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【CF解説その5】Clickfunnels1.0 と他社ツールを連携する方法

今回はClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と他社ツールをAPI連携する「Integration(インテグレーション)」機能の解説をします。

Clickfunnels1.0のような海外ツールはこのソフトウェア単体で使うのではなく、他社が開発している様々なメール配信ツール、顧客管理ツール、メンバーシップツールなどと連携することが可能であり、それがオンラインツールのエコシステムの魅力となっていますので、ぜひ今回のチュートリアルを参考にして様々なツールを連携してみてください。

前回の記事はこちら

そもそもClickfunnelsって何?という方は以下の記事もご覧ください。

解説動画はこちら

Integration(インテグレーション)の設定画面

それではクリックファネル1.0のメニュー画面の右端にある「Account Setting(アカウント設定)」をクリックしてください。

その次の画面の左のメニューにある「Integration(インテグレーション=連携、統合という意味)」を選択してください。(電源プラグのようなアイコンが目印です。)

ちなみに「API連携」という言葉を初めて聞く人もいるかもしれませんが、APIとは Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェース)の頭文字を取った略語です。

その「API」がどういう意味かというと、それぞれのソフトウェアの一部の機能と、外部のソフトウェアとを連携させてデータをやり取りできるようにする機能のことです。

なので、弊社の場合、Clickfunnels1.0はあくまでWebサイト作成ツールとして使用し、ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)などの他社が開発しているメール配信ソフトウェアとAPI連携することでデータを受け渡してActive Campaign側でメールを配信したり、顧客管理をしています。

それ以外にも、Clickfunnels1.0で作成したセールスページで商品が売れたら、API連携しているメンバーシップソフトウェアであるKajabi(カジャビ)に購入者様のデータを自動的に受け渡し、オンライン講座のアカウントを提供してすぐに商品を閲覧していただけるようにする、などのツール間の自動的な連携を行っています。

ですので、外部のツールと連携してクリックファネル1.0だけでは十分ではない機能を拡張できるのが、クリックファネル1.0を中心としたエコシステムの魅力だと考えています。

それでは実際に連携の方法を見ていきましょう。

画面右上の「+ Add New Integration」のボタンをクリックすると連携可能なツールの一覧が現れます。

例えば、メール配信であれば、弊社も利用している「ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)」であったり、Aweber(エイウェバー)、Convertkit(コンバートキット)、Drip(ドリップ)、GetResponse(ゲットレスポンス)などが連携可能なメール配信ソフトウェアの代表格です。

ちなみに各ソフトウェアの機能ごとにカテゴリーを分類して表示することができますが、分類が微妙なのであまり参考にはなりません。

実際の連携の手順はAPI情報を貼り付けるだけ

実際に2つのツールを連携してデータをやり取りできるようにするためには、「APIキー」「API URL」などの文字列をもう1つのツール側で取得し、クリックファネルの連携画面に貼り付けるだけで完了します。

簡単なのは良いことですが、もしこのAPIキーなどの情報が外部に流出してしまうと、第3者にお客様の個人情報を抜き取られてしまうリスクがありますので、絶対に他人に知られないようにしてください。(弊社でもチュートリアル動画内でも見せないようにモザイクをかけるなどの注意をしています。)

基本的にどのツールでも連携方法は一緒になります。

ちなみに会員サイトツールとしては「KAJABI」がクリックファネル1.0と直接連携できる、唯一の会員サイトツールになります。(メンバーシップソフトはTeachableやThinkificなどが有名ですが、それらはこの連携一覧には存在しないのでクリックファネル1.0との直接連携はできません。)

では、公式に連携されていないツールと連携するにはどうすればいいのでしょうか?

それは、情報を自動的に連携したい2つのソフトウェアの間に情報を伝達してくれるもう1つのソフトウェアを挟む必要があります。

そのような2つの異なるソフトウェアを連携してくれる自動化ツールは世の中にいくつかありますが、中でも有名どころで、弊社も実際に使っている「zapier」(ザピアー、ゼイピアーと発音します)がお勧めです。

Zapierを使った連携の一例

ザピアーはAPI公開しているソフトウェア同士を連携させるプログラムをノーコードで簡単に設定できるのが魅力のソフトウェアです。 https://zapier.com/

(↑Zapierを使った異なるツール同士を連携させる設定画面の一例)

残念ながら日本製のソフトウェアはAPI公開をしているものが少ないですが、日本製のソフトウェアでも海外でも展開している「Chatwork(チャットワーク)」などは当然のごとくZapierに対応しています。(海外でソフトウェアを売るならAPIを公開してZapierなどに対応しないとお話にならない、ということなのでしょう。)

上記の画像の設定は、

「Clickfunnels上で商品が売れたら→Chatworkにメッセージを送信する」

という組み合わせの設定です。

実際に設定する場合は、ここから「どの商品が売れたら、どんなメッセージをChatworkのどのチャット内に送信するのか?」を細かく設定していく形になります。(Zapierに関しては今後別の記事で解説する予定です。)

要は、直接連携が提供されていないツール同士に関しては、このような外部ツールを使うことで自動的な連携が可能になります。

Zapierを介さずに直接ツール同士で連携できるメリットは?

という形で、クリックファネルが直接連携機能を提供していないツールに関しては、「zapier(ザピアー)」を使うことを推奨しています。

ただ、理想的には、このように情報を仲介するソフトウェアを使わずに直接ツール同士で連携することをお勧めします。

その理由は、複数のツールが介在することでそれだけ不確定要素が増えるからです。

例えば、Kajabi(カジャビ)ではなくTeachble(ティーチャブル)で有料コンテンツを提供したい場合、クリックファネル1.0とTeachableは直接連携ができないので、Zapierを介して連携する形になります。

そうすると、Clickfunnels1.0、Zapier、Teachable、という3つのソフトウェアが関わるわけです。

もちろん、どのツールもエラーが起こることもあります。

Zapierがエラーを起こせば、クリックファネル1.0で商品が売れても、その情報がTeachableに自動的に届かず、お客様に商品が自動的に納品されない、という状態になってしまいます。

なのでそのリスクを少しでも減らすために、クリックファネル1.0と直接連携ができるツールを使うのが理想です。

デジタルコンテンツ、オンライン講座などをお客様に有料で提供したい場合は「KAJABI(カジャビ)」が唯一公式にクリックファネル1.0と連携できるソフトウェアなので弊社でもお勧めしています。

(ぶっちゃけると数年前は、クリックファネル1.0とKajabiも連携によくエラーが起きて、連携を何度も設定し直さなければならない、という状態でしたが、現在はそのようなエラーは起きなくなりましたのでご安心ください。)

Clickfunnels1.0とKajabi(カジャビ)の連携方法

KAJABIと連携したい場合は、KAJABI側で発行されているAPI SecretとAPI Keyを上記の画面に入力すると連携が完成し、商品が売れたら、オンライン講座の閲覧権限を自動的にお客様に発行して、ログイン情報のパスワードなどを自動的にメールでお客様に送ることが可能です。

Clickfunnels1.0とKajabiを連携する方法を詳細に解説した記事はこちら↓

好きな他社ツールと連携できるのがクリックファネル1.0の魅力

弊社で実際に連携しているツールの一覧は以下になります。

メール配信は、ActiveCampaign以外にも、ConvertkitやMailchimpなども試したことがあるので連携されていますが、現在はActiveCampaignをメインに利用して顧客管理とメルマガ配信、ステップメールなどの送信を行っています。

Clickfunnels1.0とActiveCampaignを連携する方法を詳細に解説した記事はこちら↓

以上が、クリックファネル1.0と外部ツールの連携方法と事例の解説となります。

何度もお伝えしていますが、クリックファネル1.0はあくまで「ウェブサイト作成ソフトウェア」としては群を抜いて優れていると思いますが、メール配信やメンバーシップサイトの機能はしょぼいですので、「餅は餅屋」という考えで、それぞれの分野で優れているソフトウェア同士を連携させて自動化を行っていきましょう!

そのように好きな他社ツールと連携できるのがクリックファネル1.0の魅力の1つですので、ぜひあなたも自分の好きなツールと連携して自動化の仕組みを構築していってください!

次回の記事ではPayment Gateway(ペイメントゲートウェイ)と呼ばれるStripe決済やPaypal決済など外部の決済ツールとクリックファネル1.0を連携する方法について解説いたします。

次のブログ記事はこちら

ClickFunnels1.0のアカウントを作成して14日間お試しに申し込む方法

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