今回は、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)とStripe決済を連携する方法について解説します。
Stripeと連携すればClickfunnels上で決済を完了できるほか、様々な便利な機能を自動化できるので大変便利です。
ぜひ参考にしてくださいね。
前回の記事はこちら
そもそもClickfunnelsって何?という方は以下の記事もご覧ください。
Stripe決済ってなんぞや?という方はこちら
- 1 解説動画はこちら
- 2 Clickfunnels1.0のPayment Gateways(ペイメントゲートウェイ)とは?
- 3 決済代行システムと連携すると様々な機能を自動化できる
- 4 決済代行システムはStripeが一番おすすめ
- 5 Stripeのアカウント設定方法
- 6 Stripeアカウント作成後のポイント
- 7 ClickfunnelsとStripe決済を連携して効率的にセールスしよう!
- 8 次回のブログ記事はこちら
- 9 ClickFunnels1.0のアカウントを作成して14日間お試しに申し込む方法
- 10 Clickfunnelsの使い方まとめ記事はこちら
- 11 関連記事はこちら
解説動画はこちら
Clickfunnels1.0のPayment Gateways(ペイメントゲートウェイ)とは?
まずは、ClickfunnelsのAccount Setting(アカウントセッティング)にある「Payment Gateways(ペイメントゲートウェイ)」を開きましょう。
Payment Gatewaysとは、クレジットカード決済を使うための外部の決済代行システムのことです。
日本でClickfunnelsと連携して使えるPayment Gatewaysは
Stripe(ストライプ)とPayPal(ペイパル)の2つです。
しかし、Clickfunnels自体が商品を審査して、あなたの銀行口座にお金を振り込むわけではありません。
あくまでClickfunnelsはウェブサイト作成システムであり、決済は外部のシステムと連携して行います。
Clickfunnelsのサイト上でお客様にクレジットカード情報を入れてもらえば決済が行えるほか、そのカード情報を利用して、
「ワンクリックアップセル」
「ワンタイムオファー」
などのワンクリックで商品を購入してもらう機能も、Clickfunnelsが連携している決済代行システムを使うことで可能になります。
決済代行システムと連携すると様々な機能を自動化できる
Clickfunnelsに限らず、このような海外のシステムをフルに活用するためには、Clickfunnelsと対応している決済代行システムを使う必要があります。
決済代行システムと連携すると、Clickfunnelsで商品が売れたときに
●お客様情報を外部のメール配信システムに渡してステップメールを自動送信
●商品を購入して頂いたお客様にはその商品のセールスメールを自動的に配信停止
●会員サイトに情報を渡して講座権限を自動発行
など様々な機能を自動化できます。
そして、この自動化を行うためにはPayment Gateways(ペイメントゲートウェイ)機能、つまり決済機能をきちんと設定することが非常に重要になるのです。
決済代行システムはStripeが一番おすすめ
Clickfunnelsに対応している決済代行システムの一覧は以下の通りですが、いろいろ調べてみた結果、この中で日本で使えるのはStripeとPayPalだけでした。
NMIやEasy Pay Direct(イージーペイダイレクト)など他のところも問い合わせしましたが、日本では使えないようです(ただし、アメリカに法人があれば使えます)。
BlueSnap(ブルースナップ)は担当者の方と直接話しましたが、お金を振り込む日本法人がないので日本の銀行口座に送金するのは難しいとのことでした。
全ての代行システムに問い合わせたわけではありませんが、決済代行システムを選ぶならやはり日本に法人があるStripeが一番おすすめです。
Stripeを使えば、お客様が使っている決済システムを知らなくてもOKです。
Clickfunnelsで作ったサイトにカード情報を入れて決済ボタンを押してもらえば、裏側でStripeのシステムが動いて決済され、Stripeから日本の銀行口座にお金が毎週振り込まれます。
PayPalも良いのですが、決済時に一度PayPal自体にログインさせるという手間があります。
たとえばワンクリックアップセルで再度決済サイドボタンを押す時に、もう一度PayPalの画面が出てきて確認が必要になるため少々面倒なのです。
もしStripeで「アカウント凍結された」「審査に落ちた」という場合であれば、PayPalを代行手段として使うのは良いかもしれません。
しかし、基本的にはStripeを使うことをおすすめします。
Stripeのアカウント設定方法
では、Stripeのアカウントの設定方法について実際にクリックしながら解説していきたいと思います。
STEP1:決済代行システムの一覧からStripeのアイコンをクリックする
まず、決済代行システムの一覧からStripeのアイコンをクリックします。
ベーシックアカウントの場合、1つのClickfunnelsアカウントにStripeのアカウントを3つまで接続できます。
もし複数のアカウントをお持ちであれば、商品を販売するStripeアカウントを選択することが可能です。
上位プランであればさらに多くのアカウントを選べますが、基本的にはひとつあれば十分だと思いますし、私も1つだけしか使用していません。
次にCreate Stripe Account(クリエイトストライプアカウント)をクリックすると、以下のような画面が出てきます。
まずは名前を入力します。
Stripeと書いたり、ご自分の会社名を入れたりしてもOKです。
自分が認識できれば良いので、複数のStripeアカウントを使う場合は会社名とか事業名など入れておけばわかりやすくなりますよ。
名前の下に「Apple Pay(アップルペイ)が使える」と記載されていますが、以前私が導入しようとしたときはうまくいかなかったので正直使えないと思います。
また、Clickfunnelsで販売している海外のマーケッターの方でApple Payを使っている人を見たことがないので、あまり期待しない方がいいかもしれません。
そしてDefault Stripe Account(デフォルトストライプアカウント:デフォルト設定)ですが、基本的にはいらないでしょう。
なお、複数のStripeアカウントで接続する場合は、Default Stripe Accountをオンにすれば商品を作る際にこのStripeアカウントが選ばれることになります。
もちろん後から変更することも可能です。
次に「Create Stripe Account」→「Next connect with Stripe」の順にクリックすると
「Stripeの使用を開始する」という画面が表示されます。
すでにStripeのアカウントを持っている場合は、そのメールアドレスを入れてください。
なお、ここではStripeのアカウントをまだ持っていない場合の連携方法について解説します。
私はすでにStripeのアカウントを持っていますが、今回は新しいアカウントを作るという前提で進めていきますね。
STEP2:新しいStripeアカウントを作成する
新しいStripeアカウントを作成するには、「無料のStripeアカウントを作成する」の画面に進み、メールアドレスとパスワードを入れ「続ける」を押します。
次にテキストを入れると2段階認証が出てくるのでコードを入力します。
このとき「バックアップコード」が表示されますので、ひとまずダウンロードまたはコピーをして保存しておくことをおすすめします。
STEP3:事業所在と事業形態を入力する
2段階認証が終わったら、「まずいくつかの基本事項から開始しましょう」という画面に進みますので
そこで事業所在地と事業形態を選びましょう。
多くの方は日本で個人事業主または法人の形でビジネスを行っていると思いますので、どちらかを選択しましょう。
また、個人事業主の方で将来法人化したいと考えている場合でも、ここでわざわざ法人を作る必要はありません。
私もそうでしたが、最初に個人事業主として登録し、その後法人に切り替えても追加の審査などはなかったので、個人事業主からスタートしても全く問題はありません。
ただし、海外にお住まいの方で、法人または個人事業主として仕事をされている場合は注意が必要です。
なぜなら、Stripeがその国に対応していないと使用できないからです。
対応国リストをクリックして確認してみましょう。
2022年現在、Stripeの本社があるアメリカをはじめ、ヨーロッパ諸国やブラジル、中国など世界の主要国ではおおむね対応可能です。
しかし、韓国やインドネシア、フィリピン、タイなどの一部のアジア諸国では、現在はまだ対応していないので使用できません。
その場合はPayPalを使うしかないでしょう。
今後対応可能になる場合もありますので、もし自分の住んでいる国が対応国リストにない場合は、最新情報をクリックして確認してみてください。
STEP4:事業名および事業内容を登録する
ここでは法人として登録してみましょう。
法人の場合は、
●法人番号
●法人名(片仮名・ローマ字)
●事業所在地(郵便番号・住所)
●ビジネスの電話番号
●事業のウェブサイト
●商品サービスの詳細
●銀行口座
●住所
などを入力します。
ここで注意していただきたいのが「商品サービスの詳細」です。
商品サービスの内容がStripeの禁止事項に当てはまってしまうと、アカウントを停止されるおそれがあるからです。
Stripeの禁止/制限付き業種には以下のようなものがあります。
●「簡単に稼げる」「すぐにお金持ちになれる」と謳うようなサービス
●アダルトコンテンツ
●ギャンブル
●マリファナ
●国際結婚仲介ビジネス
●恋愛ノウハウ
たとえば、短いランディングページや長文セールレターなどのいわゆる「セールス用のページ」で簡単に稼げる方法などを教えていると禁止業種と判断され、Stripeの使用ができなくなります。
また、恋愛系のノウハウを教えていた私のお客様の中にもアカウントを停止された方がいらっしゃるので、恋愛系のコンサルティングをされている方も注意が必要です。
なお「商品サービスの詳細」の記入欄には、テンプレートとして
●どんな商品を販売しているのか
●いつ決済するのか
●いつ商品発送するのか
という内容が記載されていますので参考にしましょう。
ちなみに私の場合は「中小企業経営者向けのWEB集客に関するeラーニング講座の販売」という形で商品サービスの詳細を書き、何の問題もなくアカウント作成・使用ができています。
また、アカウントを作って大量に商品が売れた場合、
「この会社はどんな商品売っているのだろう」
とStripeから事業内容に関してチェックが入ることがあります。
そこで禁止業種に引っかかれば、せっかく商品が売れていても資金凍結でお金が戻ってこないことにもなりかねません。
さらに、アカウントを作って商品を実際に販売した後にアカウント自体を凍結されることもあります。
この時点でのアカウント凍結は、
「あなたのビジネスは世間的に怪しい」
「詐欺まがいなことやっているのではないか」
とStripeから思われていることを意味します。
そのため、公式サイトに「特定商取引法」に基づく表記を行い、きちんと法律を守ってビジネスを行っていることをしっかり提示しましょう。
私の公式サイトもぜひ参考にしてくださいね。
以下の記事もぜひご覧ください!↓
STEP5:改正割賦法に関する質問に答える
次に、改正割賦法に関する質問が出てきますので、参考になる答え方をひとつずつ解説します。
質問1:今後、顧客のカード番号を取り扱う予定はありますか?
→これは「いいえ」で結構です。
なぜなら、Stripeの中でカード情報は保存されますが、私たち自身がClickfunnelsの中でカード情報を取り扱うことはないからです。
私もお客様のカード情報の番号は下4桁しかわからないですし、Clickfunnelsのサーバーの中には私たちが閲覧できる形でカード情報が保存されることはありません。
つまり、Stripeの中だけに保存されますので、今後顧客のカード番号を取り扱う予定はないため「いいえ」でOKです。
質問2:今後、顧客の身元を特定することを目的として何らかの種類の付加価値付加的な検証手段を利用する予定はありますか?
→こちらも「いいえ」で結構です。
私も「3Dセキュア」などの本人認証サービスは使っていないので「いいえ」を選択しています。
質問3: 決済ごとにカードのセキュリティーコードを要求する予定はありますか?
→こちらは「はい」にしてください。
なぜなら、Clickfunnelsではデフォルト設定として3桁から4桁のセキュリティーコードを要求するようになっており、入力しないと決済が通らないからです。
質問4:疑わしい配送先住所を検出するための対策を講じる予定はありますか?
→「いいえ」でOKです。
私は書籍などを販売していますが、配送は行っていないので「いいえ」にしています。
質問5:特定商取引法違反もしくは消費者契約法違反による敗訴判決を過去5年間に受けたことがありますか?
→こちらは正直に答えてください。
私自身は受けたことがないので「いいえ」と答えました。
たとえ嘘ついても発覚すると思いますので、正直に答えるしかないと思います。
STEP6:気候変動に対応する項目に入力する
次に「気候変動に対応する」という項目です。
売り上げの0.5%・1%・1.5%を寄付する設定に関する選択をします。
ちなみに私がアカウントを作成したときはこういう質問はありませんでしたね。
もし、寄付を希望するなら「寄付して続ける」、希望しないなら「今はやめておく」をそれぞれ選びましょう。
Stripeアカウント作成後のポイント
以上が設定までのステップあり、すべて入力を完了するとアカウントが完成しStripeと連携できます。
サイトで商品を売る際にStripeのアカウントを選び、日本円でいくらになるという設定をすれば、カード決済を受け付けることができるようになりますよ。
ただし、実際使用するには使うには「本番環境利用の申請」を行う必要があるので、メールを再送信して申請してください。
また、ビジネス設定のアカウントの詳細には、住所や明細表記などすべての情報を入れておくことをおすすめします。
さらに、「顧客のメール」という項目で成功した支払いと返金のところをオンにしておくと、自動的にお客様へ領収書が送付されるほか、返金した際も返金完了の連絡が自動的に届きます。
お客様により安心していただけるのでおすすめですよ。
ClickfunnelsとStripe決済を連携して効率的にセールスしよう!
以上がClickfunnelsとStripe決済を連携させる方法になります。
Stripe決済を連携させることで、様々な機能を便利に使えるようになりますよ。
ぜひ今回の記事を参考にしてClickfunnelsとStripe決済を連携し、効率的にセールスを行っていきましょう!
次回のブログ記事はこちら
ClickFunnels1.0のアカウントを作成して14日間お試しに申し込む方法
現在クリックファネルの公式サイトからはClickfunnels2.0しか申し込むことができませんので、「クリックファネル1.0」に申し込むには、弊社のようなクリックファネル社のアフィリエイトパートナー経由でしか申し込めません。
以下の記事から値段やお申し込み方法をご確認の上、お申し込みください。↓