オンラインビジネスにおける日本とアメリカの違い

これまで私は4回ほどアメリカで開催されたインターネットマーケティングのセミナーに参加してきましたが、そこで肌で感じたことをお伝えします。

私が4回アメリカまで足を運んだのは、ジェフ・ウォーカー氏が主催するマーケティングカンファレンスです。

アメリカのセミナーというと、かなり売り込みが激しいセミナーも多いですが、ジェフ・ウォーカーがそもそも売り込みが嫌いな人間なので、私が参加したセミナーは、「オラオラ系」の起業家が少ない、平和(?)なセミナーであった、というのを前提に聞いてください。

オンラインビジネスのメジャー化

これは現地で聞いた話なのですが、アメリカもかつては、「オンラインビジネス」というと、「何もしないでもお金が稼げます!」系の商材を売る人が多く、

「オンラインビジネス=胡散臭いもの、アングラなもの」であり、ウェブサイトのつくりも素人っぽいほうが、「秘密の情報」っぽくて、反応があったそうです。

ただ、アメリカではこの5−6年ほどで、どんどん変わっているそうです。

インターネット起業家が、テレビ番組に出る機会が増えたり、ウェブサイトやビデオのクオリティもどんどん上がっています。

日本でも、徐々にYouTubeなどのオンラインビデオが、テレビを脅かす存在になっていますが、アメリカではすでに数年前から、インターネット起業家の情報発信の仕方も、ラジオやテレビなどのマスメディアと比べても遜色がないほど、クオリティは上がっています。

情報格差はなくなったのか?

かつてはよく、「アメリカで流行ったものが、5年後に日本で流行る、だからアメリカから情報を先取りしておけば、日本で売れるものがわかる」という形で、海外から情報を持ってくれば、「タイムマシンビジネスができる」と言われていました。

今はどうでしょう?

確かに、みんなスマホを持つようになり、いつでもFacebookやInstagramやTwitterを見て、海外の記事も、すぐに誰かが翻訳してくれて、見られる時代です。

そういった意味では、アメリカで流行ったものがすぐに日本で流行ったりするので、かつてほど、「情報格差」はないのかもしれません。

しかし、そういった「情報を受け取るためのツール」のおかげで、情報が流れるスピードは時差がなくなっても、日本においては「情報を受け取る人間の考え方」に大きな違いがあると、私は感じます。

そもそも文化が違う

やはり、日本とアメリカは、国が違うので、文化が大きく変わります。

アメリカは国土が広いので、インターネットで買い物をしたり、オンラインでビデオを見たり、遠隔で教育を受ける、ということが受け入れられやすい土壌がある、と感じます。

それに対し、日本は、なんだかんだ国土が狭いので、「インターネット」というものを信用せず、なおかつ、「新しいものはなかなか受け入れない」という価値観があると、よく感じます。

あと、日本人は、「いまだにCDやDVDを買うのが好きな国民だ」と言われますが、「形があるモノ」が好きですよね。

(CDとかDVDを最後に買ったのっていつですかね?僕はもう覚えていないですw)

なので、アメリカでは、オンラインビジネスの教材においても、かなり前から、CDやDVDではなく、全てダウンロードが当たり前になっています。

日本ではようやく最近になってから「ダウンロードやネットでの視聴」が受け入れられつつありますが、まだまだDVDの人気が高いのも事実です。

これは今の生きているご老人たちが亡くならないかぎり、変わらないかなー、という気がしますね(笑)

誰もがオンラインで商品を販売するのが当たり前の時代

いまだに「ネットで買い物をするなんて怖い!」という人がいる一方で、日本でも、「メルカリ」などのおかげで、「ネット上で商品を売買する」ということが当たり前になってきました。

死ぬほど機械オンチな私の秘書の女性も、不用品を売って、毎月数万円の副収入を得ているぐらいなので、「やっぱりメルカリってすごいよなー」と実感しますね。

これは世界的に見ても、旦那の収入が下がり、「主婦でも出来る仕事はないか?」ということで、隣の家の主婦でも、ネットで商品を売って稼ぐのは、ある意味、「普通」になっていると言っても、過言ではありません。

しかし、いわゆる「モノ」ではない、「情報」「アドバイス」「トレーニング」などをオンライン上で売る、というのは、日本では、まだまだ認められていないかな、という感じがします。

「インターネット上に無料で情報があるのに、なぜわざわざお金を出して、情報にお金を払うのか?」

という感じなのでしょう。

ちなみに、私の先生は、そのような意見に対して、

「オンライン上には、無限の情報が転がっている。しかし、そのほとんどの情報は、内容がなく、価値が低い。だから、グーグルで検索しても出てこない情報を、有料で提供すればいいんだよ」

と言っています。

誰もが先生になれる新しいビジネス

私も、日本で「インターネットで仕事をしています」というと、世間の風当たりの強さを感じることもあります(笑)

アメリカでは、インターネットマーケティングのセミナーに行くと、多くの人は、自分のことを「コーチ」と呼んでいます。

・整体院向けのビジネスコーチ

・夫婦向けの人間関係コーチ

・NPO法人向けにマーケティングを教えるコーチ

・経営者向けの健康コーチ

など、どれも、クライアントからお金をいただいて、対価として、知識や、コーチングなどの価値を提供する仕事です。

それを、オフラインだけで行うのではなく、インターネットを使って、効率的に集客をしたり、そもそもコーチングをするのも、スカイプやzoomなどの、遠隔会議システムを使えば、直接会わなくても、商品やサービスを提供できるわけです。

要は、何かしらの特技や経験を持っている人や、本を書いている作家さん、アーティストなど、もともと世の中に届けたいメッセージがある人が、インターネットを使って、ビジネスをスケールさせようとしているわけです。

これが、アメリカのオンラインビジネスの主流になりつつある、と感じます。

日本も変わりつつある

日本だと、主流なのは、どうしても、FX、バイナリーオプション、暗号通貨投資、などの投資だったり、

「インターネットビジネス=何も特技がなくてもできる」という認識がされていることが多く、それゆえに「まともな仕事ではない」と思われるのでしょう。

もちろん、かつての私のような若者が、最初にオンラインで稼ぐために、転売をしたり、アフィリエイトをするのは、もちろん必要なことだと思います。

しかし、今、企業でガンガン仕事をして、特技やスキルもあるのに、サラリーマンとして、条件がよくない中で働いているような人や、

「無名で、全然売れていないけど、素晴らしい才能やスキルがある人」にも、

「自分のスキルをインターネット上で公開すれば、独立してビジネスができる」というチャンスについて、もっと知って欲しいですね。

そういう意味では、YouTuberの認知度が高まってきたり、SMAPのような有名タレントが、活躍の場をテレビから、インターネットに移し始めているのは、良い傾向だと思います。

せっかくネットさえつながれば、どこでも仕事ができるのに、わざわざ通勤ラッシュの中を会社に毎日向かう、という以外の選択肢があることも、もっと多くの人に知ってほしい、と私は思いますね。

ということで、インターネットビジネス、オンラインビジネスというのが、日本でも、「ネット上で詐欺みたいなことをする」という間違った認識から、「インターネット上で、ちゃんとしたビジネスをすることなんだよ」という正しい認識に変わって欲しいな、と願っています。

2020年になるころには、また少し時代も変わっていると思うので、それに向けて、今からあなたも、自分が知っていることを、文章、音声、動画などで、どんどん情報発信していきましょう!

勝ち残れるのは、コツコツと情報発信を続けられた人だけですよ!

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