Kajabi(カジャビ)のメリットと使い方を解説します!

今回の記事では、ネット上でデジタルコンテンツを販売するために弊社が使用している会員サイト作成ツール(メンバーシップサイト作成ツール)Kajabi(カジャビ)の使い方を解説します!

会員サイト(メンバーシップサイト)作成ツールとは?

今回は弊社でこの数年活用している会員サイト作成ツールKajabi(カジャビ)を使うメリットや使い方について解説します。

そもそも「会員サイト作成ツール」(メンバーシップサイト作成ツール)とは何なのでしょうか?

コロナ禍以降、ネット上でデジタルコンテンツを販売されたい企業や個人の方が非常に増えました。

その際に、「有料で参加された方だけが閲覧できるパスワードで保護されたサイト」を作るのが一般的です。

別にYouTubeに動画をアップして、限定公開で購入者の方にリンクをお伝えするだけでもよいのですが、そうするとリンクを知っている方は誰でも見れてしまうので、どうしても有料のコンテンツが流出しやすい、という危険性があります。

それでも構わずにYouTubeなどに動画をアップされている企業もいらっしゃいますが、どうしてもそれだと素人くさい感じが出てしまいます。

実際、私のクライアントでも、有料のセミナー録画をYouTubeに限定公開でアップしていたところ、その録画を購入されたお客様の1人が、自分のお客様に有料でその録画を再販売していた、というケースがありましたので、著作権侵害が起こる危険性も高まりがちです。

そこでネット上でクレジットカード決済をされた方に自動的にオンライン講座のログイン情報をメールで送信できるシステムがあれば、オンライン講座の納品を自動化が可能になります。

ネット上でオンライン講座を販売されている方はそれを可能にするシステムを導入されるべきです。

ワードプレスを辞めた理由は?

私が最初にオンライン講座を販売し始めた頃は、Wordpress(ワードプレス)を使って会員サイトを構築していました。

(現在はワードプレスはこのような公式サイト・ブログとしてのみ使っています。)

かつてはワードプレスに会員サイト作成用のプラグインをインストールし、会員サイトとして利用していました。

しかし、実際にワードプレスを使って会員サイトを作成すると、どうしても自分では非常に大変で、外注するしかなく、そこそこコストがかかってしまいました。

また、新しいオンライン講座を作るたびに新しいログインページを用意する必要があるため、購入されたお客様にも「それぞれのオンライン講座ごとにサイトが分かれてしまう」という状況になり、運営側もお客様もサイト管理が大変な状況でした。

そんなときに、とある海外のマーケッターの商品を購入したところ、1回ログインしただけで複数のオンライン講座が1つのサイトでまとめてみれる仕様になっており、「自分もこれをやりたい!」と強く感じたわけです。

そのシステムが「Kajabi」だったのです。

Kajabiを使う3つのメリットとは?

もちろん、海外に限らず日本国内のシステムも含めて、会員サイト作成ツールの選択肢はあります。

そこで、なぜ私が他のツールではなく、Kajabiを利用しているのか?について3つの理由をお伝えします。

Kajabiを使うメリット1:1回のログインで複数の講座を閲覧できる

こちらが実際の私の会員サイトのスクリーンショットです。

画像では3つの講座が表示されていますが、私はKajabiの上位プランを契約しているので最大100個までのオンライン講座を作成することが可能です。

現在、数十個のオンライン講座を販売しているので、複数のオンライン講座をご購入いただいた方も、このサイトにログインさえすれば、購入された商品を全て1つのサイト内で閲覧ができるわけです。

それができるのは、「会員サイト作成ツール」だけです。

例えば、私がマーケティング・セールス用のページ作成に使っているClickfunnels(クリックファネル)も、簡易的な会員サイト作成機能はあります。

しかし、ワードプレスのように、新しい商品を作るごとに新しい会員サイトを作る必要があり、私のようにたくさんのオンライン講座を販売する場合は、望むようなオンライン講座を作ることができませんでした。

(もちろん、ワードプレスでもそのような会員サイトを作ることは可能だと思いますが、かなりカスタマイズをしないといけないので開発費用が高額になるのではないかと予想します。)

なので、複数の講座を1つのサイトに集約でき、業者さんに高額な開発費を支払わなくとも簡単に素早くオンライン講座の視聴サイトを作成できるのがKajabiを使う大きなメリットの1つです。

Kajabiを使うメリット2:Kajabiに販売手数料を支払う必要がない

これは、Kajabi自体には収益の%を支払う必要がない、ということです。

例えば、UdemyなどのEラーニングマーケットプレイス(Amazonなどのように様々な会社が出品している商品が買えるサイト)に動画をアップロードして販売するのも1つの選択肢です。

しかし、そのようなマーケットプレイスに出品すると、売上の50%などの大きな手数料を抜かれてしまいます。

その点、Kajabiなどのツールは月額のシステム利用料だけ支払えば、クレジットカード手数料を引いた金額は全て自分のものになります。

クレジットカードは、StripeとPaypalが連携可能です。(手数料は3.6%ほどです。Paypalは条件によっても異なるので詳細はPaypalのサイトをご覧ください。)

TeachableなどのKajabiの競合ツールを使うのもありですが、月額使用料が安い代わりに、売上に応じた追加の手数料が引かれてしまうプランもあり、決済手数料については慎重に見極める必要があります。

(売上が少なければよいですが、売上に応じた手数料ですと、売上が増えるほど手数料も増えてしまいますので。)

Kajabiを使うメリット3:オールインワンツールである

(画像はkajabi公式サイトより引用)

こちらの画像にあるように、Kajabiはオンラインビジネスを運営するために必要なツールが数多く揃った「オールインワンツール」であります。

(ちなみに、KAJABI側の宣伝としては、「他のツールは全て解約できるよ!」という宣伝文句を謳っていますが、それは必ずしも真実とは限りません。)

WEB上でオンライン講座などのデジタルコンテンツを販売するためには、会員サイト作成ツールだけではなく、以下のようなツールが必要になります。

1、ウェブサイト作成ツール(集客・販売用のランディングページ、セールスページ、決済ページなど)

2、顧客管理システム(無料でメルマガなどに登録して頂いた見込み客様をメールなどで適切にフォローアップするためのツール、メルマガ配信スタンドもこのカテゴリーに含まれる)

3、決済ツール(Stripe・PayPalなどに代表されるカード決済をお客様から受け付けるためのツール)

4、動画ホスティングサービス(YouTubeやVimeoなどのように動画をアップするためのサービス)

Kajabiの特徴は、これらを全て含んでいることです。

もちろん、「メルマガ配信はMailchimpやConvertkitなどの外部ツールを使う」というように外部システムのとの連携も可能です。

(餅は餅屋なので、より複雑なメールマーケティングを行いたい場合は外部のメール配信サービスを利用した方がいい場合もあります。)

ただ、必ずしも外部サービスを使わなくても、Kajabiを契約するだけで、

・集客、販売用のサイトや、公式サイトやブログまで作れてしまう

・Vimeoなどの有料動画ホスティングサービスを契約しなくてもKajabi内に直接動画をアップできる(厳密にはKajabiが提携しているWistiaという動画共有サービスにアップする形です。追加費用はかかりません。)

・無料登録された方や講座をご購入された方に一斉配信メルマガやステップメールを送ることができる機能がある

という感じで、オンラインビジネスに必要なツールがKajabiだけで揃ってしまいます。

ちなみに弊社では、Kajabiを導入する前にClickfunnelsというウェブサイト作成ツールを導入していたこともあり、

・集客、販売用のページはClickfunnelsで作成(ページ作成の自由度がより高い、複数回アップセルが可能などのメリットがある)

・商品が売れたら自動的に情報をKajabiに受け渡して、お客様はKajabiでオンライン講座を視聴してもらう

という形の分担にしています。

ClickfunnelsとKajabiの比較記事はこちら

そのような使い分けもお勧めですが、どうしても複数ツールを契約すると月額の利用料金も増えるので、特に初心者の方はKajabiだけを契約する形で問題ありません。

(私がもし今、ゼロからオンラインビジネスを始めるとしたら、Kajabiだけを導入すると思います。)

TeachableやThinkificなどの競合ツールですと、月額費用は安いですが、ウェブサイト作成ツール、メール配信ツールなどは別途契約する必要があるので、結局は割高になってしまうので、オールインワンツールであるKajabiを導入するメリットはあります。

以上の3つが、私が会員サイト作成ツールにKajabiをお勧めする理由です。

KAJABIの実際の使い方について

KAJABIのメニュー画面は、大まかに以下の6つで成り立っています。

実際のカジャビのメニュー画面

・PRODUCT(Kajabiで販売する商品の作成画面=オンライン講座のアップロードなどができる)

・SALES(Kajabiで商品を販売するための決済ページなどの設定ができる)

・WEBSITE(WEBサイト=公式サイトや会員サイトなどのデザインをいじれる画面。個別のランディングページやセールスページなどの作成も可能。)

・MARKETING(マーケティング=メルマガやステップメールの設定、セールスファネル型サイトの作成機能、フォームの設定など)

Contacts(コンタクト=顧客管理の項目。各ユーザーのログイン状況を確認したり、講座の視聴権限の発行や停止なども行える)

・Analytics(アナリティクス=サイトの訪問者数や売上などの数字を閲覧・分析できる)

プラス、

ページ下部にある「SETTING」のメニュー内で、システム全体の細かい設定などが可能です。

YouTube動画もご覧ください!

詳細を知りたい方はぜひ動画でご覧ください。17分46秒から実際に操作画面の解説をしています。

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上記リンク経由でお申し込みの上、弊社の問い合わせフォームまで「KAJABIに登録した旨と、会員サイトアカウント発行用のメールアドレス」をお伝え下さい。

KAJABIの使い方についてご不明な点がある方は、上記YouTube動画のコメント欄にコメントしてください!

私のコンテンツを御社の売上アップにぜひお役立ていただければ嬉しいです!

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