オンラインでビジネスをする上で、一番大切なのが、「トラフィックを集める」ということです。「トラフィック」がなければ、売上もゼロです。そこで実は、トラフィックには、「3種類の異なるトラフィックがある」ということをご存知ですか?
トラフィック=お店への来店
そもそもですが、オンラインビジネス、ウェブからの集客における「トラフィック」という言葉を意味を理解していない人も多いと思いますので、そこから解説をします。
どんなビジネスをしていても、売上を手に入れるには、「お客様に自分のお店に来店していただく」ということが必要です。
リアルな店舗がある場合は、実際の店舗にお客様が来店されますよね?
そこで実際にお金を払って頂けるお客様もいらっしゃれば、来店はしたけど安い商品しか買わない、何も商品を買わない、などなど、いろんなタイプのお客様がいるわけですが、まずはお店に来てもらわないと何も始まりません。
では、オンラインビジネスにおける「お店」とは何でしょうか?
もちろん、「ウェブサイト」です。
自分が持っているウェブサイトにアクセスを集めることを、「トラフィックを集める」と言うのですが、「いかに自分のサイトに良質な来店者を安定して集めるか?」が、オンラインビジネスにおける最重要課題の1つなわけです。
トラフィックには3種類ある
そこで、インターネット上から安定して売上を手に入れるために知っておいていただきたいのが、「トラフィックには3つの種類がある」ということです。
その3種類のトラフィックとは、
1、自分がコントロールできるトラフィック
2、自分がコントロールできないトラフィック
3、自分が所有しているトラフィック
この3種類です。
この3つの違いと目的を理解して、使いこなすことが、オンラインで結果を出すために非常に大切になります。
これを1つずつ解説をしますね。
1、自分がコントロールできるトラフィック
これは、ずばり、「広告」を買って集めたトラフィックになります。
Facebook広告、Google広告、Yahoo!広告、バナー広告、メルマガ広告など、いろんな広告がありますが、それらは全て「自分がコントロールできるトラフィック」と呼ばれます。
なぜなら広告というのは、お金を払えば、約束した期間は、必ず広告が配信されるので、その配信回数や期間に応じて、アクセスは集まることが決まっているからです。
良い結果が得られば、さらにお金を払ってアクセスを集められますし、結果が望むものではなければ、お金を払うことをやめればいいだけです。
アクセスを増やすのも減らすのも、自分次第なので、「自分でコントロールできるトラフィック」というわけです。
広告にお金さえ払えば、すぐにでもアクセスを集められる、というメリットがあります。
オンラインの世界は、リアルな店舗と違い、広告にお金を支払わない限り、安定してお店に集客することができないので、広告を使うことが、オンライン集客において、大きな意味を持ちます。
2、自分がコントロールできないトラフィック
自分がコントロールできないトラフィックとは、検索からのアクセス、ソーシャルメディアからのアクセス、口コミによるアクセス、などを意味します。
このタイプのトラフィックは安定して集めることが難しいのが特徴です。
もちろん、長期計画で、ブログを定期的に更新したり、ソーシャルメディアで情報発信をしていれば、じわじわと効果は出てくるので、このトラフィックもバカにはできません。
私も定期的にYouTubeに動画をアップしていますが、そうやってコンテンツをオンライン上に積み上げていくことで、動画を見た人が私のサイトに来てくれ、お金をかけずに集客ができるので、この種類のトラフィックを集めるためにも、定期的な情報発信は欠かせません。
3、自分が所有しているトラフィック
そして、ある意味、一番大切なのは、この「自分が所有するトラフィック」です。
自分が所有するトラフィックとは、「メールからのトラフィック」です。
オンラインビジネスでは昔から、「メールリストこそが最高の資産である」と言われますが、これは今でも変わりありません。
なぜなら、メールアドレスを提供してくれた方は、自分のビジネスに興味がある「見込み客」である場合が多いので、メールで商品を案内すれば、商品が売れる可能性が高いです。
なので、1、2のタイプのトラフィックで自分のサイトにアクセスを集め、まずは自社のことを知ってもらい、メールアドレスを登録してもらう必要があります。
つまり、「サイトにアクセスした人にいきなり商品を売るのではなく、何かプレゼントと引き換えにメールアドレスを登録してもらう」というのが最初のステップです。
そして、サイト訪問者の中から、本当に興味がある人だけをふるいにかけ、メールアドレスを登録してくれた人だけに商品を売るのが、オンラインビジネスの定石なのです。
3種類のトラフィックを使い分けましょう!
上記でも説明したように、3種類のトラフィックには、それぞれ意味があります。
まずは1と2のタイプのトラフィックを使い、自分のサイトにアクセスを集め、メールアドレスを登録してくれた人に、3のタイプのトラフィックを流し、売上を手に入れる、という流れを絶対に守ってください。
もちろん、直接お金を生み出すのは、「3、自分が所有するトラフィック」ですが、1、2のタイプのトラフィックがなければ、3のトラフィックも生まれません。
今の時代はソーシャルメディアがあるので、そこからアクセスを集めてください。
1のタイプのトラフィックであれば、
・Facebook広告
・Googleアドワーズ広告
・Yahoo!リスティング広告
・YouTube広告
・Facebook以外のTwitter、Instagram、LinkedinなどのSNS広告
・特定のサイトのバナー広告
・特定のメルマガ媒体のメルマガ広告
などにお金を使い、アクセスを集めましょう。
2のタイプのトラフィックであれば、
・Facebookに記事や動画などをアップし、サイトへ誘導する
・Instagramに写真や動画をアップし、自分のプロフィール欄からサイトに誘導する
・YouTubeに動画をアップし、自分のサイトへのリンクを貼る
・ブログを更新し、検索からのアクセスを増やす
などの施策を行うべきです。
もちろん、これを全部を行え、というわけではなく、1つずつ行なっていき、余裕が出たら、別の媒体も使っていく、という流れでOKです。
そうやって、ソーシャルメディアを使い、露出を増やしていくことで、メールアドレスを集めて、売上を増やしましょう!
今回ご説明した3種類のトラフィックを適切に使い分けて、オンライン上からの集客や売上増加に役立ててくださいね!
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