話題のAIツール「Claude Code」でウェブサイトを自作する方法を徹底解説!

「ウェブサイトを作りたいけど、専門知識もないし、業者に頼むお金もない…」そんな悩みを抱えていませんか?この記事では、プログラミング知識ゼロのあなたでも、まるで専属プログラマーと会話するようにウェブサイトを自作できる画期的なAIツール「Claude Code」を徹底解説します。AIがあなたのパソコンを直接操作して、指示通りにファイルを作成・修正してくれる、まさに近未来の体験です。実際に私がたった数分でランディングページを作り上げた全手順を、インストールのつまずきポイントから、実用的なカスタマイズまで、包み隠さずお見せします。もう、技術的な壁であなたのアイデアを諦める必要はありません。

もう「ウェブサイトが作れない」なんて言わせない!

自分の商品やサービスを売るために、ウェブサイトやランディングページを作りたい。そう思っても、「専門の制作会社に頼むと費用が高いし、かといって自分で作るのは専門知識がなくて難しそう…」と、なかなか一歩を踏み出せずにいませんか?

かつての私も、まさにそうでした。プログラミングの知識なんて全くないですし、何から手をつけていいのかサッパリ。結局、高いお金を払って業者さんにお願いするしか選択肢がなかったのです。

でも、もし。まるで専属のプログラマーと会話するように、自然な言葉で指示するだけで、あなたのパソコン上にウェブサイトが自動で出来上がっていくとしたら、どうでしょう?

そんな夢のような話が、今や現実のものとなりました。今回ご紹介するAIツール「Claude Code」を使えば、プログラミングの知識が一切なくても、驚くほど簡単にウェブサイトを自作できてしまうんです。

この記事では、「AIコーディング」なんて言葉に馴染みがないあなたのために、Claude Codeの基本的な使い方から、実際にランディングページをサクッと立ち上げるまでの全手順を、私が試した実体験をもとに包み隠さずお伝えします。

この記事を読み終える頃には、あなたは「ウェブサイト作りは難しくてお金がかかる」という古い常識から解放され、自分の手でアイデアを形にするワクワク感を手に入れているはずです。

「Claude Code」とは? ChatGPTや通常のClaudeとの決定的な違い

↑Claude CodeをMacのターミナル上で動かして簡単なアプリ(ゲーム)のコードを書いてもらっている様子

まるで専属プログラマー?あなたのパソコンを直接操作するAI

「AIにコードを書いてもらう」と聞くと、ChatGPTのようなチャット画面を思い浮かべるかもしれません。AIが書いたコードをコピーして、自分でファイルに貼り付けて…といった作業が必要でしたよね。

しかし、この「Claude Code」が画期的なのは、あなたのパソコンの中にあるファイルを直接、作成したり書き換えたりできる点にあります。

これは、開発者がよく使う「ターミナル」という黒い画面(ご安心ください、難しい操作は不要です!)上でClaudeを動かすことで実現しています。あなたが「こんなサイトを作って」と日本語でお願いするだけで、Claude Codeがあなたの指示を理解し、パソコン内に必要なHTMLファイルやCSSファイルを自動で生成してくれるのです。

まさしく、あなたのパソコンの中に、専属のプログラマーがやってきて作業をしてくれるような感覚です。

これまでのAIと何が違うの?

この「パソコン上のファイルを直接操作できる」という点が、ChatGPTやGemini、そしてWeb版のClaudeといった、これまでのAIチャットツールとの決定的な違いです。

今までのAIは、あくまでWebブラウザの中で完結していました。コードを生成することはできても、それをあなたのパソコンに保存したり、既存のファイルを修正したりするには、必ず「あなた自身」が手作業でコピー&ペーストをする必要があったのです。

その一手間が、Claude Codeでは一切不要になります。「この文章を目立たせて」「ボタンの色を変えて」といった指示を出すだけで、AIが自動でファイルを更新してくれるので、あなたはただその結果を確認するだけ。このスピード感と手軽さは、一度体験すると元には戻れないほど快適ですよ。

どうすれば使えるの?利用条件について

↑Claudeの開発元のAnthropicの記事より:https://support.anthropic.com/ja/articles/11145838-pro%E3%81%BE%E3%81%9F%E3%81%AFmax%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%A7claude-code%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%99%E3%82%8B

「そんなにすごいツールなら、利用料も高いんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、その点もご安心ください。

Claude Codeは、月額20ドルのClaude Proプランに登録している方であれば、追加料金なしで利用できます。

以前は、使った分だけ料金がかかるAPI課金や、もっと高額なプランでしか利用できなかったため、正直なところ、私たちのような非エンジニアには少し敷居が高いツールでした。しかし今は、Proプランの範囲内であれば(常識の範囲内での利用制限はありますが)使い放題になったことで、グッと身近な存在になったと言えるでしょう。

【実践レビュー】Claude Codeで本当にウェブサイトは作れるのか?

↑Claude Codeで簡単なドラクエ風ゲームを作ってみました。(とりあえず簡単な戦闘画面とシステムを作ってもらうのはすぐできました。)

百聞は一見に如かず。このツールがどれほどパワフルなのか、私が実際に試した結果をそのままお見せするのが一番早いでしょう。ウェブサイト作成の前に、まずはClaude Codeの能力を試すために、簡単なゲームを作ってもらうことにしました。

まずは小手調べ!5分でドラクエ風ゲームを作ってみた

ターミナルを開き、Claude Codeを立ち上げて、私はこう頼んでみました。

「ドラクエ風のゲームを作って」

本当に、たったこれだけです。すると、Claudeは私にいくつか質問をしながら、数分でゲームのファイルをパソコン上に作り上げてしまいました。

↑ゲームバランスを調整したかったので、「プレイヤーの攻撃力をもっと強くして」と一言お願いしたら、コードをすぐに書き換えて修正してくれました。

完成したゲームは、スライムやオークといった敵と戦い、経験値を得てレベルアップしていく、昔ながらのRPG。もちろん、キャラクターが画面上を動き回るような複雑なものではありませんが、「攻撃」「呪文」「道具」といったコマンドが機能する、しっかり遊べるゲームが爆速で完成したのには驚きました。

さらにすごいのは、ここからです。少し遊んでみて、「プレイヤーの攻撃力がちょっと弱いな…」と感じた私は、再びClaude Codeにこう話しかけました。

「プレイヤーの攻撃力をもっと強くしてください」

すると、Claude Codeは即座にゲームのプログラム(game.jsというファイル)を解析し、攻撃力を設定している箇所を特定。自動でその数値を書き換えてくれたのです。

↑敵のグラフィックは絵文字を流用したものなのでショボい感じはありますが、Claude Codeに日本語でメッセージを書き込むだけでこんなアプリを作ってくれるのは感動ですね!

結果、リロードしたゲーム画面では、主人公の攻撃力が大幅にアップ!サクサク敵を倒せるようになりました。コードの中身なんて一切見ていません。ただ日本語でお願いしただけです。この体験を通して、「これはウェブサイト制作にも間違いなく使える!」と確信しました。

本番!たった1つの指示で本格的なランディングページを作成

↑新しくランディングページ作成用のフォルダをMacのFinderに作成し、そのフォルダからターミナルを開き、Claude Codeを立ち上げてランディングページの文章を伝え、実際のサイトを作ってもらっています。

ゲームでウォーミングアップは完了。いよいよ本番のランディングページ(LP)制作です。

今度は、あらかじめ用意しておいたLPの原稿(テキスト)をClaude Codeに渡し、「この内容でランディングページを作って」と、またもや丸投げしてみました。

すると、Claude Codeはテキパキと作業を開始。index.html(ページの骨格)、style.css(デザイン)、script.js(動き)といったウェブサイトに必要なファイルを次々と私のパソコン上に作成していきます。

そして、ものの数分で完成したのがこちらです。

どうでしょう?見出しやボタン、さらにはメールアドレスを入力させるポップアップまで、すべて自動で実装されています。もちろん、このままではデザイン的に少し寂しいですが、ゼロからLPの骨格が数分でできてしまったのは、衝撃的としか言いようがありません。

会話するだけでデザイン修正や機能追加も自由自在

↑Claude Codeで作成してもらったサイトのデザインについて気になる点があれば、日本語で指示するだけでコードを修正してくれるので簡単です。

ここからが、Claude Codeの真骨頂です。完成したLPを見ながら、気になるところをどんどん修正していきます。ここでもプログラミングの知識は一切不要。すべて日本語での「会話」です。

私:「デスクトップで表示したとき、上の余白が広すぎるので修正して」

Claude Code:「承知しました。CSSファイルを修正します」

このやりとりだけで、ヘッダー部分の余白がキュッと引き締まり、より見やすいデザインになりました。

↑弊社で使用しているメルマガ配信システムのフォームの埋め込みコードをClaude Codeに伝えて、フォームを正規のものに差し替えてもらいました

私:「このフォームを、私が使ってるメルマガシステムの埋め込みコードに差し替えて」

Claude Code:「承知しました。HTMLファイルを修正します」

これで、実際のメルマガリストに登録される、「本当に使える」フォームが完成です。

その他にも、

  • プライバシーポリシーや特商法ページのリンクを追加
  • アクセス解析用のGoogleタグマネージャーのコードを埋め込み

といった、ビジネスでウェブサイトを運営する上で必須の作業も、すべて会話ベースで依頼するだけで完了してしまいました。

↑サイトに記載するプライバシーポリシーや特商法のリンク、そしてGoogle Tag Managerのトラッキングコードをサイトに埋め込んでもらうなど、実際にこのランディングページを公開するために必要なタスクも全てClaude Codeに指示して代行してもらいました。

コードを一行も書くことなく、ただAIと対話を続けるだけで、実用的なランディングページが完成してしまったのです。

【非エンジニア向け】Claude Codeのインストール手順を完全ガイド

「でも、インストールが難しそう…」「黒い画面に英語の文字とか、見るだけでアレルギーが…」

そう感じているあなたの気持ち、すごくよく分かります。正直に言うと、私も最初はそうでした。専門家ではない私たちが、開発者向けのツールをインストールするのは、確かに少しハードルがあります。

でも、大丈夫です。 私もあなたと同じ非エンジニアですが、分からないことは全部AIに聞きながら、無事にインストールできました。 ここでは、その時の経験を元に、専門用語を極力使わず、つまずきやすいポイントをしっかり押さえた手順を解説します。

Claude Codeの公式ドキュメントはこちら

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/getting-started

↑こちらのページの内容に従ってインストールをしてみてください。(わからない点はClaudeに質問しながらインストールすることをお勧めします。私もそうしました笑)

最初の関門「ターミナル」も怖くない!AIに聞きながら進めよう

↑Macの場合は「ターミナル」と検索すると最初からインストールされているターミナルアプリを立ち上げることができます。(ターミナルとは、テキストだけでMacを操作できるアプリだと思ってくください。)

Claude Codeを使うには、「ターミナル」というアプリを操作します。これはMacに最初から入っている、キーボードで命令を打ち込んでパソコンを動かすためのツールです。

なんだか難しそうに見えますが、やることは基本的に公式サイトに書かれている命令文(コマンド)をコピー&ペーストするだけ。 もし途中で意味不明なメッセージが出てきても、それを丸ごとコピーして「これってどういう意味?次は何をすればいい?」と、いつものようにClaudeに質問すれば、丁寧に教えてくれます。最強の家庭教師が隣にいるようなものなので、何も怖がる必要はありません。

Step1:事前準備(Node.jsのインストール)

↑Claude Codeを動かすために必要な「Node.js」のインストール画面です。以下のリンクから無料でダウンロード可能です。https://nodejs.org/en/download

まず、Claude Codeを動かすための土台となる「Node.js」というものをインストールする必要があります。(「Node.jsとは何なのか?」を理解しなくてもClaude Codeを使用することは可能ですのでご安心ください。)

公式サイトからmacOS用のインストーラーをダウンロードし、画面の指示に従ってクリックしていけば完了です。

Step2:コマンドを貼り付けてClaude Codeをインストール

↑こちらのサイトに従って、必要なコマンドをコピペし、enterキーを押して実行していきましょう。https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/getting-started

Node.jsの準備ができたら、いよいよClaude Code本体のインストールです。

これも公式サイトに書かれているインストール用のコマンド(npm install -g @anthropic-ai/claude-code のような一文です)をコピーして、ターミナルに貼り付けてEnterキーを押すだけです。

Step3:エラーが出ても慌てない!AIを使った最強の解決方法

↑ターミナルにコマンドを入力すると大体エラーが出るので、その文言をそのままClaudeに貼り付けて質問すれば、優しく解決策を教えてくれます。(Claude Codeをインストールされる方はClaudeをお使いだと思うのでClaudeに聞いてみましょう。)

ここが一番の山場かもしれません。解説サイトの通りに進めても、なぜかエラーが出てしまう…。これは本当によくあることです。私も「権限がありません」といった意味のエラーが出て、一度つまづきました。

でも、ここがAI時代におけるブレークスルーポイントです。

パニックになる必要はありません。ターミナルに表示されたエラーメッセージを、そのままClaudeにコピペして「こんなエラーが出たんだけど、どうすればいい?」と聞いてみましょう。

私の場合は、「あ、それは権限の問題ですね。このコマンドを試してみてください」と、具体的な解決策を教えてくれました。提示されたコマンドを順番に試していくだけで、あれほど悩んだエラーがあっさり解決してしまったのです。

この「エラーが出たらAIに聞く」というスタイルさえ身につければ、インストールの9割は成功したも同然です。

Step4:アカウントを連携して準備完了

インストールが無事に終わったら、最後にあなたのClaudeアカウントと連携させるための認証作業を行います。

ターミナルで claude oauth というコマンドを実行すると、ブラウザが立ち上がり、認証を求める画面が表示されます。そこで許可をすれば、あなたのClaude Proアカウントとターミナルが紐づけられ、すべての準備が完了します。

↑Claude Codeをインストールさえできてしまえば、あとは日本語で指示を打ち込めばコードを書いてくれるので、ぜひチャレンジしてみてください!

これで、あなたのパソコンはAIと対話しながら開発を進められる、最強のマシンになりました!

まとめ:AIを相棒に、自分の手でビジネスを加速させよう

さて、ここまでClaude Codeの魅力と、具体的な活用法について解説してきました。いかがでしたでしょうか。少し未来が、すぐそこまで来ている感覚を味わっていただけたのではないでしょうか。

専門家ではない私たちが、なぜ今、このツールに注目すべきなのか。最後に、その理由を3つのメリットとしてまとめておきたいと思います。

  1. 圧倒的な時間とコストの削減
    これまでウェブサイト制作を外部に依頼すれば数十万円、自分で学ぼうとすれば数ヶ月の学習時間が必要でした。Claude Codeは、その両方を劇的に圧縮します。「こんなサイトが欲しい」というアイデアを、わずか数分、数時間で形にできるのです。これは、ビジネスのスピードを大きく左右する、とてつもないアドバンテージです。
  2. コピー&ペーストの手間からの完全な解放
    地味ながら、これがClaude Codeを唯一無二の存在にしている最大のメリットかもしれません。AIが書いたコードをいちいちコピーし、正しい場所に貼り付ける作業は、知識がないと本当に骨が折れます。その面倒な作業をAIがすべて代行してくれることで、あなたは本来集中すべき「何を伝えたいか」「どんなデザインにしたいか」という、より本質的な部分に思考を使えるようになります。
  3. 「とりあえず作って、話しながら直す」という新しい開発スタイル
    完璧な設計図なんて、最初からなくてもいいんです。まずはAIに雑に作ってもらい、それを見ながら「ああでもない、こうでもない」と対話を繰り返して改善していく。この試行錯誤のサイクルを、驚くべき速さで回せるのがClaude Codeの強みです。失敗を恐れずに、何度でも挑戦できる環境が手に入ります。

確かに、インストールという最初のステップには、少しだけ勇気が必要かもしれません。しかし、そこさえ乗り越えてしまえば、あなたのビジネスの可能性を大きく広げる、本当に頼もしい「AI相棒」が手に入ります。

もはや、プログラミングの知識がないという理由だけで、あなたの素晴らしいアイデアや商品を世に出すのを諦める必要は一切ありません。

ぜひ、この新しい時代の武器を手に取って、あなたの手で、あなたのビジネスを動かしていく楽しさを味わってみてください。この記事が、その最初の一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。

編集後記:(筆者による追記)

私自身は非エンジニアなのでコードは一切書けません。Macのターミナルも普段使うことはないので、今回Claude Codeをインストールする際も、公式サイトのドキュメントや海外の解説YouTube動画を見たり、実際にClaudeに何度もしつこくチャットして質問をしながら、なんとかClaude Codeをインストールしてみました。(上記の工程を自分で行うのが不安な方はあえてClaude Codeを使わずに、Claudeのウェブアプリ上でClaudeにコードを書いてもらうほうが良いでしょう。)

もちろん、実際にClaude Codeをインストールした今でもClaude Codeを使いこなせているとは言えませんが、簡単なアプリやWebサイトを作ることができました。しかも、生成してくれたコードをコピペして、自分でhtmlファイルなどを作る必要もなく、Claude CodeがMac上に必要なファイルを生成してくれるので、簡単にアプリやサイトを作ることができます。

わからないことは何でもAIに聞きながら使っていけばよいですので、最近話題になっているClaude Codeを使ってみたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

Claude Codeの公式ドキュメントはこちら

https://docs.anthropic.com/ja/docs/claude-code/getting-started

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