【KJ解説その9】Kajabi と Stripe 決済を連携する方法

今回は、Kajabi(カジャビ)初期設定における「Stripe」の設定方法を解説します。

前回の記事はこちら

Payment Integration(決済ツール連携)で設定できること

この設定はとても重要です。こちらを設定しないとお客様からカード決済で代金を受け取ることができません

注:以前はPayment IntegrationからStripeとPaypalの設定にアクセスができましたが、現在はKajabi Payment(日本では2024年4月現在利用不可)の設定しか行えなくなりました。

その代わりに、StripeとPaypalの設定画面は、隣にある「Third Party Integrations」の中に移動しましたのでご注意ください。

Kajabi(カジャビ)で使える決済ツールはStripe(ストライプ)とPayPal(ペイパル)の2択

Kajabiでの決済システムでは、「Stripe」「PayPal」の2択になります。

どちらの決済方法でも禁止業種などが設けられています。例えば、簡単に儲かる、などの謳い文句で無在庫販売などを勧めるページや、世の中でグレーとされているようなページを使って申請する場合はBANされたりアカウントが使えなくなってしまうことがあります。

もし現在、サイトを持っていない場合は、Kajabiで公式サイトを作ってから、それをStripeに申請してStripeのアカウントを作る際に活用する、という方法もあります。

Stripe(ストライプ)のアカウント解説方法

ここでは「Stripe」のアカウント設定方法を解説します。

「Connect」(コネクト)を押下します。

Stripeのアカウントを持っていない場合は「Create Stripe account」(クリエイトストライプアカウント)を続けて押下します。

Stripeアカウントを持っている場合は「Log in to Stripe」(ログイントゥストライプ)を選択します。

それぞれ画面の指示に従って設定を行いますが、注意しなければいけないのは「事業所在地」の項目で、事業所在地を選択する時です。

多くの方は日本に所在地があると思いますが、海外にお住まいで現地に法人や個人事業主としてお仕事をされている場合、その国でStripe決済が対応しているかどうかを必ず確認して下さい

国によってはStripe決済に対応していないところもある為、予め対応か未対応かを調べてから設定を進めるようにして下さい。

未対応の場合はPayPalのみの選択となります。

その下の「事業形態」では法人か個人事業主かを選択しますが、現在は個人事業主で、のちに法人になったとき、その時点でここを法人に切り替えても特別な審査はありませんので、今の状況に合うものを選んでください。

法人を選択した場合、法人番号の入力に始まり、それぞれの欄に入力していきますが、その際注意しなければならないのは「事業のウェブサイト」の項目への入力です。

横には、「WEBサイトを持っていない場合はSNSのページリンクや他の関連リンクを入力してください」と書いてあります。

その際、Stripeで定められている「禁止/制限付き業種」に該当するサイトでは審査が通りません

Google検索で詳しく出てきますので、参考にして下さい。

さらに、その下の欄「商品、サービス内容の詳細」の項目には、扱うサービスの概要と顧客に請求するタイミングなどを書き入れるようにしましょう。

この2つの項目「事業のウェブサイト」「商品、サービス内容の詳細」は審査に関連する事柄なので、慎重に設定するようにして下さい。

また、アカウントを作ることができたとしても、Stripeで定められている「禁止/制限付き業種」に含まれる商品を実際に売った場合には、アカウントが凍結されることもあるので、十分に注意して下さい。

その他、商品の詳細や銀行振り込みの口座、住所などの情報の入力が求められるので、ぜひ弊社のサイトや、下記の「特定商取引法に基づく表記」のページを参考にして下さい。

次に「改正割賦法に関連する質問」について解説します。

まず、一番上の「今後、顧客のカード番号を取り扱う予定はありますか?」については「いいえ」で構いません。

なぜなら、Kajabi(カジャビ)内ではカード情報は取り扱うことなどなくて、あくまでもStripe内へカード情報が保存されるからです。

次の「今後、お客様の事業で~付加的な検証手段を利用する予定はありますか?」についても「いいえ」を選択してください。

「今後、お客様の事業で~決済ごとにカードのセキュリティコードを要求する予定はありますか?」では、Kajabi(カジャビ)では、あらかじめ要求する設定になっているのでこちらは「はい」を選択してください。

「今後、お客様の事業で~疑わしい配送先住所を検出するための対策を講じる予定はありますか?」では「いいえ」を選択してください。

私の場合、扱っている商品や皆様にお勧めしている商品は、配送がメインのビジネスではありませんので「いいえ」を選択しています。

最後の「過去5年間~敗訴判決を受けたことがありますか?」についてはご自身の状況を正直に答えてください。

次の「気候変動に対応する」項目は任意で設定して下さい。

それぞれの入力が終わり、審査が通るとStripeのアカウントが付与されます。

Stripeの「本番環境利用の申請」の設定

ここから実際にサイトでStripe決済を使用する場合、右上にある「テスト環境」のスイッチを「オフ」にして表示される「本番環境利用の申請」をクリックします。

そこでメールを再送信し申請をしないと本番では使えないので注意して下さい。

同じく右上にある歯車マークから入り、「アカウントの詳細」「公開ビジネス情報」などでは住所などの情報を正確に記入することをお勧めします。

Stripeで絶対に行うべき「顧客のメール」設定

ほかにも大事な点として、「顧客のメール」欄で「成功した支払い」と「返金」のところをオンにして「保存」をしておくことも忘れないで下さい。

これで、商品購入時(返品時)にお客様へ、日本語化された領収書が自動的にメールで送られるようになります。

Stripeの連携設定が終わった後の画面

Stripeアカウントとの連携が終わると「View details」という表示に切り替わり、ここから詳細を見ることができます。

以上、Kajabi(カジャビ)初期設定における「Stripe」(ストライプ)の設定方法の解説をしました。

解説動画はこちら

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