今回はActiveCampaign(アクティブキャンペーン)におけるList(リスト)とTag(タグ)を使い分ける方法を解説します。
前回の記事はこちら
- 1 海外のメール配信ツールや顧客管理ツールにおけるList(リスト)とTag(タグ)の意味は?
- 2 ActiveCampaignではList(リスト)Tag(タグ)Custom Fields(カスタムフィールド)の3つでお客様を分類する
- 3 ActiveCampaignにおけるList(リスト)の意味について
- 4 ActiveCampaignにおけるTag(タグ)の意味について
- 5 ActiveCampaignにおけるCustom Fields(カスタムフィールド)の意味について
- 6 まとめ
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海外のメール配信ツールや顧客管理ツールにおけるList(リスト)とTag(タグ)の意味は?
ActiveCampaign(アクティブキャンペーン)を利用する上で非常に大切なのがList(リスト)とTag(タグ)の意味と、それぞれの使い方です。
こちらはActiveCampaignに限らず、海外のメール配信や顧客管理ツールなどで共通する考え方なので、こちらを知っておくと海外のツールを使う上で役に立つと思います。
最初に、Tag(タグ)という概念はあまり日本では浸透しておらず、実は私も海外のツールを使うまで、聞いたことはあるがよく分からない言葉でした。
日本製のメール配信ソフトウェアでも「リスト」という概念はありますが、海外のツールだとList(リスト)と「タグ」の使い方が日本とは違います。(そもそも日本製のツールですと「タグ」という概念が存在しないツールも多いです。)
ActiveCampaignではList(リスト)Tag(タグ)Custom Fields(カスタムフィールド)の3つでお客様を分類する
例えばActiveCampaignでは、List(リスト)、Tag(タグ)、さらにもう一つCustom Fields(カスタムフィールド)という分類があり、その3つの方法でお客様を分類していくのがActiveCampaignでの顧客管理の概念となります。
ここからは、私が実際に応用している3つの分類方法について解説をしていきます。
ActiveCampaignにおけるList(リスト)の意味について
先ほど3つの方法をお伝えしましたが、まずList(リスト)です。
海外のツールにおけるList(リスト)とは「非常に大雑把な分類」です。
海外のツールはプランによって、作れるList(リスト)が数個までと少ない場合が多く、それだけ大まかな分類と言う考え方が一般的です。
したがって、見込み客リスト、顧客リストというように大雑把な分類で十分です。
その理由は次に解説するTag(タグ)にあります。
ActiveCampaignにおけるTag(タグ)の意味について
Tag(タグ)とは「リストよりもさらに踏み込んだ分類」です。
Tag(タグ)をきっかけにしてトリガーが発動し、サンクスメールや自動返信メールなどを送ったり、フォローアップメールを送るという設定ができます。
例えば、Tag(タグ)をActiveCampaign とClickfunnelで連携し、無料オファーに登録したらそのTag(タグ)をActiveCampaign側でのメールアドレスのお客様に見込みリストに自動的に追加して、そこからフォローアップのステップメールやメルマガを送り、購入に繋げることもできます。
反対に、ステップメールを見た後に商品を買っていなければ、「商品を買わなかった」というTag(タグ)を付けて別のステップメールが発動するトリガーにすることもできます。
ツールによっては、そもそもList(リスト)という概念がないものもありますが、Tag(タグ)はあります。
そういった意味でも、List(リスト)は海外のメール配信システムにおいてはあくまで大雑把な分類でしかなく、その代わりにTag(タグ)で細かく分類していくのが基本的な考え方です。
ActiveCampaignにおけるCustom Fields(カスタムフィールド)の意味について
3つめのCustom Fields(カスタムフィールド)とは、「フォームで入力させた項目」のことです。
こちらはいわゆるお客様の個人情報で、名前、住所、誕生日、電話番号、時にはペットは何を飼ってますか?などのフォームを作り、そこにお客様自身が入力して頂いた情報です。
様々な活用方法がありますが、こちらはあくまで上級者向けの情報になります。
オンラインビジネスでは使うことはないですが、例えばメルマガを配信する時に東京都在住者だけにメールを送るという設定の時などに活用します。
もしくは7月が誕生日の人だけにメールを送るなど、高度な分類方法の際に活用します。
私としては、List(リスト)とTag(タグ)だけを活用すれば十分に事足りるので、Custom Fields(カスタムフィールド)では項目ごとに分類できるという概念だけは知っておいていいと思います。
まとめ
まとめると、List(リスト)に関しては見込み客リスト、購入者リストなどの大まかな分類だけしておけば十分です。
そして、もう1段階踏み込んだ分類をするために、「Tag(タグ)」を活用し、「〇〇購入者」などの特定の商品を購入したり、特定の行動を行ったことを示すための印を付けていくわけです。
弊社では、「特定のタグが付与されたらそれに対応するオートメーション(=ステップメール)が流れる」「特定のタグを持っている人だけにメルマガを一斉送信する」という形でタグを活用しています。
Custom Fields(カスタムフィールド)に関しては、ActiveCampaignのフォーム機能を弊社では利用していないこともあり、実質ほぼ活用していません。(なので忘れてもOKです。)
という形で、ActiveCampaignのような海外製のメール配信ソフトウェアですと「Tag(タグ)」を使って顧客を管理したり、自動化のトリガーに活用するものだ、ということを覚えておいてください。
ActiveCampaignに限らず、日本でもよく使われているMailchimp(メールチンプ)やConvertkit(コンバートキット)などでもタグの考え方は共通ですので、海外のメール配信ソフトウェアに興味がある方はぜひこの機会に覚えておくことをお勧めいたします。
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