ManusにVSL(ビデオセールスレター)のスライドを作らせてみた

「動画で情報発信したいけど、台本やスライド作りが大変で時間が足りない…」そんな悩みを抱えるあなたに朗報です!この記事では、話題のAIエージェントツール「Manus(マヌス)」を徹底レビュー。AIがビデオメッセージの台本作成から、なんとPowerPointやKeynoteのスライドファイルまで自動で生成してしまう驚きの実力を、登録方法から具体的な使い方、失敗談も含めたリアルな体験談と共にご紹介します。さらに、Manusを使いこなすための重要なプロンプトのコツ、気になるコスト感、他のAIツールとの比較まで、あなたが今すぐ知りたい情報が満載。この記事を読めば、あなたのコンテンツ作りの常識が変わり、これまで諦めていた動画作成も、もっと手軽に、もっと楽しくなるヒントがきっと見つかるでしょう。

「動画で伝えたいけど、スライドの準備が…」そんなあなたの救世主、AIかもしれません。

こんにちは、ヒルトルです。

あなたも、自分の商品やサービスを「動画で分かりやすく伝えたいなあ」って思うこと、ありますよね。でも、いざ作ろうとすると、まず台本作りでうーん…と悩んでしまったり、それに合わせてスライドを用意するのも結構な手間だったりしませんか?

特に、一人でビジネスを頑張っていると、あれもこれも自分でやらなきゃいけなくて、手が回らない!なんてことも日常茶飯事かもしれません。私も、自宅でビジネスを始めた頃はそうでしたから、その気持ち、よーく分かります。

でもですね、もし、その面倒な台本作りから、なんとプレゼンテーションのスライド資料まで、AIがササッと作ってくれるとしたら…どうでしょう?「え、そんなことまでAIがやってくれるの!?」って驚きますよね。

実は最近、そんな「まるで人間みたいに作業を手伝ってくれるAI」、いわゆるAIエージェントと呼ばれるツールがどんどん出てきているんです。

そこで今回は、その中でも特に話題になっているAIツールの一つ、「Manus(マヌス)」というものを私が実際に使ってみて、本当にビデオメッセージの台本からスライドファイルまで作ってくれるのか、試してみました!

「これって本当に使えるの?」「どんな感じで出来上がるの?」って気になっているあなたの代わりに、私が体験したことを、良いところも「うーん、ここはちょっと…」と思ったところも、包み隠さずお伝えしていこうと思います。

もしかしたら、あなたの動画作りの大変さが、この記事を読むことで少し軽くなるかもしれませんよ。

「Manus」って一体何者?あなたの“もう一人のアシスタント”になるかもしれないAIです

↑Manusにログインした後のトップページ:https://manus.im/

さて、今回ご紹介する「Manus(マヌス)」ですが、これはただ文章を考えてくれるだけのAIじゃないんですよ。

最近よく耳にするようになった「AIエージェント」という、ちょっと賢いAIの仲間なんです。

「AIエージェントって、何だか難しそう…」って思いましたか?

大丈夫です、とっても簡単に言うと、AIエージェントっていうのは、あなたがお願いしたことに対して、ただ一つの答えを出すだけじゃなくて、その先のいくつかの作業を順番にこなしてくれる、まるで小さな秘書ロボットみたいなイメージなんです。

例えば、あなたが「このテーマでブログ記事を書いて」とお願いしたら、ただ文章を作るだけじゃなくて、その記事に必要な画像を探してきてくれたり、記事をSNSで広めるための文章まで考えてくれたり…なんてことも、将来的にはAIエージェントがやってくれるようになるかもしれません。

つまり、Manusは、これまであなたが「ああ、これもやらなきゃ…」「こっちの作業も残ってる…」と、一つ一つ時間をかけてやっていたような面倒な作業の一部を、あなたの代わりにサッと引き受けてくれる可能性がある、ということなんです。

なんだか、ちょっとワクワクしてきませんか?

では、このManusが具体的にどんなことをしてくれるのか、私が実際に試した様子をこれからお話ししていきますね。

Manusで本当にビデオメッセージの台本とスライドが作れるの?実際にやってみました!

↑Manusにビデオセールスレターの台本とスライドの両方を作ってもらった様子

さあ、ここからが本番です!「本当にAIが台本だけじゃなくて、スライドまで作ってくれるの?」って、あなたも半信半疑かもしれませんね。私も最初はそうでした。

だから、実際にこの目で確かめてみようと思って、Manusにビデオセールスレターの台本作りから、プレゼンテーション資料の作成までお願いしてみることにしたんです。

本当にできるの?Manusに登録して、いざ挑戦!

↑Manusは無料プランもあり、「毎日更新クレジット」が毎日300クレジットに更新されます。(この300クレジットは使用しなければ300のままですのでご注意ください。貯めることができたら有料プランを使う意味が減ってしまうので貯めるのは無理ですね)

まず、このManusですが、無料でも使えるプランがあるんです。これは嬉しいですよね。もちろん、もっとたくさん使いたい人向けに、月額39ドルとか199ドルの有料プランもあるみたいです(最近、月額19ドルのプランも追加されました)。でも、まずはどんなものか試してみたいですから、私も最初は無料で使ってみました。

ただ、ここで一つ。私が登録しようとした時はですね、サインアップしようとすると「ウェイティングリストに登録してください」っていう案内が出たんです。つまり、「ちょっと待っててね」っていう状態だったんですね。

「どんなことに使いたいの?」とか「あなたのSNSアカウントを教えて」みたいな簡単な質問に答えて登録したら、私の場合はだいたい24時間ぐらい待ったかな。次の日の夜には「ぜひ使ってみてくださいね!」っていうメールが届いて、無事に無料アカウントが使えるようになりました。

2025年5月13日にウェイティングリストの廃止が告知され、誰でもすぐに使えるようになりました!Xの投稿はこちら https://x.com/ManusAI_JP/status/1922045918842392681

ウェイティングリストへに登録する必要はなくなり、すぐにManusの無料アカウントを開設できるようになったようです!

↑この記事の執筆時点ではウェイティングリストへの登録の必要はなくなり、すぐに無料アカウントを作成してManusを使うことができるようです。

さらに期間限定での1000クレジットのプレゼントや、毎日300クレジットの毎日更新ボーナス(貯めるのことは不可能)もあるようですので、とりあえず無料でアカウントを作成して試してみると良いでしょう。

ややこしい設定は一切なし!驚くほど簡単にスタートできました

↑特に設定は必要ないですし、現時点ではカスタマイズできる設定もないようなので、アカウントを作成したらすぐに使うことができます。

無事に登録が終わると、Manusの画面に入れるようになります。

「こういう新しいツールって、最初の設定が面倒だったりするんじゃないの…?」って心配になるかもしれませんが、安心してください。Manusは、難しい設定は一切なしで、いきなり使い始めればOKなんです。私も特に何かを細かくいじったりはしていません。

もちろん、Googleドキュメントと連携して、そこにあるファイルを読み込ませる、なんてこともできるみたいですけど、とりあえずはそんなことしなくても大丈夫。

画面を開くと、ChatGPTとかと同じように、お願いしたいこと(プロンプトと言います)を入力する場所があります。ここに、あなたがAIにやってほしいことを書き込むわけですね。ファイルをアップロードして、それを元に何かを作ってもらうこともできるみたいです。

↑切り替えられるモードは「標準」と「高工数」の2つだけです。「高工数」は月額199ドルのProプラン契約者のみの機能ですので、デフォルトで選択されている「標準」のみが実質使用可能です。

それから、「推論の努力」っていう項目があって、「標準」と「高工数」っていうのが選べるようになっていました。この「高工数」っていうのは、もっとAIに頑張って考えてもらうモードみたいなんですけど、これは有料プラン(しかも月額199ドルのProプラン)専用みたいなので、基本的には「標準」で全然問題ないと思います。私もずっと「標準」で使っています。

ちなみに、私の場合、最初にアカウントを作った時に1000クレジットもらえて、毎日ログインするたびに300クレジットくらい追加でもらえたりしています。(注:このログインボーナスは消費しない限り増えませんので、貯めることは不可能です。)なので、無料でも結構いろいろ試せるんじゃないかな、という印象ですね。

いよいよ実践!AIにビデオメッセージの「台本」作りをお願いしてみた

↑ChatGPTのように気軽にチャットをすることで、ManusのAIにいろんなタスクをお願いすることができます。

さて、このManus、プロンプトを入力する画面があるとお伝えしましたが、実は色々なことができるみたいなんです。例えば、簡単な調べ物をお願いして、その結果を表にまとめてもらう、なんてこともできるんですよ。ただ、パッと見た感じ、英語の事例が多いので、日本語でどこまで使えるかは、色々試してみる必要がありそうですね。

↑執筆したセールス台本をスライド化することで、文章を動画化してセールス動画を作ることができる「VSL(ビデオセールスレター)」の台本執筆からスライド作成までManusに全て任せることができまました!(これは非常に便利です。)

でも、今回私が一番試したかったのは、やっぱりビデオセールスレターの台本作り。そして、そこからスライドまで作ってもらうことなんです。これができたら、本当に助かりますよね!

そこで、私が以前「AI Webライティングマスタークラス」というオンライン講座の中で受講生の方にお伝えしている、ビデオセールスレターを作るためのかなり詳しいお願いの仕方(プロンプト)を、このManusに読み込ませてみることにしました。

↑「こんなVSL台本を書いてください」という詳細なプロンプト(1万8000文字ほど)をManusにコピペして伝えたところ、早速VSLの台本を書いてくれました。

このプロンプトには、例えば「あなたはプロのビデオスクリプトライターですよ」といったAIの役割設定や、「私のこんなオンライン講座を売りたいんです」という商品の背景情報、そして「こんな構成で話してくださいね」というフレームワークまで、だいたい1万8000字くらいの情報を詰め込んでいます。

もちろん、あなたの商品の詳細を解説した音声の文字起こしとか、詳しい資料をAIに渡せば、それをしっかり参考にして文章を書いてくれますから、どんな商品やサービスを紹介したいのか、その詳しい情報はやっぱり必要ですね。

私のいつものやり方だと、まずAIにたくさんの情報(プロンプト)を渡した後で、「ちゃんと私が言いたいこと、分かった?」って一度確認するようにしているんです。Manusにも同じように、「まずは内容を理解できたかどうか教えてください」とお願いして、一度そこで止めてもらいました。

Manusが「はい、理解できました!」と返してくれたのを確認してから、「じゃあ、この内容でビデオメッセージの台本を書いてください」と、改めてお願いしました。

↑実際にVSLの台本原稿をManusに書いてもらったので、その内容を確認して問題なければスライド化の作業もお願いする、というステップでやり取りをしてみました。

最近のAIはどんどん賢くなっているので、いきなり「台本書いて、スライドも作って!」って全部一気にお願いしちゃっても大丈夫かもしれません。でも、やっぱりどんな内容の台本になるか、一度自分の目で確かめたいですよね。なので、まずは台本を作ってもらうところで一旦区切るのが、安心かなと私は思います。

台本の次は、ついにスライド作成!でも、最初はちょっとした事件も…?

↑私がちゃんと「スライドをPPTファイルにしてくれ」と指定しなかったので、出力がPDF形式になってしまいました。。これだと編集が難しいので、PPTファイルがいいですよね。(そのあたりの出力フォーマットもちゃんと指定して伝えてあげる必要があります。)

さて、AIに書いてもらったビデオメッセージの台本。うん、これなら良さそうだぞ、というものが出来上がったとします。(もちろん、気になるところがあれば、ここで手直ししてくださいね。)

いよいよ、この台本を元にして、プレゼンテーション用のスライドを作ってもらう番です!

Manusに「この台本をスライドにしてください」と、さらに細かいお願い(プロンプト)を伝えます。

…と、ここで実は、私、最初にちょっと失敗しちゃったんです。

最初に私が出したお願いの仕方がイマイチだったみたいで、出来上がってきたのがなぜかPDFファイル。しかも、なんだか縦と横のバランスがおかしい、ちょっと残念な感じのデータになってしまって…(苦笑)。

「うーん、これじゃ使えないなあ」ということで、気を取り直して、AIへのお願いの仕方(プロンプト)を作り直しました

↑今度は詳細に「こんなフォーマットでスライドを作成してくれ」と依頼をしました。人間でもAIツールでも、「こんなフォーマットで作成をしてくれ」と詳細な仕事の指示を伝えるのって大事ですよね。

今度は、「PowerPointファイルとして出力してくださいね」とハッキリ指定。さらに、スライドのレイアウト(全体の配置)とか、文字のスタイル(フォントの種類や大きさなど)も、もうちょっと詳しく指定して、「これでスライドのプレゼンテーションファイルを作ってください!」と再度お願いしたんです。

そうしたら、Manusの画面の裏側でAIが色々と頑張ってくれている様子がうかがえて…しばらくすると、ちゃんとPowerPointファイルが完成しました!Manusの画面上ではPowerPointファイルの中身は見られないので、早速ダウンロードしてみました。

ちなみに、あなたがMacをお使いなら、Keynoteというソフトでもこのファイルを開くことができますよ。私も普段Keynoteを使っています。

ドキドキの開封!AIが作ったスライドはこんな感じ。微調整もラクラクです!

↑VSLの原稿を200ページ以上のスライド化してくれました!これだけのページ数のファイルを数分で作ってくれるのは非常に助かります!(GensparkのAIスライド作成機能だと一度に20ページまでのスライドしか作れないようなので、Manusのほうが個人的には気に入っています。)

さあ、AIが作ってくれたスライドは、一体どんな感じなんでしょうか…?

開いてみると、おぉ、ちゃんとできてる!

例えば、こんな感じです。

↑以前は、自分が書いた原稿(またはAIが書いた原稿)をちまちまパワーポイントやキーノートにコピペしていたのですが、その作業をAIが自動的に行ってくれるようになったので、単純作業が不要になるのでありがたいです。

スライド1:「こんにちは、ヒルトルフィリップ太郎です。」

スライド2:「このビデオでは、あなたがAIライティングをマスターし、ビジネスを加速させるための、ある重要な秘密についてお話をします。」

スライド3:「あなたは今、こんな悩みを抱えていませんか?」

スライド4:「AIツールが多すぎてどれを使えばいいかわからない。」

スライド5:「プロンプトの書き方が難しくてAIを使いこなせない。」

スライド6:「コンテンツ作成に時間がかかりすぎて他の業務が進まない。」

スライド7:「もしあなたがこれまでの悩みを解決し、AIの力を最大限に引き出して、少ない労力で大きな成果を上げたいと思っているのであれば、このビデオはまさにあなたのためものです。」

…といった具合に、本当に1フレーズが1枚のスライドになっているような、よくビデオセールスレター(VSL)で見るスタイルのものが出来上がっていました。いやあ、これをAIが自動でやってくれるなんて、すごいですよね。

だって、AIが書いてくれた台本を、実際にスライドに一つ一つコピーして貼り付けていくのって、人間がやると結構時間かかる作業じゃないですか。それをAIが全部やってくれるっていうのは、本当に助かります。

ただ、最初に出来上がってきたスライドの文字(フォント)が、ちょっと素っ気ない感じだったんです。でも、大丈夫。

↑スライドのフォントを変えたければ、キーノートなら「フォーマット→フォント→フォントの置換」で一括置換すればOKです。

例えば、私が使っているKeynoteなら、「フォントを一括で置き換える」という機能があります。それで、なんだか初期設定っぽかったフォントを、例えば「ヒラギノ角ゴシック」のちょっと太めのもの(W7とか)に一気に変えてみました。

そうすると…うん、だいぶカッコよくなりました!

もちろん、よーく見ると、文字の大きさが微妙に違っていたり、完璧とまではいかない部分もあります。でも、スピードを優先するなら、もうこれで十分と言えるのではないでしょうか。最低限のビデオセールスレターのスライドが、あっという間に手に入るわけですから。

このまま収録するだけでも、素早くビデオセールスレター動画ができてしまう。これは、かなり優秀なAIの機能だと感じています。

Manusを使う時のちょっとしたコツと注意点

さて、ここまでManusのすごいところをお伝えしてきましたが、「何か特別なテクニックが必要なの?」って思うかもしれませんね。

でも実は、このManusを使いこなすために、何か全く新しい、特別なことを覚えなきゃいけない、というわけでもないんです。

Manusを使いこなす秘訣はコレ!AIへの「お願いの仕方(プロンプト)」が超重要!

↑VSLのスライド作成であれば、プロンプトでスライドのデザインや文字の配置などを細かく指定することが重要です。

そう、これまで私がお伝えしてきた、ChatGPTなどのAIツールに対するお願いの仕方(プロンプト)の考え方と、基本は同じなんです。あなたがAIに何をしてもらいたいのか、それを具体的かつ分かりやすく伝えることが、やっぱり一番大切なんですね。

ただ、ビデオセールスレターのスライドみたいに、見た目のデザインも関係してくるものを作ってもらうには、やっぱり「こんな感じのデザインにしてね」と伝えるための、ちょっとしたデザイン用のプロンプトは必要になってきますね。Manusがいくら賢くても、あなたの頭の中にあるイメージを完全に読み取ることはできませんから。

「うーん、でも、どんな風にお願いしたら、いい感じのデザインになるんだろう…?」って、そこでまた悩んでしまうかもしれません。

でも、安心してください。そんな時も、実はAIに助けてもらうという手が使えるんです!

例えば、あなたが以前作ったスライド資料とか、あるいは他の人の素敵なビデオセールスレターのスクリーンショットなんかを、今度はChatGPTみたいな文章を考えるのが得意なAIに見せて、こんな風に聞いてみるんです。

↑ChatGPTなどのあなたが普段お使いのチャットボットに「こんなスライドをAIに作らせたいんだけど、どんなプロンプトを伝えればいいか教えて」と依頼をすると「その希望をAIに伝えるための詳細なプロンプト」を考えくれますので、それをコピペして、Manusに伝えると良いでしょう。(まだChatGPTはスライドのファイルを作るのは苦手のようなので、実際の作業はManusに行ってもらいましょう。)

「ねえ、ChatGPT。私、こんな雰囲気のスライドを作りたいんだけど、これをManusみたいなAIツールにお願いする時、どんなプロンプト(指示の言葉)で伝えたら、私のイメージ通りのビデオセールスレターのスライドを作ってくれると思う?ちょっと良い感じのプロンプト、考えてくれないかな?」って。

できれば、より賢いAIモデル(例えばChatGPTならo3とか、高性能なもの)を使って聞いた方が、質の高い答えが返ってくると思いますよ。

そうすれば、Manusで使えるようなプロンプトのアイデアをAIが考えてくれます。あとはそれを元にして、「もうちょっとこうしてほしいな」とか、あなたの好みに合わせて手直しすれば、オリジナルの素敵な指示書が完成するはずです。AIに、AIのためのプロンプトを作ってもらうって、なんだか面白いですよね。

というわけで、まずAIにしっかりとした台本を書いてもらって、その次に「この台本で、こんな感じのデザインのスライドを作ってね」とお願いする。たったこれだけで、あの1枚のスライドにたくさんの情報を詰め込むんじゃなくて、本当に一言だけをポンと表示する、定番のビデオセールスレターのスライドが、本当に数分くらいでパパッと出来上がっちゃうんですから、これは本当にすごいことですよね。

気になるお値段は?Manusの「クレジット」と上手な付き合い方

↑最近、月額19ドルのプランも追加されましたので課金のハードルが下がりました。(世間で注目されたので安めのプランも追加した感じですね。)

さて、こんなに便利なManusですが、やっぱり気になるのは「どれくらいお金がかかるの?」ってことですよね。

実は、私がこのビデオセールスレターのスライドを1本作ってもらうのに、だいたい500クレジットくらい使ったんです。

最初にアカウントを作った時にもらえる無料クレジットや、毎日ログインするともらえる追加のクレジットがあるとはいえ、毎回500クレジット使うとなると、そう何度も無料でガンガン試せるわけではないかな、という感じです。大切に使わないといけませんね。

有料プランにすると、例えば月額39ドルのプランで、月に3900クレジットくらい使えるそうです。今のレート(2025年5月現在)だと、日本円でだいたい6000円くらいでしょうか。この金額で、月に数回スライドを作ってもらえる計算になりますね。

こう聞くと、「うーん、ちょっと高いかな?」と感じるかもしれません。スライドを1本作ってもらうのに、まあ数百円くらいかかるかな、というイメージです。

でも、ちょっと考えてみてください。

もしこれを人間が全部手作業でやるとしたら…何時間もかかってしまうような作業ですよね?台本を考えて、それを一枚一枚スライドに落とし込んで、デザインを整えて…。それが、Manusを使えば、本当に数分で終わってしまうんです。

そう考えると、この数百円というコストは、あなたの貴重な時間を大幅に節約できることを考えれば、かなり安い投資と言えるんじゃないでしょうか。まさに「時は金なり」ですね。

特に、私たちのような個人事業主や小さな会社の経営者は、できるだけ自分の時間を大切な仕事に集中させたいものです。そういった意味でも、Manusは非常に優秀なAIエージェントツールだと、私は感じています。

もしかして、あなたも…?Manusが“救世主”になるかもしれない、こんなお悩み

ここまで、AIツール「Manus」について色々とお話ししてきましたが、もしかしたら、こんな風に感じているあなたの役に立てるかもしれません。

  • 「毎日忙しくて、動画の台本を考えるだけで精一杯…。スライド資料まで手が回らないんだよなあ…」
  • 「正直、パワーポイントとかKeynoteみたいなプレゼンソフトって、操作もデザインもなんだか苦手で、できればあんまり触りたくないんだよね…」
  • 「もっと手軽に、もっとスピーディーに、自分の知識や経験を動画でたくさんの人に届けたいんだけど、準備に時間がかかりすぎるのがネックなんだ…」

どうでしょう?

一つでも「あ、これ私のことかも…」って思ったなら、Manusは一度試してみる価値があるかもしれませんよ。

これまであなたが「うーん、面倒だなあ…」「時間かかるなあ…」と思っていた作業を、AIがサッと手伝ってくれるだけで、あなたの情報発信はずっと楽に、そして楽しくなるはずですから。

↑今、私もManusの使い方をいろいろ試していますが、「画像付きのブログ原稿を作ってもらう」ということもできるのでびっくりしました。まだ画像のクオリティは微妙ですが、複数のステップからなる作業もAIにお任せできるようになってきていますので、ぜひいろいろ試してみる良いでしょう。

AIはもう、ここまで来た!Manusで変わる、あなたのコンテンツ作りと時間の使い方

今回は、AIエージェントツール「Manus(マヌス)」を使って、ビデオセールスレターの台本からスライドファイルまで自動で作成する方法をご紹介してきました。これまで人間が時間をかけていた作業を、AIが代行してくれるというのは、本当に大きな変化ですよね。

私が試してみた限りでは、特にビデオセールスレターのような、ある程度決まった型があって、かつスライド枚数が多くなりがちなコンテンツを作る際には、このManus、かなり強力な味方になってくれると感じました。

AIは、単に文章を書いたり、絵を描いたりするだけではなく、今回ご紹介したManusのように、より人間が行う作業に近いところまで手伝ってくれるように、日々ものすごいスピードで進化しています。

もしかしたら、今のあなたにとっては「まだAIなんて…」「難しそう…」と感じる部分もあるかもしれません。でも、まずは一度、こうした新しいツールに触れてみることで、あなたの仕事のやり方や、時間の使い方がガラッと変わるきっかけになるかもしれませんよ。

もちろん、今日の時点ではManusにも「もっとこうだったらいいのにな」と思う部分がないわけではありません。でも、それはこれからのAI全体の進化とともに、きっと解決されていくはずです。

私も、このManusをこれからもっと色々な場面で使ってみて、あなたのお役に立てそうな新しい発見があったら、またどんどんお伝えしていきたいと思っています。

あなたもManusのようなAIの力を借りて、これまで以上に自由に、そして創造的に情報発信を楽しんでみませんか?

もしかしたら、これまで「時間がないから…」と諦めていたようなことも、実現できるようになるかもしれませんね。

編集後記:筆者のコメント

「また新しいAIツールか。。」と思われる方も多いかもしれませんが、Manusを実際に使ってみたところ、「ChatGPTやGeminiやClaudeがまだできないようなタスクを行ってもらうことが可能な非常に便利なAIだ」という印象を受けました。もちろん、まだまだ発展途上ですので、過剰な期待は禁物ですが、「これもAIがやってくれればいいのにな。。」とChatGPTに不満がある方はManusを無料で試してみると良いでしょう。もちろん、ChatGPTなどのAIツールも今後Manusのようなエージェント機能をさらに進化させてくると予想しますので、全ての人がManusを使う必要はないと思います。新しいAIツール好きの人はぜひ使ってみるといいと思いますよ。

Manus公式サイトはこちら

https://manus.im

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