
Kajabiの大幅な価格改定のニュースに、驚きや不安を感じていませんか?しかし、今回の変更は単なるコスト増ではなく、あなたのビジネスを飛躍させる絶好の機会かもしれません。この記事では、デザインも機能も一新された決済ページや、追加コストなしで可能になるInstagram連携といった強力な新機能から、あなたの状況に合わせた最適なプラン選びまで、今回のアップデートの全貌を徹底解説。値上げの不安を、ビジネス成長への期待に変えるための情報がここにあります。
- 1 Kajabiの値上げ、あなたはどう捉えますか?
- 2 Kajabiの価格改定、いつからどう変わる?
- 3 値上げはむしろ当然?Kajabiの進化が止まらない7つの大型アップデート
- 4 Kajabi Paymentを使うと決済手数料が安くなる?(まだ日本は関係ないですが..)
- 5 あなたの場合はどうする?プラン見直しのための判断基準
- 6 まとめ:Kajabiの価格改定は、あなたのビジネスをより良くするための投資
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Kajabiの値上げ、あなたはどう捉えますか?

「Kajabiが、ついに値上げか…」
長年愛用しているツールからのそんな知らせに、正直なところ、僕も最初は「うわっ」と思ってしまいました。ただでさえ円安で海外ツールの負担はじわじわ増えていますから、あなたの気持ちもよく分かります。
「またコストが増えるだけじゃないか…」と、不安や不満を感じてしまうのも無理はありません。
でも、もし今回の価格改定が、単なる値上げではなく、あなたのビジネスをさらに力強く後押しするための「進化」だとしたら、どうでしょう?
実は、今回のKajabiのアップデートは、2015年以来、実に10年ぶりとなる大きなもの。そして、その価格に見合う、いや、それ以上のパワフルな新機能が数多く追加されているんです。
この記事では、オンラインビジネスの最前線でKajabiを使い倒してきた僕、ヒルトルが、今回の価格改定の全体像から、新たに追加された魅力的な機能の数々、そして、あなたの状況に合わせた最適なプランの選び方まで、どこよりも分かりやすく、本音で解説していきます。
読み終える頃には、値上げへの不安が、新機能への期待と「これをどう使いこなしてやろうか」というワクワク感に変わっているはずです。
Kajabiの価格改定、いつからどう変わる?

まずは一番気になるところ、価格改定の具体的な内容とスケジュールから見ていきましょう。知らないうちに「料金が上がっていた!」なんてことにならないよう、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
あなたはいつから?新規・既存ユーザーそれぞれの適用時期
今回の価格改定、実はあなたがKajabiをいつから使っているか(あるいは、これから使うか)によって、新しい料金が適用されるタイミングが異なります。
- これからKajabiを始める新規ユーザーの方
残念ながら、もうすでに新価格が適用されています。 これからアカウントを登録する方は、新しい料金プランでのスタートとなります。 - すでにKajabiを使っている既存ユーザーの方
こちらは少し猶予があります。2026年1月13日以降の決済時から、新価格が適用されることになります。
例えば私の場合、年間払いを毎年11月に更新しているので、実際に新価格が適用されるのは2026年の11月。既存のKajabiユーザーにとっては、まだだいぶ先の話ではあるんですが、今のうちからどのプランを継続するかしっかり考えておく必要がありそうですね。
【新旧比較】Basic, Growth, Proプランの料金はこう変わる
では、具体的にどれくらい料金が上がるのでしょうか。月額払いのケースで見てみましょう。(通貨の単位は全てUSドルです。)
料金プラン(新旧比較)
- Kickstarter 旧価格:$89 → 新価格:$89 (据え置き) 値上げ幅:±0ドル
- Basic 旧価格:$149 → 新価格:$179 値上げ幅:+30ドル
- Growth 旧価格:$199 → 新価格:$249 値上げ幅:+50ドル
- Pro 旧価格:$399 → 新価格:$499 値上げ幅:+100ドル
見ての通り、上位プランほど値上げ幅が大きくなっています。 特にProプランは100ドルの値上げと、インパクトが大きいですね。円安が続く今の状況だと、なかなかの負担増に感じるかもしれません。
もちろん、これまで通り年間払いにすれば20%オフが適用されるので、長期で利用するなら年間払いが断然お得なのは変わりありません。
ここは注意!知っておくべき重要な変更点

今回の改定は、ただ値段が上がるだけではありません。各プランでできることも大きく変わります。特に重要なポイントをいくつかご紹介しますね。
作成できるプロダクト(講座)数が大幅に増加!
これは大きな改善点です。特に注目はGrowthプラン。
- Basicプラン: 3個 → 5個
- Growthプラン: 15個 → 50個
- Proプラン: 100個 → 無制限
これまでProプランを使っていた方でも、「講座数は100個もいらないけど、15個じゃ足りない…」という理由でProを選んでいた方も多いのではないでしょうか。もしあなたの講座数が50個に収まるのであれば、Growthプランにダウングレードすることで、逆に利用料金を安くできる可能性があるんです。これは嬉しいポイントですよね。
Basicプランのメルマガ上限が減少
良いことばかりではありません。注意すべき点として、Basicプランで登録できるメルマガのコンタクト(顧客リスト)上限数が、10,000件から2,500件へと引き下げられました。
すでにリストが2,500件を超えているBasicプランユーザーの方は、プランのアップグレードを検討する必要が出てきそうです。
ファネル作成数は全プランで無制限に!
地味に嬉しい改善がこちら。これまでプランごとに制限があったファネルの作成数が、すべてのプランで無制限になりました。
これまでは上限を気にしてランディングページを個別に作って繋ぎ合わせる…なんて涙ぐましい努力をしていた方もいたかもしれませんが、もうその必要はありません。心置きなくファネルをテストして、あなたのビジネスに最適な流れを見つけ出すことができます。
値上げはむしろ当然?Kajabiの進化が止まらない7つの大型アップデート
「でも、やっぱり値上げは痛いよ…」そう思いますよね。ですが、ここからが本題です。今回の価格改定に伴い、Kajabiは「これなら値上げも納得せざるを得ない」と思えるほど、驚くべき進化を遂げています。
まるで、今まで少しずつ貯めてきたエネルギーを一気に解放したかのような、気迫のこもった大型アップデートです。僕も正直、ここまでやってくれるのかと驚きました。外部ツールを解約して、Kajabiに一本化できる機能も増えていますよ。
【神アップデート】デザインも機能も一新!コンバージョンを高める新しい決済ページ

今回のアップデートで僕が個人的に一番「熱い!」と感じたのが、決済ページの大幅な改善です。
正直なところ、今までのKajabiの決済ページは、少しデザインが古風というか…ちょっとダサいな、と感じていて僕は使っていませんでした。あなたも同じように感じていたかもしれません。
しかし、新しい決済ページはデザインが一新され、カスタマイズの自由度も格段にアップしました。まるで最新のウェブサイトビルダーのように、動画を埋め込んだり、お客様の声を追加したりと、あなたのブランドイメージに合わせて魅力的な決済ページが作れるようになったんです。
さらに、機能面でも素晴らしい改善が。

- コース内容の自動表示: わざわざ講座の内容をコピペしなくても、プロダクトを選択するだけで、カリキュラムを決済ページに美しく表示できるようになりました。
- 支払い方法の同居: これまで別々のページを作る必要があった「一括払い」と「分割払い」の選択肢を、1つの決済ページ内に表示できるようになりました。これは本当に便利です。
- どこにでも埋め込み可能に: 作成した決済フォームを、Kajabi内のランディングページなど、好きな場所に埋め込めるようになりました。
これらの改善によって、お客様はよりスムーズに、そして安心して購入手続きを進められるようになります。決済ページの改善は、直接売り上げに繋がる重要なポイントですから、これは本当に嬉しいアップデートですね。
【SNS集客の決定版】もう専用ツールは不要?Instagram・Facebook連携オートメーション

次に、SNSでの集客を強化したいあなたにとって、見逃せない新機能です。
「このキーワードをコメントしてくれたら、DMで特典を送ります!」
Instagramなどでよく見かける、この手法。これまではManyChatのような専用の外部ツールが必要で、月々のコストもかかっていました。
なんと、このコメントへの自動DM送信機能が、Kajabiに標準搭載されたのです。(※Growthプラン以上)

- 特定の投稿へのコメントに反応: あなたのInstagramやFacebookページの投稿に、特定のキーワード(例えば「特典」など)がコメントされたら…
- DMを自動で送信: 設定しておいたメッセージや、資料ダウンロード用のURLなどを記載したDMを自動で送ることができます。
- コメントへの自動返信も: DMを送るだけでなく、コメント欄にも「DMをご確認くださいね!」といった返信を自動で行うことも可能。しかも、複数パターンの返信を登録しておき、ランダムに投稿することで、より自然に見せることができます。
- Universal Inbox(ユニバーサルインボックス)機能も!:こちらもGrowthプラン以上限定の機能ですが、FacebookとInstagram上のコメントやメッセージもKajabi内で返信ができるようになりました。(上位プラン限定なのが残念ですが、やはり外部ツールのAPIを使う機能は追加のコストがかかるため、下位プランのユーザーは使えない、という方針なのでしょう。)
この機能を使えば、見込み客とのエンゲージメントを高め、自然な流れであなたのリストや商品ページへと誘導する強力な仕組みを、追加コストなしで構築できます。これまで外部ツールを使っていた方は、その分の費用を節約できますね。
【もっと自由に】コミュニティ機能のプロダクト枠消費がゼロに!

これは全プラン対象の、地味ながら非常に重要な改善です。
Kajabiのコミュニティ機能は、受講生との交流やサポートの場として非常に便利ですが、これまではコミュニティ内に「アクセスグループ」という区分を作るたびに、貴重なプロダクト枠を1つ消費してしまっていました。
「コミュニティを細かく分けたいけど、プロダクト枠がもったいない…」と、活用をためらっていた方もいるのではないでしょうか。
今回のアップデートで、この仕様が変更に。コミュニティ内でいくらアクセスグループを作っても、プロダクト枠を一切消費しなくなりました。
これにより、例えば「〇〇講座受講生限定グループ」「初心者向け質問グループ」といった形で、コストを気にすることなく、あなたの目的に合わせて自由にコミュニ-ティを設計できます。これはすべてのKajabiユーザーにとって朗報と言えるでしょう。
【顧客体験アップ】iPadにも正式対応した新しいモバイルアプリ

あなたの講座の受講生は、どんなデバイスでコンテンツを見ていますか?スマホでの視聴はもちろん、最近ではiPadのようなタブレットで学ぶ人も増えています。
Kajabiのモバイルアプリが進化し、iPadの大きな画面に正式対応しました。これにより、受講生はより快適に、集中してあなたの講座を学ぶことができます。

また、これまではコースとコミュニティで別々のアプリを案内する必要がありましたが、新しいアプリではタブを切り替えるだけで簡単に行き来が可能に。顧客体験の向上は、満足度や継続率に直結する大切な要素。こういった細かい改善も嬉しいポイントです。

【Proプラン特典】自社ブランドアプリが追加料金なしで利用可能に

さらにProプランを利用している(あるいは検討している)あなたには、もっと大きなメリットがあります。
本来であれば月額199ドルもする「自社ブランドアプリ」作成機能が、Proプランの料金内に含まれることになりました。
これは、Kajabiのロゴが入った共有アプリではなく、App StoreやGoogle Playストアに、あなたの会社名やサービス名のついた独自のアプリを公開できる機能です。
あなたのお客様は、あなたの名前のアプリをスマホにダウンロードし、そこからあなたのコンテンツにアクセスすることになります。これは、顧客のロイヤリティを高め、あなたのブランド価値を飛躍的に向上させることに繋がるでしょう。まさに「Pro」の名にふさわしい特典ですね。弊社でも今までもコストがネックで導入していませんでしたが、新しいProプランに追加されるなら導入してみようと思います。
【講座運営が変わる】グループ指導に最適!Cohort(コホート)コース機能

「決められた期間に、受講生全員で一緒に学ぶ」
そんな、一体感のあるグループ講座を提供したいと考えたことはありませんか?
これまではZoomなどを別途契約して行うのが一般的でしたが、新しく追加された「Cohort(コホート)コース」機能(※Growthプラン以上)を使えば、Kajabi内でZoomのようなライブ講義が開催できてしまうんです。

- 期間限定コースを手軽に作成: 「〇月期生募集!」といった、スタートとゴールが決まっているグループ講座専用のテンプレートが用意されています。
- ライブ講義と録画視聴: Kajabi上でライブ講義を行い、その録画は自動で保存され、受講生は後からいつでも見返すことができます。
- 資料の共有も一箇所で: 講義に必要な資料もすべてKajabi上にまとめておけるので、受講生はあちこちのサイトを探し回る必要がありません。
参加者の一体感を醸成し、より深い学びを提供できるグループ指導。この機能を活用すれば、あなたの講座の価値をさらに高めることができるはずです。
【コンテンツ価値向上】動画の自動文字起こし&多言語翻訳・吹き替え機能

最後に、Proプラン限定の機能ですが、非常に野心的なアップデートをご紹介します。
あなたが講座の動画をKajabiにアップロードすると、AIが自動でその内容を文字起こししてくれるようになりました。
これだけでも、聴覚に障がいのある方への配慮や、内容をテキストで確認したいという需要に応えられますが、驚くのはここからです。
- 70カ国語以上への自動翻訳: 文字起こししたテキストを、AIが70以上の言語に翻訳してくれます。
- AIによる自動吹き替え: さらに、翻訳したテキストを元に、あなたの話す日本語を、AIが英語などの外国語の音声に吹き替えてくれるというのです。
正直、日本語への対応精度がどれほどのものかは、まだ未知数な部分もあります。しかし、もしこれが実用レベルになれば、あなたの持つ知識やコンテンツを、世界中の人々に届けることが可能になるかもしれません。そんな未来を感じさせてくれる、非常に夢のある機能だと言えるでしょう。
その他のアップデートについて
それではここまで紹介しきれなかった細かなアップデートについて以下で簡単にご紹介していきます。
Webサイトビルダーのアップデート

こちらはすでに実装済みです。Kajabiでサイトを作成されている方は、サイト作成の画面が新しくなっていることに気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。モダンな画面表示になり、使いやすくなったと感じます。
Linktreeが不要になる「Link in Bio」ページ作成機能のアップデート

InstagramなどのSNSのプロフィール欄に貼っている人も多い「リンクまとめページ」ですが、Linktreeなどを使うと、有料プランを契約すると月額10ドル程度かかります。それがKajabiなら同じような機能のページを作れるのでコスト削減になります。その「Link in Bio(プロフィール画面に貼る用のリンクまとめページ)」のテンプレートがバージョンアップし、Linktreeと同じような機能が追加されたようです。
Analytics(アナリティクス)ページもアップデート

売上やページ訪問、お客様の反応などを分析できるアナリティクスページもアップデートされたようです。通常は、Google Analyticsを使うところですが、無料とはいえ初心者には使いこなすのは難しいですし、当然、Kajabi内の売り上げやお客様の行動まではGoogle Analyticsでは正確には分かりませんので、Kajabi内のAnalytics機能で数字をしっかり分析することをお勧めします。
開発者向けにKajabiのAPIが公開(Proプラン限定です)

Proプラン契約者限定ではありますが、KajabiのAPIがついに公開されました。これにより、他社ツールと連携できる機能を独自に開発したり、よりカスタマイズした自動化が行いやすくなります。ただ、その開発にはプログラミングの知識が必要ですので、あくまでプログラマーがいるユーザー向けの機能です。通常は、他社のツールとの連携にはZapierを使う形になります。
Kajabi Paymentを使うと決済手数料が安くなる?(まだ日本は関係ないですが..)

Stripe決済を基に開発されたKajabiの独自決済機能であるKajabi Paymentですが、2025年現在、残念ながらまだ日本では使えません。(アジア圏のユーザーの比率は少ないでしょうから、そもそも将来的に日本に対応してくれるかどうかは謎ですが。。)
なので日本のユーザーには関係ないですが、今回のアップデートで「Kajabi Paymentを使うメリットと使わないデメリット」がさらに明確になりましたので、一応ご紹介しておきます。

上記の画像にあるように、Kajabi Paymentを利用すると、上位プランに行けば行くほど、決済手数料が安くなります。Kickstarter、Basicプランまでは2.9%+30セントなのが、Growthプラン2.8%+30セント、Proプラン2.7%+30セントと安くなります。Kajabiで多くの売り上げをあげているユーザーにとっては、手数料が下がるのは嬉しいですよね。(まだ日本ユーザーは関係ないですが。。)
そして、Kajabi Paymentが使える国のKajabiユーザーであるにもかかわらず、Stripe決済で商品を販売する場合には、3rd Party Provider Feeという手数料が追加でかかるようになりました。Kickstarter 5%、Basic 2%、Growth 1%、Pro 0.5%が、Stripeの手数料とは別にかかるようになりましたので、あえてStripeを使う理由はなくなりますね。
(注:これはあくまでKajabi Paymentが使えるようになった国の話ですので、日本は今のところ関係ないです。KajabiとStripeで商品を売っても、Stripe Japanが設定している手数料以外には売り上げに応じた手数料はかかりませんのでご安心ください。)
あなたの場合はどうする?プラン見直しのための判断基準

さて、これだけの変化があると、次に考えるべきは「で、結局自分はどのプランを選べばいいの?」ということですよね。特に、すでにKajabiを利用している方は、2026年1月13日の更新日までに、プランを継続するのか、変更するのかを決める必要があります。
あなたのビジネスの状況に合わせて、最適な選択をするためのヒントをいくつかお伝えします。
Proプランユーザーはダウングレードで逆に安くなる可能性も?
現在Proプランを利用しているあなたは、まず作成しているプロダクト(講座)の数を確認してみてください。
今回の改定で、Growthプランのプロダクト上限が15個から50個へと大幅に増えました。もしあなたのプロダクト数が50個以内に収まるのであれば、Growthプランへダウングレードすることを真剣に検討する価値があります。
Proプランの新機能(自社ブランドアプリやAI翻訳など)に強い魅力を感じないのであれば、プランを下げることで、値上げどころか、これまでよりもコストを抑えてKajabiを使い続けられるかもしれません。これは今回の価格改定の、面白い側面ですよね。
講座数が15個以上ならGrowthプランが断然お得に
これまでBasicプランやGrowthプランを使っていて、「プロダクトが15個じゃ足りないから、そろそろProプランかな…」と考えていたあなた。その必要はなくなるかもしれません。
プロダクト上限が50個になったことで、ほとんどの個人事業主や中小企業の方にとっては、Growthプランが最もコストパフォーマンスの高い選択肢になったと言えるでしょう。
新しい決済ページやSNS連携機能など、ビジネスの成長に欠かせない機能の多くはGrowthプラン以上で利用できます。あなたのビジネスをさらに拡大させていきたいなら、Growthプランが中心的な役割を担ってくれるはずです。
これからKajabiを始めるならどのプランが最適か
もしあなたがこれからKajabiを使い始めるのであれば、まずはKickStarterプランからスタートし、ビジネスの成長に合わせてアップグレードしていくのが王道です。
ただし、すでに複数のオンライン講座を持っていて、これから本格的に販売していきたい、あるいはInstagramでの集客に力を入れたい、またはCohortコース機能を使ってZoomのような購入者限定のオンライン講義配信をKajabi内で行いたいと考えているのであれば、最初からGrowthプランを選択するのも非常に賢い判断だと思います。
まとめ:Kajabiの価格改定は、あなたのビジネスをより良くするための投資

さて、ここまでKajabiの価格改定と新機能について詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
確かに、表面的な価格だけを見れば「値上げ」という事実は変わりません。しかし、その裏側にある数々の機能改善と、Kajabiというプラットフォームの明確な進化を知ると、また違った景色が見えてくるのではないでしょうか。
- より高く売るための仕組みが強化された、新しい決済ページ
- 追加コストなしで実践できる、最先端のSNS集客
- プランの垣根を越えて、より自由になったコミュニティやファネル機能
これらはすべて、あなたがオンラインで商品を販売し、顧客との関係を深め、ビジネスを成長させていく上で、強力な武器となるものです。
今回のアップデートは、単なるコスト増ではなく、あなたのビジネスをさらに加速させるための「投資」と捉えることができる、と僕は考えています。
もちろん、他のツールに移行するという選択肢も考えられます。ですが、もしあなたがKajabiの「すべてが一つにまとまっている」という思想に共感し、そのパワフルさを実感しているのであれば、この変化をチャンスと捉え、新しい機能を使い倒してみてはいかがでしょうか。
あなたの状況に合わせて最適なプランを見直し、Kajabiの進化を追い風にして、ビジネスをさらに飛躍させていきましょう。
編集後記(筆者の感想)
このご時世、いろんな会社が値上げをしていますので、Kajabiもついに値上げに踏み切ったかーと、円安が続く時代には痛いニュースがやってきましたね。
ただ、Kajabiの運営側からも「値上げしても解約されないように新機能の追加や各プランの条件緩和をしっかりやろう!」という気迫が伝わってきましたので、個人的にはKajabiをこのまま使い続けていくことには変わりありません。(いまさら他のオンライン講座運営プラットフォームに移行するのは大変ですし、お客様にもご迷惑をおかけしてしまいますので。。)
弊社はProプランを契約しているので、値上げは少し痛いですが、作成できるプロダクト数が無制限になるので、制限を気にせずに今後もどんどんオンライン講座や新商品を開発していく予定です。
さらに、Branded App(自社専用スマホアプリ)が本来月額199ドルかかるのが、新しいProプランであれば無料になるとのことなので、自社専用スマホアプリも作成しようと思います。
また、これもProプラン限定のようですが、Kajabiに動画をアップすると、文字起こしもKajabi内で行えるようになるようなので、今までのように外部のAIツールで文字起こしをして、Kajabiに貼り付ける必要がなくなり、講座作成のワークフローが少し楽になるのも嬉しいです。(翻訳や吹き替えも可能になるようですが、別に海外進出の予定はないので、あまり関係ないですが。。)
以上が私の率直な感想です。
これからKajabiを始めたい方は、世の中の様々な選択肢の中からKajabiと比較することになるでしょうが、個人的にはKajabiはオンライン上でコンテンツ販売する際のオールインワンツールとして大きく進化していると感じます。
なので、Kajabiの既存ユーザーの方で、すでにいろんなツールとKajabiを組み合わせて使われている方は、それらを解約して、Kajabiに一本化してコスト削減することも検討してみてください。
以前は微妙だった部分もKajabiはどんどん改善してくれているので、あえて他社のサイト作成ページ、メール配信システムなどを契約する必要もないと思います。(よっぽど高度な機能を使いたい人であれば、外部のシステムを契約して連携すべきかもしれませんが、そんなことが必要なのは一部の上級者かツールオタクだけです。)
しかも、(自社専用スマホアプリ機能は新Proプラン契約者以外は別料金ですが)通常のKajabiアプリは全Kajabiユーザーが追加料金なしでご自身のお客様に提供できますので、ご自身のお客様にスマホアプリ上で講座の視聴やコミュニティ体験を気軽に提供できるのも、なかなか他社のツールにはない大きなメリットだと思います。
なので、最初は最安のKickstarterプランからスタートし、お客様が増えるに従って、Basicプラン、Growthプランとアップグレードしていくのがベストだと思います。
ということで、今後も弊社ではオンライン講座の運営にKajabiを使用していきますし、新機能はこちらのブログでも解説をしていきますので、ぜひ楽しみにしていてください!
Kajabiの使い方を解説した弊社の「Kajabiマスタークラス」も今回のアップデートに合わせて、ゼロから新しく作り直すことを計画に入れていますので、そちらもまたお知らせします。
※弊社の30日間Kajabiお試し紹介リンクからKajabiにご登録いただいた方には、Kajabiマスタークラスとサポートコミュニティへの参加権利を無料でプレゼントいたしますので、ぜひ弊社のリンクからKajabiにお申し込みいただければ幸いです。(↓以下の記事で詳細をご案内しております。)
Kajabi公式の新機能解説ページはこちら
https://kajabi.com/kajabievolved
Kajabi公式の新価格改定解説ページはこちら
https://learn.kajabi.com/2025-pricing-updates
動画はこちら
今回の内容を動画で視聴したい方は以下からどうぞ!