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オンライン講座の自動販売に必須の7つの海外ツールを紹介します!

「ヒルトルさん、一体どんなツールを使っているのですか?」と聞かれることが多いので、私が毎日自動的にネット上から商品を販売するために使っている、

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)やKajabiなどのツールについて詳しくご紹介します。

この記事の内容を動画でご覧になりたい方は下記のYouTube動画も合わせてご覧ください。

全体で2万字を超える長い記事になりましたので、目次からご興味あるツールの解説のみをご覧いただいても結構です。

(このページでご紹介するツールのリンクは一部を除き、アフィリエイトリンクを使用しておりますのであらかじめご了承ください。)

注意:このページに記載してある商品のプランや価格は記事公開時のものです。各ツール側で値段やプラン内容が予告なく変更される場合もございますので、申し込みをされる際は各ツールの料金ページをしっかりとご確認ください。

目次

そもそもオンラインビジネスにはどんなツールが必要なの?

私は2010年にサラリーマンとしてオンラインマーケティング業界に入り、2012年に独立してオンラインビジネスをこれまで行なってきました。

その中で、やはり大事になってくるのは「ツール」です。

例えば、もし仮に店舗を構えるビジネスを行うならば、様々な業者さんと契約してお金を支払う必要がありますよね?

・店舗を探すための不動産仲介業者

・内装業者

・什器の購入、リース

・原材料や商品の仕入れ

・広告宣伝費

などに当然お金がかかるわけです。

そこでオンラインビジネスといえば、リアルな店舗を構えるわけではないので、少ないコストでビジネスを立ち上げることができるのが魅力なわけです。

しかし、逆にいえば、店舗がない故のデメリットも存在します。

店舗を運営するためには、家賃などの決して小さくないコストを支払わなければならない分、その店舗自体が宣伝にもなります。

あなたのお店の看板や外観を見て、「あ、こんなお店があるんだー」とあなたのビジネスの存在を認知してもらえる、というのは大きなメリットです。

その点、オンラインだけで完結するようなビジネスの場合、しっかりサイトを作り、適切に広告宣伝を行わない限り、勝手にお客様が集まることはありません。

そこで最低限必要になるのは、

・ウェブサイト作成ツール(ブログ、公式サイト、ランディングページなどを作るためのツール)

・顧客管理ツール(見込み客や顧客の連絡先を獲得し、メールなどでフォローアップするためのツール)

・決済ツール(お客様からクレジットカード支払いを受け付けるためのツール)

がどんな業種でも最低限必要になります。

私のようにオンライン上で動画コンテンツを販売する場合は、上記のツールに加え、

・購入者のみオンライン講座を視聴できる会員サイトツール

が必要になりますし、

・オンライン上でお客様との商談やコンサルティングやウェブセミナーを行う場合はZOOMなどのオンライン会議ツールなども必要となります。

という感じで、様々なツールを契約することが必要不可欠です。

これらのツールを自社で開発するのは私の会社も含めて一般的には不可能ですし、開発を外部に依頼するにしても、とてつもないお金がかかります。

(大手の会社は数億円かけて自社専用の会員サイトシステムを開発した、みたいな話を聞くこともあるので、他社が提供しているツールに毎月お金を支払って使い続けるほうが遥かに現実的ですよね?)

だからこそ、そういったオンラインビジネスに欠かせないツールを開発・販売している会社に毎月お金を支払ってシステムを導入する必要があるのですが、「じゃあどのツールを使えばいいの?」と悩んでしまいますよね。

なんでわざわざ海外のツールを使うの?

私もサラリーマンの時は、会社が導入していた様々なツールを使わせてもらいましたし、自分で独立してからは、日本の会社が販売している様々なツールであったり、ワードプレスで様々なサイトを作ったり、Paypalでカード決済を受け付けて商品を売っていました。

特に「顧客管理ツール(=メール配信ツール)」は、

ネット上で私の会社にご興味を持って頂いた見込み客の方々にメールで継続的にフォローアップを行い、商品を毎月販売していくために非常に大切です。

なので、「どの顧客管理ツール(メール配信ツール)を使うか?」という選択はめちゃくちゃ重要になのですが、正直に言うと、日本の会社が開発しているツールの一番の問題は、

「他社のツールと連携ができない」という点です。

(もちろん、日本のツールでも限定的に他の会社と連携ができるツールも存在しますが、それでも連携できる他社のツールは非常に限定されているのであまり役には立たないのが現状です。)

例えば、私の場合はかつて、以下のような流れで商品を販売していました。

・ワードプレスでランディングページを作成して、SNSや広告で見込み客のメールアドレスを集める

・メールでセールスページを告知

・セールスページからPaypalへ誘導し、カード決済(または銀行振り込みフォームをご案内)

入金が確認できたらワードプレスで作成した会員サイトで(手動で)お客様のメールアドレスを入力し、パスワードを発行し、メールを送る

ここで問題なのは、最後の「手動」で行うステップです。

商品が売れるのは素晴らしいことですが、商品が売れるたびにパソコンに向かい、作業して、商品を納品しなければなりませんでした。

これが遅いと、お客様からクレームや問い合わせも来ますし、返金にも繋がるので悩みの種でした。

日本の会社が開発しているツールだと、現在私が行っているような、

「商品が売れたら自動的に会員サイトのアクセス権限を発行して納品」

「さらに商品をご購入いただいたお客様に自動的にフォローアップメールを送り、フォローや別の商品のご案内」

ということはできませんでした。

(現在は日本製のツールでもそれに近いことをできるツールはあるかもしれませんが、それでも非常に選択肢は少ないです。。)

しかし、私がこの業界に入ってから常にモデリングし続けてきた海外のオンラインマーケティング企業は、様々なことを自動化し、販売者自身も理想的なライフスタイルを送っている会社が非常に多いわけです。

それに比べて、日本では私もそうですし、周りを見渡しても、せっかく最先端であるはずの「オンラインビジネス」で、自動化とは程遠いような作業を毎日行っている人が周りにたくさんいました。

「これは何かがおかしい」

「もっと気軽に、オンライン上でコンテンツやコンサルティングを販売する際に、便利なシステムはないものか?」

「海外のツールならいろんなことができるはずだけど、日本でビジネスを行う上で、活用できるのだろうか?」

と自問自答する日々を送っていました。。

まだまだ手動で苦労をしながらセミナー開催などを行っていた頃の写真(今より痩せてるw)
まだまだ手動で苦労をしながらセミナー開催などを行っていた頃の写真(今より痩せてるw)

海外ツールの導入に踏み切った理由とは?

私は2012年に起業してからの数年間は、他社様の裏方として、動画制作やコピーライティング執筆やサイト作成などを受注することがメインの収入源でした。

その中で、徐々に下請け案件だけではなく、利益シェアを頂けるプロデュース案件や、講師業などの売上比率も大きくなってくるようになりました。

そこで、今から3年ほど前の2017年から、他社の裏方の仕事を全てお断りし、自社商品の販売に力を入れることを決断しました。

そこで、最初はそれまで通り日本のツールを使っていましたが、ビジネスを拡大するに従って、海外ツールの導入に踏み切ることにしたのです。

1つのきっかけとなったのは、アメリカのマーケティングセミナーで出会った友人からの紹介です。

私は2015年から毎年海外のマーケティングセミナーに参加し、最新情報を手に入れたり、人脈を広げたりしてきました。

セミナー会場のバーで知り合った人たちとの写真
セミナー会場のバーで知り合った人たちとの写真

その中で出会ったアメリカ人のマーケッターの友人が、

「ラッセル・ブランソン(Russel Brunson)の本を読んだ方がいいよ!」

とお勧めをしてくれていたのです。

それがそのラッセルの「Expert Secrets(エキスパートシークレッツ)」という本が発売されるタイミングだったので、そのアメリカ人の友人もアフィリエイト報酬を稼ぐために私にも本を勧めてくれたのだと思います(笑)

その経緯はさておき、その「エキスパートシークレッツ」という本を購入する中で、

・書籍の音声バージョン

・その前の書籍であるDotcom Secrets(ドットコムシークレッツ)との抱き合わせ版

・書籍の内容を解説した動画教材

・覚えていないですが他にも何か販売された気がします(笑)

という感じで、本だけを買うはずが、気付いたら数百ドルを支払っている自分がいました。

その購入プロセスを体験した結果、「俺もこういうことをやりたい!!!」という決意を固めたのを今でもよく覚えています。

そのラッセル・ブランソンの書籍を読み、彼の会社が開発・販売しているClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)というツールを使い始めたのが、私が本格的に海外ツールを導入することを決めたきっかけでした。

それが2017年の夏頃でした。

エキスパートシークレッツを購入した頃の写真

最初は海外のツールを導入することを社員には反対されましたが、その反対を押し切って導入に踏み切って本当によかったな、と思います。

(あれから3年経ち、当時よりも海外ツールを導入するハードルも多少下がってきたので、海外ツールに興味を持つ方が増えてきた中で3年以上先行して、いろんな試行錯誤しながら使いこなしてきた経験のおかげで、今の私のビジネスがあるからです。)

では、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)は今でもメインで使っている海外のツールなのですが、それを含めて、どのようなツールを使って、ネット上でコンテンツを自動販売しているのか?という点を解説していきます。

↑こちらの記事もぜひご覧ください!

ウェブサイト作成ツール Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)公式サイト

このClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)が今でも私がマーケティング・セールス用のサイトを作成するために使っているツールです。

このClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と、後からご紹介する、Kajabi、Stripe、DeadlineFunnlesなどのツールをそれぞれ連携させており、私の仕組みの中心にある「ハブ」のようなツールです。

2020年の現在、まだツールを開発して6年ほどのようですが、10万人を超えるユーザーの規模の元、年商100億円を超える売上がある成長企業でもあります。

このツールが普及した理由は、マーケッターである創業者のラッセル・ブランソン(Russel Brunson)のマーケティング手腕のおかげでしょう。

彼は他のツール会社のように、メイン商品であるClickfunnles自体を広告を使って売り出すことはしてきませんでした。

その代わりに、前述のエキスパートシークレッツなどの書籍であったり、無料レポートなどの教育コンテンツをつくり、

「ただのウェブサイトしかない会社はもうだめだ!

これからはファネル型サイトを作らないとダメだ!

(=なのでよかったらうちの会社のツール使ってね!)」

というメッセージを広めることに力を注いできました。

彼の本を読むと、

「おお!私もファネル型サイトをつくりたい!じゃあラッセル先生の会社が開発しているClickfunnelsというツールを使おう!」

という流れになるので、わざわざツール自体を宣伝するよりも教育用のコンテンツやメッセージを世の中に広めて、

「そのコンテンツの購入者が自然に継続課金商品(Clickfunnels)に申し込むような流れ」

を作ったことで、忠誠心の高いユーザーを増やしてきたのが、この会社の勝因だと思っています。

海外でも、他のツール会社で社長が顔を出してコンテンツを出したり、自ら書籍を書いたり、マーケティングに関わっている会社は非常に少ないので、その辺りも差別化に繋がっているのでしょう。

このツールの特徴は、

・様々なテンプレートがあり、ランディングページやセールスページ、ウェビナーページなどのサイトを簡単に作れる

・複数のページからなる「ファネル型サイト」を作ることにかけては業界で一番優れている
(他にもいろんなツールを契約していますがそう感じます。)

・一度カード決済が通ったお客様に対して、再度カード情報を入力してもらわなくても、次のページにてワンクリックで別の商品を決済していただくことができる「ワンクリックアップセル機能」が簡単に実装できる

・そのワンクリックアップセル機能が優秀で、複数回連続でアップセルやダウンセルを行うことができる。
(他のツールではワンクリックアップセルは1回まで、などの制限がある。)

注意:「ワンクリックアップセル」は簡単に決済させてしまえるが故に、セールスページの文言次第では、お客様が意図せずに商品を決済してしまい、クレームや不信感に繋がることもありますので、十分に注意してください。(返金には必ず対応してくださいね!)

という機能が挙げられます。

海外の有名なマーケッターは、かなりの確率でこのClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を使っていると言っても過言ではありません。

そういう意味では、海外では、これまでコンテンツ販売などをしてこなかった会社や、有名インフルエンサーなどが新しくコンテンツ販売や講座などを行う場合、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を使うことが多いので、

「コンテンツ業界におけるサイト作成ツールのディファクトスタンダード」的な存在、

と言っても良いでしょう。

以前は、かなりバグが多く、使っていてイライラすることも多かったのですが、2020年の現在は、かなり安定しているので、より多くの方に勧めやすくなりました。

ちなみに、日本円(JPY)で商品を販売する際のみに起こるエラーなども存在したのですが、私や私以外の日本でのユーザーさんなどが、しつこくClickfunnels側に改善要望を出してきたので、現在は日本円で販売する際も問題なく運用ができています。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の価格とプランについて

Clickfunnelsのプラント月額費用(年間一括払いにすると少し安くなる)
Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)のプランと月額費用(年間一括払いにすると少し安くなります)

作れるファネル数が20個までの制限があるベーシックプランは月額97ドルなので、多くの人はこのプランで始めると良いでしょう。

もしファネル数を20個以上作りたい!、メルマガ配信やステップメール配信もClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の中で行いたい、という場合は、月額297ドルの上位プラン(プラチナムプラン)を契約する必要はがあります。(私も上位プランを使っています。)

月額97ドルのベーシックプランを使う場合は、注意点としては、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と連携できる海外のメール配信ツールを契約することをお勧めします。

日本のメルマガ配信ツールを使う場合、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)とのインテグレーション(API連携)ができないので、

「どのメールアドレスのお客様が商品を買ったのか?」

という情報をClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)側から日本のメール配信ツール側に伝える方法がありません、

そのために「商品をご購入された方だけにその商品のフォローアップメールを自動的に送る」ということができません。

後述する海外のメール配信ツールを使えば、Clickfunnelsに月額297ドル支払わなくても、比較的安価な追加の月額費用でClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と連携できるメール配信システムが実現可能です。

(もちろんメール配信数が増えるとClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)以外のメール配信ツールを使う場合も月額数万円以上の費用がかかるので、たくさんリストをお持ちの方はお気をつけください。)

また、

・各ページのA/Bテストができる

・スマホ用とデスクトップ用、それぞれに最適化したサイトを個別につくることができる

・決済ページなども含めて、全体的に細かくカスタマイズができる

という優れた機能があります。

が、「様々な機能があり、自由度が高くカスタマイズが可能」ということは、裏を返せば、「設定する作業が多く、設定次第ではエラーも起こりやすい」という点もあり、初心者の方にはお勧めしづらい点があります。

Clickfunnels(クリックファネル)の使い方解説記事はこちら

Clikcfunnels(クリックファネル)にご興味がある方は以下の使い方解説記事まとめのページもぜひご活用ください。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)日本語チュートリアル講座のご案内

もしあなたがClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)にご興味があり、詳しい解説動画をご覧になりたい方は、弊社のアフィリエイトリンクからClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の14日間お試しにお申し込みください。

アフィリエイトリンク経由でお申し込み頂いた方にのみ、100本以上の日本語のチュートリアル動画がある「Clickfunnels1.0マスタークラス」(本来は定価99,700円税込)を無料で差し上げています。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)14日間お試しに申し込んでチュートリアル講座を手に入れる!

(上記ページからお申し込み後、弊社カスタマーサポートのメールアドレス宛にClickfunnelsマスタークラスの請求の旨をご連絡ください。ご連絡頂かないと差し上げることはできません。)

注意書き:私はClickfunnelsの従業員ではありません。私はClickfunnelsを紹介することで仲介報酬を受け取っています。私がここでお伝えしている内容は私個人の意見であり、Clickfunnelsまたはその親会社のEtison LLC.の公式見解ではございません。

Disclosure: I am an independent ClickFunnels Affiliate, not an employee.  I receive referral payments from ClickFunnels. The opinions expressed here are my own and are not official statements of ClickFunnels or its parent company, Etison LLC.

会員サイト作成ツール “Kajabi”(カジャビ)

Kajabi公式サイトはこちら

私が会員サイト作成ツールとして使っているのが、Kajabiです。

私の有料オンライン講座商品をこれまでにご購入いただいた方はお分かりだと思いますが、

「ヒルトルの商品のセールスページ(Clickfunnels1.0で作成)で商品を買うと、自動的にKajabi側であなたのアカウントが作成され、オンライン講座がすぐに納品される」

という形で、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と連携させる形で、会員サイトツールとしてKajabiを使っています。

あなたがオンライン上で動画コンテンツを販売したいのであれば、ちゃんとパスワードで保護された会員サイトを作る必要があります。

(例えばYouTubeの限定公開でリンクを教えるだけだと、素人くさい感じが出てしまいますし、友人にシェアされたりと、有料動画の内容が出回ってしまうリスクが増えます。)

以前はワードプレスにOptimizepressというプラグインを入れて会員サイトを作っていましたが、非常に作成がめんどくさく、外注するにしてもコストがかかっていました。

それが、非常に簡単に簡単に会員サイトを作れて、動画も直接Kajabi内でアップできるので、別途Vimeoなどに動画をアップして、そのURLを貼り付ける、ということもしなくて済みますので非常に楽です。

(厳密にはKajabiが動画ホスティングサービスのWistiaと契約しているので、私たちは実際はWistiaのサーバーに動画をアップロードする形です。

KajabiユーザーはWistiaとは契約する必要はありません。Wistiaと直接契約すると従量課金制なので動画サーバー費用がめちゃくちゃ高くなります。。)

ちなみに、ClickfunnelsClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)く、評判が悪いですし、私ももう使っていません。

また、商品ごとに会員サイトが複数できてしまう形になるので、もしあなたが複数のファネルをつくり、様々な商品を販売してしまうと、お客様はそのファネルごとにログインをしなくてはいけませんので、お客様にめんどくさい思いをさせてしまうことになります。

(私もClickfunnels1.0の会員サイト機能を使って閲覧できる海外の会社のオンライン講座をたくさん購入しましたが、ログイン情報を探すのがめんどくさいので、昔に買った講座はほとんど見ていませんw)

その点、Kajabiのような「会員サイト(Eラーニング視聴サイト)」の作成に強いツールであれば、「一回ログインすれば、過去に購入したヒルトルの商品が全て1つのサイトで見れる」というメリットがあります。

実際のヒルトルの会員サイトの1ページ(購入するたびにアカウントにコンテンツが貯まっていく)

なので、私のように複数の商品ラインナップを揃えていきたい、という方は、Kajabiなどの会員サイト作成ツールの契約は必須です。

よくあるご質問:TeachableやThinkificは使わないの?

よく聞かれるのは、Kajabiと近いツールである「TeachableやThinkificは使わないの?」というご質問です。

それらのツールも会員サイトの機能としては悪くないですが、「Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と直接(ネイティブ)連携できない」というデメリットがあります。

もしClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と、TeachableやThinkificを連携させたい場合は、後述する「Zapier(ザピアー)」というツールを別途使って設定させる必要があります。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)とKajabiは、Zapierを使うことなく、簡単に連携を行うことができるので、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を使われている方で会員サイトツールを探している方は、Kajabiをお勧めします。

こちらのYouTube動画でも同じ内容を解説しています。

Kajabi VS Teachable VS Thinkific を比較します!

Kajabiをオールインワンツールとして使うのもアリ!

私がKajabiを紹介する際によく言っているのは、「Clickfunnelsを使わずにKajabiを契約するだけでもいいよ」ということです。

前述したように、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を月額97ドルのベーシックプランで使うと、どうしてもメール配信ツールを別途契約しなければなりませんし、会員サイトツールも別途契約する必要があります。

(Clickfunnelsの月額297ドルの上位プランだと、メール配信ツールは別途契約する必要はありませんが、会員サイトはどのみちKajabiなどを別途契約する必要があります。)

ということで、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)自体がそもそも中級者以上向けな部分があり、複数のツールを契約して運用していくことが前提ですので、費用面でも月額数万円のコストは必要になるので、初心者には少しハードルが高いのも事実です。

そこで、Kajabiは「オールインワンツール」を謳っており、

・会員サイト作成機能はもちろん、

・ファネル型サイトなどのマーケティングやセールス用ページ

・決済ページ作成

・メール配信機能

・公式サイト作成機能

・ブログ作成機能

・アフィリエイトセンター機能

などを揃えているので、1つのツールに全てを集約したい方は、Kajabiだけを使うのがお勧めです。

(全体的にClickfunnelsと比べて、サイト全般の細かいカスタマイズができないのと、決済ページも自由にカスタマイズができないのがデメリットではありますが、逆に言えば「いじれるところが少ないので初心者でも使いやすい」というメリットがあります。)

月額費用は毎月払いだと月額149ドル(年間払いだと1ヶ月あたり119ドル)なので、他のツールと比べると若干割高な感じはしますが、様々なツールを別途契約しなくてもいい点を考慮すると、むしろ割安だと言えるでしょう。

Kajabiの価格とプランについて

Kajabiの価格は上記でもお伝えしたように、若干割高に見えますがオールインワンツールであることを考えると、決して高くはないと言えるでしょう。

(スマートフォン上で購入者の方にどこからでも気軽に動画を視聴してもらえるスマホアプリも提供されている、というのも個人的には大きなポイントです。)

ただ、ベーシックプランはオンライン講座を3個までしか作成できないので、注意が必要です。

(1つのオンライン講座内にアップできる動画の数や時間は無制限です。

ただ「ユーザーによって1つの講座の中で見れる動画が異なる」というような異なる権限を付与することはできません。)

なので、ある程度たくさん商品を作って販売していく際は、真ん中のGrowth Planがベストだと思います。

(Growth Planだとオンライン講座が15個まで作成できます。ちなみに私はさらに上位のProプランを契約しているのでオンライン講座が100個作れます。)

という形で、私のようなオンラインビジネスの上級者や中級者だと思える方は、毎月数万円以上支払って、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)とKajabiを両方契約するのがベストです。

(ファネル型サイトの作成はやはりClickfunnels1.0に分があります。Kajabiだとワンクリックアップセルも1回しかできないですし、決済やアップセル画面のカスタマイズ性が低いので。)

ただ、複数のツールを契約するのが金銭的にも運用的にもキツい、と思う方はKajabiをお勧めします。

海外でも女性起業家の方はKajabiをメインで使っている方が多い印象がありますし、もちろんKajabiをメインで使っていて年商億を超えるビジネスを運営されている方も知っていますので、できるだけシンプルに1つのツールで完結させたい方はKajabiをメインで使ってみるのもお勧めです。

Kajabiの日本語チュートリアル講座のご案内

もしあなたがKajabiにご興味があり、詳しい解説動画をご覧になりたい方は、弊社のアフィリエイトリンクからKajabiの30日間お試しにお申し込みください。(通常は14日間お試しですが弊社のリンクからお申し込みいただくと、30日間無料お試しすることが可能です。)

またアフィリエイトリンク経由でお申し込み頂いた方にのみ、100本以上の日本語のチュートリアル動画がある「Kajabiマスター講座」(本来は定価97,000円)を無料で差し上げています。

以下のブログ記事内のリンクからKajabiにお申込みいただき、弊社のお問い合わせフォームに講座をご請求ください。(お問い合わせ方法も以下のブログ記事に記載しております。)

Kajabi(カジャビ)の使い方解説記事まとめページはこちら

Kajabi(カジャビ)の使い方を詳しく知りたい方は以下のまとめ記事の内容もご活用くださいね!

ちなみにClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)とKajabiの連携も可能です。

メール配信ツール Follow Up Funnels(フォローアップファネル)

メールは最強のセールスツールである

世間では、「もうメールは届かないし、時代遅れだよ。これからはLINE(またはFBメッセンジャー)の時代だよ!」

言っている会社も多いので、「メールなんて。。」と思っている人も、もしかしたら多いかもしれません。

しかし、私が声を大にしてお伝えしたいのは、

「一番売上に直結するのは教育されたメールリストだよ」

ということです。

正直、私のビジネスの売上におけるメール経由の売上比率はかなり大きいです。

もちろん、私の広告を見た人がすぐに私の書籍やオンライン講座をご購入頂けるので、広告経由の売上もそれなりにありますが、やはりメールリストに「期間限定キャンペーン」を告知して商品を売ると、最速で売上に繋がります。

「メールリストはATM。お金が欲しかったら既存客リストにメールを投げれば、ある意味リストはATMと同じだよ」

という言葉が昔からありますが、今でもそれは事実だと信じています。

「メールなんてもう開封されないし、読まれないよ」と言っている人は、私に言わせれば、

「読む価値のない内容のメール」や「他社商品を宣伝するアフィリエイトメール」ばかり送っているから、飽きられてしまって読まれないだけでしょ?

と思ってしまいますね。

私の経験も踏まえて言えば、人間は、

「商品を買った会社からのメールは気になって見てしまう」

という傾向があるはずです。

あなたもそうではありませんか?

(私からのメールもちゃんと読んでいただいていたらめっちゃ嬉しいですw)

だからこそ、「もうメールは時代遅れだよなー」とか言い訳せず、「あなたからのメールを楽しみに待っているような顧客リスト」を育てることを絶対に行ってくださいね。

なので、私もClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)で作成したページで集めたメールアドレスリストに対して、一斉メールやステップメールで定期的にメールを送っています。

その際に、どのツールを使っているかというと、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の上位プランを契約すると使えるFollow Up Funnels というツールです。(昔はActioneticsという名称でした。)

このツールを使うと、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)上に登録されたお客様のメールアドレスをリスト化して区別することができます。

そして、

・一斉メールを送る際に送るリストを選択できる(一度に複数のリストを選択してメールを送れます)

・特定のリストに入った瞬間に、ステップメールを作動させることができる

・特定の条件を満たした人を一斉メールやステップメールから除外する(例:商品を購入した人、特定のLPに登録済みの人には送らない)というフィルター機能もあります。

海外のマーケッターに話を聞くと、「Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)のメール機能は初心者向けだから俺は使わないよ」という人もいますので、海外の基準ですと、そこまで高機能ではないようです。

ただ、日本の基準から考えればそれなりに高機能ですし、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)をメインで使われる方は、同じ管理画面の中でメール送信の設定まで出来るので、もしファネルをたくさん作る予定もあり、月額297ドルを気にせず支払える人は、Follow Up Funnelsを使うのもお勧めです。

また、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)自体では、毎月いくらメールを送ろうが、月額297ドル以上の金額を請求されることはありません。

ただ、裏でメールを実際に送るツールであるSendgrid側で送るメール数により課金がされます。(無料プランでも大丈夫です。)

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)からメール送信する場合はSendgrid(センドグリッド)との契約が必要です

Sendgrid日本公式サイトはこちら

私も最初はなかなか理解ができなかったのですが、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)からメールを送る際に知っておかないといけない「SMTPサービス」の話をしたいと思います。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)は、297ドルの上位プランはもちろんですが、97ドルのベーシックプランでも自動返信文や簡易的なステップメールを送ることは可能です。

その際、どちらのプランを契約して使うにせよ、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)からメールを送るには、「SMTPサービス」というものを別途契約して連携する必要があります。

SMTPサービスとは一言で言えば、「実際にメールを届けてくれるサービス」だと言えるでしょう。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)側では、「どんな内容のメールを、どんな条件に当てはまる人に、どのタイミングで送るのか?」を私たちが決めて指定します。

そこで、私たちがClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)のメールを送信ボタンを押すか、お客様が商品を購入されたときなど自動返信文が送信されるタイミングになると、裏側では何が起こっているかというと、

・Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)から情報がSMTPサービスに送られる

・その情報を元にSMTPサービスがお客様にメールを届ける

ということになっているのです。

私が理解した限りだと、日本のツールも含めてあなたが使っているメール配信ツールも、ユーザーには開示していないだけで、システムの裏側の仕組みとしては、外部のSMTPサービスと連携させてメールを配信しているようです。

通常は、裏側の仕組みであるSMTPサービスをユーザー側が選択することはできないのですが、Clickfunnels側としては、「あなたの好きなSMTPサービスを使って欲しい」とのことでユーザーが好きなSMTPサービスを選べるようになっているようです。

「なんでそんな設定を自分でしなくちゃいけねーんだよー」

と思う人もいるかもしれませんが、世の中のほとんどのメール配信ツールは、ユーザー側で好きなSMTPサービスを選択できる、という仕組みにはなっていません。

例えば、後述する「Convertkit(コンバートキット)」というメール配信ツールは、「Mailgun(メールガン)」というSMTPサービスを使って、メールを配信しているようです。

なので、もしConvertkitを使って、迷惑メールを大量送信する人がいると、Convertkitを使っているユーザー全員のメールが届きにくなるなど、「他のユーザーの影響を受ける可能性がある」のがデメリットであるでしょう。

(もちろん、Convertkitなどのメール配信ツール側もそのようなユーザーのアカウントはすぐ停止させたり、迷惑メールに届きにくくなるような対策は常にしているはずですが。)

その点、本来はユーザーが自分で好きに選べないはずのSMTPサービスを、

「MailgunでもSendgridでも好きな会社のサービスを選んで好きに使ってくれやー」

というスタンスなので、特定のSMTPサービスに問題が起こってメールが届きにくくなったら別のSMTPサービスにすぐ切り替えられる、というメリットもあるわけです。

とは言え、Clickfunnelsの連携ができるSMTPサービスは限りがあり、日本で使う際は、

「Sendgrid」一択という選択肢になるはずです。

日本企業が正式代理店として運営していますし、日本でもChatworkなどを始めとする様々なベンチャー企業の多くが導入していますので、

「海外のメール送信ツールだから日本では届かないんじゃないの〜?」

という心配はなく使えます。

(サービスを運営する企業の国籍よりも、あなたがどのようにメールを取得して、どのような内容をメールを送っているか?ということがメールの到達率を大きく左右しますので。)

他のメール配信サービスと同じように、Sendgridも月間に送るメール数に応じて従量課金が行われますので、価格は公式サイトからご覧ください。

「Clickfunnelsからは自動返信メールぐらいしか送らないなー」という場合は、無料プランでも十分です。

または、私のようにClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の上位プランを使って、一斉メール配信機能(Broadcast機能)を使って大量にメールを配信する際も、「31日以内にアクティブな人(メールを開いたことがある人)だけにメールを配信する」などのフィルタリングをかけることができます。

そういった機能を有効に使えば、「メールを読まない人にはメールをもう届けない」という施策も可能になるので、あなたのメールの評価がメール受信側のサービスで下がってしまうことも避けられ、なおかつ1ヶ月間に送るメール送信数もかなり減らせるので、Sendgridに支払う費用の節約にもなります。

その他のメール配信ツール

ただ、前述したようにClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を97ドルプランだけで使いたい場合は、別途外部のメール配信ツールを契約し、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と連携する必要があります。

ActiveCampaign (アクティヴキャンペーン)

Convertkit(コンバートキット)

MailChimp (メールチンプ)

あたりが有名どころです。

(以前は海外のトップマーケッターは、Infusionsoftという高機能なツールを使っていることが多かったですが、使うのが難しすぎるといろんな人が言っているのでお勧めしません。)

個人的な考えを言えば、

・最初は無料からでも使えるので初心者でも始めやすいのがMailChimp

・日本でも一部で使っている人が多いのがConvertkit

・最近、海外のマーケッターがお勧めしているのがActiveCampaign

という感じです。(また今後意見は変わるかもしれませんが笑)

個人的な意見ですが、もし私がClickfunnelsのメール機能ではなくこれらのツールのどれかを使うとしたら、

・Mailchimpで配信されている他社のメールがGmailのプロモーションタブに届きやすい傾向があると感じるのと、以前使ってみたところ使いにくく感じたので、Mailchimpは使う候補から外れる

・ConvertkitとActivecampaignはどちらを使っても問題ない。ただ、海外ではこの2つを比較した際にActivecampaignに総合的に軍配が上がることが多いようなので、ActiveCampaignも試しに使ってみようと思います。

ということで、実際に使ってみて使いやすいツールを選んでみてくださいね!

ActiveCampaignの使い方解説まとめ記事はこちら

決済ツール “Stripe” (ストライプ)

Stripe公式サイト

以前は、個人でも気軽に申し込めるカード決済ツールといえば、Paypalでしたが、最近はStripeが世界的にはとてつもなく規模を伸ばしています。

確か2015年頃に日本法人も設立され、日本でもStripe決済を普及させようと活動を行われているのが感じ取れます。(私もStripeジャパンが開催しているセミナーに参加したことがあります。)

Paypalはどちらかというと、一般消費者側であるユーザーもPaypalアカウントを取得でき、個人間で送金をしあったり、個人企業、中小企業同士の取引で多く使われる、というイメージがあります。

それに対して、StripeはSendgridと同じように、プログラミングのことがよくわからない私たちのような素人がそれだけですぐ使えるものではなく、何かしらのアプリやツールやプラットフォームを立ち上げる際に、その裏側の決済システムとして導入される、という意味合いが強いツールです。

身近なところで言えば、民泊サービスのAirBnBであったり、日本の場所貸しプラットフォームであるSpacemarketなどで、そのプラットフォーム上でStripe決済のシステムが裏側で採用されている、という形です。

なので、Paypalを使う場合は、お客様から見ても「あ、このサイトはPaypalで決済されるんだな」ということがわかるのですが、Stripeの場合は販売者側が記載しない限り、お客様の立場からは「Stripe決済を使っているんだ」ということは分からないのが特徴です。

そういう意味では、「Paypalのように誰もが気軽に使えてカード決済を受け付けられるサービスではない」という特徴があります。

と言ってしまうと、「え?じゃあヒルトルさん、なんでそんな決済ツールを勧めるのですか?私にはできそうにありません。。」と言われてしまうかもしれません。

確かに何のプログラミングの知識がない人が、業者さんに開発をお願いすることなく、Stripe決済を使いこなすのは難しいでしょう。(私も自分だけでは無理ですw)

しかし、今回もご紹介しているClickfunnelsやKajabiといった海外のツールは今ほとんどが「Stripeと簡単に連携できる機能」を提供しているのです。

私もプログラミングのことは全く分からないですが、ClickfunnelsとStripeを連携させて使っています。

「連携」とは、海外ではIntegration(インテグレーション)と呼ぶので、日本語に直訳すると「統合」という意味の方が近いかもしれません。

この場合の「連携」とは、「片方のツールの中で、もう片方のツールを操作できる」という状態を示すと言っても良いでしょう。

つまり、仮にClickfunnelsとStripeを連携させた場合は、

Clickfunnels側の操作で、「この商品はStripe決済を使って、日本円で〇〇円で売ろう」

という金額設定までできてしまう、というメリットがあります。

また、Stripe決済自体には、「単発決済」と「継続課金」という2種類の支払い方法しかなく、「○万円の5回払い」というような複数回払いを受け付けることはできません。

ただ、ClickfunnelsやKajabiと連携させることで、「月額○万円の定期支払いを5回で止める」というような指示をStripeに自動的に行うことができるので、複数回払いにも対応が可能です。

Stripeの決済手数料と審査について

Stripeの決済手数料は1回の取引につき3.6%で、それ自体が安い金額だとは思いませんが、他社と比べて比較的安く、それ以外の使用料金は一切かからないのが特徴です。

禁止業種の一覧もありますので、それに抵触しなければ、比較的簡単にアカウントを作成できます。

VISA、MASTER、AMEXのカードはすぐに受け付けられますが、JCBカードの決済を受け付けるには追加審査を受ける必要があり、2020年10月現在コロナの影響で審査にかなり時間がかかるようです。

(JCBカードの審査に通ると、JCB、ダイナース、ディスカバーカードも受け付けられるようになります。)

この審査が若干厳しく、人によってはJCB側から否認されてしまうこともありますが、VISA、MASTER、AMEXの3カードがあれば大部分のお客様から支払いを受け付けることはできるはずですので、審査に落ちても凹まずにStripe決済を使ってみてください。

Stripe決済を使うことで、ClickfunnelsやKajabiを使って、ワンクリックアップセル機能を実装し、お客様に何度もカード情報を入力してもらうことなく、スムーズに複数の商品を販売することが可能になりますので。

あとは、毎週入金があり、もちろん日本の銀行口座に振り込んでくれますので、キャッシュフロー的にサイクルが速いので、それも助かる点です。

Stripe決済に関する詳細を知りたい方は以下の記事もご覧ください↓

カウントダウンタイマーツール “Deadline Funnel”(デッドラインファネル)

DeadlineFunnel公式サイト

これまでに紹介したツールがあれば、オンライン上でデジタルコンテンツや様々な商品を販売することはできます。

ただ、さらに徹底して自動化を行いたい場合は、ここで紹介するDeadline Funnel(デッドラインファネル)と呼ばれるツールを追加で導入する必要があります。

例えば、私の会社でプロモーションを行う際に、セールスページなどにいくと、タイミングによっては以下のようなタイマーが設定されているのがわかると思います。

上記画像にある赤い枠が「カウントダウンタイマー」と呼ばれるものです。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)の中にも簡易的なタイマー機能はあるのですが、アメリカ時間にしか対応していなので、「日本時間の○月○日23時59分になったらもう買えなくなる」という締め切りを設定できないので、実質的に日本では使えません。

そこで、このようなカウントダウンタイマーの作成に特化した外部ツールを導入することで、日本でも世界中どこの時間にも合わせて締め切りを区切って、締め切り後は任意のページにリダイレクトさせることが可能になります。

このデッドラインファネルを使うメリットは、主に以下です。

1、自動的にページをリダイレクトさせて閉じることができる

「何月何日の23時59分まで」というようなキャンペーンを行う際に、その日付になった瞬間にサイトを手動で閉じたり、申し込みをできなくする、という手間がなくなります。これによって夜は早く寝ることもできますので、それだけでも導入する価値はあります。

2、人の行動に合わせて、それぞれ異なる締め切りを設定することができる

この2つ目のポイントが、このDeadlinefunnelの一番優れているポイントです。

自社の顧客リストに対して、「○月○日までのキャンペーン!」という形で同じ締め切りでプロモーションを行う場合は、1の機能だけで十分ですし、そもそもDeadlinefunnelsを契約しなくても、

外注さんに「0時になったタイミングですぐにページを閉じて申し込めなくしてください」と依頼しておけば、あなたが0時になるまで起きていて作業することは避けられます。

が、そのような期間限定のプロモーションだけを行っていると、そのプロモーション期間中は売上が増えるのですが、そのプロモーションが終わったとたん、売上がゼロに等しくなったりします。

リアルタイムのプロモーションしか行わないのは、よく「プロモーションのラットレース」と比喩されるのですが、次から次へとプロモーションを行い、あなたとあなたのスタッフが疲弊してしまうので、あまり持続可能なモデルとは言えません。

だからこそ、それとは別に「エバーグリーンキャンペーン」というものを行う必要があります。

例えば、自動ウェビナーや無料オファーに登録すると、ステップメールが流れて、「明日までの期間限定です!」というような形でフォローメールを送ると、多くの人は締め切りギリギリに購入します。

そこでもし、締め切りが過ぎてからも商品が買えてしまうと、「あー、そういうことかー」という感じで、お客様からの信頼がダダ下がりしてしまい、次回のプロモーションの際に

「別にこの締め切りも嘘なんだから、今買わなくてもいいっしょ?」

という感じでお客様に舐められてしまいます。

なので、最初にウェビナーや無料オファーのページに登録した日時であったり、特定のページに訪問した日時を起点にして、

「○日後に自動的にページをリダイレクトさせる」

ということを行うことで、誰がいつ登録しても、「今日までが締め切りです!」とメールで伝えても、本当にその日以降はページの閲覧ができなくなる仕組みになるわけです。

Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)と連携させる場合は、「Clickfunnelsのこのページでメールアドレスの登録・または購入が発生した場合に、カウントダウンをスタートさせる」という設定を簡単に行うことが可能です。

または、Clickfunnels1.0(クリックファネル1.0)以外のツールや、または特定のツールを使わずに制作会社に依頼して作ってもらったページでも、そのページにDeadlinefunnelから提供されるコードを貼っておけば、

「このページに訪問してから○日後に自動的にページをリダイレクトさせる」

という設定ができるので、どのツールを使っていても、導入がしやすいツールであると言えます。

残念ながらClickfunnelsやKajabi自体には、このような高機能なエバーグリーンタイマー機能は存在しないので、ぜひDeadlineFunnelを導入されてみてください。

DeadlineFunnelの価格とプラン

今見たら、私が導入した時よりも若干値段が上がってました(汗)

最初はスタータープランで試してみることをお勧めします。

スタータープランは3つのキャンペーンまで(3つの異なる締め切りを設定できる)しか設定できないので、それで慣れてきたら、真ん中のプランに移行することをお勧めします。

(どのツールも年払いにしたほうが月額あたりの使用料が安くなるので、本格導入を決めたら後からでも年払いに変えることをお勧めします)

右の上位プランは、代理店として、様々なクライアントのページの代行作業を行う場合に選択すべきプランです。

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)の使い方解説記事はこちら

連携ツール “Zapier”(ザピアー)

Zapier公式サイト

このツールはこの数年、日本でもエンジニアの方などを中心に知名度が高まっているツールです。

このZapier(ザピアー)と呼ばれるツールは何なのか?というと、「異なるツールを連携させる仲介ツール」です。

海外のツールは、基本的に他社のツールと連携ができるように「API(アプリケーションプログラミングインターフェース)を公開する」という仕様で設計されています。

簡単に言えば、「異なるツール同士で情報を共有できますよ」という仕様になっているのです。

なので、例えば、

「ClickfunnelsとKajabi」

「ClickfunnelsとConvertkitなどのメール配信ツール」

などのように、その異なる会社同士が「うちの会社同士は連携できるように協力していますよ」という関係であれば、簡単に連携ができるのです。
(これをネイティブ連携、と呼びます。)

ただ、その会社同士が協力していない場合は、私たち自身がそれらのツールを連携させるようなプログラムを書く必要がありました。

が、そこで「Zapier」という「プログラミングができなくても誰でも簡単に2つのツールを連携できる」というツールが出てきたので、非常に便利なわけです。

例えば、Zapierを使えば、

・ClickfunnelsとThinkific(またはTeachable)などの会員サイトツールを連携する

(Clickfunnelsで商品が売れたら自動的にThinkific側で閲覧権限を発行する)

など、もともと連携機能を提供しあっていないツール同士でも、Zapierを仲介させることで連携が可能なのです。

それ以外のよくある便利な使い方としては、商品が売れたら、そのお客様情報をGoogleスプレッドシートに書き込む、というような使い方があります。

私の会社のZapier連携(ZAP)の一例

この画像にあるように、私の会社の場合、

・Clickfunnlesで書籍が売れたら、そのお客様情報をGoogleスプレッドシートに渡し、配送リストを自動的に作成する

・StripeやPaypalで入金があれば、SlackやChatworkのスレッドに通知を飛ばし、チームで売上情報を共有する

などの自動化を行っています。

最初は慣れが必要ですが、慣れてくればいろんなツールを組み合わせるのが楽しくなりますので、ぜひ使ってみてください。

Zapierの価格とプラン

最初は無料プランで十分ですので、それで気軽に試してみてください。

ただ、無料プランだと月間で100タスクまでの制限があるので、使い方次第ではありますが、仮に「商品が100個売れた」「100回の登録があった」という時点で、それ以降は連携が行われなくなります。

なので、本格的に使う場合は、その次のスタータープラン(月間750タスクまで)などにアップグレードして有料で使ってください。

↑Zapierに関する記事はこちらもご覧ください。

複数SNS同時投稿ツール “AgoraPulse”(アゴラパルス)

AgoraPulse公式サイト

このツールは、日本ではほぼ使っている人がいないマニアックなツールですが、私の会社は、「ほぼ毎日、複数のSNSに同じ動画を投稿する」というマーケティング活動を行っています。(弊社のスタッフに完全に任せて行わせています。)

その際に、1つの動画を複数のSNSに1つずつ登録していくのは手間なので、AgoraPulse(アゴラパルス)という「複数SNS同時投稿ツール」を契約して使っています。

(2023年7月更新)

現在は、このAgoraPulseは弊社では使用しておりません。

その理由としては、動画を各SNSにアップロードする際に、「全く同じ動画」を全てのSNSにアップロードするのではなく、各SNSに合わせた尺の長さやテロップの入力など、それぞれのプラットフォームごとにカスタマイズして動画をアップロードするケースが多く、このような「同時投稿ツール」を使う意味が減ってきたというのが理由です。

おまけ:”OptimizePress3.0″(オプティマイズプレス3.0)

Optimizepress公式サイト

月額費用を少なく抑えたい方はこちらもあり

さて、ここまで私が使っている様々なツールについてのご紹介を行なってきましたが、先日投稿したYouTubeのコメントに、

「ヒルトルさん、OptimizePress3.0についてはどう思われますか?」

という質問があったので、補足的に紹介します。

私は以前、OptimizePress2.0というワードプレスに追加インストールするプラグインを使っていました。

このツールのメリットは、あくまでワードプレスのプラグインなので、一度インストールしてしまえば、ほぼ無料で使い続けられる、というメリットがありました。

このツールを使って、しばらくの間、LPやセールスページや会員サイトなどを作っていました。

それで素晴らしい結果を出すことができたのですが、「ワードプレスで運用をするよりも月額費用を払ってClickfunnelsやKajabiなどのツールを使う方が便利だ!」と思い、今ではほぼ使っていません。

ただ、この数年間の間にバージョン3.0が公開され、

・Stripe決済との連携

・ワンクリックアップセル機能の実装

などが可能になっているようです。

現時点では私はバージョン3.0を実際には使っていないので、確実なことは言えませんが、月額費用を抑えたい方には選択肢の一つであると言えるでしょう。

もちろん、メール配信機能はないので、この記事内でご紹介したメール配信ツールと組み合わせて使えば、少ない月額費用でシステムを構築することも可能でしょう。

現在は完全な買い切り価格ではなくなりましたが、年払いで197ドル程度なので、他社と比べれば非常に安いと言えるでしょう。

(もちろん、ワードプレスの設置とホスティングはレンタルサーバーを自身で契約して行わないといけませんので、そのあたりの煩わしさは存在します。)

1つの選択肢として参考にしてください。

まとめ:自分の目的に合うツールを使いましょう!

さて、ここまで長々とツールのご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したツールの数々は、私や海外のトップマーケッターの多くが共通して使っているツールです。

この全てを契約すると、月額(または年額)そこそこの費用になりますので、最初からいきなり全てを契約する必要はありません。

初心者の方は、とりあえずKajabiを契約するのが私のお勧めです。

中級者以上の方で、私が行っていることをモデリングしたい方は、ぜひ今回ご紹介したツールを必要に応じて導入してみてください。

そして、いつも言っていますが、

「ツールがあるから売れるわけではない」

ということをいつも頭に入れておいてください。

確かに、

・Stripe決済を導入して、ワンクリックで買えるアップセルを用意したり

・DeadlineFunnelを導入してエバーグリーンタイマーを用意する、

などなどのことを行えば、見た目もかっこよくなるので、

「世界最新のツールを俺は使っているんだー!」

とあなた自身のテンションはダダ上がりするかもしれません。

が、そんなことはお客様には関係がありません。

いくら最新のテクニック(戦術)を使っても、肝心のセールスコピーやセールスビデオや商品の見せ方がお客様に響かなければ、絶対に商品は売れません。

また、いくらワンクリックアップセルでたまたま追加の商品が売れたとしても、商品の中身が悪ければ、クレームや返金、悪い口コミを引き起こします。

「最新の海外ツールさえ導入すれば、全てがうまくいくはずだ!」というような幻想は今すぐ捨ててくださいね。

ツールに使われるのではなく、ツールを使いこなせ!

だからこそ、

「ツールに自分を合わせるな」

「あなたが実現したいアイデアを現実にするために、適切なツールを使いなさい」

という言葉を伝えておきます。

ツールを使いこなすのは慣れが必要ですが、これらのツールに慣れてしまえば、もう今まで使っていたツールには戻れないはずですよ!

電子書籍もぜひご覧ください!

弊社が使用しているソフトウェアについてもっと深く知りたい人は、私が書いた電子書籍「ザ・ファネル」を無料でご覧くださいね!

ぜひお気軽に読んでみてくださいね!
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