
追記(2026年9月):この記事で紹介している「ImageFX」は、単体のツールとしては終了しました。Googleは2026年2月25日に、ImageFXとWhiskの機能をGoogle Flow(flow.google.com)に統合すると発表し、その後まもなく単体のページの提供が終わっています(2026年4月30日に終了したとされています)。今、旧ImageFXのURLを開くと、Google Flowに自動で転送されます。掲載している画面写真は、私が試した2024年11月から12月のもので、当時のまま残しています。
では今はどうすればいいのか。Google Flowなら、日本からでも無料のアカウントで画像を作れます。画像を作っているのは「Nano Banana(ナノバナナ)」という名前のモデルです。具体的な手順と料金は、この記事の後半の「今から無料で画像を作るなら「Google Flow」」にまとめました。
デザイナーに依頼すると高額な費用がかかる画像制作。それを無料で肩代わりしてくれたのがGoogleの画像生成AI「ImageFX」でした。他の無料AIツールでよく見られる不自然な崩れもなく、日本語でプロンプトを入力できる手軽さが持ち味でした。ただ、そのImageFXは単体のツールとしては終了しました。2024年11月に私が使ったときの記録を残しつつ、今から同じことをするならどうすればいいのかを後半でまとめました。
はじめに
ブログやSNSで魅力的な画像を使いたいけれど、高額な写真素材サイトは手が出ない…。デザイナーに依頼するにはコストがかかりすぎる…。
そんなあなたのために、Googleは無料の画像生成AI「ImageFX」を公開していました。ここから先は2024年11月に私が試したときの様子です(今の代わりは記事の後半でご案内します)。
ImageFXとは?その特徴と強み

ImageFXは、Googleが公開していた無料の画像生成AIサービスです。特別な登録や支払いは不要で、Googleアカウントがあれば誰でも利用できました。
最大の特徴は、当時の画像生成モデル「Imagen 3」を採用していたこと。このモデルは、当時のGeminiでも使われていた生成エンジンで、驚くほどリアルで美しい画像を作り出すことができました。
ちなみに、GeminiやFlowの画像生成モデルはその後「Nano Banana(ナノバナナ)」に置き換わっています(詳しくは記事の後半で)。
他の無料AI画像生成ツールでよく見られる「手が6本ある」「指の数がおかしい」といった不自然な生成結果とは一線を画す、高品質な画像を生成できます。
また、日本語でプロンプトを入力可能なため、英語が苦手な方でも安心して利用できます。プロンプトの入力補助機能も搭載されており、クリックだけで簡単にプロンプトを追加・編集することができます。
さらに、アスペクト比の自由な変更が可能で、ブログのアイキャッチやSNSの投稿など、用途に応じて最適なサイズの画像を生成できます。編集機能も備わっているため、生成後の画像調整も手軽に行えます。
ImageFXの使い方・基本手順

ImageFXへのアクセスは非常に簡単でした。サイトにアクセスし、Googleアカウントでログインするだけで利用を開始できたのです。
※ここから先の手順と画面写真は、2024年11月に私が試したときのものです。ImageFXは終わっているので、この手順そのままでは進められません。今から画像を作りたい場合は、記事の後半の「今から無料で画像を作るなら「Google Flow」」へ進んでください。
ImageFXのリンクはこちら
https://flow.google.com/
(旧ImageFXのURLは、このページに自動で転送されます)
プロンプトの入力からA1画像生成までの手順を詳しく解説します:

- プロンプト入力
- 画面上部の入力欄に、作成したい画像の説明を入力
- 日本語でも英語でも入力可能ですが、より良い結果を得るには英語がおすすめ
- Chat GPTやGeminiで日本語から英語に翻訳して使うのも効果的
- 画像サイズの設定

- デフォルトは正方形(1:1)
- 横長(16:9)や縦長(9:16)など、用途に応じて自由に選択可能
- ブログのヘッダー用に横長、Instagramのポスト用に正方形など、目的に合わせて設定
- 品質設定の選択
- 当時の画面では「IMAGE3」と表示されるモデルを選ぶと、いちばん品質の高い画像が作れました
- シード値のロックを解除すると、より多様なバリエーションを生成可能
- プロンプトサジェストの活用

- 画面下部に表示されるキーワード候補をクリックするだけで、プロンプトを簡単に追加・編集
- 「Futuristic」「Minimalistic」などのスタイルを手軽に適用可能
- 写真のスタイル(ポラロイド、35mmフィルムなど)も簡単に指定

- 画像の生成と保存
- 「Generate」ボタンをクリックして画像を生成
- 気に入った画像は右クリックまたはダウンロードボタンで保存
- 一度に複数のバリエーションを生成できるため、好みの画像を選択可能
便利な機能と活用法
プロンプトサジェスト機能で直感的な操作

ImageFXの特徴的な機能が、画面下部に表示されるキーワード候補です。「Futuristic」「Minimal」「Film Style」など、クリックするだけで画像の雰囲気を大きく変更できます。英語が苦手でも、視覚的に確認しながらプロンプトを組み立てることが可能です。
充実の画像編集ツール
生成後の画像は、内蔵の編集ツールで手軽に調整できます:
- ブラシツールで部分的な修正
- 明るさやコントラストの調整
- 不要な要素の削除や追加
フレキシブルなアスペクト比
用途に応じて自由に画像サイズを変更できます:
- ブログのヘッダー画像(16:9)
- SNSの投稿用(1:1)
- ストーリーズ用の縦長画像(9:16)
- YouTubeのサムネイル用(16:9)
実用的な活用例
- ブログのアイキャッチ画像
- SNSの投稿用イメージ
- プレゼン資料の挿絵
- ウェブサイトのヒーロー画像
- メールマガジンのビジュアル
バリエーション生成で選択肢を広げる
1回の生成で複数の画像バリエーションが作成されるため、その中から最適な画像を選択できます。気に入った画像が見つからない場合は、プロンプトを少し変更して再生成することも可能です。
実際の使用例と生成結果
ビジネス用途での活用事例
オンラインショップのバナー、企業プレゼン資料、ウェブサイトのビジュアルなど、ビジネスシーンで必要な画像を手軽に生成できました。特に当時の「IMAGE3」(Imagen 3)による画像は、プロが作成したような仕上がりだったのです。
SNSマーケティングでの効果的な使用法
- Instagramフィード用の統一感のある画像シリーズ
- ストーリーズ用の縦長画像
- Facebookカバー写真
- TwitterやLinkedInの投稿画像
実際の生成結果からみる特徴

- リアルな人物表現:手や指の表現が自然で、不自然な崩れが少ない
- 一貫性のある画風:同じプロンプトで複数枚生成しても、画風の一貫性が保たれる
- 細部までのクオリティ:背景や小物など、細かな部分まで高品質な仕上がり
スタイルバリエーション
プロンプトの調整で様々な表現が可能:

- モダンでミニマルなデザイン
- レトロなポラロイド風
- 未来的なサイバーパンク調
- 35mmフィルム風の温かみのある仕上がり
実際の生成例を見ると、他の無料AI画像生成ツールと比べて、圧倒的に高品質な画像を生成できることが分かります。
注意点・制限事項
商用利用に関する重要な注意点
ImageFXは無料で使用できる反面、商用利用に関する明確なポリシーが、2024年11月に調べた時点では公開されていませんでした。そのため、当時は以下の用途をおすすめしていました:
- 個人のSNSでの投稿
- ブログの装飾用画像
- 非商用の資料作成
一方、以下の用途では慎重な判断が必要です:
- 商品の宣伝画像
- 販売用の素材
- 企業のブランディング素材
アクセスと利用の制限
- Googleアカウントが必要
- 一度に生成できる画像の枚数に制限あり
- Googleの実験的なサービスなので、提供が続くかどうかは不透明(実際、のちにGoogle Flowへ統合される形で単体提供が終わりました)
画像生成時の留意点
- プロンプトは英語の方が精度が高い
- アスペクト比によって生成される画像の数が変動
- 著作権や肖像権への配慮が必要
最適な使用方法
- 試作や企画段階での visualizing tool として活用
- オリジナル画像のインスピレーション源として使用
- 最終的な商用利用は他の手段と組み合わせることを推奨
今後予想される変更点
- 有料プランの導入
- 機能の制限や拡張
- 利用規約の変更
※この「今後予想される変更点」は2024年11月時点の予想です。実際に起きたのは有料化ではなく、Google Flowへの統合でした。
これらの制限を理解した上で、適切な用途での活用を心がけましょう。
※2026年9月時点の補足:今から画像を作る場合は、ImageFXではなくGoogle FlowやGeminiアプリを使うことになります。商用利用の条件は使うサービスの利用規約で決まります。仕事用の画像を作る前に、FlowまたはGeminiの規約をご自身で確かめてください。著作権や肖像権への配慮が必要なのは、当時と変わりません。
まとめと活用のポイント

ImageFXは、Googleが提供していた無料で高品質なAI画像生成ツールでした。当時のImagen 3を採用し、他の無料ツールでは難しかった自然な画像生成を実現していました。
特に魅力的な点は:
- Googleアカウントだけですぐに利用可能
- 日本語でも入力できるプロンプト
- 直感的に使えるプロンプトサジェスト機能
- 様々なアスペクト比に対応
- 高品質な画像生成エンジン
ブログのアイキャッチ、SNSの投稿画像、プレゼン資料など、デジタルマーケティングに必要な画像を手軽に、そして無料で作成できます。
ただし、商用利用に関する明確なポリシーがなかったため、利用目的は慎重に検討する必要がありました。ここまでが2024年11月時点の記録です。今のやり方は次の節にまとめました。
追記:2024年12月にImageFXの画像生成の性能がアップデート

↑プロンプトをChatGPTで英語に翻訳して入力してみました

↑以前よりも自然な日本人女性の顔になったと感じます。
このようにImageFXも定期的にアップデートが行われていました。ただ、その先にあったのは継続ではなくGoogle Flowへの統合でした(上の画面写真は2024年12月のものです)。
ImageFX以外にもVideoFXとMusicFXもあります

ちなみに今回の記事ではImageFXをご紹介しましたが、aitestkitchenのサイトに行くと、VideoFX(動画生成AI)とMusicFX(音楽生成AI)も存在することがわかりますが。
残念ながら2024年11月現在はまだVideoFXは一般には使えないですがサンプル動画を見た感じだとそれなりに生成される動画のクオリティは高そうです。MusicFXは今後試してみたいと思います。
※2026年9月時点の補足:顔ぶれも変わりました。MusicFXは2026年7月31日に終了し、Google Flow Musicへ案内されています。VideoFXのページも、今は開くとGoogle Flowに転送されます。ImageFXとWhiskもFlowに統合され、Google Labsの実験はProject Genieだけです。
という感じで、実験的なGoogleのAI機能をいち早く試せるのが、当時のこのサイトの特徴でした。今その役割を引き継いでいるのがGoogle Flowです。Googleのアカウントがあれば無料で使えるので、次の節を見ながら試してみてくださいね。
ImageFXのリンクはこちら(今はGoogle Flowに転送されます)
https://flow.google.com/
(旧ImageFXのURLは、このページに自動で転送されます)
今から無料で画像を作るなら「Google Flow」
では、結局どこで作ればいいのか。答えはGoogle Flowです。Googleは2026年2月25日に、WhiskとImageFXの機能をFlowにまとめると発表しました。画像を作る・直す・動かすを1か所でできるようにするためです。なお、Whiskは2026年4月30日に終了し、移行しなかったデータは消えています。
日本からでも無料アカウントで画像が作れる
Flowのアドレスは flow.google.com。Googleアカウントでログインします。公式ブログにも「Flowでは画像を無料で生成できます」とあり、有料プランに入らなくても画像は作れます。対応国と対応言語に日本と日本語が入っているので、日本から日本語で使えます(ヘルプには「英語のプロンプトをおすすめします」とあります。前半と同じですね)。
モデルは「Nano Banana」という名前になった
Flowで画像を作るときに選ぶモデルがNano Bananaです。2026年9月時点では、いちばん軽いNano Banana 2 Lite、標準のNano Banana 2、こみ入った指示に強いNano Banana Proが中心です。名前は変わりましたが、プロンプトを書いて比率を決め、気に入った1枚を選ぶ流れは当時のままです。
無料でどこまで使える?料金はいくら?
無料アカウントのままでも画像は作れます。Flowの公式ヘルプには、いちばん軽い画像モデル(Lite)は「料金はかかりません」とあります。普段のGeminiアプリのほうは、無料でもNano Banana 2が使え、Nano Banana Proで作り直すにはGoogle AI Plus以上が必要です。この上限は「1日に何枚まで」ではなく処理の重さで決まり、5時間ごとに回復します(週ごとの上限もあります)。ここは Gemini アプリの利用枠の話で、Flow側の無料枠には公式に同じ説明が見当たりませんでした。なお、Flowで毎日もらえる50クレジットは動画生成用で、画像とは別枠です(日本ではクレジットの追加購入はできません)。
もっと使いたくなったときは、Googleの有料プランに入る形になります。Google AI Plusが月725円、Google AI Proが月2,900円、Google AI Ultraが月14,500円から(いずれも2026年9月時点の月払いの金額)。なお、同じ「Google AI Plus」という名前で月1,450円(ストレージ2TB)のプランもあります。旧「Google One Premium」を改称したもので、公式の料金ページではこちらが先に出てくることがあります。AIの機能が目当てなら月725円(400GB)のほうで足ります。年払いもあり、金額は変わることがあるので公式の料金ページでご確認ください。まずは無料のまま試してから考えれば十分です。
Geminiアプリからでも同じモデルが使える
「Flowの画面は大がかりだな」と感じたら、普段のGeminiアプリからでも大丈夫です。ツールメニューから「画像を作成」を選ぶと、同じNano Banana系で画像が作れます(モデルは「高速モード」「思考モード」「Pro」から選択)。私はまだ現行のFlowをじっくり触っていないので評価は控えますが、公式の情報を見る限り、ImageFXでできたことは一通りできそうです。
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