こんにちは、ヒルトルです。アメリカのセミナーも終わり、日本に戻ってきました。今回得ることができた学びを少しシェアしますね。
アンソニー・ロビンズから学んだこと
今回は、Clickfunnels(クリックファネル)というサイト作成ツールを販売している会社が主催するFunnelhackinglive2018に参加をしてきました。
4日間のセミナーで、最終日の一番に、かの有名なアンソニー・ロビンズ(Tony Robbins)の出演があったので、それも期待していたのですが、期待以上の学びを得られました。
彼の教えは有名で、日本でも彼から学んだことをコピーして教えている人も多くいますので、彼が教えている内容は大体予想がついていました。
が、やっぱり二番煎じから学ぶのと、本物から学ぶのでは、全くの別物でしたね。
世界一のコーチというのも納得するほど、圧倒的な存在と迫力と、一瞬の無駄もないショーマンシップに大きな衝撃を受けました。
企業が行なってしまう大きな間違い
アンソニーの4時間ほどのセミナーの中で、メモ帳がびっしりになるほどメモをしたのですが、今日は1つだけ大切なことをお伝えします。
多くの企業が行なってしまう間違い、それは、「自分の商品を愛してしまうこと」です。
「え、自分の商品を愛することの何がダメなんですか??」と思った人は要注意です。
私たちビジネスマンが行なっているのは、「作品」をつくることではありません。
自分がつくった商品・サービスを「自分の作品のごとく愛してしまう会社」は大体大きな失敗をしてしまいます。
そこに何が抜けているかというと、「お客様」です。
「お客様」からお金を頂き、そのお客様に喜んで頂き、最高の体験を提供することで、長期的なビジネスが可能になります。
どんな大企業でも、それを忘れたら、やがては消えて無くなってしまうのです。
心の底からお客様を愛しているか??
アンソニーから「商品ではなく、本当にお客様を愛しているか?」と言われ、ハッとしました。
もちろん、私のビジネスのお客様のことは大事に考えていたつもりですが、改めて考えてみると、
「自分の力を100%以上出し切って価値を与えているだろうか?」
「お客様のためにもっとできることがあるのではないか?」
「お客様を心の底から愛していれば、もっとできることがあるはずだ」
という気付きを得ることができました。
いくら自分の商品に自信があったとしても、お客様に喜んでもらえなければ、何の価値もありません。
正直、私の生徒さんの中でも、「これを売って、これだけお金を稼ぎたい!」という気持ちばかりが先走ってしまい、ビジネスを立ち上げることができない人が多くいました。
彼らは、「お客様」よりも、自分自身や、自分の商品のことを優先してしまったからこそ、結果を出せなかったのです。(もちろん、彼らを指導した私にもその責任はあります。)
どんな大企業でもこれを忘れたら終わり
アンソニーが例に出していましたが、リーマンブラザースのような歴史のある大企業でも、お客様のことを忘れ、お金と売り上げだけに目が言ってしまうと、一晩で破綻していまうわけです。
(ちなみにリーマンショックについて詳しく知りたい人は、「マネーショート」という映画を見るといいです。)
私がアップル社の商品を10年以上もずっと使い続けているのも、「お客様への愛」を感じるからです。
まあアップル社もスティーブ・ジョブスが亡くなってから、変わったところもあるかもしれませんが、まだiMacProのようのワクワクする商品を出してくるあたり、お客様への愛は感じられます。
それにひきかえ、日本の大手の大企業には、「自分の商品」が好きで、それを守るあまり、ユーザーやお客様のことが二の次になっている会社も多くなっているように感じます。
そんな会社に未来があるとは思えませんよね?
「お客様が自分とビジネスをすべき理由」は何か?
いつも言っていますが、「ビジネス」とは、お客様との関係性があって初めて成り立つものです。
お客様とコミュニケーションをすることなしに、売れる商品は生まれません。
自分のエゴや自己満足で商品をつくるのではなく、お客様の悩みを解決し、圧倒的な価値を与えることで、存続できるビジネスが成り立つのです。
「お客様が、他の会社ではなく、自分とビジネスをすべき理由を考えろ」ともアンソニーが言っていました。
ビジネスを成長させていくためには、常に新しいお客様を集め続ける必要があるわけですが、この問いに答えられなければ、あなたのビジネスは大きな危機に瀕してしまうでしょう。
私も会場で、この問いについて考えましたので、ぜひあなたも、「何でお客様は、うちの会社とビジネスをすべきなのかなー?」と冷静に考えてみてくださいね。
「お客様を愛する」という意識を常に持っていれば、他の企業との差別化も容易になりますよ!
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