ActiveCampaign とCalendly を連携する方法

今回はActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とスケジュール予約ツールCalendly(カレンドリー)を連携する方法を解説します。

前回の記事はこちら

スケジュール予約ツールのCalendly(カレンドリー)とは?

スケジュール予約ツールのCalendlyは、以下の画像のように自分のカレンダーを公開することで、お客様から直接アポイントメントを入れて頂くことができ、ZOOM面談や商談などのスケジュール管理が行えます。

Calendlyの使い方まとめ記事はこちら

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とCalendly(カレンドリー)をあえて連携するメリットは?

弊社の場合、面談では売り込みなどは行っておらず、有料商品をご購入いただいたお客様へのサポートの一環として、お客様との個別のZoom面談を行うことがあり、その際にスケジュール予約ソフトウェアのCalendly(カレンドリー)を使用することがあります。

その際に、ActiveCampaignとCalendlyを事前に連携しておくことで、「このお客様はカレンドリーで面談予約を申し込んだ」という情報がActiveCampaign側のデータベースに記録されるわけです。

厳密には、「面談予約済み」などの名前のタグを作成しておき、「Calendlyでこの面談の予約が入ったら、ActiveCampaignで面談予約済みのタグを付与する」という連携設定を行っておくわけです。

そうすると、例えば、特定の有料サービスをご契約いただいているお客様に対して、「面談サポートを受けませんか?」というオートメーションを自動的に一定間隔で何度も送るとしましょう。

(1回送ったぐらいではほとんどのお客様は反応しませんので。)

その際も、商品の購入と一緒で、「すでに面談に申し込んだ人にご案内のメールを何度も送るのはおかしい」ですよね?

「すでに面談にお申し込みの方にもお送りしております」と一言メールに追加してもいいのですが、まありスマートではありません。

なので、ActiveCampaignとCalendlyを連携しておくことで、「Calendlyで面談予約を行なった」という情報がActiveCampaignにも自動的に伝わり、オートメーションのGoal(ゴール機能)を使うことで、「面談予約済みのタグがある人はオートメーションを終了させる」ということが可能になります。

なので、ActiveCampaignとCalendlyをあらかじめ連携しておけば、何も追加の作業を行うことなく、「面談に申し込んでない人にはステップメールを何度も送り続ける」「面談に申し込んだ人は自動的にそのステップメールを終了させる」という自動化が可能になります。

このような自動化に興味がある人は、ぜひActiveCampaignとCalendlyを連携してみてください。

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)とCalendly(カレンドリー)を連携する方法

ここから連携方法を解説しますが、Calendlyのアカウントを作成していることを前提として進みます。

【Calendly側からの連携設定が無いので、ActiveCampaig側からCalendlyに連携を行います】

外部ツールと連携する為には、Calendlyの「Professional」以上の料金プランが必須になります。

(「スケジュール予約ツールCalendly(カレンドリー)の使用目的と値段を解説」の回にてCalendlyのプランなどを解説しています)

ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)側の設定方法

最初に同じブラウザでCalendlyにログインをしておきます。

次に、ActiveCampaigの画面右下にある「Apps」から入ると連携可能なアプリが表示されているので、その中の「Calendly」を選択します。

次に画面右上にある「Add an Account(アカウントを追加)」をクリックします。

そうすると、Calendlyへのログインを促されるのでログインを行います。

すると、同じブラウザでログインしているCalendlyのアカウントが表示されるので、続けて「Continue」を押下すると設定画面が表示されます。

「Choose an Event」では、あらかじめCalendlyで作成しておいたイベント(カレンダー)を選択(ここでは HIC入会特典ZOOM個別セッション)します。

すると、下にある「Tags」で自動的にタグが生成されます。

ここで「Continue」を押下して次に進みます。

次の画面では連携する情報の詳細が表示されますが、ここではそのまま「Continue 」を押下して次に進みます。

次に出てくるのは、左側に表示された「Calendly」での各情報(項目)を、右側の「ActiveCampaign」ではどの項目と連携(変換)させるのかを設定する画面です。

ここでは必要に応じて連携(変換)したい項目を追加または削除してください。

最後に「Finish」を押下すると連携が完了します。

これで、Calendlyのイベント(カレンダー)で申し込みが発生すれば、タグが付与されている状態でActiveCampaignへと情報が渡ります。

ActiveCampaignのAutomationのGoal(ゴール)機能を使ってステップメールを自動停止する

このタグを基にして、ActiveCampaignのステップメール(Automation)設定で、該当するタグを付与された人は自動的に「Goal」のアクション設定位置へ一気にスキップさせることで、不要なステップメールを自動停止することが可能になります。

そうすることで、面談申込者には余計なステップメールを送らずに済むことができ、非常に便利かつ効率的にスケジュール管理が行えます。

まとめ

「なぜあえて海外のメール配信ソフトやスケジュール予約管理ソフトウェアを使うのか?」ということをよく聞かれますが、その理由の1つは、「異なる会社が開発しているソフトウェア同士を連携して、便利に運用する仕組みが発達しているから」です。

もしあなたが今回解説した連携方法に魅力を感じる場合は、この記事の内容に従って、ActiveCampaignとCalendlyを連携して便利に活用してくださいね!

この記事の解説動画はこちら

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