文字起こしを自動化する方法

文字起こしを自動化する方法

追記(2026年9月):この記事は2018年のものです。ここで紹介しているGoogleドキュメントの音声入力もLoopbackも、公式情報を見る限り、2026年9月時点で提供が続いています(私自身は、今のMacで手順を試し直してはいません)。公式情報で確認できた範囲で変わったのは、次の2点です。音声入力に対応するブラウザがChrome・Edge・Safariに広がったことと、Macの「システム環境設定」が「システム設定」という名前になったことです。画面写真は当時のままなので、今の画面と並びが違っても読み替えてください。なおLoopbackは有料のソフトで、無料で試せるのは体験版の範囲です(20分を過ぎると音にノイズが入ります)。

ただし、文字起こしのやり方そのものは増えました。今は音声ファイルをGemini Notebook(旧NotebookLM)に読み込ませるだけでも文字起こしができます。この記事のやり方は必須ではなくなりました。記事の後半に、今の選び方をまとめました。

あなたは、文字起こしをすることはありますか?もちろん、自分でやらずに外注するにせよ、コストはかかるわけで、「今の時代、文字起こしを自動でできるツールとかないかな?」と思っていたら、ありました。今日はその方法をシェアします。(上の追記のとおり、今はもっと手軽な方法もあります。)

そもそも文字起こしが必要な理由

私はコンサルタントなので、セミナーやウェブセミナーを行ったり、オンライン上でも動画コンテンツを配信しています。

参加者様の満足度を上げるために、私の話を文字起こしして、お渡ししすることもあります。

または、動画データを、文章化することで、書籍にしたり、新しいコンテンツを効率的に量産することが可能になります。

さらに、最近は、YouTubeに限らず、FacebookやInstagram、twitterなど、様々なSNSでも動画を見ることが一般的になりました。

そうすると、そういったSNSは、YouTubeとは違い、スキマ時間にスマホで見ることが多いので、音声が聞けない環境でも楽しめるように、字幕を入れる必要があります。

(↑このように、動画で話していることを全て字幕にすると、Facebookでの視聴率が上がります。)

その手間を少しでも減らすべく、調べてみたところ、文字起こしを自動化する方法が見つかりました!

「もっと早くこの方法を知っていれば。。」と激しく後悔したので、ぜひあなたもこの方法を実践してみてください。

動画での解説はこちら

動画でYouTubeにも詳細なやり方をアップしたので、ぜひご覧ください。

ツールの解説は、2分40秒あたりからです。

以下、文章でも解説します。

Googleドキュメントを使って、文字起こしをしよう!

この方法で主役になるのは、「Googleドキュメント」です。

このGoogleドキュメントは、Googleが無料で提供している文章作成ツールです。

ここで、メニューの「ツール」→「音声入力」を選びます。

この際、使用するブラウザにご注意ください。当時は「Google Chrome」だけでしたが、2026年9月時点のGoogle公式ヘルプでは、Chrome・Edge・Safariの最新版が対応ブラウザとして挙げられています。

画面の左上に現れるマイクボタンを押し、パソコンに話しかけると、かなりの精度で、音声を文字起こししてくれます。

当然、滑舌良く話した方が、文字起こしの精度は上がります。

Googleドキュメントに音声を聞かせるだけ

なので、この方法一番シンプルに言えば、Googleドキュメントに、何かしらの方法で、音声を聞かせれば、文字起こしをしてくれるわけです。

なので、パソコンの他のブラウザやソフトで、文字起こしをしたい動画や音声を、スピーカーから再生すれば、Googleドキュメントが文字起こしをしてくれるわけです。

もし、スマホに音声や動画がある場合は、スマホで再生して、それをパソコンに聞かせてあげるだけでも、聞き取ってくれます。

これで気軽に文字起こしができるわけです。

さらに精度を上げるには・・・

ただ、この方法だと、1つ問題があります。

どうしても、スピーカーで再生した音声を使うと、スピーカーの音質や、周りの騒音に左右されます。

実際にスピーカーから音声を再生しなくてはならないので、他にも人がいるオフィスだと難しいですし、自宅でも、家族がいるとやりにくい場合もあるでしょう。

なので、私のチームでは、以下のソフトを使って、Googleドキュメントに、音声を聞かせています。

その方法は、Mac専用のソフトを使うので、Macを使っている人でないとできませんが、ご了承ください。

Loopbackを使う方法

この方法は、loopbackというソフトを使い、スピーカーで音声を再生するのではなく、パソコンの内部で音声を再生し、Googleドキュメントに聞かせるやりかたです。

このやり方であれば、外部のマイクやスピーカーに左右されずに、文字起こしをすることが可能です。

「loopback Mac」で検索すると、他にもいろいろ日本語での解説が出てくるので、見てみてください。

で、こちらのサイトに行き、loopbackをダウンロードします。

有料版は100ドルぐらいするのですが、無料で試せる範囲で構いません。(この記事を書いた当時は、私も無料で試せる範囲で使っていました。)

「Free Download」のボタンからダウンロードをしてください。

ただ、Loopbackを作っているRogue Amoebaは「無料版」という区分を出しておらず、無料で使えるのはすべての機能を試せる体験版(トライアル)です(2026年9月時点)。公式の説明では、20分を過ぎると、そのデバイスを通る音にノイズが重なります。デバイスをいったんオフにして、オンに戻せばリセットされるので、使えなくなるわけではありません。ただ、長いセミナー動画を一気に文字起こしするなら、購入したほうが楽です。

で、アプリをインストールして立ち上げると、このような画面が出てきます。

「Sources」のところにある+ボタンを押し、文字起こしをしたい動画や音声の再生に使うアプリを選んでください。

私の場合は、Final Cut Pro Xを動画の編集で使っているので、Final Cut Pro Xと、Quicktime Playerを選択しています。(Final Cut Pro Xは、今は「X」が外れて「Final Cut Pro」という名前です。)

(音声が再生できれば、何のアプリでも構いません。)

そして次に、「システム環境設定」に行き、「サウンド」を選びます。(※「システム環境設定」は当時の名前です。今のMacでは「システム設定」に変わっています。)

そこで、「入力」と「出力」の両方で、「Loopback Audio」を選びます。

これで準備完了です!

動画を再生するだけで自動的に文字起こしされる!

では、実際に編集をしているFinal Cut Pro Xで、文字起こしをしたい動画を再生します。

再生をしたら、急いでGoogleドキュメントに行き、音声入力ボタンをクリックします。

そうすると、こちらには何も聞こえませんが、自動的に文字起こしがされていきます!(最初は感動しますよ笑)

先ほど、スピーカーを使って再生した場合よりも、明らかに文字起こしの精度が高いです。

もしMacの環境がある方は、こちらの方法を試してみてください!

今まで、自分でテロップをつけていたのが、馬鹿らしくなりますよ!(笑)

特に、Facebook広告では動画広告が非常に有効ですが、せっかくの動画に字幕がないと、スマホで見ていると音声が聞こえない場合も多いので、反応率が下がってしまいますからね。。

今なら、もっと手軽な方法もあります

ここまでが2018年当時のやり方です。2026年9月時点では、選択肢が増えました。手元に音声ファイル(MP3やWAVなど)があるなら、Gemini Notebook(旧NotebookLM)に読み込ませるだけで文字起こしができます。無料で使えて、ひとつのノートに50個まで、1ファイル200MBまで入れられます。Geminiアプリに音声を直接アップロードすることもできますが、こちらは無料だと合計10分まで、Google AI Pro以上で合計3時間までです。

この記事のやり方が要らなくなったわけではありません。なお、上限や料金は変わることがあるので、使う前に公式ページでご確認ください。

ということで、ぜひ参考にしてください。手元に音声ファイルがあるならGemini Notebookが、パソコンで鳴っている音をその場で文字にしたいならこの記事のやり方が向いています(Loopbackは体験版だと20分で音にノイズが入ります。最新の金額は公式ページでご確認ください)。

それではまた!

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