments:お客様のサブスクリプション(定期払い)の支払いの失敗、登録カードの削除、解約などの通知
- Kajabi Payments:入金、支払いの受け取り、支払いへの異議申し立て(チャージバック)の動きなど、Kajabi Paymentsの通知
- Data export:支払いやアナリティクスのデータが書き出されたときの、アカウントの持ち主への通知
- Cofounder:KajabiのAI機能「Cofounder」から新しい提案があったときの通知
これらのメール通知は、スタッフの役割に応じて必要かどうかが異なります。カスタマーサポートを担当するスタッフには、コメントやコミュニティでの新しい投稿の通知が重要である一方、財務管理を担当するスタッフには、顧客のサブスクリプション情報の変更通知が必要になるでしょう。

この記事の以前の版で「購入者情報の通知」として紹介していた、オファー(商品の販売条件)が購入されたときの通知は、ここではなくオファーごとに設定します。Sales(販売)→ Pricing でオファーを開き、Settings タブの Notifications で「Get notified when a purchase has been made」をオンにして、知らせたい人のメールアドレスを入れます(複数入れられます)。手動で講座を渡した(Grant)ときは、この通知は届きません。
2. メール通知のオン・オフ設定方法
- スタッフアカウントでログインし、ダッシュボードの「Settings(設定)」を開く
- Account Settings の中の「Notifications & Privacy」を選択する
- 各種メール通知のオン・オフを切り替え、「Save」で保存する

※ 上の画面と、その前の画面は2023年当時のものです。今は通知の種類が増え、Kajabi Payments・Data export・Cofounder の項目もあります。Kajabiからの宣伝のメールは、今の公式ヘルプでは Marketing emails として説明されています。
スタッフ自身で、必要なメール通知だけをオンにし、不要なものをオフにすることができます。ただし、Kajabiからの重要なお知らせ(Account & security)は、当時の画面でも、今の公式ヘルプに載っている画面でも、チェックを外せない表示になっています。また、Kajabiからの通知メールを迷惑メールとして報告すると、パスワードの再設定のメールなども届かなくなるので気をつけましょう。
スタッフアカウントのメール通知設定を適切に行うことで、スタッフは業務に集中しやすくなり、生産性の向上につながります。また、不要なメールを減らすことで、重要な情報を見落とすリスクも軽減できます。
スタッフとのコミュニケーションを通じて、各自の役割に応じたメール通知設定を行うことをおすすめします。定期的に設定を見直し、必要に応じて調整することも大切です。
次のセクションでは、これまでの内容をまとめ、スタッフアカウントを適切に管理することの重要性について再確認します。
まとめ
Kajabiでスタッフアカウントを管理することは、オンラインビジネスを効果的に運営するために欠かせません。適切なアカウント管理により、セキュリティを維持しつつ、スタッフの能力を最大限に活用できるようになります。
ここまでの内容を振り返ってみましょう。
- Kajabiには4種類のアカウント(オーナー、管理者、アシスタント、サポートスペシャリスト)があり、それぞれ権限が異なる。
- スタッフの役割や能力、信頼度に応じて、適切なアカウントを割り当てることが重要。アシスタントはお客様の名簿をまとめて書き出せ、サポートスペシャリストも名簿を見られる。
- スタッフの追加は Settings → Manage Users → New User。確認メールのリンクの期限は24時間。退職したら Suspend User で停止する(削除はできない)。
- パスワードはほかのサービスと使い回さない長いものにし、スタッフ一人ひとりが2段階認証を設定する。
- メール通知は各自が Notifications & Privacy で設定し、購入の通知はオファーごとに設定する。業務に必要な情報だけを受け取り、重要な情報を見落とすリスクを軽減できる。
スタッフアカウントを適切に管理することは、あなたのビジネスとお客様の情報を守ることにつながります。セキュリティを確保すれば、機密情報の漏洩や不正アクセスのおそれを減らせ、ビジネスの信頼性も高まります。また、スタッフの役割に応じた適切な権限設定により、業務の効率化と生産性の向上が期待できます。
一方で、スタッフアカウントの管理には細心の注意が必要です。権限の設定ミスや不適切なアカウント管理は、セキュリティリスクにつながる可能性があります。定期的にアカウントの設定を見直し、スタッフとのコミュニケーションを通じて、適切な管理体制を維持することが大切です。
Kajabiでのビジネス運営において、セキュリティと利便性のバランスを取ることは常に意識すべき重要な点です。スタッフアカウントの適切な管理は、そのバランスを保つための鍵となります。
このブログ記事で紹介した内容を参考に、あなたのビジネスに最適なスタッフアカウント管理方法を実践してみてください。セキュリティを確保しつつ、スタッフの能力を最大限に引き出すことで、あなたのオンラインビジネスはより一層発展していくでしょう。
この記事の解説動画はこちら
※ 動画は2023年5月当時の画面で説明しています。今の画面の名前と場所は、この記事の本文をご覧ください。
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この記事のKajabiの仕組みと画面の名前は、2026年9月26日に、Kajabiの公式ヘルプ(Account users、Update email notifications、Manage Offer Notifications、Manage two-factor authentication (2FA))と、Kajabiの料金ページで確認したものです。パスワードと名簿の扱いの考え方は、同じ日に、総務省「安全なパスワードの設定・管理」、米国国立標準技術研究所(NIST)のガイドライン(SP 800-63B-4、2025年7月発行)、個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)で確認しました。画面や条件はたびたび変わりますので、実際の画面と公式の案内を見比べながら進めてください。
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