あなたは、ビジネスをする上で大切な、「3つのNOT(しない)」という言葉を聞いたことがありますか?これは昔からマーケティングを学んでいる人の間では、常識なのですが、最近は知らない人も多いので、ここで解説します。
ツールを使えば簡単に結果を出せるのか?
クライアントさんと面談をしていて、よく感じるのが、「楽観的だなー、この人。。」という楽観主義です。
これは褒めているのではありません(笑)
今の時代は、様々なマーケティングツールがあるので、非常に便利ですし、恵まれています。
(私がこの業界に入った頃は、日本ではFacebookもなく、メールマーケティングが全てでした。)
しかし、その反面、そのツールに頼ってしまい、「Facebookに情報をアップすれば、すぐ人気者になれるだろう」「YouTubeに動画をアップすれば、どんどん動画が再生されるだろう」と、楽観視しがちな人がいます。
そういう人には、「じゃあやってみなさい」と行動させるのですが、その結果、現実の厳しさに打ちひしがれるわけです。。
ビジネスとは、お客様がお金を払っていただいてこそ、成り立つものです。
そして、お金を払っていただくためには、お客様の感情を少しでも動かすことが必要不可欠なのですが、そこまで行くには、3つの壁を壊さないといけません。
そもそもコピーライティングとは?
ビジネスで結果を出すためには、「マーケティングが大事だよ」ということはいつもこのブログでもお伝えしていますね。
マーケティングとは、自社のメッセージを市場に伝え、適切な見込み客を集め、不適切な見込み客を排除することが目的です。
その際に、お客様の頭の中にある悩みと会話し、適切なコミュニケーションを行うための言葉の使い方のことを「コピーライティング」と呼びます。
「広告におけるキャッチコピー」
「動画の中のテロップや台本スクリプト」
「メールマガジンの件名や本文」
「クロージングの台本やセールスレター」
などなど、人とのコミュニケーションにおいて、「人を動かす言葉の選び方、使い方」は全てのコピーライティングのスキルによるものです。
さらに言えば、FacebookやTwitterの投稿文や、YouTubeのタイトル文章など、SNSにおける言葉の使い方も、コピーライティングのスキル次第で、得られる大きく結果が変わるといっても良いでしょう。
で、私もこれまで、自社や他社の案件も含め、数え切れないほどのコピーを書いてきましたし、コピーライティングのセミナーを開催して、クライアントを指導してきました。
その結果、コピーライティングのスキルを上達させるためには、今日のメインテーマである「3つのNOT」を理解しているかどうか?が全てといっても過言でありません。
逆に、「こういう言葉を使えば反応率が良い」といった具体的な事例は、「テクニック」でしかないので、土台を理解していなければ、逆効果でしかありません。
コピーライティングの3つのNOT
私も、最初にこの考え方を聞いたときは、非常に驚き、世の中を見る目が変わったほどです。
その3つのNOT(〜しない)とは、
人は自分の言葉を絶対に聞かない(読まない)
人は自分の言葉を絶対に信じない
人は自分の言う通りには絶対に行動しない
という3原則です。
・聞かない(読まない)壁
・信じない壁
・行動しない壁
という3つの壁を壊してこそ、人は自分の言う通りに行動してくれるのです。
多くの人は、
「広告を出せば、みんな読んでくれるだろう」
「メルマガを出せば、みんなメールを見てくれるだろう」
「自分の商品の良さを信じてくれるだろう」
「商品を発売すれば、みんな買ってくれるだろう」
という希望的観測で、ビジネスをしようとしてしまうのですが、これこそが大きな間違いなのです。
例えば、あなたが自宅のポストを開けると、たくさんのチラシが入っているとします。
あなたは、そのチラシを全て持ち帰り、全てのチラシを一語一句読みますか?
読まないですよね?
なのに、自分がいざチラシを出す側になると、「俺のチラシはみんな読んでくれるはずだ!」と勘違いするのです。。(不思議なものですね。。)
3つの壁を壊すには???
この3原則を知っていれば、人に自分のメッセージを届け、内容を信じてもらい、行動を促すことが、どれだけ大変なことかを理解できると思います。
だからこそ、逆算して、読ませるためはどうすればいいか?信じてもらうためにはどうすればいいか?行動してもらうためにはどうすればいいか?を真剣に考える必要があるのです。
例えば、
・チラシを読んでもらうために目立つキャッチコピーを入れる(ターゲットの悩みにダイレクトに訴求する言葉を使う)
・メルマガを開封してもらうために、好奇心をくすぐる件名を書く
・自分のことを信用してもらうために、実績や売上の証拠を見せる、過去のお客様の声を見せる
・商品を買ってもらうために「え?こんなにつけちゃうの??」という驚異的な特典をつける、締め切り明確に設け、締め切りを過ぎると値段が大幅に上がる設定にする、、
などなど、3つの壁を壊すために、様々な施策を行うことが必要になるのです。
ぜひあなたも、「Facebookに記事を書けば、みんな読んでもらえるはずだ!」などと空想するのではなく、
「俺の投稿やメルマガなんて誰も読まないだろう」
というネガティブな気持ちでいるぐらいがちょうどいいです。
そのような厳しい前提でいるからこそ、「行動してもらうためには、ここまでしないとダメだ!」という基準を自分に設けることができるのです。
そのマインドを忘れてしまったら、どんなに実績がある人でも、終わりだと私は思っています。
最速で壁を壊す方法は「〇〇」を使うこと??
さて、ここまで「コピーライティングの3つのNOT」について解説をしてきましたが、今の時代、その壁を最速で壊せる方法があるとしたら、ベストな方法があります。
それは、「動画」をマーケティングに使うことです。
Facebookのタイムライン上にも、どんどん動画が増えていますよね??
Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSにおいては、動画をアップすると、「自動再生」をします。
人の目は動いているものに反応をするので、まず「見ない」の壁を壊せます。
そして、その人が動いているところを見ることで、服装、表情、しぐさなどもダイレクトに伝わるので、適切に動画を使えば、信用度が上がる可能性が高くなります。
そして、視覚と聴覚の両方に訴えかけることで、行動を促しやすくなります。
もちろん、「動画を使えば全てが簡単にうまくいく」とは思って欲しくないですが、動画を使えば、文章や静止画に比べて、非常に多くの情報量を伝えられるので、他の方法をよりも優位になります。
今の時代は、誰でも簡単に動画を制作できる時代なので、あなたも自分のメッセージを動画で伝え、3つの壁を壊すことで、望む結果を手に入れましょうね!
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