顔出し不要で簡単に作れるYouTube動画広告の作り方

あなたはカメラの前に立つのが苦手で、動画広告の作成に躊躇していませんか?本記事では、顔出し不要で簡単に作れるYouTube動画広告の制作方法をお伝えします。この記事は2026年9月時点の仕様に合わせて見直しました。いちばん大きな変わり目は、作った動画を配信するキャンペーンが「デマンド ジェネレーション」になったことと、スマートフォンで縦のまま見られる縦型(9:16)の動画が前提になったことです。台本づくり、スライド作成、音声収録、動画編集という流れそのものは変わりませんので、使うツールやよくある質問とあわせて、順にご説明します。この記事を読めば、あなたも顔出しをせずに、商品やサービスを伝える動画広告を作れるようになります

はじめに:動画広告の重要性と顔出しへの不安

オンラインビジネスを展開する上で、YouTube動画広告の重要性は年々高まっています。電通が2026年3月5日に発表した「2025年 日本の広告費」によると、インターネット広告費は4兆459億円となり、総広告費(8兆623億円)の50.2%と、初めて半分を超えました。なかでもビデオ(動画)広告費は1兆275億円(前年比121.8%)で、はじめて1兆円を超えています。しかし、「カメラの前に立つのが苦手」「自分の顔を出すのは恥ずかしい」と感じているあなたはいませんか?

実は、そんな悩みを抱えているのはあなただけではありません。多くの起業家やマーケターが同じ課題に直面しています。でも、朗報があります。顔出しをしなくても、効果的な動画広告を作ることが可能なのです。

私自身、以前は動画制作に苦手意識があり、カメラの前に立つことに抵抗がありました。しかし、顔出しなしの動画広告の手法を学び、実践することで、驚くほど簡単に、そして効果的に広告を制作できるようになりました。

(↑弊社の顔出しなしのYouTube広告動画の一例です)

※ この記事に出てくる画面写真は、いずれも2024年当時のものです。写真の中の年号や動画の長さは、今おすすめしている目安とは違っています。数字や画面の比率については、写真ではなく本文の説明のほうをご覧ください。

この記事では、あなたにも同じように成功してほしいと思い、顔出し不要の動画広告制作方法をステップバイステップでお伝えします。プログラミングスキルも、高価な機材も必要ありません。あなたのパソコンと、やる気さえあれば十分です。

動画広告の力を借りて、あなたのビジネスを次のレベルに引き上げましょう。顔出しの心配をすることなく、あなたの商品やサービスを世界に広める方法を、これから詳しくご紹介していきます。

次のセクションでは、なぜ顔出しなしの動画広告が効果的なのか、その理由を掘り下げていきます。あなたのビジネスにどのようなメリットをもたらすのか、具体的に見ていきましょう。

なぜ顔出しなしの動画広告が効果的なのか

顔出しなしの動画広告は、あなたのビジネスに多くのメリットをもたらします。その主な理由を見ていきましょう。

制作の手軽さ

顔出しなしの動画広告は、驚くほど簡単に制作できます。カメラの前に立つ必要がないため、撮影環境の準備や照明の調整といった手間が省けます。あなたのパソコンさえあれば、自宅やオフィスで気軽に制作を始められるのです。

例えば、スライドを使った動画なら、普段のプレゼン資料作りの延長線上で制作できます。慣れ親しんだツールを使うことで、制作のハードルが大きく下がります。

コスト削減

顔出し動画の制作には、カメラ、マイク、照明など、高価な機材が必要になることがあります。しかし、顔出しなしの動画広告なら、そういった機材への投資は不要です。

あなたのパソコンに最初から入っているソフトウェアだけでも、十分に質の高い動画を作ることができます。初期投資を抑えられるため、リスクを最小限に抑えてマーケティングを始められるのです。

修正の容易さ

顔出し動画の場合、撮影後に内容を変更したいと思っても、再度撮影し直す必要があります。これは時間とコストの面で大きな負担になります。

一方、顔出しなしの動画広告なら、修正が非常に簡単です。例えば、スライドの一部を変更したり、音声の一部だけを録り直したりすることで、素早く修正できます。

これは特に、広告の効果測定と改善において大きな利点となります。A/Bテストを行い、より効果的な広告を作り出すプロセスが格段に容易になるのです。

※ ただし2026年のデマンド ジェネレーションでは、「動画拡張」「自動生成動画広告」「画像拡張」といった、Googleが自動で素材を作り足す機能が、新しく作るキャンペーンで最初からオンになっています。あなたが入稿したものとは別の動画が作られて配信されることがありますので、素材を1つずつ比べたいときは、広告を作る画面の「メディア」カードの下にある[アセットの最適化]でチェックを外してください。画像だけで広告を作ったときにも、動画が自動で作られることがあります。

集中力の向上

顔出しなしの動画広告では、あなたのメッセージそのものに焦点を当てることができます。視聴者の注意が話者の外見や表情に奪われることなく、伝えたい内容に集中してもらえるのです。

これは特に、複雑な概念や専門的な情報を伝える際に効果的です。視覚的な要素と音声を組み合わせることで、より理解しやすい形で情報を提示できます。

以上のように、顔出しなしの動画広告には多くのメリットがあります。次のセクションでは、実際にこのタイプの動画広告をどのように制作するか、具体的な手順を見ていきましょう。あなたも、これらの利点を活かした効果的な広告を作れるようになります。

顔出しなし動画広告の制作ステップ

顔出しなしの動画広告を制作するプロセスは、思ったよりも簡単です。以下の4つのステップに沿って進めていけば、あなたも効果的な動画広告を作ることができます。

1.台本作成

まず最初に行うのは台本の作成です。これは動画の骨格となる重要な部分です。

  1. 目的の明確化: 動画で何を伝えたいのか、視聴者にどんなアクションを取ってほしいのかを明確にします。
  2. 構成の組み立て: 導入、本論、結論という基本的な構成を意識しながら、伝えたいポイントを整理します。
  3. ターゲット層を意識: あなたの理想的な顧客像を思い浮かべながら、その人に直接語りかけるように書きます。
  4. 簡潔で分かりやすい言葉遣い: 専門用語は避け、誰にでも理解しやすい表現を心がけます。

ポイント: 台本は読み上げやすいように、短めの文章で構成するのがコツです。

2.スライド作成

台本ができたら、次は視覚的な要素であるスライドを作成します。

  1. シンプルなデザイン: 情報を詰め込みすぎず、1枚のスライドに1つの主要なメッセージを載せるようにします。
  2. 視認性の高いフォント: 読みやすいサイズと色のフォントを選びます。
  3. 効果的な画像やグラフの使用: 文字だけでなく、適切な画像やグラフを使うことで理解を深めます。
  4. 一貫したデザイン: スライド全体で色使いやレイアウトに一貫性を持たせ、プロフェッショナルな印象を与えます。

ポイント: PowerPointやKeynoteなど、慣れ親しんだプレゼンテーションソフトを使うことで、効率的に作業を進められます。

ここでひとつだけ、2026年ならではの注意があります。スマートフォンで縦のまま見られる配信面(YouTubeショートなど)が増えていますので、16:9の横型だけで作らないようにしてください。スライドのページ設定を変えて、横向き16:9(推奨1,920×1,080ピクセル)、縦向き9:16(推奨1,080×1,920ピクセル)、正方形1:1(推奨1,080×1,080ピクセル)の3種類を用意しておくと、そのまま出せて安心です。縦向きは4:5(推奨1,080×1,350ピクセル)も使えます。

※ 画面全体をそのまま収録すると横長になります。縦型を作るときは、画面収録の「選択部分を収録」で縦長の範囲だけを選んで撮るか、動画編集ソフトの側でプロジェクトの大きさを9:16(1,080×1,920ピクセル)に設定して書き出してください。細かく整えたいときは、編集ソフトで書き出すほうが確実です。

3.音声収録

スライドができたら、ナレーションの収録に移ります。

  1. 環境の整備: できるだけ静かな場所で、エコーの少ない環境を選びます。
  2. 発声練習: 本番前に台本を何度か読み上げ、滑らかに話せるようにします。
  3. 適切な話速: ゆっくりと、聞き取りやすいペースで話します。
  4. 感情の込め方: 単調にならないよう、適度に抑揚をつけて話します。

ポイント: 完璧を求めすぎず、間違えたらその部分だけを再録音する心構えで臨みましょう。編集で修正できます。

4.動画編集

最後に、スライドと音声を1つの動画にまとめる編集作業を行います。

  1. スライドと音声の同期: 各スライドにナレーションを合わせていきます。
  2. テロップの追加: 必要に応じて、重要なポイントをテロップで強調します。
  3. BGMの挿入: 適切な音楽を控えめの音量で入れると、印象が良くなります。音楽素材のサービスを使う場合は、契約しているプランで広告に使ってよいかも、あわせてご確認ください。
  4. イントロとエンディングの作成: 動画の始まりと終わりに、タイトルや行動を促す文言を入れます。

ポイント: 無料の動画編集ソフトでも十分な品質の動画を作ることができます。高価なソフトは必要ありません。

できあがった動画は、YouTubeにアップロードしてから広告に使います。このとき、動画の公開設定にご注意ください。[非公開]のままでは広告に使えません。[公開]と[限定公開]のどちらが必要かは案内が変わることがありますので、入稿の前に、Google広告のヘルプ「YouTube および Discover フィードの広告要件」でお確かめください。

これらのステップを丁寧に進めていけば、プロフェッショナルな印象を与える動画広告を作ることができます。次のセクションでは、より効果的な動画を作るためのポイントとコツをご紹介します。

動画制作のポイントとコツ

(↑弊社のYouTube広告の編集画面の一例)

顔出しなしの動画広告を、より効果的で魅力的なものにするためのポイントとコツをご紹介します。これらを押さえることで、あなたの動画広告の質を一段と高めることができます。

デザインの工夫

  1. 色使いの重要性:
  2. ブランドカラーの活用: あなたのブランドを象徴する色を主体に使うことで、一貫性のある印象を与えられます。
  3. コントラストの効果: 背景と文字のコントラストを強くすることで、読みやすさが向上します。
  4. レイアウトの秘訣:
  5. 余白の活用: 情報を詰め込みすぎず、適度な余白を設けることで、見やすさが格段に向上します。
  6. グリッドシステムの利用: スライド内の要素を整列させ、統一感のあるデザインに仕上げましょう。
  7. アニメーションの効果的な使用:
  8. シンプルな動き: 派手すぎるアニメーションは避け、シンプルな動きで重要ポイントを強調します。
  9. 一貫性のある動き: スライド全体で似たようなアニメーションを使うことで、統一感が生まれます。

音声のクリアさ

  1. 録音環境の整備:
  2. エコー対策: カーテンや布を活用し、音の反射を抑えます。
  3. 外部ノイズの排除: エアコンやパソコンのファンの音などに注意しましょう。
  4. 発声テクニック:
  5. 口の開け方: はっきりと言葉を発音するために、口をしっかり開けて話します。
  6. 姿勢の保持: 背筋を伸ばし、胸を開いた姿勢で話すことで、声が通ります。
  7. 感情の込め方:
  8. 抑揚をつける: 単調にならないよう、重要なポイントで声の高低や強弱を変えます。
  9. 間の取り方: 重要な情報の前後に適度な間を設けることで、理解を促進します。

編集テクニック

  1. テンポ感の調整:
  2. スライドの表示時間: 内容に応じて、スライドの表示時間を調整します。重要なポイントはやや長めに。
  3. トランジションの活用: スライド間のつなぎに軽いトランジション効果を入れると、スムーズな印象になります。
  4. BGMの選択と調整:
  5. 適切な曲調の選択: 動画の内容や雰囲気に合った BGM を選びましょう。
  6. 音量バランス: ナレーションを邪魔しない程度の音量に調整することが重要です。
  7. 強調ポイントの視覚化:
  8. テロップの活用: 重要なキーワードや数字をテロップで表示し、印象付けます。
  9. ズームイン効果: 特に注目してほしい部分に、さりげなくズームイン効果を加えます。

最後のポイント: 完璧を求めすぎないことです。初めは多少の不完全さがあっても、実際に動画を公開して反応を見ることが大切です。視聴者からのフィードバックを元に、徐々に改善していく姿勢が重要です。

これらのポイントとコツを意識しながら動画を制作することで、あなたの顔出しなし動画広告は、より魅力的で効果的なものになるでしょう。次のセクションでは、動画制作に役立つおすすめのツールをご紹介します。

おすすめの動画制作ツール

顔出しなしの動画広告を効率的に制作するためには、適切なツールの選択が重要です。ここでは、スライド作成、画面収録、動画編集の各段階で使える、おすすめのツールをご紹介します。

スライド作成ソフト

  • Microsoft PowerPoint:
  • 特徴: 最も広く使われているプレゼンテーションソフト。豊富なテンプレートと機能が魅力。
  • メリット: 使い慣れた人が多く、学習コストが低い。
  • 注意点: 有料ソフトだが、多くの企業や個人がすでに所有している。
  • Apple Keynote:
  • 特徴: Mac ユーザー向けの直感的なインターフェースが特徴。
  • メリット: 美しいデザインのテンプレートが豊富。無料で使用可能。
  • 注意点: Mac 専用ソフトのため、Windows ユーザーは使用できない。
  • Google スライド:
  • 特徴: ウェブブラウザ上で動作する無料のツール。
  • メリット: チームでの共同編集が容易。どこからでもアクセス可能。
  • 注意点: 一部の高度な機能は PowerPoint や Keynote に劣る。

私はMacユーザーなのでKeynoteを使ってスライドを作成しています。

画面収録ソフト

  • QuickTime Player (Mac):
  • 特徴: Mac に標準搭載されている簡易な画面収録ツール。
  • メリット: 使い方が非常に簡単。追加のインストールが不要。
  • 注意点: Mac 専用。機能は必要最小限。
  • Loom:
  • 特徴: ウェブブラウザ上で動作する画面収録ツール。
  • メリット: 使い方が簡単で、収録後すぐに共有可能。
  • 注意点: 無料版は収録時間に制限がある。

私はMacに標準で付いているQuickTimePlayerを使って画面収録をしています。

※ 今のmacOSでは、shift+command+5で呼び出す「スクリーンショット」アプリからも画面を収録できます。Appleの公式の案内では、こちらが先に紹介されています。macOS Tahoe 26以降では「選択したウインドウを収録」という機能も加わりました(Appleサポートで2026年9月19日に確認)。

動画編集ソフト

  • iMovie (Mac):
  • 特徴: Mac 用の無料動画編集ソフト。
  • メリット: 直感的な操作性。基本的な編集が簡単にできる。
  • 注意点: Mac 専用。高度な編集には機能が足りない場合も。
  • Final Cut Pro (Mac):
  • 特徴: Apple が開発したプロ向けの動画編集ソフト。
  • メリット: 高速なパフォーマンスと直感的なインターフェース。Mac の性能を最大限に活用。
  • 注意点: 有料ソフトで、Mac 専用。2026年9月時点では、買い切り版(50,000円・税込)のほかに、Final Cut Pro・Motion・Compressor・Logic Proなどがセットになった「Apple Creator Studio」という月額1,780円・年間17,800円のサブスクリプションでも使えます。買い切り版でもアップデートは引き続き提供されますが、一部のコンテンツはサブスクリプションに登録している方だけが使えます(Apple公式サイトで2026年9月19日に確認)。
  • Adobe Premiere Pro:
  • 特徴: 業界標準として広く使われているプロ仕様の動画編集ソフト。
  • メリット: 他の Adobe 製品との連携が優れている。多彩な機能と柔軟性。
  • 注意点: 月額サブスクリプション制で、継続的なコストがかかる。学習曲線が急。
  • DaVinci Resolve:
  • 特徴: プロ仕様の高機能な動画編集ソフト。無料版が存在。
  • メリット: 高度な編集が可能。色補正機能が特に優れている。
  • 注意点: 学習曲線が急で、初心者には少し難しい。

私はFinal Cut Proを使ってYouTube広告動画も編集しています。

重要なポイント: これらのツールは、あくまでも手段です。最も重要なのは、あなたのメッセージと創造性です。使い慣れたツールや、学習コストの低いツールから始めるのが賢明です。徐々にスキルを向上させながら、必要に応じてより高度なツールに移行していくことをおすすめします。

次のセクションでは、動画広告制作に関してよくある質問とその回答をご紹介します。

よくある質問と回答

顔出しなしの動画広告制作に関して、多くの方が抱く疑問や不安に答えていきます。これらの Q&A を参考にして、あなたの動画制作をより円滑に進めていただければと思います。

Q1: 顔出しなしの動画で、本当に視聴者の興味を引けるのでしょうか?

A: はい、十分に可能です。重要なのはコンテンツの質伝え方です。魅力的なビジュアル、明確なメッセージ、適切な音声ナレーションを組み合わせることで、顔出しの動画に劣らない効果を得られます。どのくらいの反応が得られるかは、扱う商品や見てくださる方によって変わります。まずは短い動画を1本作って、あなたのお客様の反応を確かめてみてください。

Q2: 動画の長さはどのくらいが適切ですか?

A: YouTube広告として使うなら、10秒から60秒におさめるのが基本です。Google広告のヘルプでも、横向き・縦向き・正方形のいずれも10〜60秒がすすめられています。動画の最小再生時間は5秒で、10秒未満の動画はYouTubeのインストリーム面には配信されません。用途ごとの目安は、次のとおりです:

  • YouTube広告の場合、15秒や30秒の短い動画が扱いやすいです。広告の種類ごとの公式の目安は、スキップできるインストリーム広告が3分未満、YouTubeショート広告が60秒未満、バンパー広告が6秒(5秒以上)です。
  • 1分から2分というのは、広告ではなく、販売ページや商品ページに置く説明動画に向く長さです。
  • 3分から5分というのも広告ではなく、通常のYouTube動画や講座の中で使う長さとお考えください。

重要なのは、視聴者の興味を最後まで保つことです。不要な情報は削り、核心をついたメッセージを簡潔に伝えることを心がけましょう。

Q3: 広告に使える動画・音楽の素材はどこで見つけられますか?

A: 以下のサービスで、広告に使える素材を探せます。どれも無料ではなく、月額または年額を払って使うサービスです。契約している間は素材ごとの追加料金はかかりませんが、著作権がなくなるわけではありません。広告に使ってよいかどうかはプランによって変わりますので、契約の前に利用規約をご確認ください:

  • 動画素材: Artlist.io, Motionarray.com など
  • 音楽: Artlist.io, epidemicsound.com など

Q4: ナレーションが苦手です。どうすればいいですか?

A: ナレーションに不安がある場合、以下の方法を試してみてください:

  1. 練習を重ねる: 録音前に何度も読み上げて、滑らかに話せるようにします。
  2. 短いセグメントに分ける: 一度に長い文章を読まず、短い区切りで録音します。
  3. テキストを活用: ナレーションを最小限に抑え、テキストやアニメーションで情報を伝えます。
  4. プロのナレーターを起用: 予算が許せば、プロのナレーターに依頼することも検討してみてください。
  5. 最近はAIの音声読み上げも品質が上がっていますので、ナレーションをAIに任せるのも一つの方法です。なお2026年7月から、AIを使って作ったり手を加えたりした画像広告・動画広告に、「AIを使っています」という表示(AIラベル)を付ける仕組みが始まりました。根拠として挙げられているのは欧州連合・インド・ニューヨークの規制で、日本は義務の対象地域には入っていません。ナレーションだけをAIに任せた場合が対象になるかは、ヘルプの記載だけでははっきりしませんので、気になる場合は、Google広告の「AI ラベル設定」でご確認ください。

Q5: 動画編集のスキルがありません。簡単に始められる方法はありますか?

A: はい、あります。以下の方法を試してみてください:

  1. テンプレートの活用: Canva や Adobe Express などのツールには、カスタマイズ可能な動画テンプレートが用意されています。縦型(9:16)のテンプレートも選べますので、YouTubeショート向けの動画を作るときに便利です。
  2. オンライン学習: YouTube や Udemy などで、初心者向けの動画編集チュートリアルを視聴し、基本的なスキルを身につけます。
  3. シンプルから始める: 最初は静止画とテキストだけの簡単な動画から始め、徐々に技術を向上させていきましょう。

Q6: 動画の効果をどのように測定すればいいですか?

A: 以下の指標を活用して、動画の効果を測定できます:

  • 視聴回数: 動画が何回再生されたか
  • 視聴継続率: 視聴者が動画をどこまで見続けたか。なお「1回の視聴」として料金がかかる条件は、広告の出る場所ごとに決まっています。インストリームは30秒視聴(30秒未満の広告は最後まで)か、動画への操作のどちらか早いほう。インフィードはサムネイルを押して見るか、自動再生を10秒以上見たとき。YouTubeショートは10秒視聴か、広告のリンク(CTA)をクリックしたときです。
  • エンゲージメント率: いいね、コメント、シェアの数。これはYouTubeに通常投稿した動画向けの見方で、Google広告の管理画面に同じ名前で並ぶ項目ではありません。広告の成果は、表示回数・視聴率・クリック率・コンバージョンで見ていきます。
  • クリック率 (CTR): 動画から指定のリンクをクリックした割合
  • コンバージョン率: 動画視聴後に目的のアクションをとった割合

これらの指標を総合的に分析することで、動画の効果を適切に評価し、改善点を見出すことができます。Google広告の数字は、左側のメニューの[キャンペーン]→[分析情報とレポート]から確認できます。

これらの質問と回答を参考にしながら、あなたの動画広告制作をより効果的に進めていってください。次のセクションでは、この記事のまとめと今後のアクションプランについてお話しします。

まとめ:顔出しなし動画広告で成功への第一歩を

ここまで、顔出しなしの動画広告の作り方と、その効果的な活用方法について詳しく見てきました。最後に、重要なポイントを振り返り、あなたの次のステップについて考えていきましょう。

主要ポイントの復習

  • 顔出しなし動画の利点:
  • 制作の手軽さ
  • コスト削減
  • 修正の容易さ
  • メッセージへの集中
  • 効果的な制作プロセス:
  • 綿密な台本作成
  • 視覚的に魅力的なスライド設計
  • クリアな音声録音
  • 適切な編集技術の活用
  • 成功のカギ:
  • ターゲット層のニーズ理解
  • 明確な価値提案
  • 視覚と音声の効果的な組み合わせ
  • 継続的な改善と最適化

あなたの次のステップ

  • 1.目標設定:

まずは、あなたの動画広告で何を達成したいのか、具体的な目標を設定しましょう。新規顧客の獲得?ブランド認知度の向上?目標を明確にすることで、制作の方向性が定まります。

  • 2.ツールの選択:

本記事で紹介したツールの中から、あなたのスキルレベルと予算に合ったものを選びましょう。最初は無料や低コストのツールから始めるのがおすすめです。

  • 3.プロトタイプの作成:

学んだ知識を活かして、まずは短い(30秒程度の)動画を作ってみましょう。縦型(9:16)で1本作っておくと、YouTubeショートの面にもそのまま出せます。完璧を求めず、まずは作ることに集中します。

  • 4.フィードバックの収集:

作成した動画を信頼できる人々(同僚、友人、または少数の顧客)に見てもらい、率直な意見を求めましょう。

  • 5.改善と再制作:

得られたフィードバックを基に動画を改善し、再制作します。この過程を繰り返すことで、スキルが向上していきます。

  • 6.本格的な展開:

十分な練習と改善を重ねたら、いよいよ本格的な広告配信に進みましょう。結果を細かく分析し、継続的に改善を行います。

2026年9月時点では、YouTubeでコンバージョン(購入や申し込み)を目的に動画広告を出す場合、「デマンド ジェネレーション」というキャンペーンを使います(以前の「動画アクション キャンペーン」は新しく作れなくなり、2026年前半に移行が終わりました)。YouTubeのほか、DiscoverやGmailにもまとめて配信されるタイプです。管理画面では、左側のメニューの[キャンペーン]→[キャンペーン]→ プラスボタン →「新しいキャンペーンを作成」と進み、目標で「販売促進」または「見込み顧客の獲得」を選び、キャンペーンタイプで「デマンド ジェネレーション」を選びます。YouTubeだけに出したいときは、広告グループの設定にある[チャネル]で配信先を絞ってください。

広告には、動画のほかにテキストも入稿します。広告見出しは半角40文字(全角20文字)まで、説明文は半角90文字(全角45文字)まで、ビジネスの名前は半角25文字(全角12文字)までです。見出しは5個、説明文は3個の用意がすすめられています。台本を書くときに、この短い文言もいっしょに考えておくと、入稿でつまずきません。

最後に

顔出しなしの動画広告は、あなたのビジネスを次のレベルに押し上げる強力なツールとなります。カメラの前に立つ必要がないからといって、その効果が劣るわけではありません。むしろ、クリエイティブな表現方法を探ることで、より印象的で効果的な広告を生み出せる可能性があります。

重要なのは、始めることです。完璧を求めすぎずに、まずは一歩を踏み出してみてください。試行錯誤を重ねながら、あなただけの効果的な動画広告スタイルを見つけていくことができるはずです。

この記事で学んだ知識とテクニックを活用し、あなたのビジネスの成長に繋がる素晴らしい動画広告を作成してください。そして、その過程で気づいたことや成功体験を、ぜひ周りの人とも共有してください。

あなたの顔出しなし動画広告が、大きな成功を収めることを心から願っています。頑張ってください!

顔を出さずに売る動画の台本を作りたい方へ

顔を出さずに、パソコン1台で商品をご紹介する動画を作る方法をまとめた無料の電子書籍「VSLシークレッツ」をご用意しています。台本を組み立てる7つのステップ、実例の台本、そして収録・編集・公開の手順を載せています。広告の出稿方法そのものではなく、動画の中身の作り方をまとめた本ですので、この記事の「台本作成」で手が止まった方は、あわせてお読みください。

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この記事の手順と名称は、2026年9月19日時点のGoogle広告とYouTubeのヘルプの内容にもとづいています。画面はたびたび変わりますので、実際の画面と見比べながら進めてください。

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