Claude Opus 4.7の性能をChatGPT 5.4、Gemini 3.1 Proと比較してみた結果

もしあなたが「新しいAIモデルが出るたびに、本当に自分の仕事で使えるレベルなのか判断に困る」と感じているなら、この記事はその疑問に答えるひとつの答えになります。この記事では、2026年4月16日にリリースされたClaude Opus 4.7を、前モデルのOpus 4.6、そしてChatGPT 5.4とGemini 3.1 Proと実際の仕事で比較した結果を、ブログ記事執筆・セールスページ作成・スライド作成という3つの実務タスクを通してお伝えします。読み終える頃には、2026年前半のあなたのビジネスでどのAIをメインに据えるべきか、判断できるようになっているはずです。

目次

新しいAIが出るたびに「本当に使えるのか?」と迷っていませんか

AIモデルの進化のスピードが本当に早いですよね。Claudeの公式発表を見ても、GPTの更新情報を見ても、毎回「過去最高性能」と書かれていて、正直どれが本当に仕事で使えるのか、判断に迷ってしまうことはありませんか?

私も正直なところ、同じように感じています。

本日2026年4月17日、ちょうど昨日アメリカ時間の4月16日に、Anthropic社からClaude Opus 4.7という新しいモデルが公開されました。公式発表のベンチマーク比較を見ると、もちろん一番左の自社のOpus 4.7が最も優秀に見えるように並べられています。こういうのをそのまま鵜呑みにするのは危ないですよね。

なので私自身、この1時間ほどで実際にいくつものタスクをOpus 4.7にやらせてみて、さらに同じ内容をChatGPTとGeminiにも依頼して、結果を比べてみました。この記事では、そのリアルな検証結果をお伝えします。

Claude Opus 4.7で何が変わったのか、ざっくり整理しておきます

まずはそもそも、Opus 4.7が4.6から何をアップデートしてきたのかを簡単に押さえておきましょう。

Claude Opus 4.7 公式発表ページはこちら

https://www.anthropic.com/news/claude-opus-4-7

公式発表で強調されている進化ポイント

Anthropicの公式ブログによると、今回のアップデートの目玉は大きく3つあります。

↑Anthropic社の公式サイトより:Claude Opus 4.7と他社の主要モデル、そして性能が高すぎて一般公開されてないClaude Mythos(ミトス)モデルとのベンチマーク比較の表です。

1つ目はコーディング性能の大幅な向上です。特に「これまで人が近くで見張っていないと任せられなかったような難しいタスク」を、安心して任せられるレベルになったとされています。具体的な数字でいうと、Agentic Coding(エージェント的なコーディング)という項目で、Opus 4.6が53.4%だったのに対して、Opus 4.7は64.3%と、10ポイント以上も改善しています。GPT-5.4やGemini 3.1 Proが50%台にとどまっているので、ここだけを見ると頭ひとつ抜けている形ですね。

2つ目は画像認識の大幅な強化です。高解像度の画像に対応するようになり、長辺が2,576ピクセル、約3.75メガピクセルまでの画像を処理できるようになりました。これまでのClaudeモデルの3倍以上の解像度です。複雑な図、細かい数値が並ぶダッシュボード、コンピュータ画面のスクリーンショットなどを正確に読み取る能力が上がったわけですね。

3つ目は指示の理解力です。ここが個人的には重要だと思っていて、Opus 4.7は「指示を文字通りに受け取る」傾向が強くなりました。以前のモデルは少し曖昧に解釈したり、一部を飛ばしたりすることがあったのですが、4.7はプロンプトに書かれた内容をきちんと全部実行してくれます。これまでのプロンプトを使い回すと、意図と違う結果が出ることがあるので、そこは注意が必要です。

「Mythos(ミトス)」という危険すぎて一般公開できない上位モデルの存在

公式発表の中で面白いのが、Opus 4.7の上に「Mythos Preview」というさらに高性能なモデルが存在している、という話です。ただこのMythosは、性能が高すぎてサイバー攻撃のような用途にも使えてしまうレベルらしく、今は一般公開されていません。さすがにMythosは性能が高すぎて(コストもめちゃくちゃ高い?)公開できないけど、Opusを多少性能アップしたモデルを出してきた、というところでしょうか。(ちなみに、OpenAIもSpud(スパッド)というコードネームのMythos対抗モデルを開発中、なんて噂もあるようですね。)

料金と新機能はどう変わったか

料金はOpus 4.6と同じで、入力100万トークンあたり5ドル、出力100万トークンあたり25ドルです。値上げしなかったのはありがたいですね。(サブスク課金していればAPI料金は関係ないので上記の値段は気にしないでOKです。)

新機能としては、「xhigh(エクストラハイ)」という思考の深さ設定が追加されました。従来はhigh・maxの2段階だった上位の思考レベルの間に、新しくxhighが入った形です。Claude Codeでは全プランのデフォルトがxhighに引き上げられているので、何も設定しなくても以前より深く考えてくれます。

ほかにも、Claude Codeに/ultrareviewという新しいスラッシュコマンドが追加されていて、コードの変更点をまるで人間の熟練レビュアーのように見直してくれる機能が入りました。Maxプラン利用者向けには、Claudeが自分で判断して作業を進める「auto mode」も拡張されています。(まあこのあたりは私を含めて非エンジニアにはあまり関係ないので気にしないでOKです。)

実験1:ブログ記事を書かせて4.6と4.7を比べてみた

↑ブログ記事などの長文の文章を書かせると、Opus 4.6も十分に性能は高いのですが、しっかり文章を読んで比べてみると、Opus 4.7のほうが元ネタの内容を箸折らずに詳細に原稿を書いてくれました。

ここからが本題です。実際の仕事でどれくらい違うのかを、まずブログ記事の執筆で試しました。

同じプロンプト・同じ元ネタで書き分けた結果

実はこの前日に、私は自分のYouTube動画の文字起こし(約4万3,000文字)を元にしたブログ記事を、Opus 4.6で書かせていたんです。公開しようかどうか迷っていたところでOpus 4.7が出てきたので、完全に同じプロンプトと元ネタで、4.7にも同じ記事を書かせてみました

結果として、4.6で書いてもらった記事は8,308文字で、内容自体は悪くありませんでした。ただ正直に言うと、「もう少しここを掘り下げてほしかったな」という物足りなさが残ったんですよね。

4.7で書き直した記事のほうは、元の動画が伝えようとしていた意図をしっかり拾って、より厚みのある内容になっていました。たとえばClaudeのスキル機能がChatGPTやGeminiと何が違うのか、という話を、4.6はさらっと触れただけだったのに対して、4.7は具体的な違いを丁寧に書き分けてくれました。AntigravityやCursorでスキル機能をどう使うか、という話も同じで、4.7のほうが明らかに詳しく説明してくれたんです。(文字数も1万1000文字を超えていたので、Opus 4.7のほうが執筆してくれた文字数も多かったです。)

ブログ記事のネタにした元動画が数時間、文字数にして4万字を超える重たいコンテンツだったので、これをしっかり咀嚼してボリュームのある記事にまとめるタスクは、AIにとってかなりハードだと思います。そのハードなタスクで質の差がはっきり出たわけですね。

劇的な進化とまでは言いませんが、文章の厚みと理解の深さに、確かな違いを感じました

実験2:セールスページを3つのAIで同時に作らせた

次に、もう少し目で見て分かりやすい「セールスページ(LP)作成」で比べてみました。題材は、私が今準備している「AIステップメール講座」という新講座の販売ページです。

同じ商品情報・同じ依頼内容を、Claude Opus 4.7(通常チャット・アダプティブ思考オン)、Claude Code(デスクトップ版・Opus 4.7・工数「超高」)、ChatGPT 5.4(Thinkingモード)、Gemini 3.1 Proの4つに渡して、同時進行でページを作らせました。

Claude Opus 4.7(通常チャット)の仕上がり

まずは通常のClaudeチャット版です。正直に言うと、4.6の頃から結構いいセールスページを作ってくれていたので、4.7だから急に別物になった、という印象はありません

ただ細かく見ると、「想像してみてください、3ヶ月後のあなたの毎日を」というようなビフォーアフターを描くパートが、4.6のときよりしっかり書き込まれていました。文章を端折らず、お客様に伝わるように丁寧に展開してくれている感じですね。

Claude Code(デスクトップ版・工数=「超高 xhigh」)の仕上がり

↑個人的にはClaude CodeでOpus 4.7に作らせたセールスページのデザインが一番気に入っています。

個人的に一番気に入ったのが、デスクトップ版のClaude Codeで作ってもらったバージョンでした。

Claude Codeはそもそもコードを書くために作られたツールなので、モバイル表示とデスクトップ表示をワンクリックで切り替えられるんです。通常のClaudeチャットにはこの機能がないので、LP作成にはClaude Codeのほうが向いているんですよね。

できあがったページは、強調する部分の色使いや、目を引く要素の配置が上手で、インパクトがありました。通常版とCode版で見比べると、私はCode版のほうが好みでしたね。

ChatGPT 5.4とGemini 3.1 Proはどうだったか

↑ChatGPTの日本語文章もGPT-5.4から大きく性能アップしましたし、コーディングの性能も意外と悪くないです。

ChatGPTも、最近は日本語の文章力がぐっと上がりました。以前は直訳っぽい文章が出てきて仕事で使うのは厳しかったのですが、5.4になってからは普通に実務で使えるレベルです。セールスページのコーディング能力も悪くないですね。Claudeには一歩及ばないものの、かなり近づいてきたと感じました。

一方でGemini 3.1 Proは、正直ちょっと微妙でした。キャッチコピーがただの商品名だけだったり、文章量が他のAIと比べて明らかに短かったりするんです。他の2つ、特にClaudeと並べると差が分かりやすく出てしまいました。

↑Gemini 3.1 Proは「どうしたの??」という感じで残念な印象です。一度に書いてくれる文章の文字数が少なくなっているので、性能がナーフされているのでは?という気がします。

Geminiは画像生成のNano Banana Proなどでは本当にすごいと思うのですが、テキスト生成に関しては最近、出力される文章量が短くなってきている傾向があります。コスト削減のためにケチっているのでは、という噂も聞きますが、真偽は分かりません。ただ、仕事のメインツールとして選ぶには厳しいというのが、私の正直な感想です。

実験3:VSLスライドと講座スライドも3つのAIで比較した

続いて、私が普段から大量に作っているVSL(ビデオセールスレター)のスライドと、オンライン講座の解説スライドも、同じように3つのAIに作らせてみました。

Claudeのスライド:文章量とレイアウトのバランスが良い

Claude Opus 4.7のVSLスライドは全163ページ。読み上げやすい大きなフォントで、改行が少し不自然な箇所はあるものの、これは4.6の頃からある課題で、今回も大きく変わっていない印象です。

ただ、文章そのものの質は確実に上がっています。セールスの流れに沿ってしっかり長めの原稿を書いてくれるので、その文章をスライドに落とし込んだ時のボリュームも自然と厚みが出ます。

↑Opus 4.7のスライドの性能は気に入っており、実際に動画収録で使っています。

ChatGPTのスライド:デザインとフォントサイズがあと一歩

ChatGPTも最近はスライドを作れるようになりました。以前は本当に苦手だった分野なので、進化を感じますね。できあがったVSLスライドは110ページで、Claudeよりも短めです。

デザインはまずまずですが、フォントサイズが少し小さいのが気になりました。プロンプトで指定すれば改善できそうなので、完全にダメというわけではありません。ただ「このまま動画収録に使うか」と聞かれると、もう一歩調整が必要という印象です。

↑ChatGPTでオンライン講座収録用のスライドも作成してもらいましたが、レイアウトや文字の配置がいまいちなので、まだ使えないですね。。以前に比べれば少しずつ進化はしていますが、これならClaudeを使った方がいいです。

Geminiのスライド:シンプルすぎて物足りない

Geminiのスライドは、フォントやデザインそのものは悪くないのですが、ページをめくる時にディゾルブのトランジションエフェクトが入っていて、動画として収録した時に目の負担になりそうでした。こういうエフェクトは正直いらないですよね。あと、やはり執筆してくれる文字数も少ないためか、スライドの枚数も少なく、正直使えない、という結果です。

講座スライドもいまいちでした。。画像の差し込みもなく、文章も他の2つに比べて少ないんです。Googleスライドにエクスポートできるという強みはあるものの、完成度として満足できるレベルには届いていませんでした。Nano Banana Proの画像生成機能を使ってスライドを作れればいいのですが、Geminiアプリの中だとそこまでさせてくれないのが非常に残念ですね。。(Nano Banana Proを使って大量にスライド用の画像を生成されるとコストがかかりすぎるので、API経由で使ってくれ、ということでしょうか。。)

実際に使って分かった、Opus 4.7を選ぶべき3つの理由

ここまでの検証をふまえて、私が感じたClaude Opus 4.7を仕事のメインに据えるべき理由を3つに絞ってお伝えします。

1つ目は、長文の理解力と出力の厚みがさらに上がったことです。数万字の元ネタを渡した時に、その内容を咀嚼してまとめ直す力が、4.6よりも明らかに強くなっています。ブログ記事、電子書籍、セールスレターといった「長い文章を書かせる仕事」で効いてきます。

2つ目は、指示への忠実度が高いことです。4.7は書かれたプロンプトをそのまま実行する傾向が強くなりました。過去のプロンプトをそのまま使うと違和感が出る場合もありますが、裏を返せば細かく指示すればその通りに動いてくれるということです。自分の型を持っている人ほど、この恩恵を受けやすいですね。

3つ目は、コーディングとデザインのセンスです。セールスページを作らせた時、文章だけでなく「強調すべき場所をどう目立たせるか」「読者の目線の流れをどう設計するか」というデザイン的な判断が、他のAIに比べて明らかに洗練されていました。

Claude Opus 4.7を仕事で使う時に知っておきたい注意点

ここまで良い話ばかりしてきましたが、使う上で知っておいてほしい注意点もあります。

Maxプラン(月100ドル)は誰に必要か

私は今、月額100ドルのMaxプランを契約しています。このプランはProプランの5倍使えるのですが、今回のように1時間でサイトを何個も作ってスライドも何個も作るという使い方をすると、5時間ごとの使用制限が47%まで一気に消費されました。

通常の用途ならProプラン(月額20ドル)で十分です。ただ、Opusを積極的に使いたい場合や、1つの商品に対してセールスページ・スライド・メールを一気通貫で作りたい場合は、Maxプランを検討する価値があると思います。短時間で制限に引っかかるとストレスになりますからね。

「超高」シンキングエフォートをどう使い分けるか

Claude Codeでは/effortコマンドで、低・中・高・超高・MAXの5段階で思考の深さを設定できます。超高以上はクレジット消費が大きくなりますが、本当に難しいタスクの時だけ使う、というメリハリが大事ですね。

また、Opus 4.7は使うトークン数が4.6より1.0〜1.35倍ほど増えているようです。コスト管理が気になる場合は、Sonnetモデルを使うか、アダプティブ思考モードをオフにする、Claude Codeの工数を低めにする、などが対策になります。

よくある質問に答えておきます

ここまでの話で、あなたが感じているかもしれない疑問にも答えておきます。

Q:Opus 4.6をすでに使っていますが、今すぐ4.7に乗り換えるべきですか?

↑「他のモデル」を選択すると、Opus 4.6もまだ使えるようです。

絶対に今日乗り換えろ、というほどの劇的な差はありません。ただ、コーディング・長文ライティング・スライド作成のような重めのタスクをよく使うなら、4.7に切り替えるメリットはあります。今のところClaudeのデスクトップアプリはブラウザ版ではまだOpus 4.6も使えるようです。

Q:ChatGPTやGeminiをすでに契約しているのですが、全部必要ですか?

私はAIを教える立場なのでどれも契約していますが、仕事のメインツールとして1つに絞るならClaudeが今のおすすめです。ChatGPTは20ドルのPlusプランで十分な人が多いですし、Geminiは画像・動画生成用途で割り切るのもありですね。

Q:Proプランで十分ですか、それともMaxが必要ですか?

1日の作業量で判断してください。Opusで重いタスクを連続して回す人はMax、単発の作業が中心の人はProで問題ありません。

まとめ:2026年4月時点で仕事用AIを選ぶならClaude

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回の検証結果をまとめると、2026年4月時点で、仕事で本格的にAIを使うならClaude Opus 4.7が最もおすすめ、というのが私の結論です。

4.6からの進化は劇的ではないものの、文章の厚み・指示の理解度・デザインセンスという、実務で効いてくる細かい部分で確実に前進しています。ChatGPT 5.4もかなり近づいてきましたが、総合力ではまだClaudeが一歩先を行っている印象です。Geminiは残念ながら、文章仕事では選びにくい状況ですね。

もちろん数ヶ月後にはまた状況が変わる可能性もあります。ただ今この瞬間、あなたがどのAIに時間とお金を投資すべきか迷っているなら、Claudeから試すのが一番失敗が少ない選択だと思います。

Claude公式サイトはこちら
https://claude.ai/

引き続き私もClaudeをメインにいろんなAIを自分の仕事で使っていきますので、また新しいモデルが出てきたら使ってみた感想をブログ記事化しますのでお楽しみに!

この記事の内容を解説した動画はこちら

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