
Googleの「Gemini」の画像生成機能を、2024年11月に実際に試してまとめた記事です。当時は正方形の画像しか作れませんでしたが、この制限はすでに解消されています。人物の画像がほとんど作れなかった制限も、今は大きく緩和されました。画像を作るモデルも「Imagen 3」から「Nano Banana 2」に置き換わりました。無料で画像を作りたいなら、今もGeminiアプリが確実です。当時の検証結果は残し、今どうなっているかを各節に追記しました(2026年9月時点)。
Geminiの画像生成機能とは
AIを活用したビジネス改善に興味があるなら、Googleが提供する最新のAIツール「Gemini」に注目してほしい。特に画像生成機能は、無料でも高品質な画像を作成できる可能性を秘めている。
今回は、2024年11月時点でのGeminiの画像生成機能の実力を、実際の使用体験をもとに検証していく。
当時のモデル「Imagen 3」について

当時のGeminiの画像生成には、Google独自の画像生成AI「Imagen 3」が使われていた。このモデルの特徴は、驚くほど写実的な画像を生成できる点だった。例えば、犬の写真を生成した場合、実際のカメラで撮影したような自然な仕上がりになった。
追記(2026年9月):Geminiアプリの画像生成は、その後「Nano Banana」と呼ばれるモデルに置き換わりました。Imagen 3は開発者向けの提供も2025年11月に終わり、後継のImagen 4も2026年8月に終了しています。初代のNano Bananaは旧世代の扱いになり、今は標準のNano Banana 2、高機能なNano Banana Pro、軽いNano Banana 2 Liteが現役です。
当時の無料版と有料版の違い
当時のGeminiには、無料版と有料版(Gemini Advanced)の2つのプランがあった。
当時の無料版の特徴:
- Gemini 1.0 Flash基本モデルを使用
- 画像生成機能も利用可能
- 一定の制限あり
当時の有料版(Advanced)の特徴:
- Gemini 1.5 Pro高性能モデルを使用
- より詳細な画像生成が可能
- 制限が緩和される
実際のテストでは、両プランともに高品質な画像生成が可能だったが、有料版の方がより精細な描写や複雑なリクエストへの対応力が高い印象だ。ただし、どちらのプランでもImagen 3の基本性能は共通していたため、無料版でも十分実用的なレベルの画像を生成できた。
今のプランと、無料でできること
2026年9月時点では、「Gemini Advanced」という名前はなくなり、今の有料プランはGoogle AI Plus・Google AI Pro・Google AI Ultraです。画像づくりの違いは次の3点です。
- 無料のままでもNano Banana 2で画像を作れます。
- ダウンロードできる大きさは、無料だと1K、有料プランなら2Kまでです。
- 高機能なNano Banana Proで作り直すには、有料プランが必要です。
使える量は枚数ではなく処理の重さで決まります。最新の金額と条件は公式ページでご確認ください。
Geminiの画像生成の特徴

圧倒的な写実性能
Geminiの最大の強みは、写真のように自然な画像を生成できる点だ。例えば、風景や動物の画像を生成した場合、実際のカメラで撮影したような仕上がりになる。
これは、他のAI画像生成ツールが時として作り物っぽい画像を生成してしまうのと比べて、大きな違いと言える。
追記(2026年9月):ここは2024年11月に試したときの感想です。他社のツールも新しくなっているので、今の優劣は分かりません。
正方形制限について

一方で、当時の最大の制限は、画像が正方形のみという点だった。他のAIツールでは16:9の横長や、様々なアスペクト比に対応しているのに対し、Geminiでは正方形の画像しか生成できなかった。
この制限は、SNSのプロフィール画像やアイコンなど、特定の用途では問題にならないが、ブログのアイキャッチやYouTubeのサムネイルには適さないという弱点があった。
追記(2026年9月):この制限はなくなりました。プロンプトで「16:9で」と伝えれば、その形で作ってくれます。9:16や3:2、4:5、21:9なども選べます(Geminiアプリからダウンロードできる大きさは、前の節に書いたとおり無料で1K、有料プランで2Kまでです)。ブログのアイキャッチにもYouTubeのサムネイルにも使えます。
人物画像生成の制限

もう一つの重要な制限は、人物画像の生成に関する制限だった。これは、AIによる人物画像生成に関する倫理的な配慮から設けられていた。
当時は、具体的には次のような状態だった:
- 実在する人物の画像生成は不可
- 架空のキャラクターでも、人物らしい画像は生成されにくい
- コスプレなど、特殊な衣装を着た人物であれば生成可能な場合もある

これらの制限は、ビジネス用途での利用を考える際の重要な検討ポイントとなるだろう。
追記(2026年9月):人物の制限は大きく緩和されました。今は自分の写真をアップロードして作り変える使い方が、公式のおすすめとして紹介されているほどです。複数の写真を混ぜて、人物の見た目を保ったまま合成することもできます。ただし、写真を直してもらう機能は18歳以上が条件ですし(作るだけなら13歳以上です)、他人になりすます使い方は利用規約で禁止されています。
実践的な使い方とコツ
プロンプトの入力方法

効果的な画像生成には、適切なプロンプトの入力が重要だ。
おすすめの入力方法:
- 日本語でも英語でも入力可能
- 詳細な説明を心がける
- 画像のスタイルや雰囲気も指定する
制限事項と対処法

当時の主な制限事項:
- 正方形形式のみ
- 人物画像の制限
- 生成に時間がかかることも
当時の対処方法:
- 正方形を前提としたデザイン設計
- 人物以外のモチーフを選択
- 複雑なプロンプトは分割して生成
追記(2026年9月):この3つのうち「正方形形式のみ」はなくなり、「人物画像の制限」も大きく緩和されました。
スマートフォンアプリでも気軽に画像生成が可能

GeminiのiOSアプリもついにリリースされ、Androidユーザーだけでなく、iPhoneユーザーも気軽にGeminiを使えるようになった。


ブラウザからアクセスするよりもスマートフォンアプリからGeminiにアクセスするほうが気軽に使えるので、あなたもスマートフォンアプリでお手軽にGeminiを使ってみることをお勧めする。
追記(2026年9月):今は、左上のメニューを開いて[画像]を選ぶと画像づくりの画面になります(画面によっては、ツールメニューの[画像を作成]として出てくることもあります)。
おすすめの使用シーン

最適な活用場面:

- SNSのアイコン作成
- 商品のイメージ写真
- 自然風景の生成
- アート作品の制作

特に、写実的な画像が必要な場面で力を発揮する。例えば、ECサイトの商品イメージや、ブログのイメージ画像として活用できる。
まとめ・今後の展望

Geminiの画像生成機能は、写実的な画像生成という強みを持ちながら、当時はいくつかの制限も抱えていた。
主なメリット:
- 無料版でも高品質な画像生成が可能
- 写真のような自然な仕上がり
- Google製品との親和性
当時の制限:

- 正方形形式のみ
- 人物画像の制限
- 生成時間の課題
当時は、今後のアップデートでアスペクト比の自由な設定や画像編集機能の追加が来るだろうと書いた。Googleの開発力を考えると、これらの制限は徐々に解消されていくだろうと考えていた。
追記(2026年9月):この2つは、どちらも実現しました。
無料で始められる画像生成
iOSアプリも登場し、手軽に画像生成を試せる環境が整ってきた。クオリティの高さを考えると、特にビジネスでの活用価値は十分にある。
まずは無料版から始めて、必要に応じて有料版への移行を検討するのがおすすめだ。
最後にもう一度だけ、今の状況をまとめます(2026年9月時点)。この記事の「Imagen 3」は提供が終わり、今は「Nano Banana 2」です。無料のままでもGeminiアプリで画像は作れます(2Kでの保存や、Nano Banana Proでの作り直しには有料プランが必要です)。正方形しか作れない制限はなくなり、人物画像の制限も大きく緩和されました。画面写真と手順は当時のものです。最新の料金と条件は公式ページでご確認ください。
Geminiはこちら
関連記事はこちら
この記事がお役に立ちましたら、下のボタンから当ブログを Google の「優先する情報源」に追加できます。
次回から Google 検索で記事を見つけやすくなります。