今回は、実際にClickfunnels1.0(クリックファネル1.0)を使ってセールスファネル型サイトを公開していく上でご質問が多い、カード決済エラーが出た時の対処法について解説します。
前回の記事はこちら
そもそもClickfunnelsって何?という方は以下の記事もご覧ください。
はじめに
「せっかく商品が売れたのに、決済エラーで購入できない」
「お客様から”決済ができない”とメールが来てしまった…」
「決済エラーの原因がわからず、売上の機会を逃してしまっている」
Clickfunnels1.0でオンライン販売を始めたものの、このような決済の問題で困っていませんか?
実は私も以前、深夜にお客様から「商品を購入しようとしたけど、カードが通らない」というメッセージをいただき、慌てて対応した経験があります。
せっかくお客様が商品を購入しようと思ってくださったのに、技術的なトラブルで購入の機会を失ってしまうのは本当に残念なことです。
この記事では、Clickfunnels1.0で発生する決済エラーの3つの主な原因と、その具体的な対処法について解説します。
記事を読み終わる頃には、以下のことが理解できるようになります:
- 決済エラーが起きる具体的な原因
- シンプルな3つの対処方法
- 今すぐできる予防措置
決済の問題はお客様との信頼関係にも関わる重要な課題です。確実に解決して、安定したオンライン販売の環境を整えていきましょう。
Clickfunnels1.0での決済エラーが起こる3つの主な原因
オンラインで商品を販売する際、決済の安定性は売上に直結する重要な要素です。
特に、決済エラーが発生すると以下のような深刻な問題につながる可能性があります:
- お客様が購入を諦めてしまう
- ブランドの信頼性が低下する
- カスタマーサポートの負担が増加する
- 売上機会を失うことになる
では、なぜClickfunnels1.0で決済エラーが起こるのでしょうか?
主な原因は以下の3つに集約されます:
- Stripeのテストモードが正しく設定されていない
- カード明細(Billing Description)に必要な英数字が含まれていない
- デスクトップとモバイルの決済フォームが統一されていない
これらは一見シンプルな問題に見えますが、見落としやすい設定項目であり、多くのビジネスオーナーが悩まされている部分です。
私の経験上、この3つの設定を正しく行うだけで、決済エラーの90%以上は解決できます。
それでは、それぞれの原因と具体的な対処法について詳しく見ていきましょう。
最初に確認すべき項目は、Stripeのテストモード設定です。
Stripeのテストモード設定を確認しよう
テストモードが有効になっていることは、決済エラーの最も一般的な原因の1つです。
このエラーが厄介なのは、テスト用のカード情報では正常に動作するため、気づきにくいという特徴があります。
実際に私のクライアントの方も、セールスファネルの設定後に本番環境でテストを行わなかったため、1週間もの間、お客様からの購入ができない状態になっていました。
テストモードが及ぼす影響
テストモードが有効な状態では:
- お客様の実際のクレジットカードでの決済が通らない
- テスト用カードでは正常に動作するため問題に気づきにくい
- 売上の機会を失い続けるリスクがある
テストモード確認の具体的な手順
- Clickfunnels1.0の「SETTINGS」をクリック
- Stripeの設定項目を確認
- テストモードがOFFになっているか確認
- 設定を変更した場合は、必ず「Save And Update Setting」をクリック
重要なポイント:
「Save And Update Setting」を押し忘れると、設定が反映されません。多くの方がこの最後の保存を忘れてしまうため、必ず実行するようにしましょう。
また、設定変更後は必ず実際のカードで少額のテスト決済を行うことをお勧めします。
次は、カード明細の設定について見ていきましょう。
カード明細(Billing Description)の設定を確認しよう
Billing Descriptionは、お客様のカード明細に表示される項目です。一見些細な設定に思えますが、ここに英数字が含まれていないと決済がエラーになってしまうという重要なポイントです。
Billing Descriptionが重要な理由
- お客様のカード明細に表示される情報となる
- 決済の成否に直接影響する
- カード会社とのデータ連携に必要
確認手順と正しい設定方法
- 決済ページの「Products」をクリック
- 単発販売商品の「Edit」をクリック
- 「Add Product」の下にある「PRODUCT DETAILS」を開く
- Billing Descriptionの項目を確認
具体的な設定例
正しい例:
- 「Digital-Course2024」
- 「Marketing-Program01」
- 「Membership-Basic2024」
間違った例:
- 「デジタルコース」
- 「マーケティング講座」
- 「会員サイト」
重要なポイント:
設定変更後は必ず「Save and Next」をクリックして保存してください。この保存を忘れると、設定が反映されません。
また、複数の商品がある場合は、すべての商品のBilling Descriptionを確認することをお勧めします。
ここまでの設定が完了したら、最後の重要なポイントであるデスクトップとモバイルの決済フォームの統一について確認していきましょう。
デスクトップとモバイルの決済フォームを統一しよう
実はClickfunnels1.0では、デスクトップ版とモバイル版の決済フォームを別々に設定できる機能があります。しかし、この機能が思わぬトラブルの原因となることがあります。
なぜ決済フォームの統一が必要なのか?
デスクトップとモバイルで異なる決済フォームを使用すると、システムが2回決済信号を送信してしまうことがあります。これにより:
- 決済処理にエラーが発生する
- お客様のカードに二重請求のリスクが生じる
- 決済そのものが通らなくなる
具体的な確認ポイント
以下の項目がデスクトップとモバイルで完全に一致しているか確認しましょう:
- フォームのレイアウト
- 使用しているフォント
- 入力欄の配置
- ボタンのデザイン
設定の確認方法
- デスクトップ表示でページを確認
- モバイルプレビューに切り替えて表示を確認
- 両者の決済フォームが同一か確認
- 違いがある場合は、デスクトップ版に合わせて統一
重要なポイント:
決済フォームを統一する際は、モバイルでの使いやすさを優先することをお勧めします。なぜなら、多くのお客様がスマートフォンで購入するためです。
次は、これまでの内容を実践的なチェックリストとしてまとめていきましょう。
決済エラーを防ぐための実践的チェックリスト
これまでの内容を、具体的なアクションリストとしてまとめました。セールスファネルを公開する前に、必ずこのチェックリストで確認することをお勧めします。
公開前の確認項目
1. Stripeのテストモード確認
2. Billing Description確認
3. 決済フォームの統一確認
定期的なメンテナンスのポイント
- 各商品の決済テストを実施
- エラーログの確認
- 顧客からのフィードバックの確認
- 決済完了率のモニタリング
特に注意が必要なタイミング:
- 新商品をリリースする時
- 価格を変更する時
- セールスファネルを複製する時
- 支払いプランを追加する時
これらの確認を習慣化することで、決済エラーの多くを未然に防ぐことができます。
まとめ:安定した決済環境の実現のために
ここまで、Clickfunnels1.0での決済エラーの3つの主な原因と対処法について解説してきました。
重要ポイントの復習
1. Stripeのテストモード
- テストモードは必ずOFFに設定
- 設定後は必ず保存を実行
- 実際のカードでテストを行う
2. Billing Description
- 必ず英数字を含める
- すべての商品をチェック
- 保存を忘れない
3. 決済フォームの統一
- デスクトップとモバイルで同じフォームを使用
- デザインの統一を確認
- モバイルでの使いやすさを重視
今すぐできるアクション
- 現在運用中のセールスファネルをチェックリストで確認
- 問題点があれば即座に修正
- テスト決済で動作確認
決済の安定性は、オンラインビジネスの信頼性に直結します。些細な設定ミスが、大きな機会損失につながる可能性があります。
定期的なメンテナンスと確認を習慣化することで、安定した売上を確保し、お客様に安心して商品を購入していただける環境を整えることができます。
あなたのビジネスで決済の問題に悩むことがなくなるよう、ぜひ今回お伝えしたポイントを公開前にチェックするようにしてくださいね。
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