「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」を読んだ感想

国を超える超巨大企業たちの影響力

昨年、海外で非常に話題になった本があります。それが、「the four 」です。この内容は2018年以降のトレンドやマーケティングを予告する上で非常に大切になりますので、この本の内容と、私たちが何をすべきかをお伝えします。

日本語版は、「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」という名前で翻訳されています。

The four の著者であるScott Galloway(スコット・ギャロウェイ)氏は、ニューヨーク大学でマーケティングを教える大学教授であり、著者、起業家です。

この本は、4社の巨大なテック企業について書かれた本ですが、その4社とは、本の表紙を見ればわかるように、

Facebook、Google、Amazon、Apple を意味します。

和訳版の名前は「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」

この4社の時価総額を足すと、世界の多くの国のGDPを超えるそうです。

今、良くも悪くも、この4社によって私たちの日常生活は大きな影響を受けています。

(ちょっと考えてみても、実際そうではありませんか?)

頭はGoogle 心はFacebook 胃腸はAmazon 生殖はApple

ギャロウェイ氏の比喩の中で興味深いのは、

「頭はGoogle 心はFacebook 胃腸はAmazon 生殖はApple」という喩えです。

私たちは今、日々の生活の中で、

「こんなことを知りたいなー」と思ったら、Googleで検索をします。

「他の人は何しているかなー」と思ったら、繋がりを求めて、Facebookを見ます。

「これが欲しいなー」と思ったら、Amazonで買い物をします。

そして、異性にアピールするために、「私はこんな高級な製品を所持しているんだよ」という主張を、Apple製品を持つことによって示すのです。

(確かに、最新のiPhoneに毎年買い換えるのって、「機能がどうこう」というよりも、「俺ってこんなに金持ちなんだぜ」という自己顕示欲のアピールが大きいですよね。ちなみに私はiPhoneXは買っていませんが笑)

というように、私たちの日常生活は、この4社に大きく依存していると言っても過言ではありません。

現時点での勝者はAmazon??

ちなみに、ギャロウェイ氏によると、この4社の中で、今、一番優位に立っているのは、Amazon、だそうです。

なぜなら、Amazonが、他の3社と競合する分野でも、売上を伸ばしているからです。

ハードウェアにおいても、アップル社のApple Watchよりも、音声認識アシスタントであるAmazon Echoのほうがはるかにイノベーティブであり、今後は「音声認識入力」というものがもっと私たちの生活の中で身近になるのは間違いないです。

デジタル広告においては、Facebookとgoogleの2強ですが、Amazonの広告売上も大きく伸びています。

そして、小売、ウェブホスティング、動画コンテンツ、、などなど、様々な分野において、Amazonは覇権を握っていると言っても過言ではありません。

で、私たちはどうするか?

1つの企業が国よりも大きな力を持つことには、良い面もあるかもしれませんが、悪い面も当然あるでしょう。

今後、巨大になりすぎたAmazonに対してアメリカ政府が介入し、複数の会社に分ける措置を取る可能性もある、とギャロウェイ氏は言っていました。

ただ、それは政府が考えることであって、私たちがそれに対して、頭を使ってもしょうがないことです。

あなたが好きであろうがあるまいが、この4社の多国籍企業がとてつもない力を持っていることはまぎれもない事実です。

ですので、今、力があるこの4社の力を、私たちのビジネスにどのように生かすか?ということを考えなければなりません。

この4社のパワーを借りられていますか??

あなたが、2018年以降、「今のビジネスを継続し、拡大させたい」「新しい事業を拡大させたい!」と思うのであれば、確実にこの4社の力を借りることは必要不可欠です。

では、どうやって、その力を借りることができるのか?、それを具体的に説明します。

Google対策
→ ブログやYouTubeでどんどんコンテンツを出し、検索結果に自分のサイトや動画を表示させる(私もそのためにブログやYouTubeを定期的に更新しています。)

Facebook対策
→ Facebookページを活用し、Facebook広告で新規集客する、シェアされる動画コンテンツをアップする、FacebookライブやMessenger Botで見込み客とコミュニケーションをする(私も実際にこれで大きな結果を出せています)

Amazon対策
→ Amazonで商品を販売する、Kindleで電子書籍を出す、Amazonに広告を出す

Apple対策
→ iTunesを使ったPodcast配信

以下に私のPodcastを埋め込んでおきます。(ApplePodcastでも配信しています。)

Vol.185「企業のSNSでバズるコンテンツを作ってはいけない理由とは?」ヒルトルフィリップ太郎Podcast

最近、企業のSNSマーケティングで「とにかく動画をバズらせる」という方向性が主流になっています。しかし、本当にそれが正解なのでしょうか?世界的なデジタルマーケターであるニール・パテル氏も指摘するように、多くの再生回数を獲得できる「バズるコンテンツ」は、往々にして薄い内容になりがちです。特に、専門的な商品やサービスを提供する企業にとって、そのような方向性が本当に収益に結びつくのか、考え直す必要があるでしょう。私自身の経験からも、一時的な話題性や認知度向上を目指すよりも、特定の層に深く刺さる専門的なコンテンツを発信し続ける方が、長期的な事業成長につながると実感しています。ただし、これは企業の規模や目的によって変わってきます。大手企業であれば幅広い層への認知拡大が重要かもしれません。一方、小規模事業者や個人事業主の場合、むしろターゲットを絞り、その層に対して深い価値を提供することが成功への近道となるでしょう。このポッドキャストでは、企業規模や目的に応じた最適なSNSマーケティング戦略について、具体例を交えながら解説していきます。あなたの会社は、本当に「バズる」必要があるのでしょうか?ヒルトル・フィリップ太郎 公式サイトはこちらhttps://philipptarohiltl.com/
    Vol.185「企業のSNSでバズるコンテンツを作ってはいけない理由とは?」Vol.184「AI時代を生き抜くT型マーケッターの戦略 – デジタルマーケティングで成功する人材になるために」Vol.183「最新Meta広告戦略: AIの進化で変わる配信効果とコスト削減のコツ」Vol.182「ChatGPT4oとClaude3を比較してみた結果」Vol.181「ダイエットとウェブ集客の共通点は?」

という感じで、あなたが私のように実際にビジネスをしているなら、この4社のプラットフォームを借りて、どんどん新しいお客様にリーチしていく必要があります。

なぜなら、1つの集客源やプラットフォームに頼るのではなく、常に複数の集客源から、見込み客を集めることが、ビジネスを継続し、拡大する上で、必要不可欠だからです。

ぜひ1つの集客源だけに頼るのではなく、未来を見据えながら、常に新しいチャレンジをしていかないと、生き残ることはできませんからね!

同時に始められない人は、まずは1つに絞れ!!

ここまでを読んで、「私は何も始められていなんのだけど、何から始めよう・・」と迷ってしまう人もいるでしょう。

そんな人は、「まずは1つから始めてみましょう」ということを私は言いたいです。

・ブログを定期的に更新してみる

・YouTubeに動画をアップしてみる

・Facebookページを開設し、コンテンツをアップしてみる

などなど、自分がやりやすいことから始めて、1つが軌道に乗ったら、他の媒体でも情報発信をし、それらを掛け合わせていけばよいのです。

特に初心者であれば、Facebookは短期的にも結果を出しやすいツールなので、Facebookを活用することをお勧めします。

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