今回の海外ツール解説記事では、オンライン販売に欠かせない「自動締切ツール」であるDeadlinefunnel(デッドラインファネル)とは何なのか?を詳細に解説していきます。
オンライン販売のキャンペーンにおいて、特定の日時になったら自動的にサイトをリダイレクトして販売を自動的に停止したり、1人1人のお客様に対して、それぞれ異なる日時で締切を付与したい場合は、ぜひこのソフトウェアを導入されることをお勧めいたします。
Deadlinefunnel(デッドラインファネル)公式サイトはこちら
https://www.deadlinefunnel.com/
デッドラインファネル(Deadlinefunnel)とは何なのか?
この「Deadlinefunnel」(デッドラインファネル)というソフトウェアにはどのような機能があるのでしょうか?
「デッドライン=締め切り」という単語が名前に使われていることから予想がつくと思いますが、一言で言えば、「自分が指定したタイミングでサイトを締め切ることができる」機能を持つソフトウェアです。
あらかじめ指定したプロモーションの締切の期日を設定することで、その日時になった時点で自動的に指定のサイトに別のサイトに遷移させる(サイトをリダイレクトさせる)ことで販売ページを締め切ることができます。
ロバート・B.チャルディーニの名著「影響力の武器」(The influence )の中で解説されているメンタルトリガー(=人を動かす心理的な引き金)に「限定性」という引き金があります。
「今、セールしてますよ!」とプロモーションをしても、お客様は「ふーん、どうしようかなー」と商品購入には至らないことがほとんどです。
しかし、「このお得なセールがまもなく終了です!明日以降は大幅に値上げします!」というように明確な「締め切り」があると、人は行動しやすくなるのです。
オンライン販売においても、「何月何日までのキャンペーンです!」とあらかじめ期限を区切っておき、その期限になったら申し込めなくすることが大事です。(期限が過ぎても申し込める状態になっていると「いい加減な会社だな。。」とお客様からの信用がなくなります。)
だからこそ、キャンペーンの成果を高めつつ、お客様との信頼関係を守るためにも、デッドラインファネルが有効なのです。
オンライン経営者が夜に早めに眠るためのツール
もちろん、デッドラインファネルがなくても、サイトを閉じることは可能です。
しかし、このような自動締切が設定できるソフトウェアを導入していない場合は、最悪、仮に特定の日時の23時59分が締切だった場合は、0時になった時点で、あなたか誰かが手動でサイトを閉じる、という作業が発生するわけです。
今どき、そんなことを手動でしていたらおかしいですよね?
あなたがやるにしても、スタッフか外注さんか誰かがやるにしても、0時まで起きていて日付が変わったタイミングに作業しなくてはいけない、というのはブラック労働ですよね?笑
大手の組織であれば夜勤の人間に任せればいいかもしれませんが、私たちのように少人数で運営している中小零細企業であれば、そんな作業はプログラムに任せて早めに寝るべきです。
例えば、「12月25日までのクリスマスセール!」というように全員共通の決められた特定の年月日を締め切りに指定しておくか、「メルマガを登録してから○日間のみ特別価格!」のようにお客様が特定の行動をしたタイミングをトリガーにして締切をスタートするなど、さまざまな種類の締切を設定し、指定の時間が来たら自動的にサイトをリダイレクトして、申し込みができなくする、という作業をプログラマーでなくてもノーコードで実装できるというメリットがあるソフトウェアなのです。
販売の締切を厳守することでお客様との信頼関係を築く
デッドラインファネルを使うことで可能になる「締切を厳守する」という行動は、私たち販売側の信頼性を高めるために欠かせない大切な要素だと私は考えています。
その理由は、手動でページを切り替えるとなると、ケアレスミスやタイムラグがどうしても発生してしまいます。例えば、キャンペーン期間を23時59分までに設定したとしても、0時を過ぎてもまだ普通に申し込めてしまうとそれだけで信用度が下がってしまうからです。
その時はお客様には「お、ラッキー!」と思っていただき、売上は多少増えるでしょう。
しかし、お客様はどう思うでしょうか?
「この会社、結構テキトーなんだな。じゃあ次に商品買う時も多少締切すぎてからでも大丈夫だろ〜」という感じで、お客様にナメられてしまいます。
でも、ツールの力を使って、しっかり約束通りに締切を守れば、「あ、ちゃんとしてる会社なんだな。じゃあ次は確実に時間内に申し込もう」と思っていただけるはずです。
まずは販売側が約束を守ることで、お客様側にもしっかり約束を守っていただけるようになり、お互いに良好な関係を築くことが可能になるのです。
目的に応じて様々な種類の自動締切を設定できる機能
Deadlinefunnelの機能の中には、様々な機能があります。
・ページを見てから決められた日数だけ特定のページにアクセスできる
・ページを訪問してから何分間のみ
・週の特定の曜日のみ
・先着で〇〇名様のみ
などなど、様々な締切の区切り方を使いながら、限定性を高める効果的なプロモーションをオンライン上で行うことができるようになります。
様々なサイト作成ソフトウェアやメール配信ソフトウェアと連携可能
また、Deadlinefunnelと連携できるツールも様々に用意されております。
下記の画像を見てもわかるように、私が使っているActiveCampaignのほかに、ConvertKit、Kajabi、Hubspot、ONTRAPORTなど海外の主要なメール配信サービスと連携を提供しています。
オンラインビジネスで使われている多くの主要なツールと連携ができるので、365日広告を使って自動的に商品を販売したい起業家にとってはマストなツールと言っても過言ではないでしょう。
Deadlinefunnel(デッドラインファネル)の料金プランについて
Deadlinefunnelの料金プランは3種類あります。
最も安いプランは月額で39ドル(約月額5,000円)から始めることが可能で、こちらは3つのプラン(締め切り)を設定することができ、トラッキングできるお客様のメールアドレスの数は1000人という制限があります。
それなりに儲かっている方にお薦めなのが、月額79ドルのプランです。
トラッキングできるメールアドレスの数が10000人もあり、プラン(締め切り)が無制限に作れるので、ある程度売り上げが安定してる人にはこちらがお勧めです。
過去のキャンペーンもイチイチ消す必要もなく、自動的に無制限でキャンペーンを管理することが可能です。
例えば、最初の商品キャンペーン期間を何日間かで締切り、別の商品を売る際には最初の商品を買ってから何分間だけ、または何日間だけと締め切りを設けることによって、更に売り上げをアップさせることができます。
さらに毎月の売り上げ上がれば、159ドルの年間払いプランもあります。
これは、5つのアカウントまで利用可能といったメリットがあるので、代理店的な形態で他社のプロモーションを扱う場合はこちらのプランを使うのも一つの手段になります。
まず最初は最安の「Start(スタート)プラン」から始め、慣れてきて、さらにキャンペーンの数が必要だとわかってくれば、真ん中の「Create(クリエイト)プラン」から始めればよいでしょう。
弊社でも「Create(クリエイト)プラン」を契約しているので、1社のみで使う場合はそのプランで十分です。
複数社のクライアント様用にあなたが契約する場合は、Scaleプランにするべきでしょう。
以上が、Deadlinefunnelの料金プランの紹介です。
Deadlinefunnel(デッドラインファネル)公式サイトはこちら
https://www.deadlinefunnel.com/
それでは次回のブログ記事で、デッドラインファネルの実際の使い方について解説をしていきます。
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