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Deadlinefunnel (デットラインファネル)のキャンペーンの設定方法

今回の記事では自動締切作成ソフトウェアDeadlinefunnel(デッドラインファネル)で実際に締め切りを設定するキャンペーンの設定方法について解説します。

様々なキャンペーンの締め切りの設定やタイマーを設定し、デッドラインファネルの機能をフル活用していく方法について解説しますので、ぜひご活用ください。

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)公式サイトはこちら
https://www.deadlinefunnel.com/

前回の記事はこちら

解説動画はこちら

そもそもデッドラインファネルの「キャンペーン」とは?

デッドラインファネルにおいて、Campaign(キャンペーン)とは何なのでしょうか?

デッドラインファネルはそもそも「締切」を設定するためのソフトウェアですので、「キャンペーンを設定する」ということは、「新しく締切を作る」ということを意味します。

例えば、「今月は◯日まで新しい商品をセールスするから、そのセールスの終了日に合わせて、デッドラインファネルで締切を設定しよう!」と思ったら、新しいキャンペーンを作成する、ということになるわけです。

それでは実際にキャンペーンの作成方法を解説していきます。

STEP1 : 新しいキャンペーンの名前とカテゴリーを設定する

最初に、新しく作成するキャンペーンの名前とカテゴリーを設定しましょう。

まず、メニュー画面の左上にある「Campaign(キャンペーン)」→「Create New Campaign(クリエイトニューキャンペーン=新しいキャンペーンの作成)」をクリックしてキャンペーンの作成画面を開きます。

その次の画面では、

Campaign Name(キャンペーンネーム)

という記入項目が出てきます。

Campaign Name(キャンペーンの名前)には、これから作成するキャンペーンの名前を入れてください。

たとえば、「20XX年1月〇〇講座プロモーション」というように年月日を入れるなど、自分が後から見て分かりやすい名前にしましょう。

お客様の行動に合わせて締切がスタートする「エバーグリーン(Evergreen)」形式のキャンペーンを選択した場合は、「〇〇講座エバーグリーン」のように記載してもOKです。

Category(カテゴリー)を分類するメリットは?

右側のCategory(カテゴリー)は、商品や締め切りの種類ごとにカテゴリー分けできる設定です。

たとえば私の場合、商品ごとにカテゴリーを分けて、キャンペーンを設定しています。

一番安いプランですと、そもそもキャンペーンの数が3つしか作成できないので、カテゴリーで分類する意味はないでしょう。

ただ、Create(クリエイト)プラン以上を契約していると、キャンペーンの作成数が無制限になるので、カテゴリー分けをせずにどんどんキャンペーンを作成していくと、キャンペーンの一覧画面がカオスになってしまいます。

ですので、例えば、Facebook広告講座に関係するキャンペーンであれば、「Facebook広告講座」というカテゴリーを作成し、それに関係するキャンペーンは、全てそのカテゴリーに入れます。

また、「セールスファネル講座」に関係するキャンペーンであれば、「セールスファネル講座」というカテゴリーを作成し、それに関連するキャンペーンは全てそこに入れます。

という形で、Createプラン以上を契約されている方は、ご自分でルールを作り、後から見てわかりやすいように分類の基準を作ってカテゴリーわけしておくことを推奨します。

最初はカテゴリーがないので、Categoryの欄にカテゴリーの名前を打ち込みます。

例えば、「新フォルダ」と書き込むと、「Create“新フォルダ”」と表示されるので、「Create“新フォルダ”」の部分をクリックしてください。

そうすると、「新フォルダ」というカテゴリーが作成されます。(「新フォルダ」というカテゴリ名はあくまで例なので、ご自身の商品名などに合わせたカテゴリ名を記入してください。)

これでCategory(カテゴリー)が新規作成できます。

また新しくキャンペーンを作成する際はすでに作成済みのCategory一覧から選んでください。

STEP2:Eメールプロバイダーとランディングページビルダーを選ぶ

次に、

●Email Provider(Eメールプロバイダー)

●Landing Page Builder(ランディングページビルダー)

の2つを選びます。

デッドラインファネルの自動締切作成に深く関わってくるのが、「サイト」と「メール」です。

そもそもデッドラインファネルは、指定した「サイト」を特定の日時が来たら自動的に別のサイトにリダイレクトするのが一番の目的なので、サイトが重要なのはお分かりいただけるでしょう。

また、メールにも締切までの残り時間をカウントダウンしていくカウントダウンタイマーを埋め込むこともできるので、あなたが使用しているメール配信ソフトを選ぶ必要があります。

弊社では、ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)をメインのメール配信サービスとして利用していますが、弊社のクライアント様の中には、Kajabi(カジャビ)のメール配信機能を使われている方も多いです。

もし、日本製のメール配信サービスや、この一覧にないソフトウェアをお使いの場合は、後述するEvergreen(エバーグリーン)のキャンペーンタイプを効果的に使うことは不可能になりますが、締切の日時が決まっている「Live Launch(ライブローンチ)」キャンペーンや、「サイトに訪問してから何分間だけの締切」のようにメール配信を伴わない「Upsell(アップセル)」キャンペーンであれば、一覧にある海外系のメール配信サービスを選択しなくもてOKです。

その場合は、一番上にあるActiveCampaignなど、適当で結構ですので、何か1つメール配信サービスを選択しておきましょう。

次に、Landing Page Builder の種類です。

弊社は、Clickfunnels(クリックファネル)を使っていますが、ワードプレスも選択肢にありますので、ワードプレスのプラグインなどを使ってサイト作成をされている方は、ワードプレスを選択してください。

もし、あなたが日本製のランディングページ作成ツール(ペライチなど)や、この一覧にないサイト作成サービスを利用している場合は、一番下にある「Other」を選択してください。

STEP3 : 締め切りの種類(キャンペーンタイプ)を選ぶ

Email ProviderとLanding Page Builderを選択し、NEXT(ネクスト)を押すと様々な締め切りの種類が表示されます。

(※動画内容は、STEP3の部分は古いバージョンになっております。記事文章は最新のバージョンに対応しておりますので、以下の解説文章の方を参考にしてください。)

弊社が一番使っているキャンペーン=Evergreenタイプのキャンペーン

私が一番よく使っているのは、一番上にあるEvergreen(エバーグリーン)というタイプのキャンペーンです。

(ちなみに以前は、Evergeenキャンペーンは、Email Sequence+Special Offer(Eメールシークエンス+スペシャルオファー)という名称でしたが、全体的にキャンペーンタイプの名前が変更され、分かりやすくなりました。)

です。

Evergreenのキャンペーンは、ステップメールで一定の日数の間、お客様をフォローアップすることを前提にしており、メール経由でリンクをクリックすれば、端末やブラウザが異なっても同一人物であることを特定できます。

分かりやすく解説するために1つ例を挙げます。

エバーグリーンキャンペーンの一例

1、3日間限定のエバーグリーンキャンペーンを作成した場合

2、ある人(Aさん)が、スマートフォンで私たちのランディングページを訪れ、メールアドレスを登録して、無料コンテンツを手に入れる(その時点から3日間限定のキャンペーンが開始する)

2、Aさんは次の日に、自宅でメールを開き、私たちが送っているステップメールのリンクをクリックする

3、そうすると、カウントダウンタイマーは、残り1日と何時間、と表示される(明日が締め切りとなる)

4、つまり、登録したサイト違う端末で同じサイトにアクセスしても、カウントダウンタイマーが最初からリセットされることなく、登録した際に発動した締切が有効になっている、というわけです。

よって、どのページから辿り着いた人であっても、そう簡単には一度スタートした締切からは逃げられないようにできます。

お客様の中には、「締切を過ぎても、また別のメールアドレスで申し込めば、また締切がリセットされて買えるになるのでは?」と考える方もいらっしゃると思いますが、そう簡単には一度スタートした締切設定を解除することはできないので、エバーグリーン形式の自動販売キャンペーンを行う方にはお勧めのキャンペーン設定です。

弊社ではこの機能を使いたいがために、デッドラインファネルを契約して使っている、と言ってもよいでしょう。

その他のよく使う2つのキャンペーンタイプ

その他に私が使っているのは、

●Upsell (アップセル)キャンペーン (旧名称 Page Visitキャンペーン)

●Live Launch (ライブローンチ)(旧名称 Holiday of Fixed Date Promotion キャンペーン)

などのキャンペーンタイプがあります。

Upsell(アップセル)キャンペーンは、「ページ訪問から●時間後」のようなページ訪問をベースにした締め切りを発動できます。

Evergreenキャンペーンと同じく「お客様が特定の行動をした場合に締切がスタートする」エバーグリーンタイプの締切ですが、お客様が別の端末やブラウザから同じサイトにアクセスすると、締切が最初に戻ってしまうこともあるので、 Evergeenキャンペーンのように数日間のキャンペーンではなく、数十分間や、数時間程度の長さの締切を設定する際に使います。

弊社では、1つの商品をご購入いただいた後に即座に別の商品もご案内する「Upsell(アップセル)」のセールスを行う際、「このページは〇〇分間だけ有効です」という短い時間だけのご案内をする場合に有効です。

一方、Live Launch(ライブローンチ)は最もシンプルなキャンペーンの形式で、例えば、「12月31日23時59分までの年末キャンペーン!」というように、全員共通の固定の締切を用意する場合に使います。

今回は、このLive Launch(ライブローンチ)キャンペーンを例に、引き続き、デッドラインファネルのキャンペーン設定方法を解説します。

(ここからの設定は、どのキャンペーンタイプでも基本的に一緒ですのでご安心ください。)

STEP4 :締切の長さ(日時)を設定する

それでは、キャンペーンの種類を選んで、画面左下の「NEXT」をクリックしてください。

そうするとページが切り替わり、締め切りの日時や標準時を設定する「Deadline Length(デッドラインレンス)」の設定項目が表示されます。

●Date(デイト:日程)…フィックスの日程を入力

●Time(タイム:時間)…午後11時59分がデフォルト

●Timezone(タイムゾーン:標準時)…日本の場合は「Japan Standard Time(ジャパンスタンダードタイム)」を選択

なお、Timezoneは1つしか選べません。

よって、海外在住で世界中のお客様を対象にビジネスをされている方は、在住地域と異なる時間に合わせて締め切りを設定することはできないので注意してください。

なお、お客様の行動を起点にして締切をスタートさせる「エバーグリーン形式」のキャンペーンの場合は、今回のLive Launchのように「何月何日」という日付ではなく、「◯日後」(または◯時間後、◯分後)という期間を設定することになります

Deadline Lengthの設定が終了したら、「NEXT」をクリックします。

STEP5 : 実際に締め切りたいページを設定する

NEXTをクリックしたら、締め切りのページを設定する「Pages(ページズ)」が表示されます。

このPagesでは、

●page(ページ:締め切りをタイマー表示させるページ)

●redirect after the deadline to(リダイレクトアフターザデッドライントゥ:締め切り後にリダイレクトさせるページ)

の2種類を設定します。

どちらもひとつのキャンペーンの中で複数のページを設定することが可能です。

たとえば、1つのキャンペーンの中に

●ウェブセミナーページ→●月●日を締め切りに設定し、その日を過ぎたら視聴不可

●セールスページ→●月●日を締め切りに設定し、その日を過ぎたらキャンペーン終了

●決済ページ→●月●日を締め切りに設定し、その日を過ぎたら支払い不可

のように設定し、締め切りが来たらすべて同じページにリダイレクトすることもできます。

今回は、決済ページを含めた2つのページを用意します。

ちなみに私の場合は、以下のようにWordPress(ワードプレス)で作った締切終了ページを用意しています。

このように「キャンペーンは終了しました」とだけ表示されるページだけでもよいのですが、私のようにその他の商品やコンテンツ、ソーシャルメディアのリンクが表示されるページに誘導すると、「ついでに他のコンテンツも見てみようかな?」とサイトやSNSを訪問してくれることを目的に、ワードプレスで作成したページに誘導しています。

こうすれば、キャンペーン終了後でも「このようなコンテンツもあるのか」と別のページを見てもらえる可能性が高くなるはずです。

ページを入力してFINISHをクリックすれば設定は完了です。

STEP6 : カウントダウンタイマーの表示を設定する

Pages→EDIT SETTINGS(エディットセッティングス)をクリックすると、ページ内にどのような締め切りを表示するのかを設定できます。

ただし、1ページにつき1つの締め切り方法しか設定できないので注意してください。

デフォルトは「Display Floating Bar(ディスプレイフローティングバー)」で、ページの上下に浮かぶ固定バーに「あと何時間」というタイマーが表示されます。

私も使用しているので見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

その下の「Display Portal(ディスプレイポータル)」は、様々な情報やリンクなどを載せたバナーをページの左下に表示できます。

私も使ったことがありますが、あまり良い感触は得られなかったので、基本的にDisplay Floating Barで良いでしょう。

その他にも、「Display Inline Timer(ディスプレイインラインタイマー)」というページ自体にコードを埋め込んでページ上にタイマーを表示させるものもあります。

多くの方がDisplay Floating Barを選びがちなので、他社と差別化したい場合はこのDisplay Inline Timerを使用するのがおすすめです。

ちなみに、Display Inline Timerにすると以下のように表示されます。

なお、Display Inline Timerは文言などを入力できないので、入れたい場合はClickfunnels(クリックファネル)などを使って自分で作成するしかありません。

また、このDisplay Inline Timerと先ほど説明したDisplay Floating Barを両方表示させることはできないため、必ずどちらかひとつを選んでください。

今回は、デフォルトのDisplay Floating Barを選択してみましょう。

STEP7 : タイマーのデザインを設定する

次に、タイマーのデザインを設定するEDIT APPEARANCE(エディットアピアランス)を解説します。

タイマーのデザインは、パソコンやタブレット、スマートフォンなど端末によって表示が異なります。

ここでは、パソコンの場合で解説します。

まず、左端のTranslate(トランスレイト)をクリックすると、日時の表示が出てきます。

●Days→日

●Hours→時間

●Min→分

●Sec→秒

のように、それぞれの表示を日本語に翻訳しましょう(これは毎回行う必要があります)。

そして、その下にある青色のSave Option(セーブオプション)をクリックすると、

●Apply to Current Page(アプライトゥカレントページ:現在のページに適用)

●Apply to All Pages(アプライトゥオールページズ:すべてのページに適用)

のどちらに設定するのかを聞かれます。

ページごとに翻訳することは面倒なので、Apply to All Pagesを選択しましょう。

そうすれば一つのキャンペーンにつき一度で設定が完了できます。

次にAppearance(アピアランス)のTemplates(テンプレート)をクリックします。

すると、カラーパレットが表示されますので、好みの色を選択しましょう。

私は目立ちやすい赤を良く使いますが、赤ばかりでは他の人とかぶりやすいので、青や緑なども使うことがあります。

色の選択に迷った場合は、「Modern Minimalism(モダンミニマリズム)」というテンプレートを使うのが一般的です。

その他にも、

●Custom Color Option(カスタムカラーオプション)→カスタムのカラーの選択が可能

●Add Custom Avatar (アッドカスタムアバター)→自分でカスタムしたアイコンを表示可能(プランによってできない場合もあり)

などの機能もあるので興味がある方は使ってみてください。

STEP8 : タイマーのテキストを入力する

タイマーの中にテキストを入力する場合は、

Content(コンテンツ)をクリックしてFloating Bar Text(フローティングバーテキスト)の欄にテキストを入力します。

「テキスト+何月何日JST(日本標準時間)」という形になるため、

「値上げまで残りあと…」などの言葉を入れてください。

ただし、必ずしも入力する必要はありません。

そして、タイマー内のCTAボタン(TRY IT NOW:トライイッツナウ)をクリックすると、決済ページに遷移するのが一般的です。

そのため、CTA Button Text(CTAボタンテキスト)の欄に「今すぐ参加」などの日本語を入力するとわかりやすくなりますよ。

しかし、決済ページに「今すぐ参加」というCTAボタンがあるのはおかしいですよね。

そんなときは、Appearance 内のContentで「Enable Call to Action(イネブルコールトゥアクション)」のボタンをオフにしましょう。

そして、CONTINUE→Save Optionをクリックし、今回はApply to Current Page(現在のページに適用)で保存すると、決済ページだけのデザインを変更し、CTAボタンを非表示にできます。

なお、保存に関しては、

●土台となる設定→Apply to All Pages(すべてのページに適用)

●ページごとの設定→Apply to Current Page(現在のページに適用)

と使い分ければ、ページごとにデザインや文言、ボタン、色などを手軽に変更できますよ。

STEP9 : その他の詳細を設定する

その他にも、以下のような様々な事柄を設定する機能があります。

●Placement(プレースメント)→タイマーの大きさや実体などを設定できる(デフォルトでもOK)

●Presets(プリセット)→同じ設定を保存して使い回せる

●Email Timer(Eメールタイマー)→タイマーをEメールデザインに変更できる

(Eメールタイマーのデザイン例)

ただし、Email Timerは日本語に変換すると文字化けして使えないことがあるので、Translateは基本的に使用しません。

さらに、Expiredをクリックすると、締め切りボタンを表示できます。

ボタンのデザインに凝りたい方は、日本語で「締め切り終了」「申し訳ございません」などが記載された画像を作るのもいいでしょう。

STEP10 : 実際にデザインを確認してみよう

ページの設定がすべて終了したら、実際にデザインを確認してみましょう。

ページ設定を保存してEXITをクリックすると、以下のように表示されます。

まずは、キャンペーンページの表示です。

次に、決済ページの表示です。

キャンペーンページ・決済ページ共にきちんと反映されていますね。

なお、ここで気を付けていただきたいのは、特定商取引法の記載です。

Clickfunnels(クリックファネル)やKajabi(カジャビ)などでページを作成する際に、タイマー表示によって特定商取引法が見えにくくことがあります。

特定商取引法が見えないと問題なので、しっかり表示できるように余白を残しておきましょう。

以上がDeadlinefunnelのキャンペーンの初期設定とタイマーのデザイン方法になります。

今回は日程がフィックスされたキャンペーンを例に解説をしましたが、基本的にすべてのキャンペーンでこのデザイン方法が使用できます。

ぜひこの方法をしっかり覚えて、いろいろなキャンペーンに活用してみてくださいね。

Deadlinefunnel(デッドラインファネル)公式サイトはこちら
https://www.deadlinefunnel.com/

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