Kajabi Creator Studioは終了へ|代わりの方法

Kajabi Creator Studioは終了へ|代わりの方法

追記(2026年9月):この記事で検証しているKajabi Creator Studioは、2026年11月9日に提供が終わります。しかも新しく申し込むことはすでにできなくなっていて、以前からアドオンを契約している方だけが使える状態です。これから試してみたい方は、残念ながらもう試せません。この記事は「こういう機能があって、実際に使うとこうだった」という2024年6月の記録としてお読みください(掲載している画面写真も当時のものです)。

すでにCreator Studioをお使いの方へ。2026年11月9日までに書き出し(エクスポート)をしないと、作った文章・文字起こし・字幕ファイルは消えてしまいます。手順は記事の後半の「Creator Studioは2026年11月9日で終了します」にまとめました。文字起こしなどの機能はメディアライブラリへ移り、「AIクレジット」(文字起こしは1分=1クレジット)を使う形に変わっています。

Kajabi Creator Studio(カジャビクリエイタースタジオ)は、動画コンテンツを起点に様々な派生コンテンツを自動生成してくれる便利なAIツールでしたが、日本での本格的な活用には課題が多いツールでもありました。このブログ記事では、2024年6月に私が実際に検証したときの機能や使用感、他のAIツールとの比較を記録として残したうえで、終了までにやっておくことと、これから同じことをどこでやるのかをまとめています。ぜひ最後までお読みいただき、これからの進め方を一緒に考えていきましょう!

はじめに

(こちらが当時のKajabi Creator Studioの画面です。画面側のメニューからアクセスできました。)

Kajabiユーザーの方の中には、当時の新機能だった「Kajabi Creator Studio (カジャビクリエイタースタジオ)」が気になっていた方も多いのではないでしょうか。出たばかりのCreator Studioは、一体どんなことができるのか、そして日本語環境でも使えるのか、気になるところでした。

私自身もKajabi Creator Studioを実際に使ってみましたので、その結果をシェアしながら、この新機能が日本のユーザーにとって実用的なのかどうかを検証していきたいと思います。

Kajabi Creator Studioとは、簡単に言うとKajabi上の動画コンテンツから、AIの力を借りて様々な派生コンテンツを自動生成するツールです。文字起こしやショート動画の作成、ソーシャルメディア投稿の作成など、動画を中心に多彩なコンテンツを生み出せると謳われていました。

ただし、当時は日本語への対応が追加されたばかりだったため、まだ不安定な部分もありました。私も実際に使ってみて、日本語の精度や機能面での課題を感じました。

そこで、この記事ではKajabi Creator Studioの主要な機能を一つ一つ検証し、その使用感と出来栄えをお伝えします。そして、他のAIツールとも比較しながら、当時のCreator Studioの実力と、日本のユーザーにとっての実用性を評価していきます。

最後には、Creator Studioが日本で使えるのかどうか、私なりの結論をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、早速Creator Studioの機能を見ていきましょう。(ここから先は、2024年6月に私が実際に試したときの記録です。)

Kajabi Creator Studioの主な機能

Kajabi Creator Studioには、主に以下の4つの機能があります。

  1. 文字起こし(トランスクリプト)
  2. 自動ビデオ編集(ビデオクリップ)
  3. ソーシャルメディア投稿作成
  4. YouTubeの詳細欄作成
  5. (それ以外にも動画の要約やメール文章の作成など様々な機能があります)
(↑Creator Studioに動画をアップロードすると、それを様々な用途に向けてコンテンツを再利用するためのテンプレートが用意されています。)

まず、文字起こし(トランスクリプト)機能です。これは、アップロードした動画の音声を自動的にテキスト化してくれる機能です。言語は日本語を含む多言語に対応しています。動画コンテンツのアクセシビリティ向上や、テキストベースでの内容検索などに役立ちます。

次に、自動ビデオ編集(ビデオクリップ)機能。これは、長尺の動画から自動的にハイライト部分を抽出し、1分程度のショート動画を作成してくれる機能です。SNSでの共有や宣伝用に最適化された動画を、手間をかけずに作れるのが魅力です。

3つ目は、ソーシャルメディア投稿作成機能。動画の内容を要約し、SNSに最適化された文章を自動生成します。FacebookやTwitter、Instagram、LinkedIn用の投稿を、それぞれの特性に合わせて作成できます。

最後に、YouTubeの詳細欄作成機能。動画の内容を踏まえて、YouTubeの詳細欄に記載する文章を自動で提案してくれます。動画の概要やキーワード、関連リンクなどを含む、SEOに最適化された詳細欄を簡単に作れます。

それ以外にもそれ以外にも動画の要約やメール文章の作成など様々な機能があります。

このように、Kajabi Creator Studioは動画コンテンツを起点に、様々な派生コンテンツを自動で生成してくれる便利なツールです。しかし、実際の使用感はどうなのでしょうか?

次のパートでは、私が実際にCreator Studioを使ってみた感想を、機能ごとにお伝えしていきます。

各機能の実際の使用感

それでは、Kajabi Creator Studioの各機能を実際に使ってみた感想を詳しくお伝えしていきましょう。

まず文字起こし(トランスクリプト)機能ですが、これは概ね良好な精度でした。固有名詞などは正しく認識されないことがありましたが、全体的な内容は十分に理解できるレベルです。ただし、文字起こしに時間がかかるのが玉に瑕でした。もう少しスピードアップが望まれます。

次に自動ビデオ編集(ビデオクリップ)機能。こちらは正直なところ、あまり実用的ではありませんでした。自動で抽出されたハイライト部分が的確でなく、文脈が繋がらないことが多かったです。手動で編集した方が良い結果が得られそうです。

ソーシャルメディア投稿作成機能も、同様の課題がありました。生成された投稿文は一般的すぎて印象に残りません。また、時々英語で生成されてしまうことがあり、日本語の精度にも不安が残ります。

一方、YouTubeの詳細欄作成機能は比較的良い出来栄えでした。動画の内容を適切に要約し、必要なキーワードも含めて生成してくれます。ただし、チャンネル特有の書式や文体は反映されないので、そこは手動で修正が必要です。

総じて、Kajabi Creator Studioの各機能はまだ発展途上という印象です。特に自動編集や投稿作成は、AIによる自動生成では限界を感じました。

しかし、文字起こしやYouTube詳細欄作成のように、一部の機能は十分に実用的だと思います。これらを活用しつつ、必要に応じて手動で修正を加えるのが良いでしょう。

次のパートでは、Creator Studioの課題と限界について、もう少し掘り下げて考えていきます。

Kajabi Creator Studioの課題と限界

Kajabi Creator Studioを実際に使ってみて、いくつかの課題と限界が見えてきました。

まず大きな課題は、機能の融通が利かないことです。各機能で生成されるコンテンツの形式や長さは固定されており、ユーザーの細かな要望に応えることができません。もっと自由度が高く、ユーザーの意図に沿ったコンテンツ生成ができると良いのですが。

また、英語になってしまうことがあるのも問題です。インターフェースを日本語に設定していても、生成されるコンテンツが英語になることがありました。日本語の精度向上と、言語設定の徹底が求められます。

そして何より、生成されるコンテンツの質に課題を感じました。自動編集や投稿作成など、AIだけに頼るのは難しいと実感しました。やはり人間の目線でのチェックと修正が不可欠です。

ただし、これらの課題はCreator Studio特有のものではありません。他のAIコンテンツ生成ツールにも共通する課題だと言えます。

当時、Creator Studioに求められたのは、あくまでも下準備や下書きの自動化。最終的な仕上げは人間の手で行う必要があります。そういった使い方であれば、十分に活用できるツールだと感じました。

とはいえ、日本語対応の不安定さは気になるところ。他のAIツールと比べても、まだ改善の余地がありそうです。

次のパートでは、他のAIツールとCreator Studioを比較しながら、より良い選択肢があるかどうかを検討していきましょう。

他のAIツールとの比較

(↑動画を文字起こしさえしてしまえば、ChatGPTなどのAIソフトウェアに文字起こし原稿を貼って、細かく指示をしながら文章を生成してもらうほうが現実的だと感じます。)

Kajabi Creator Studioの課題を見てきましたが、他のAIツールではどうでしょうか?ここでは、ChatGPTやClaude、GEMINIなど、代表的なAIツールとCreator Studioを比較してみましょう。

まず、汎用AIアシスタントのChatGPTやClaudeは、Creator Studioとは異なり、ユーザーとの対話を通じて柔軟にコンテンツを生成できます。ユーザーの意図に沿った調整が可能で、出力の質も高いです。ただし、特化型のCreator Studioと比べると、動画コンテンツ関連の機能は限定的です。

次に、文字起こしに特化したツールとしてSimonsays AIやVREWなどがあります。これらは、Creator Studioよりも高速かつ高精度で文字起こしを行えます。また、話者分離タイムスタンプなど、より高度な機能も備えています。動画コンテンツの文字起こしが主な目的なら、これらの専門ツールが良い選択肢になるでしょう。

一方、Creator Studioの強みは、動画コンテンツに特化した多機能性にあります。文字起こしだけでなく、自動編集や各種コンテンツ生成など、動画を起点とした一連の作業をカバーしていました。他のツールにはない、独自の価値を持っていたのは確かです。

ただし、当時はCreator Studioのどの機能も、専門ツールの水準には達していませんでした。利便性を求めるなら良いですが、高い品質を求めるなら物足りなさを感じる。そんな状態でした。

理想を言えば、それぞれの専門ツールで下準備をしてから、Creator Studioで仕上げるという使い方ができると良かったのですが、現実にはデータの持ち運びが難しかったり、手間がかかったりしました。

そう考えると、Creator Studioにはまだまだ改善の余地があると感じました。当時の私は、日本語での使い勝手がこれから良くなることを期待していました。ですが実際に起きたのは、改善ではなく提供の終了でした。くわしくは記事の後半の節に書きます。

Kajabi Creator Studioの価格体系

↑この画面写真は2024年6月のものです。ここに写っているプランは、今はもう申し込めません(くわしくはこの節の最後に書きます)。

最後に、Kajabi Creator Studioの価格体系について触れておきましょう。実は、Creator Studioを利用するには、追加の料金が必要でした。

当時、Creator Studioには以下の3つの料金プランが用意されていました。

  1. 無料プラン:月に1本の動画アップロードが可能
  2. ベーシックプラン:月額9ドルで、月に4本の動画アップロードが可能
  3. プレミアムプラン:月額29ドルで、月に30本の動画アップロードが可能

無料プランでは、月に1本しか動画をアップロードできないため、実用的とは言えませんでした。複数の動画を扱うには、有料プランへの移行が必須でした。

しかし、当時のCreator Studioの機能と性能を考えると、有料プランに移行してまで使うべきかは疑問でした。特に日本語対応の不安定さや、生成コンテンツの品質の問題を考えると、費用対効果が見合わないように感じました。

例えば、月額29ドルのプレミアムプランは、月30本の動画アップロードが可能とはいえ、その全てを実用的なコンテンツに変換できるかは不透明でした。むしろ、その予算を他の専門的なAIツールに投資した方が、より質の高い結果が得られるのではないか。そう考えていました。

ただし、これはあくまでも当時の評価です。機能が大幅に改善され、日本語対応も安定してくれば、有料プランへの移行も検討に値する——当時の私はそう書きました。

また、Kajabiの他の機能と組み合わせることで、Creator Studioの価値が高まる可能性もありました。例えば、Kajabiのオンラインコースプラットフォームと連携することで、より効果的なコース販促が実現できるかもしれません。

いずれにせよ、Creator Studioの利用を検討するなら、自分のニーズと予算に照らし合わせて、慎重に判断することが大切でした。無料プランで十分な場合もあれば、他のツールとの組み合わせで対応できる場合もありました。

Creator Studioの価格体系は、その機能と価値を見極める上で重要な要素でした。

※2026年9月時点の料金について。Creator Studioのアドオンは購入が締め切られ、公式ヘルプからは無料プランの記載も金額の記載もなくなりました。今そこに書かれているのは本数だけで、「Creator Studio Basic は月4本、Creator Studio Premium は月30本の動画からコンテンツを作れる」という案内です。上に載せた金額は2024年6月当時のもので、今いくらなのかは公式ページにも出ていません。

Creator Studioは2026年11月9日で終了します

ここまでが2024年6月の検証の記録です。ここからは、2026年9月時点で公式ヘルプに書かれていることをまとめます。公式ヘルプには「Creator Studioは2026年11月9日に提供を終了します」とあり、それまでの間に使えるのは、Creator Studioのアドオンを契約している方だけだと書かれています。しかもアドオンの購入はすでに締め切られていて、契約していないアカウントでは新しいプロジェクトを作れません。つまり、この記事を読んで試してみようと思っても、もう試せないということです。

すでにお使いの方は、期限までに「書き出し」をしてください

いちばん大事なのはここです。2026年11月9日までに書き出し(エクスポート)をしないと、Creator Studioで作った文章・文字起こし・字幕ファイルは完全に消えます。公式ヘルプにも「書き出さなかったものは元に戻せません」と書かれています。

手順はかんたんです。Kajabiのダッシュボードの左側のメニューから[More]→[Creator Studio]と進むと、終了のお知らせのバナーが出ています。そこにある[Export my projects]を押すと、ZIPファイルがメールで届きます。中身は、文章と文字起こしが .txt、字幕が .srt または .vtt です。この操作ができるのは、オーナー・サブオーナー・管理者の権限を持つ方だけです。なお、切り抜き動画は2026年9月9日にメディアライブラリへ自動で移されているので、そのまま残ります。

これまでの機能は、どこでやることになるのか

Kajabiは移行先を公式に案内しています。振り分けはこうなっています。

  • ブログ記事・メール・SNSの文章づくり…「Kajabi MCP」へ。ClaudeやChatGPTといったAIツールからKajabiにつないで、ブログ記事・メール・ランディングページなどの下書きを作れる仕組みです。
  • 文字起こし・字幕・翻訳・吹き替え…「メディアライブラリ(Media Library)」へ。
  • 動画の切り抜き…Kajabiの外の編集ツールへ。公式のよくある質問にも「今のところ社内に切り抜きの機能はありません」とあり、例としてDescriptが挙げられています。
  • SNSへの投稿…手動でアップロードするか、予約投稿のツールを使う形です。

文字起こしは「AIクレジット」を使う形に変わりました

この記事で「一部の機能は十分に実用的」と書いた文字起こしは、メディアライブラリへ移り、料金の考え方も変わりました。今は「AIクレジット」というポイントを使います。文字起こしは1分で1クレジットです。毎月もらえるクレジットは、公式ヘルプによるとProとFoundersが1,000、Growthが500。毎月の配布が書かれているのはこの3つのプランだけなので、それ以外の方は買い足す形になります(追加は500クレジットで15ドル)。

メディアライブラリでは、文字起こしのほかに翻訳・吹き替え、チャプター(章立て)の自動生成、動画の視聴データの確認までできます。字幕はSRTファイルとしてダウンロードして直し、上げ直すこともできます。なお、チャプターのAI生成には料金がかからないと公式に書かれています。

日本語はどうなるのか

この記事でいちばん大きな不満として書いた「日本語に設定しても出力が英語になってしまう」という問題がCreator Studioで直ったのかどうかは、新しくプロジェクトを作れない以上、確かめようがありません。ただ、移行先のメディアライブラリの文字起こしについては、日本語が対応言語に入っていることを公式ページで確認できました。私はまだ現行の画面で試していませんが、少なくとも「日本語は対象外」ということはありません。

まとめ:Kajabi Creator Studioは日本で使えるか?

ここまで、Kajabi Creator Studioの機能や使用感、他のAIツールとの比較を見てきました。それでは、肝心の「日本で使えるのか」という点について、まずは当時の結論からまとめます。

結論から言えば、当時のCreator Studioを日本で本格的に活用するのは難しいと言わざるを得ませんでした。その主な理由は以下の3点です。

  1. 日本語対応の不安定さ:インターフェースや出力結果が英語になることがある
  2. 生成コンテンツの品質:AIによる自動生成では、人間の手による修正が必要
  3. 他ツールとの連携の難しさ:データの持ち運びや、専門ツールとの併用が困難

特に、日本語の精度は大きな課題でした。ユーザーが日本語設定にしているにも関わらず、英語のコンテンツが出力されるのは致命的です。この点が改善されない限り、日本でのスムーズな活用は見込めない。それが当時の見立てでした。

また、AIによる自動生成には限界があることも明らかになりました。Creator Studioの各機能は、あくまでも下準備や下書きの自動化に留めるのが現実的でした。最終的な仕上げには人の目が必要不可欠です。

ただし、だからと言ってCreator Studioが全く使えないわけではありませんでした。文字起こしやYouTube詳細欄作成など、一部の機能は十分に活用できると感じました。これらを部分的に活かしつつ、必要に応じて他のツールを併用するのが賢明だ。それが当時の結論です。

将来的には、Kajabiが日本市場により注力し、Creator Studioの日本語対応を強化してくれることを期待していました。ですが実際には、Kajabiは日本語対応を強化する道ではなく、Creator Studioそのものを終わらせる道を選びました。

当時のCreator Studioは、日本での本格的な活用には課題が多いのが正直なところでした。それでも部分的には十分に活用できると感じていました。

そして2026年9月時点の結論は、こうなります。Creator Studioは2026年11月9日で終わり、新しく申し込むこともできません。すでにお使いの方は、その日までに書き出し(エクスポート)を済ませてください。文字起こしや字幕はメディアライブラリへ(文字起こしは1分で1クレジットの「AIクレジット」を使う形になりました)、ブログやメールの文章づくりはKajabi MCPへ、動画の切り抜きはKajabiの外のツールへ。これが公式に案内されている行き先です。

以上がKajabi Creator Studioについての私の見解です。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事の解説動画はこちら

関連リンクと関連記事のご紹介

Kajabi Creator Studioの公式ヘルプ記事へのリンクはこちら(英語なので翻訳してご覧ください)
https://help.kajabi.com/articles/marketing/creator-studio/creator-studio

終了にあたっての準備(書き出しの手順と、各機能の移行先の一覧)はこちらのページにまとまっています。
https://help.kajabi.com/articles/marketing/creator-studio/prepare-for-the-creator-studio-sunset

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