
Recut(リカット)は、動画の中の音がない部分(無音部分)を自動で見つけて、まとめてカットしてくれるパソコン用のアプリです(MacとWindowsに対応)。カットした結果は、DaVinci Resolve・Final Cut Pro・Adobe Premiere Pro・ScreenFlow・CapCutに引き継いで、続きの編集ができます。料金は買い切り129ドル、または月額15ドル・年額79ドルで、無料の体験版では3回まで書き出せます(2026年9月24日時点)。
この記事では、Recutの使い方(読み込み→強さの設定→カット→書き出し)と料金を、私が2025年に実際に使った画面とあわせて解説します。ほかの編集ソフトで無音をカットする方法も紹介します。
※この記事には広告(Recutの紹介リンク)が含まれています。リンクから購入があると弊社に紹介料が支払われますが、あなたが払う金額が増えることはありません。
【2026年9月の更新】この記事は2025年2月に書いたものです。その後、無料の体験版で書き出せる回数が5回から3回に変わったので、体験版の説明を更新しました(料金は当時と同じです)。あわせて、年額プランの割引率の計算違い(正しくは約56%)、買い切りに「将来のアップデートも含む」と書いていた点、画面と合っていなかった設定の名前を直し、「最大80%削減」のような裏付けのない数字を外しました。また、紹介リンクであることの説明を、記事の最初と最後に書き足しました。
動画編集で時間がかかる「無音部分のカット」

「あと10本の動画を編集しなければ…」と思うだけで憂鬱になったことはありませんか?
動画編集で時間を取られやすい作業の一つが、無音部分のカット作業です。
あなたが自社商品のプロモーション動画、オンライン講座、YouTubeコンテンツなどを制作しているなら、この作業に時間を取られているかもしれません。
録画した動画には、たいてい次のような部分が含まれています。
- 言い間違えた部分
- 考え込んでしまった無音の時間
- 「えーと」や「あのー」という余計な言葉
- パソコン操作中の無言の時間
これらを残したままだと、見る人にとって間延びした動画になってしまいます。
通常、これらの不要な部分をカットするには:
- 動画編集ソフトでタイムラインを確認
- 波形を見ながら無音部分を特定
- 一つ一つ手作業でカット
- 何度も再生して確認
という時間と手間がかかります。
個人事業主やフリーランス、中小企業の経営者であるあなたにとって、この作業に貴重な時間を費やすことは本当に効率的でしょうか?
特に プログラミングなどの専門スキルがない場合、この手間のかかる作業に悩まされているのではないでしょうか。
無音部分を手で探して切る作業は、動画が長くなるほど、本数が増えるほど時間がかかります。
この時間があれば:
- 新規顧客の獲得
- 商品開発の改良
- 家族との時間
- 自己成長のための学習
など、本当に価値のある活動 に使えるはずです。
この作業を自動で行い、編集の時間を短くしてくれるツールがあります。
それが今回ご紹介する 「Recut」 です。
Recutとは?動画の無音部分を自動でカットするアプリ

数クリックで無音部分を見つけてカットできるツール、それがRecutです。
Recutは、動画の 無音部分を自動的に検出してカットする シンプルなツールです。その名の通り、動画を「再カット(Re-cut)」してくれるのです。
Recutは、アメリカの開発者デイブ・セディア(Dave Ceddia)さんが2021年に公開したアプリで、販売元はTiny Wins LLCです。2026年6月にも新しい版(4.4.8)が出ていて、開発が続いています。MacはIntelとAppleシリコン(M1以降)の両方に対応し、WindowsではMicrosoft Edge WebView2という部品が必要です(ふつうはWindowsに入っていますが、Edgeを削除したときなどに消えていると動きません。その場合は、Microsoftのサイトから入れ直せます)。
Recutの主な機能
Recutの最大の特徴は、そのシンプルさと効率性にあります:
- 無音部分の自動検出:音の大きさが、決めた基準(しきい値)より小さい部分を無音とみなして見つける
- カットの強さ(Intensity)の調整:どの程度の無音をカットするか細かく設定可能
- 主要編集ソフトとの連携:DaVinci Resolve、Final Cut Pro、Adobe Premiere Pro、ScreenFlow、CapCutに引き継げる
- XMLファイル出力(どこを切ったかという編集の情報だけを書いたファイル):編集情報を他の編集ソフトに簡単に引き継ぎ可能
- シンプルなインターフェース:プログラミングスキル不要、直感的に操作可能
どれくらい時間が短くなるかは、動画の内容や話し方によって違います。まずは体験版で、ふだんの自分の動画を1本カットしてみるのが、いちばん確かです。
Recutが役立つ理由
「無音部分のカット」という単純な作業ですが、これが動画編集の中で意外と時間を取る作業です。Recutはこの「単純だけど時間のかかる作業」を自動化することで、編集プロセス全体を効率化します。
これは例えるなら:
紙の書類を1文字ずつ打ち直していたのを、スキャナーで読み取るようにしたような変化です。
重要なのは、Recutは クリエイティブな編集判断を奪うのではなく、機械的な作業を自動化する という点です。あなたの創造性はそのままに、単調な作業だけを効率化してくれます。
対応編集ソフト

Recutは単独で使用できるだけでなく、以下の編集ソフトに、カットした結果を引き継げます(2026年9月24日時点の公式サイトの一覧):
- DaVinci Resolve(XMLデータを書き出し)
- Final Cut Pro(FCPXMLデータを書き出し)
- Adobe Premiere Pro(XMLデータを書き出し)
- ScreenFlow(ScreenFlowのプロジェクトを生成)
- CapCut(CapCutプロジェクトを生成)
編集ソフトを使わない場合は、カット済みの動画(MP4)や音声(WAV・M4A・MP3)として、Recutから直接書き出すこともできます。
あなたがすでに使い慣れている編集ソフトがあれば、Recutはその「前処理ツール」として機能します。Recutで無音部分をカットした後、より細かい編集や効果の追加は普段使っているソフトで行えます。
使いやすさを重視したデザイン

「プログラミングなどの専門スキルがなくても、少ないコストで商品をネット上で販売したい」
これは私たちの理念ですが、Recutもまさにこの考え方に沿ったツールです。技術的な知識がなくても使いやすい、シンプルな画面です。
英語表示ではありますが、使用する単語や機能はごく限られており、日本語を母国語とするあなたでも直感的に操作できるでしょう。
「この部分は無音だからカットしたい」と思っていた作業を、ツールが自動でやってくれる—これがRecutのいちばんの役割です。
Recutの基本的な使い方
「無音部分のカットは、読み込み→強さの設定→カットの3ステップです。あとは書き出すだけです」
Recutのよさは、そのシンプルさにあります。プログラミングの知識も、複雑な編集スキルも必要ありません。ここでは、あなたがすぐに実践できる基本的な使い方を解説します。
ファイルの読み込み方法

- Recutを起動する:アプリケーションを開くと、シンプルな画面が表示されます
- 「New File」を選択:画面上部のメニューから選択するか、ショートカットを使用
- 編集したい動画ファイルをドラッグ&ドロップ:または画面の「Or click to Browse.」からファイルを選択
対応している動画形式は一般的なものがほとんど含まれており、MP4、MOV、AVIなどの形式を問題なく読み込めます。
重要ポイント: 読み込み後、Recutはファイルを解析し、波形を表示します。この波形は音声の強弱を視覚的に表したもので、無音部分の検出に使用されます。
無音部分の自動検出の仕組み
Recutが表示する波形では、音声がある部分は波の高さがあり、無音部分はほぼフラットになっています。

赤く表示される部分が自動的に検出された「カット予定の無音部分」です。これにより、あなたは:
- 話し間違えた後の沈黙
- 考え込んでいる時間
- パソコン操作中の無言時間
- 「えーと」「あのー」の後の間
などの不要な部分をすぐに特定できます。
上の画面の例(8分50秒の画面録画)では、37か所がカットされて、8分12秒になりました。
カット強度(Intensity)の調整方法
Recutの最も重要な設定は 「Intensity(強度)」 です。これは、どの程度の無音をカットするかを決定する設定です。

スライダーを左右に動かすことで、カットの強さを調整できます:
- No cuts(いちばん左): カットしない
- Natural: 自然なカット。適度な間を残しつつ不要な無音をカット
- Fast: やや強めのカット。短い間も積極的にカット
- Super: 最強のカット。わずかな無音もすべてカット(細かくカットしすぎて不自然になりがちなので注意)
目盛りの名前は、2025年に使った画面のものです(左から No cuts・Natural・Fast・Super)。この間にも目盛りがあり、細かく調整できます。Intensityの下にある「Threshold(しきい値)」は、どのくらい静かなら無音とみなすかの設定です。上の画面では「Auto(自動)」にチェックが入っています。
おすすめの設定は「Fast」です。これは自然な会話の流れを保ちながらも、不要な無音部分をしっかりとカットしてくれます。
「Super」の設定は文字通り「スーパー」なカット強度で、わずかな間も容赦なくカットします。しかし、あまりに強すぎると不自然な話し方になるため、私はふだん「Fast」(Superの一つ手前の目盛り)にしています。それでも詰まりすぎると感じたら、一つ左に戻してみてください。
自動カットの実行

設定が完了したら、「Remove Silence」ボタンをクリックするだけです。
たったこれだけで、Recutは自動的に無音部分をすべてカットし、新しいタイムラインを生成します。無音部分を自動的にカットするだけなのですぐに終わります。
カット結果のプレビュー
カット処理後は、その場でプレビュー再生できます。編集結果に満足できない場合は:
- 「Intensity」の設定を変更
- 再度「Remove Silence」を実行
という簡単な操作で調整できます。
ここがポイント: Recutは「無音部分」のみを検出するため、「はい、いきます」などの短い言葉や、言い間違いなどは自動的には削除されません。そういった不要な発言部分の削除は、後で編集ソフトを使って行うことになります。
Recutは単純ながらも非常に効率的です。「間違った部分はすべて消して」とAIに指示するのではなく、「音がない部分を消して」という明確な指示で動作するからこそ、結果が予想しやすく、短時間で終わるのです。
RecutのカットをDaVinci Resolve・Final Cut Proに引き継ぐ方法

「無音部分のカットはRecutで自動化し、細かい編集は使い慣れたソフトで行う」—これが私のおすすめの使い方です。
Recutの真価は、単独で使うだけでなく、あなたが普段使っている編集ソフトと連携できる点にあります。ここでは主要な編集ソフトとの連携方法を詳しく解説します。
編集情報のエクスポート(XML出力)
Recutでカット編集を終えたら、その編集情報を他の編集ソフトに引き継ぐことができます。この機能が、プロの動画制作の作業の流れでよく使われる「XMLエクスポート」です。
エクスポートの手順:
- Recutの画面右側の「Export」タブを開く
- エクスポート形式を選択
- Audio/Video:直接動画として書き出す場合(XMLファイルを書き出す場合は使いません)
- Timeline:使う編集ソフトの名前を選び、その編集ソフト用のファイルで書き出す(ScreenFlow・CapCutは、それぞれのプロジェクトのファイルになります)
エクスポート時の重要な設定:
- 解像度設定: 1920×1080(HD)か3840×2160(4K)を選択(Audio/Videoで動画ファイルを書き出す場合のみ設定する。2025年に使ったときの画面です。2026年3月の版からは、動画の書き出しに画質と速さの設定も加わっています)
- 以下の2つはTimelineを選択してXMLファイルを書き出す場合のみのオプションです。(ほとんどのケースはどちらもオフにして構いません。)
- Keep silent segments: オンにすると、無音の部分に切れ目だけを入れて、消さずに残したXMLファイルが書き出されます。
- Remove muted tracks: ミュート(消音)にしたトラックを書き出さない設定です。通常はオフで問題ありません
ポイント: XMLファイルは動画そのものではなく、「どの部分をカットしたか」という編集情報のみを含むファイルです。そのため動画品質は一切劣化しません。
DaVinci Resolveへのエクスポート手順

DaVinci Resolveは無料版でも高機能な人気の編集ソフトで、XMLファイルの読み込みも無料版で使えます(公式マニュアルでは、読み込みの機能に有料版だけという印は付いていません)。Recutとの連携手順は以下の通りです:
- Recutで「Export」→「Timeline」を開き、「DaVinci Resolve (.xml)」か「DaVinci Resolve (.fcpxml)」を選んで書き出す(どちらもDaVinci Resolveで開けます)
- DaVinci Resolveを起動し、新規プロジェクトを作成
- メディアプールの何もないところで右クリック→「タイムライン」→「読み込み」→「AAF / EDL / XML…」
- 保存したXMLファイルを選択
- 必要に応じてタイムライン設定を調整(フレームレートなど)


重要ポイント: DaVinci Resolveでは、読み込んだタイムラインを元に、より細かい編集を行えます。文字入れ、色の調整、場面の切り替えの効果など、Recutでは行えない高度な編集ができます。
Final Cut Proへのエクスポート手順

Apple製品ユーザーに人気のFinal Cut Proとの連携も簡単です:

- Recutで「Export」→「Final Cut Pro(.fcpxml)」を選択
- 「Final Cut Pro(.fcpxml)」形式で保存
- Final Cut Proを起動
- 「ファイル」→「読み込む」→「XML」を選択
- 保存したFCPXMLファイルを選択


使用上のヒント: Final Cut Proでは、読み込み後にオーディオチャンネル設定を確認してください。左チャンネルのみで録音された音声は、画面右の「オーディオ」インスペクタにある「オーディオ構成」で、「チャンネル」を「モノラル」に変更することで、両方のスピーカーから聞こえるようになります。
この手順は2025年に試したときのものです。今のFinal Cut Pro(12.3)で開けるかは、体験版で1回書き出して確かめてから購入すると安心です。
ほかの編集ソフトとの連携
Adobe Premiere Proなど、他の編集ソフトとも同様に連携可能です:
- 該当する編集ソフト用のXML形式を選択
- 各ソフトの「読み込み」機能でXMLファイルを選択
注意点: 2025年にこの記事を書いたときの私のテストでは、ScreenFlowへの引き継ぎの結果が安定しないことがありました。ScreenFlowをお使いの方は、無料の体験版で試してから購入を決めることをおすすめします。
XMLを使わず直接出力する方法
編集ソフトを持っていない場合や、シンプルな動画ならRecutから直接出力も可能です:
- 「Export」→「Audio/Video」を選択
- 解像度や形式を選択
- 「Export」ボタンをクリック
これだけで、無音部分がカットされた動画ファイルが生成されます。
メリット: この方法では、編集情報ではなく、動画ファイルそのものが出力されます。追加編集が不要な場合はこの方法が最も手軽です。
Recutと他の編集ソフトを組み合わせることで、「機械的な作業はRecutに、クリエイティブな判断は人間に」という理想的な分業が実現します。これにより、編集の時間を減らしながら、仕上がりの判断は自分で行えます。
ほかの編集ソフトで無音をカットする方法
最近は、編集ソフトの側にも、無音を見つけて消す機能が入り始めています(2026年9月24日時点の各社の公式情報)。
- DaVinci Resolve(20.2以降。最新版は21.1):エディットページかカットページでクリップを選び、「Clip」メニューの「Audio Operations」→「Ripple Delete Silence」で、無音を詰めて削除できます(メニュー名は英語表示のときのものです。日本語表示では名前が違うことがあります。公式マニュアルでは、有料版だけの機能という印は付いていません)。音声編集のページ(Fairlight)にある「Remove Silence」(Recutのボタンと同じ名前ですが、別の機能です)は、有料のDaVinci Resolve Studioだけの機能です。
- Adobe Premiere(Premiere Pro):文字起こしパネルのフィルターで「一時停止」を選び、「すべて削除」を押すと、話の間をまとめて消せます(テキストベースの編集)。
- CapCut(パソコン版):公式ヘルプに、話の間に合わせて自動でカットする「オートカット」という機能の説明があります。ただ、メニューの場所は公式のページによって書き方が違い、地域によっては表示されないこともあるとされています。無料で使えるかどうかも公式の説明がそろっていないので、ご自分の画面で確かめてください。
- Final Cut Pro(最新版12.3):無音を自動で見つけて消す機能は、標準では見当たりません。Recutのようなアプリと組み合わせるのが現実的です。
すでにDaVinci ResolveやPremiereをお使いなら、まず標準の機能を試し、物足りなければRecutを検討する、という順番でもよいと思います。
Recutの料金プラン

動画編集ソフトは、サブスクリプション(毎月・毎年払う契約)か、数万円の買い切りのものが多いです。Recutは無音カットに機能をしぼったアプリで、料金は次のとおりです(2026年9月24日時点の公式サイト)。
無料の体験版 – まずは試してみよう
Recutには、すべての機能を試せる無料の体験版があります:
- 書き出しの回数: 3回まで無料(この記事を書いた2025年2月は5回でした)
- 機能制限: なし(すべての機能が使用可能)
- 透かし(ウォーターマーク): なし。クレジットカードの登録も不要
- インストール: Mac/Windows両方対応。公式サイトでメールアドレスを入れると、ダウンロード用のリンクがメールで届きます
体験版でも、カットの強さの調整や、編集ソフトへの書き出しなど、すべての機能を使えます(制限は、書き出しが3回までという点だけです)。自分の動画で効果を確かめてから、購入を決められます。
有料プランの比較
無料の体験版で効果を確かめたら、以下の3つのプランから選択できます:
| プラン | 価格(ドル建て) | 特徴 |
|---|---|---|
| 月額プラン | 15ドル/月 | いつでも解約可能 |
| 年額プラン | 79ドル/年 | 月額プランを12か月続けるより約56%安い |
| 買い切り | 129ドル | 1人用のライセンス(自分のMacとWindowsの両方に入れられる)。30日以内にサポートへメールすれば全額返金。更新は続いているが、すべての新機能がずっと無料で付くと約束されているわけではない |
どのプランを選ぶべきか?
- 不定期に動画を制作する場合: 月額プランが最適。必要な月だけ契約
- 定期的に動画制作をする場合: 半年から1年使うなら、年額プランが割安です(1年を超えて使うなら、買い切りのほうが安くなります)
- 長期的に使い続ける場合: 買い切りプランがお得。月額プランの約9か月分の料金で、その後は支払いなしで使い続けられます(紹介リンク経由の119ドルなら約8か月分)
買い切りオプションのメリット
特に注目したいのが 買い切りオプション です。
Recutには、毎月・毎年払うプランのほかに、一度払えばその後の支払いがない買い切りのプランがあります。よい点と、気をつけたい点は次のとおりです:
- 長期的なコスト削減: 月額プランは9か月目の支払いで合計135ドル、年額プランは2年目の支払いで合計158ドルになり、どちらも買い切り(129ドル)より高くなる
- 予算計画の簡素化: 継続的な支払いが不要
- 更新: 今も更新は続いていますが、すべての新機能がずっと無料で付くと約束されているわけではありません(以前の公式の説明では、新機能や不具合の修正のほとんどは買い切りにも含まれるが、一部の機能は別売りになるかもしれない、とされていました)
投資対効果を考える
Recutを買うかどうかは、自分の動画で次のように考えると判断しやすくなります。
- 時間を測る: 体験版でふだんの動画を1本カットし、手作業と比べて何分短くなったかを測る
- 1か月分にする: 1か月に作る動画の本数をかけて、1か月で何時間減るかを出す
- お金に置きかえる: その時間を、あなたの1時間あたりの価値に置きかえて、Recutの料金と比べる
減る時間が大きいほど、買い切りの129ドルの元を早く取れます。
開発者について
Recutは大きな会社の製品ではありません(開発者と販売元は「Recutとは?」の章のとおりです)。問い合わせの案内も、開発者本人の言葉で書かれています。
買い切りでも月額・年額でも、自分に合うプランで料金を払って使うことが、開発を続けてもらう支えになります。
コストパフォーマンスの比較
他の動画編集の選択肢と比較すると:
- 動画編集を外注する: 1本ごとに費用がかかり、やり取りの時間も要る
- 編集アシスタントを雇う: 毎月の人件費がかかる
- 高機能な編集ソフトの機能を使う: 今お使いの編集ソフトに無音カットの機能があれば、追加の費用はかからない(前の章を参照)
外注や人を雇うのと比べると、無音カットだけを任せたいなら、Recutの買い切り129ドルは手の届きやすい価格だと思います。ただ、今お使いの編集ソフトに無音カットの機能があるなら、まずそちらを試してみてください。
こんな人にRecutが向いています

「動画編集に時間を取られすぎて、本来やるべき仕事ができていない」—これはあなたの悩みではありませんか?
Recutは万人向けのツールではありません。しかし、当てはまる方には、時間を減らす助けになります。ここでは、どのような人にRecutが特におすすめなのか、そして具体的なメリットを解説します。
時間を節約したい起業家・経営者
個人事業主や中小企業の経営者は、動画のほかにも、たくさんの仕事を抱えています。現実には、次のような悩みがよくあります。
- 商品説明の動画を作りたいが、編集に手間がかかりすぎる
- マーケティング動画を定期的に出したいが、外注すると高すぎる
- 自分で編集しようとすると本業の時間が削られる
このような悩みを持つ経営者にとって、Recutは心強い道具です。
具体的なメリット:
- 本業へのフォーカス: 無音カットの時間を減らし、本業に時間を回せる
- コスト削減: 外注の費用を抑えられる
- 迅速な情報発信: 商品やサービスの最新情報を素早く動画化できる
プログラミングスキルがなくても使いこなせる簡単さ
「ITやプログラミングの知識がなくても、自分のビジネスをオンラインで展開したい」
これは多くの個人事業主や専門家の願いです。Recutは、そのような方でも使いやすいアプリです。
- シンプルなインターフェース: 直感的に操作できる設計
- わずか3ステップの簡単操作: ファイル読み込み→強度設定→自動カット
- 言語障壁が低い: 英語表示ですが、使う単語は限られており理解しやすい
デジタルツールに苦手意識がある方でも、操作が少ないので覚えやすいと思います。
コスト意識の高いフリーランス
フリーランスや個人事業主は、ツールへの投資判断が非常に重要です。Recutは:
- 低コスト: 買い切りで129ドル(紹介リンク経由なら119ドル)
- 判断しやすい: 減った時間を金額に置きかえると、元が取れるかを判断しやすい
- 毎月の支払いなし: 買い切りなら月々の料金がかからず、予算を立てやすい
特に、複数の仕事を掛け持ちする方にとっては、作業時間が減れば、その分をほかの仕事に回せます。
理想のユーザープロフィール
Recutが特に役立つのは、次のような特徴を持つ方々です:
- 時間の価値を理解している人: 自分の時間の価値を高く評価する方
- 定期的に動画を制作する人: 毎月のように動画を作る方
- 動画編集の外注費用に悩んでいる人: 外注費用を削減したい方
- 多忙な経営者やマーケター: 自分の時間を本業に集中させたい方
- 技術的スキルよりも専門性を活かしたい人: IT知識よりも自分の専門知識を活かしたコンテンツを作りたい方
逆に、言い間違いや「えーと」まで自動で消したい方(Recutは無音だけを切ります)や、今お使いの編集ソフトの無音カットの機能で足りている方には、Recutは要らないかもしれません。
「動画づくりそのものが本業でないなら、無音カットのような作業は道具に任せて、あなたの専門の仕事に時間を使いましょう」
まとめ

「効率化できる作業を効率化し、本当に大切なことに時間を使う」—これが私の考え方です。
今回ご紹介したRecutは、まさにそんな効率化を実現するツールです。この記事で解説した内容を簡潔にまとめてみましょう。
Recutで解決できる課題
動画編集で時間を取られやすい作業の一つが「無音部分のカット」であることをお伝えしました。この単調でありながら重要な作業を自動化することで:
- 無音カットにかかる時間を減らせる
- クリエイティブな作業に集中できる環境が生まれる
- コンテンツ制作のペースを加速できる
Recutの主な魅力
Recutのよいところは:
- シンプルさ: 3ステップの簡単操作
- 自動: 無音部分を見つけて、まとめてカット
- 引き継ぎ: DaVinci Resolve・Final Cut Pro・Premiereなど5つの編集ソフトに引き継げる
- 料金: 買い切りなら、一度払えばその後の支払いはない
- 覚えやすさ: 操作が少なく、専門の知識がなくても使える
あなたの次のステップ
Recutがあなたの作業の流れに合うかどうか確かめるには:
- 無料の体験版を入手: まずは3回の無料の書き出しで効果を確認
- 自分の実際の動画で試す: 理論ではなく実際の効果を体験することが重要
- 最適な強度設定を見つける: 私はふだん「Fast」(Superの一つ手前の目盛り)にしています。詰まりすぎると感じたら、一つ左に戻して調整すると良い結果になりやすいです
- 使用頻度を検討: 使用頻度に合わせてプランを選択
重要: 体験版の書き出しは3回までですが、自分の動画で効果を確かめるには足りると思います。Recutの画面で再生して強さを決めてから書き出すと、回数を無駄にしません。
時間の価値を再考する
「1時間の価値はいくらですか?」
この質問をぜひ自分自身に問いかけてみてください。
上の「投資対効果を考える」で出した「1か月で減る時間」に、あなたの1時間あたりの価値をかけてみてください。その金額がRecutの料金より大きければ、買う意味があると言えます。
無音カットにかかる時間を減らせれば、その分を撮影や商品づくりなど、ほかの仕事に回せます。
最後に
Recutは決して万能の編集ツールではありません。AIが自動的にすべての編集判断を行ってくれるわけでもありません。しかし、それがRecutの強みでもあります。
単純な作業は自動化し、創造的な判断は人間が行う—このように役割を分けると、単調な作業に使う時間を減らし、ほかの大事な仕事に時間を回しやすくなります。
少ない費用で、時間のかかる作業を減らせる—それがRecutの価値です。
無料の体験版をダウンロードして、あなた自身の目で効果を確かめてみませんか?
Recut公式サイトはこちら(紹介リンク)
(↑こちらのリンクから公式サイトを開くと、買い切りの価格が10ドル引き(129ドル→119ドル)で表示されます。月額・年額プランの価格は変わりません。2026年9月24日に確認)
割引は、このリンクを開いたのと同じブラウザで、90日以内に買ったときに付きます。スマホで記事を読んで、あとでパソコンで買う場合は、パソコンでもう一度このリンクを開いてから購入してください。
※このリンクは紹介リンク(アフィリエイトリンク)です。リンクから購入があると弊社に紹介料が支払われますが、あなたが払う金額が増えることはありません。
動画を使った講座や商品を作りたい方へ
編集の時間を減らせたら、次は「何を撮るか」です。何を商品にするかを決めるための無料の電子書籍「売れるコンテンツの作り方ガイドブック」をご用意しています。ネットで「ニッチな商品」が売れる理由、売れているコンテンツ商品に共通する点、そのまま使えるコンテンツのアイデアリスト30個をまとめています。
メールアドレスをご登録いただくと、無料電子書籍のダウンロードリンクと、その後のお役立ち情報・弊社の講座のご案内をメールでお届けします。不要な場合は、いつでも解除できます。
この記事の料金・仕様と、ほかの編集ソフトの機能は、2026年9月24日に、Recut公式サイト(料金・体験版・更新履歴・紹介プログラム)、Blackmagic Designの公式マニュアル、Adobe・CapCut・Appleの公式ヘルプで確認したものです。Recutの画面と、DaVinci Resolveの日本語のメニューの名前は、2025年に私が使ったときのものです。画面や条件はたびたび変わりますので、実際の画面と公式の案内を見比べながら進めてください。
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