
追記(2026年9月):この記事は、私が2024年11月から12月にかけて Kling.AI を試したときの記録です。そのあとモデルが何度も新しくなり、ここで検証した Kling 1.0/1.5/1.6 は、2026年9月時点ではもう選べません。現行は Kling 3.0 シリーズ(VIDEO 3.0/VIDEO 3.0 Omni/3.0 Turbo)です。VIDEO 3.0 なら長さを3秒から15秒まで選べ、720p・1080p に加えて4Kでも出せます(速さ重視の 3.0 Turbo は720p・1080pのみで、4Kには対応していません)。主役だったモーションブラシとカメラムーブメントも 1.0/1.5 の頃の機能で、今は「Motion Control」(お手本の動画から動きを写し取る機能)と、プロンプトでのカメラ指示に置き換わりました。公式サイトのアドレスも klingai.com から kling.ai に変わっています。掲載している画面写真と動画は、2024年11月〜12月に私が試したときのものです。
仕事で使うつもりなら、もうひとつ先に知っておいてください。Kling AI の無料プランで作った動画や画像は、商用利用できません。公式のプラン表に「無料プランの生成物は商用利用不可」と書かれています。お仕事で使うならスタンダードプラン(月10ドル。iPhone・iPadのアプリからなら月1,500円)以上が必要です。規約では、書面の許可がない限り「Kling AIで生成した」と分かるように表示することも求められています(2026年9月時点)。
AIツール「Kling.AI」を使えば、テキストや画像から簡単に高品質な動画を生成することができます。この記事では、テキストからの動画生成や静止画の動画化といった基本機能から、モーションブラシやカメラムーブメントなどの機能まで、実際の使用例を交えながら解説します。ただ、その前に大事なことをひとつ。Kling AI の無料プランで作った動画は、仕事で使えません。お仕事で使うなら、月10ドル(アプリからなら月1,500円)のスタンダードプラン以上が必要です(2026年9月時点)。以下は2024年11月から12月に私が試したときの記録です。
はじめに

Kling.AIは、生成AI業界で高い評価を得ている動画生成ツールです。このツールの特徴的な点は、テキストプロンプトから動画を生成できるだけでなく、静止画を動画化する機能も備えていることです。
具体的には以下のような用途に活用できます:
- テキストプロンプトから完全なオリジナル動画を作成
- 既存の写真やMidjourneyで生成した画像に動きを付ける
- AIが生成した人物に自然な表情や動きを加える
このツールの基本機能は無料で利用できますが、より高品質な動画を作成したい場合は有料版を検討する価値があります。無料版と有料版では、生成速度や画質、利用できる機能に大きな違いがあるためです。2026年9月時点では、無料で作れるのは実質720pまでで、動画には透かし(ウォーターマーク)が入ります。1080p以上の高画質・高速生成・動画の延長は有料会員向けで、無料プランで作ったものは商用利用できません。
この記事では、実際の使用例を交えながら、Kling.AIの機能や料金プラン、そして効果的な活用方法について詳しく解説していきます。
主要機能の解説
テキストから動画生成
テキストから動画を生成する機能は、Kling.AIの最も基本的な機能です。日本語や英語のプロンプトを入力するだけで、AIが自動的に動画を生成してくれます。例えば「パソコンの前で悩んでいる男性」というプロンプトを入力すれば、それに合った動画が作成されます。

画像から動画生成
静止画を動画化する機能も搭載されています。以下の2つの方法で画像を動画化できます:
先にひとつおことわりです。ここから紹介するモーションブラシとカメラムーブメントは、Kling 1.0/1.5 の頃の機能で、現行の 3.0 シリーズでは選べません(2026年9月時点)。以下は2024年当時の検証としてお読みください。
モーションブラシ機能

- オートセグメンテーション機能で顔のパーツを自動認識
- ブラシツールで動かしたい対象を選択
- 選択した部分に動きを付加することが可能
カメラムーブメント機能

- ホリゾンタル(左右)移動
- バーティカル(上下)移動
- ズームイン/アウト
- パン、ティルト、ロール
Kling 1.0と1.5の違い
以下は2024年11月〜12月に試したときの比較です。2026年9月時点では 1.0/1.5/1.6 はどれも選べません。当時の世代差の記録としてご覧ください。
Kling 1.0(無料版)
- 基本的な動画生成が可能
- 生成に30分から数時間かかる
- 画質は標準的
Kling 1.5(有料版)
- より高品質な動画生成が可能
- 生成時間が大幅に短縮
- 特に静止画からの動画生成で自然な動きを実現
- 当時の最新バージョンだったKling 1.6(有料版)
- 1.5より高品質な動画生成が可能
- AI臭さが減ってより実写に近い動画になったと感じる
- OpenAIのSoraよりも良いかも?(※そのSoraは、アプリとWeb版が2026年4月に終了しました)
以下、Kling1.6で生成した動画のサンプルです。どれもオフィスで働く日本人女性の動画で、2024年12月に作ったものです。
注意点
- 大きな動きを入れすぎると画質が劣化する可能性がある
- 動画1個の生成に35クレジットが必要(2024年当時の Kling 1.0/1.5 での話です)
- カメラムーブメントとモーションブラシは同時に使用不可
無料版と有料版の比較
ここからはお金の話です。プラン名と月額は、この記事を書いたあともほとんど変わっていません。ただし無料で使える範囲は大きく変わりました。無料プランには毎月決まったクレジットが配られる仕組みがなく、以前の「毎日ログインでもらう」やり方は、月に一度の「体験パック」に置き換わっています。もらえる量は時期によって変わると公式が書いているので、ここでは数字を出しません。最新の付与量は公式の料金ページでご確認ください(2026年9月時点)。
料金プランの詳細

スタンダードプラン(月額10ドル)
- 660クレジット付与
- ウォーターマーク除去
- 優先的な動画生成
- ログインボーナスクレジット
プロプラン(月額37ドル)
- 3000クレジット付与
- 新機能への優先アクセス
- より高速な動画生成
プレミアプラン(月額92ドル)
- 8000クレジット付与
- すべての機能へのアクセス
- 最優先の動画生成
2026年9月時点の補足です。上の3つに加えてウルトラプラン(月180ドル・26,000クレジット)が増えました。スタンダードは初月6.99ドル、2か月目以降は8.80ドル。年払いなら1年で79.20ドル(定価120ドル)と、34%ほど安くなります。アプリから申し込む場合は円建てで、スタンダード月1,500円、プロ月6,000円、プレミア月15,000円です。クレジットは翌月に繰り越せません。商用利用ができるのも、このスタンダード以上からです。
画質と生成時間の違い
この比較は、2024年11月〜12月に Kling 1.0 と 1.5 を使い比べたときのものです(どちらも2026年9月時点では選べません)。
Kling 1.0(無料版)の特徴
- 基本的な動画生成が可能
- 生成に30分から数時間必要
- 人物の表情や動きがやや不自然
- 画質は標準レベル
Kling 1.5(有料版)の特徴

- より自然な表情や動きの表現
- 生成時間が大幅に短縮
- 特に静止画からの動画生成で高品質
- 全体的な画質が向上
使用時の制限事項
- 動画1個の生成に35クレジットが必要(2024年当時の数字です)
- カメラムーブメントとモーションブラシは同時使用不可
- 大きな動きを入れすぎると画質が劣化する可能性
- 無料版では新機能へのアクセスが制限される
クレジットの数え方も変わりました。2026年9月時点の Kling 3.0 では、長さ・解像度・音声の有無で1秒あたりのクレジットが決まります。1080pで音声つきなら1秒12クレジットなので、5秒の動画1本で60クレジット。720pで音声なしなら1秒6クレジットです。スタンダードの660クレジットについて、公式は「画像660枚、または720pの動画33本」を目安に挙げています。
実際の使用例
ここからは私が実際に手を動かしたときの記録です。すべて2024年11月〜12月に Kling 1.0/1.5 で試したもので、以下の評価も当時のものです。ただ、プロンプトの書き方や「大きく動かしすぎると顔が崩れる」といったコツは、今の 3.0 シリーズでも役に立つと思います。
テキストからの動画生成
基本的な使い方

- プロンプトを入力するだけで動画を生成
- 「パソコンの前で悩んでいる男性」などシンプルな日本語でOK
- 英語のプロンプトでも問題なく生成可能
静止画からの動画生成

Midjourneyとの連携
- Midjourneyで生成した画像を動画化
- 表情の変化や動きを追加可能
- より自然な表情の変化を実現
モーションブラシの活用法

- オートセグメンテーションで顔のパーツを自動認識
- 動かしたい部分を選択して方向を指定
- Static Areaで動かしたくない部分を固定
- 最大6つまでの対象物に個別の動きを設定可能
注意すべきポイント
画質の維持
- 大きな動きを入れすぎると画質が劣化
- 特に顔の部分が不自然になりやすい
- カメラムーブメントは控えめに設定
最適な使い分け
- 静止画の動画化はKling 1.5が効果的
- テキストからの動画生成は1.0でも十分な品質
- モーションブラシとカメラムーブメントは併用不可
注意点とまとめ
ここから「最適なプラン選び」の前までは、2024年当時の Kling 1.0/1.5 を前提にした話です。生成にかかる時間や無料でできる範囲は、そのあと変わりました(2026年9月時点の状況は「無料版と有料版の比較」に書いています)。
おすすめの使い方

テキストから動画生成する場合
- シンプルな日本語のプロンプトで十分な品質が出る
- Kling 1.0でも十分な品質が得られる
- 生成時間は無料版で30分から数時間程度
静止画から動画生成する場合

- Kling 1.5の使用を推奨
- 当時の最新版だったKling1.6はさらに高性能でした(2026年9月時点では選べません)
- オートセグメンテーション機能を活用
- 大きな動きは避けて、自然な動きに留める
最適なプラン選び
スタンダードプラン(月額10ドル)がおすすめ
- 660クレジット付与で基本的な用途には十分
- ウォーターマーク除去機能付き
- 優先的な動画生成で待ち時間短縮
この考えは2026年9月時点でも変わりません。商用利用ができるのも、このスタンダードからです。月660クレジットだと、1080pで音声つきの5秒動画なら11本ほど。足りなければプロ(月37ドル・3,000クレジット)以上を検討してください。
制限事項と注意点
- 動画1個の生成に35クレジットが必要(2024年当時の数字です)
- モーションブラシとカメラムーブメントは同時使用不可
- 大きな動きを入れると画質が劣化する可能性がある
- 無料版では新機能へのアクセスが制限される
Kling.aiは画像生成だけではなく、動画生成のクオリティもかなり高いと感じました。特にMotion Brush(モーションブラシ)やCamera Movement(カメラムーブメント)など動画内の動きを細かく指定できる機能は、2024年当時、他の動画生成AIにはないものでした。その後も進化は続いていて、2026年9月時点では Kling 3.0 シリーズが現行です。
個人的には、当時から画像生成も動画生成も他のAIツールと比べて性能は高いと感じていて、積極的に使っていました。現行の Kling 3.0 シリーズは私はまだ試していませんが、公式情報を見る限り、日本語のセリフまで一緒に作れるようになっています。
最後にもう一度だけ。無料プランは「お試し」までで、作ったものを仕事に使うことはできません。ブログやSNS、広告などお仕事で使うなら、スタンダードプラン(月10ドル。アプリからなら月1,500円)以上が必要です。規約では「Kling AIで生成した」と分かるように表示することも求められています。まずは無料で操作感を確かめて、続けて使いそうなら有料プランへ。料金や無料枠は変わりますので、申し込む前に公式の料金ページでご確認ください(2026年9月時点)。
Kling.ai公式サイトはこちら
https://kling.ai/
(以前のアドレス klingai.com は自動で転送されます)
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