あなたは、オンライン上で自分のランディングページやセールスページを広告に出したり、告知をする際に、「どの媒体から成約をしたか?」というデータを計測できるようにしていますか?それをやらないと、せっかくオンライン上でマーケティングをしても、結果を分析できなくなってしまいます。今日は、そのための便利なツールの使い方をお伝えします。
URLにパラメータをつけよう!
例えば、以下のページが、私がマーケティングに使っているランディングページの1つです。
これを、Facebook、YouTube、Twitter、このブログなどに貼り、メールアドレスを登録してもらうことで、いろんなメールをお送りし、興味がある人だけに、密度の濃いコミュニケーションができるわけです。
ただ、このまま告知をしてしまうと、いざ登録があったときに、Facebook経由のアクセスなのかか、YouTube経由のアクセスか、ブログ経由のアクセスか、計測をすることができませんよね?
なので、「パラメータ」と呼ばれる文字列をURLの後ろに付与することで、ランディングページに登録(オプトイン)があった際に、どの媒体からの成約なのかを把握できるのです。
例えば、私の場合は、私のYouTubeチャンネルの動画の詳細欄にランディングページのリンクを貼り、全てにパラメータをつけているので、
「あの動画を見た人が、メールを登録してくれるんだー、じゃあそのテーマの動画をもっとアップしよう!」
というマーケティング戦略を考えられるわけです。
そのための一番簡単な方法は、
URLの末尾に?をつけ、その後ろに好きな文字列を入れる方法です。
例えば、http://kenntnis.cc/optin?blog20180518 という感じです。
そうすると、メール登録があった際に、?blog20180518というパラメータが見れるので、「ああ、5月18日のブログ経由で登録があったんだな!」というデータが取れるわけです。
これをやっておかないと、「どの媒体が効果があったのか?」が分からないので、適切なマーケィング戦略を考えられず、非常にもったいないです。
キャンペーンURLビルダーを使おう!
で、今日の本題なのですが、Googleが提供している、Campaign URL Builder(キャンペーンURLビルダー)という無料のツールを使うことで、より高機能なパラメータを簡単に生成することができます。
というのも、私も最初は自己流でパラメータをつけていたのですが、それだと、メールアドレスを管理する顧客管理ソフトによっては、パラメータが取得されなかったりするからです。
そんなときにこのツールと出会ったのですが、このツールを使うことで、私が使っている顧客管理ソフトでも、パラメータを取得することができるようになりました。
実際の使い方
私もエンジニアではないので、専門的な知識はないのですが、ここでは私が使っている を紹介します。
(もっと正しい使い方があるかもしれませんが、あくまで私のやり方ですので、ご了承ください。)
Website URLには、自分のランディングページなど、告知するページのURLを入力します。
Campaign Source には、媒体の名前を入れます。
ブログであればblog、YouTube動画の詳細欄に貼るのであればYouTube、とか記載します。
Campaign Medium には、媒体内のより詳しい情報を入れます。例えば、このブログの記事に貼るのであれば、article20180518 という感じで「○月○日の記事」と意味にしますし、ブログ内のバナーにはるのであれば、banner という感じで記入すれば良いでしょう。
Campaign Name 以降は、私は記入していません。
そもそも必須なのは、URLとCampaign Sourceだけなので、Sourceにblogarticle20180518と、まとめて記入してもよいかもしれません。
URLを短くする方法
そうやって情報を記入していくと、
というようにパラメータが付与されたURLが生成されるわけです。
ただ、このまま使うと、URLが長くなりがちなので、普通の人の目には、怪しく見えますよね?(笑)
なので、ページ下部にある、Convert URL to Short Link というボタンを押すと、
https://goo.gl/kJdX23
という感じで短縮リンクが吐き出されるので、FacebookやYouTube、TwitterなどのSNSに貼るときは、短縮リンクを貼るようにしましょう。
そうすると、私が使っている顧客管理システムの場合は、こんな感じでメールが届くので、どの媒体からの登録なのかがわかるわけです。
もちろん、わざわざキャンペーンURLビルダーを使わなくても良いケースもありますが、せっかく便利なツールがあるので、使わないのは勿体無いですよ!
データを計測して、マーケティングを適切に行いましょう!
インターネットの良いところは、「全てが計測できる」ということです。
せっかく計測ができるのに、それをせずになんとなく行動をして、「うまくいかないなー」と悩んでいてはいけません。
集客からセールスの導線の中で、
何人が広告を見たか?
↓
そのうち何人が広告をクリックしたか?
↓
そのうち何人がメールアドレスを登録したか?
↓
そのうち何人がメールを開封したか?
↓
そのうち何人がリンクをクリックしたか?
↓
そのうち何人が商品を買ったのか?
というデータを全て把握しておけば、どこに問題があるのかを把握し、改善をすることができます。
「全てはテストである」
というジェイ・エイブラハムの言葉にもあるように、全てはテストだと思い、データを可能な限り集めることが、WEBマーケティングで結果を出すための第一歩ですよ!
ぜひ実践してみてくださいね!
たまに、こんな感じで、ツールの使い方を紹介していこうと思います!
ではまた!:)