今回の記事では、クリックファネル1.0を使ってサイトを作成する際にページ編集画面内の「Settings(セッティング)」で設定でできる項目について詳細に解説いたします。
ページ編集の基本を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
そもそもClickfunnelsって何?という方は以下の記事もご覧ください。
- 1 ページ編集画面のSettingsメニューできること一覧
- 2 Integrations(=インテグレーション:他社のメール配信ツールの連携設定)
- 3 ※ABテスト用に新しくページを複製したら再度Integrationの設定を行うのを忘れずに!
- 4 SEO META DATA(SEOメタデータ)の設定
- 5 Tracking Code(訪問者の計測用コードを貼ることができる)
- 6 Facebook Pixel(こちらは無視してOK)
- 7 Custom CSS(上級者向けなので無視してOK)
- 8 Background(サイトの背景画像や色を変更できる)
- 9 Typography(サイトのフォントを設定できる。残念ながら日本語フォントには対応していません。)
- 10 General(ページのテンプレート化、アフィリエイトバッジの表示設定などができる)
- 11 ページをテンプレート化する方法
- 12 この記事の解説動画はこちら
- 13 次の記事はこちら
- 14 ClickFunnels1.0のアカウントを作成して14日間お試しに申し込む方法
- 15 Clickfunnelsの使い方まとめ記事はこちら
ページ編集画面のSettingsメニューできること一覧
上記のSettingsメニューでは、
Integrations(インテグレーション=他社のメール配信ツールの連携設定)
SEO Meta Data(SEOメタデータ=ページのタイトルや概要、サムネイルなどのSEO設定)
Tracking Code(トラッキングコード=このページのHeaderとFootterにそれぞれコードを貼れます)
Facebook Pixel(フェイスブックピクセル=Facebook Conversion APIの簡易的な連携機能の設定。弊社では使っていません。)
Custom CSS(カスタムCSS=その名の通りCSSをカスタマイズできる。上級者向けです。)
Background(バックグラウンド=サイトの背景画像や色を設定できます。)
Typography(タイポグラフィー=サイトのフォントを設定できる。残念ながら日本語フォントには対応していません。)
General(ジェネラル=ページのテンプレート化、アフィリエイトバッジの表示設定などができます。)
の設定が可能です。
1つずつ順番に解説していきます。
Integrations(=インテグレーション:他社のメール配信ツールの連携設定)
画面左上部にある「SETTINGS」にある「INTEGRATION」は、外部ツールと連携する際に重要になります。
弊社のようにクリックファネル1.0のメール配信機能を使わずに、外部のメール配信ソフトウェアとの連携を行って運用している場合は、ランディングページにおいて絶対に行う必要が出てくる設定です。
ActiveCampaginとクリックファネル1.0を連携する設定方法
弊社では、ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)というメール配信ツールを導入しており、この設定項目において、このランディングページにお客様がメールアドレスを入力した場合、ActiveCampaign側でどのような行動を自動的に発生させるか?を指定します。
具体的には、
1、そもそもAccount SettingのIntegrationでAPI連携しているツールの一覧が表示される
2、API連携済みの場合はActiveCampaign(アクティブキャンペーン)が一覧に表示されるので選択する
3、Add to List with Tags (リストに加えてタグを付与する)を選択する
4、List(リスト)を1つだけ選ぶ(弊社の場合は「株式会社ヒルトルメールマガジンご購読者様」を選択)
5、Tag(タグ)を付与する(3つまでタグを付与できるので、「一斉配信メルマガ登録者」「〇〇登録者(ランディングページによって異なる)」などのタグ情報を付与することで、それぞれに応じたフォローアップメールの送信や顧客の分類を行っている。)
全ての他社メール配信ソフトウェアを試したことはありませんが、クリックファネル1.0と連携できる大体のメール配信ソフトウェアもこのように連携設定ができます。
ただ、よく使われているMailChimp(メールチンプ)というメール配信ソフトウェアの場合は、クリックファネル側との連携が密に取れていないのか、仲が悪いからか知りませんが、「Mailchimpのリストには入れられるがタグの付与はできない」という非常に不便な仕様のため、クリックファネル1.0とメールチンプを連携して使うことは個人的にはお勧めしません。
代替案として、Zapier(ザピアー)を使って、クリックファネル1.0で登録があった際にメールチンプにタグを付与することは可能ですが、Zapierも上位プランを使わない限り、情報を受け渡すまで15分程度かかることもあるので、あまりお勧めはしません。(お客様がランディングページに登録してメールが届くまで15分かかったらダメですよね?)
※ABテスト用に新しくページを複製したら再度Integrationの設定を行うのを忘れずに!
こちらは非常に重要なポイントです。
私は過去何度かやらかしました。。(汗)
クリックファネル1.0はABテスト機能があり、簡単に比較テスト用のページを作り、バージョンAとバージョンB、どちらが反応が良いかをアクセスを振り分けて判断できる非常に便利な機能を持っています。
しかし、ランディングページをABテスト機能で複製しても、なぜかこのインテグレーションの設定は引き継がれないのです・・・。(マジ勘弁してくれって感じですね。。)
なので、これまでに何度か、「ABテストがうまくいっているなー!」とワクワクしていたら、一部のお客様から「請求したはずの電子書籍が届かないんだけど。。」という連絡が来て、原因を調べていたら、新しく作成したバージョンBのほうだけ、ActiveCampaign側にお客様のデータが送られておらず、メールが配信されていなかった。。ということがありました。
せっかく広告をかけて見込み客を集めていたのに、これはかなり痛い失敗でしたので、これを読んでいるあなたはぜひ気を付けてください(汗)
SEO META DATA(SEOメタデータ)の設定
次は「SEO META DATA」です。
こちらも多くの人がなぜか設定をしないで放置しがちな設定です。
SEO Meta Data の最初の記入欄はブラウザで表示した時にタブの一覧に表示される文章となります。
なので、必ずご自身のページのタイトルに書き換えるのを忘れないでください。
クリックファネルのテンプレートを使うと、元々の英語の文章が表示されてしまいますし、誰かがあなたのページのリンクをSNSでシェアしてくれた場合、英語の文章が表示されてしまい、見栄えが悪くなります。
なので、以下の画像を参考に、タイトルと詳細とSNS用画像、は最低記入してください。(ランディングページの場合はSEOの対策をする必要性は低いので、キーワードや自分の名前などは入力しなくてもOKです。)
その方が見栄えがよく、英語の表示のままにせず日本語に変えることでお客様は安心してページを見ることができますので、日本語にすることを忘れないでください。
Tracking Code(訪問者の計測用コードを貼ることができる)
「TRACKING CODE(トラッキングコード)」は、文字通り、「ページの成果を追いかけるコードを貼っておいて、他社の計測サービスでその成果を確認することができる」という目的の機能です。
弊社でも、GoogleやMetaなどのWeb広告媒体の計測コードであったり、様々なソフトウェアの計測コードを利用しています。
ただ、弊社も以前はこの機能を使っていましたが、今はこの画面から計測コードを貼ることはありません。
なぜなら、ファネル内のページが多い場合、1つ1つのページに計測コードを貼って、貼り忘れがないか1つ1つのページを確認するのは大変です。
それよりも、ファネルステップの画面の右上にある「Setting」に行くと、Head Tracking Code(ヘッドトラッキングコード)とBody Tracking Code(ボディトラッキングコード)の2つの入力欄があります。
計測用のソフトウェア上で「このトラッキングコードをHeadに貼ってください、Bodyに貼ってください」などの指示をされたら、ここにコピペして貼れば、そのファネルの全てページにコードを反映されることができます。
その方がはるかに便利ですよね?
「特定のページにだけこの計測コードを貼りたい!」という場合は、各ページの編集画面内のTracking CodeのHeader部分にコードを貼ってください。
ただ、弊社では、Google Tag Maneger(Google Tag Manager)というGoogleの無料ツールを使って全てのトラッキングコードを管理しているので、今回のトラッキングコード貼り付け機能は今はほぼ使っていません。
Google Tag Managerを使わなくても、サイトを運営する際は、Google Analyticsなどの訪問者の計測ツールを使うのは当たり前ですので、そのようなツール側から支給される計測コードをぜひファネル全体のHead部分に貼るようにしましょうね。
Facebook Pixel(こちらは無視してOK)
「FACEBOOK PIXEL」とは、Facebook(Meta)広告を流す際に自分のページに貼る必要があるトラッキングコードのことです。
ただ、実際にはFacebookピクセル(Metaピクセルとも呼びます)をこの部分に貼ることはないですし、弊社でも利用しておりません。
Facebook広告を流す際に必要なトラッキングコードやAPI連携の方法はまた別の機会に解説いたします。
Custom CSS(上級者向けなので無視してOK)
「CUSTOM CSS」はページにカスタムCSSを埋め込んで見栄えを変えたい時に設定します。
クリックファネルで作成したページを細かく自分でカスタマイズしたいときに使う機能ですが、コーディングができる人以外には関係ない話ですので、無視してOKです。
Background(サイトの背景画像や色を変更できる)
こちらは文字通り「背景」の設定です。
サイトの背景画像をアップロードして、見栄えを調整したり、色を指定したり、背景でYouTube動画を流すこともできます。(動画を表示させるのは一時期流行っていましたが、サイトの表示が遅くなることが多いので推奨しません。一応そういうこともできる、という機能です。)
Typography(サイトのフォントを設定できる。残念ながら日本語フォントには対応していません。)
「TYPOGRAPHY」は日本語のページではさほど関係ありません。
正直、私自身はこの機能を使ったことがないです。
使えるフォントは英語に限られますが、デフォルトのままでも使えるので問題はありません。
もし、日本語に対応したフォントを使いたい場合は、文字情報ではなく画像を作ってそれをデータとして埋め込む方法をお勧めいたします。
General(ページのテンプレート化、アフィリエイトバッジの表示設定などができる)
最後は「GENERAL SETTINGS」です。
・「ON SUBMIT GO TO」は、このページ内でボタンを押した際に遷移する次のページを指定できる、という機能です。
フォーム入力後のサンクスページをクリックファネル以外のサイトに誘導したい際などにも使えます。
・「DIGITAL ASSET」は特に設定する必要はありません。
・「AFFILIATE BADGE」は、このページを公開した際に、アフィリエイトバッジと呼ばれる「このサイトはクリックファネルを使って作られていますよ!」という宣伝のリンクを表示するか非表示にするか、を選べます。
(一応、そのリンク経由で誰かがクリックファネルに申し込むとアフィリエイト報酬をもらえるはずですが、申し込みページも当然英語なので、日本で使う分には効果がないと思われるので、無駄な情報をお客様に見せないためにも、隠しておくことをお勧めします。)
デフォルトだとオンになっているので、ここから1つ1つのページで隠すこともできますが、Account Settngの全体設定において、「今後新しく作るページにおいてアフィリエイトバッジを隠す」という設定もできるので、隠す場合はそちらから設定してください。
Account Settingの設定方法についてはこちらの記事もご覧ください。
そちらからオフにする前に作成したファネルについては、このGeneralの設定から1つ1つオフにしなければなりません。
ページをテンプレート化する方法
最後の項目はぜひ覚えておいてほしい機能です。
Generalの一番下にある「Save as Page Template」では、ページをテンプレート化して保存することができます。
こちらの設定は便利なのでぜひ活用して下さい。
例えば、このページのデザインを別のページでも使いまわしたい時に、またゼロからページを作り直すのは大変ですよね?
この機能を使ってページをテンプレート化しておけば、同じページを複製したり、別のファネルで再度使う際に非常に便利ですので、必ず覚えておいてください。
作成したテンプレートの管理方法はこちら
この記事の解説動画はこちら
次の記事はこちら
ClickFunnels1.0のアカウントを作成して14日間お試しに申し込む方法
現在クリックファネルの公式サイトからはClickfunnels2.0しか申し込むことができませんので、「クリックファネル1.0」に申し込むには、弊社のようなクリックファネル社のアフィリエイトパートナー経由でしか申し込めません。
以下の記事から値段やお申し込み方法をご確認の上、お申し込みください。↓