コーチの役割は「パーソナルビジョナリー」

今日は、誰かにアドバイスや助言を提供している人は、特にそれを仕事で行なっている人は、必ず知っておくべき内容についてお伝えします。

先輩経営者たちのコーチングで私の人生は変わった

ここ数年、私はウェブマーケティングにお悩みの経営者、起業家のクライアントに個別の指導をすることが非常に増えてきました。

やはりオンライン講座などで教えるよりも、個別指導をするほうが、圧倒的に最短距離で成果を出してもらうことが可能なので、希望される方には私が毎週zoom上で手取り足取り徹底指導をする、個別コンサルティングプランを少人数のみ受け付けています。

私は昔から自分のことを「コンサルタント」だと思っていますし、クライアントを募集する際も「個別コンサルティングを行います」という名目で募集しています。

なので「コーチ」という言葉は昔から知っていましたが、正直、ここ最近まで、「コンサルタントとコーチの違いは何か?」と聞かれても、しっかりと答えられなかったと思います。

しかし、実際に「コーチ」という人間の役割や「コーチング」の定義について学んでみると、「自分がこれまでクライアントに対して行なってきたことは、コーチングだった」と気付いたのです。

また、私も社会人になってから、これまで様々な大人たちや先輩に指導して頂いたおかげで今の自分があると思っていますが、彼らが私にしてくれたことを思い返すと、まさに「あれはコーチングだったんだな」と、しみじみ思います。

そもそもコーチングとは?

では一体、「コーチング」とは何なのか?

通常、「コーチ」というと、スポーツの指導をする人が頭に思い浮かぶ人も多いでしょう。

スポーツにおけるコーチにも様々な種類があるでしょうが、一般的に、スポーツ選手の肉体的、精神的な支えとなり、一緒に目標達成を目指す人のことを、スポーツにおけるコーチと呼びます。

そして、今の時代は、ビジネス、健康、人間関係、恋愛、教育、、などなどありとあらゆる分野において、コーチが存在します。

なぜなら、今はこれまでにないほど、時代の移り変わりが速く、多くの人たちは、膨大な選択肢の数に圧倒されてしまい、様々な分野において、専門家の助言を求めているからです。

私も、ビジネス上のコーチと呼べる存在がしますし、食事や運動についての指導を受けているコーチがいます。

そのように、どの分野においても、専門的な知識や経験に基づく助言を提供しながら、クライアントが壁を乗り越える手助けをしてあげる人がコーチです。

私も以前までは、そこまでは理解していたのですが、最近、とある海外の先生から、さらに深いコーチングの定義を教えてもらいました。

コーチとは「パーソナルビジョナリー」である

その先生によると、「コーチ」の定義について、「コーチとは、パーソナルビジョナリーである」と私に教えてくれました。

「パーソナルビジョナリー??なんじゃそりゃ??」と思う人がほとんどだと思うので、詳しく解説していきましょう。

「パーソナル」は、「パーソナルトレーニング」という言葉もあるように、「個人の、個別の、」という意味です。

では、「ビジョナリー」(Visionary)とは何でしょうか?

ビジョナリー(Visionary)とは、その名の通り、「ビジョンを持つ人」のことです。

辞典を引くと、

1 幻を見る人; 神秘家.

2 非現実的な人; 夢想家, 空想家.

3 先見の明のある人.

という定義が出てきます。(ウィズダム英和辞典からの引用)

どの意味も間違っていないですが、「先見の明がある人」というのが、今回お伝えしたい意味に、一番近いかもしれません。

一般的には、「未来や、先の出来事を見通す人」というような意味でよく使われます。

では、「パーソナルビジョナリー」とは、一体どのような意味になるのでしょうか?

それは、「他人を見て、その人以上に、その人の未来や可能性を信じてあげられる人」という意味です。

私がこの意味を最初に聞いた時、かなりの衝撃を受けたのを覚えています。

まさにこれまで私のことを指導してくれた恩人たちも、「こいつ(ヒルトル)には、素晴らしい可能性がある!」と、私以上に私のことを信じてくれ、指導をしてくれたのだよなあ、と改めて感激しました。

10年ほど前、何をすればいいのかわからずにブラブラしていたときも、7年ほど前に会社を辞めて独立した時も、私は自分に全く自信が持てませんでした。

そのどちらのタイミングにおいても、「お前には才能がある。だからこうしなさい」と、間違いなく、私以上に私のことを信じてくれ、可能性に賭けてくれた恩人たちがいるから、今の私があると思っています。

人はどうしても、自分だけの視点だけだと、見える限界があります。

でも、私たちよりも先を行っている人は、私たちとは見えている世界が違います。

そんな人が、「こんな世界もあるんだよ」「こんなやり方もあるんだよ」「こんなチャンスもあるんだよ」という可能性の存在を教えてくれ、「君ならできるよ」と、励まし、背中を押してくれることが「コーチング」なのだと、私は理解しました。

実際、私のトレーニングのコーチも、ゲロ吐きそうになりながらスクワットをする私に対して、「ヒルトルさん、まだまだいけますよ〜」と、さらに重りを増やして、次のレベルへ進化を促してくれています(笑)

その人以上に、その人のことを信じてあげる

ちなみに、私のコンサルティングは、「お金さえ払えば、誰でも受け入れる」というものではありません。

そもそも募集する際に明確な基準を設けているので、それに合わない人が応募してくることは少ないのですが、私が指導したとしても、その人が望むような結果を出せない人も、世の中には大勢います。

それなのに、どんな人に対しても、「あなたらなら大丈夫ですよ」と言って、お金を頂いてしまったら、それは詐欺も同然です。

だからこそ私も、高額なフィーを頂く個別指導のクライアントとは、しっかり事前に面談をして、「この人なら自分が指導して、結果を出せるだろうな」と信じられる人しか、一緒に仕事はしません。

そうしないと、プロのコンサルタント、コーチとしての仕事はできないからです。

そうやって、可能性を感じられる他人に対して、本人以上にその人の将来の可能性を信じ、今の状況や葛藤を理解し、背中を押してあげることが、他人からお金を頂いて指導をする立場の人間が必ず行うべきことだと私は思います。

そうやって、その人がまだ見えていない将来の可能性を信じ、提示してあげることで、私たちはその人の人生の中で、「これまで出会った中で、一番影響を受けた人間」の一人になれるのです。

私もそうですが、どんな人間でも、自信を失ったり、自分の進むべき道を見失ってしまうこともあります。(どんな成功者や偉人でもそうです。)

だからこそ、どんな人間でも、困った時に話を聞いてくれ、相談に乗ってくれるコーチは必要です。

私はそのような人たちと出会えたから、かつてのダメな自分から大きく進化(トランスファーメーション)をすることができました。

なので私も他人にしてもらったことを、自分でも行い、少しでも誰かの人生に影響を与えるような人間になりたいと思って、仕事をしています。

コーチングが本当に求められるスキルである理由

日本では、「コーチング」と言われてもピンとこなかったり、不信感を示す人も多いでしょう。

しかし、「コーチ」「コーチング」という言葉を使わずとも、コーチという存在やコーチングのスキルは、どんな分野やどんな業界においても求められる素晴らしいスキルです。

なぜなら、「他人とのコミュニケーション」というのは、誰もがほぼ毎日欠かさず行うことです。

そこで、コーチングのスキルを持った上で他人と接することで、世の中のその他大勢の人とは、違うレベルのコミュニケーションができるのです。

その理由は、「相手を深く理解することができる」からです。

相手の話に集中して耳を傾け、その人の状況や葛藤を理解した上で、「あなたならこんなことができるよ」と、相手の背中を押してあげることを、できる人はなかなかいないからです。

SNSのおかげで、誰とでもすぐにつながり、毎日交流ができる時代になりました。

でも、私たちのことを本当に深く理解してくれ、本当に真剣になって相談に乗ってくれる人が、私たちの人生の中にどれくらいいるでしょうか?

誰にも理解されず、孤独なまま人生を生きているも多いでしょう。

でも、「自分のことを理解してくれる人がいる」というのは、その人にとって、とてつもない価値があるのです。

そうやって、私たちが他人のことを深く理解してあげることで、私たちも他人から理解され、私たち自身も次のレベルへ進化することができます。

(実際に、私も最近、数多くのクライアントと仕事をさせて頂いた結果、自分自身が次のレベルに進化していると実感します。)

ですので、あなたもコーチングのスキルを身につけ、他人を理解し、助けてあげることができれば、それがあなたのビジネスとなり、あなたの人生のライフワークになるのです。

私も今後、コーチングに関するノウハウをお届けしようと思っていますので、ぜひあなたもコーチングのスキルを学んでみてくださいね。

おまけ:コンサルタントとコーチの違いは?

ちなみにですが、ここまでを読んで、「そもそもなんだけど、コンサルタントとコーチ、コンサルティングとコーチングって何が違うの?」と思う人もいらっしゃるかもしれないので、解説しておきます。

両者は似ている部分もありますが、簡単に違いを言えば、

「クライアントの問題に対して、すぐに解決策を教えるのがコンサルティング」

「クライアントの問題に対して、一緒に解決策を考えるのがコーチング」

だと私は理解しています。

私も、コンサルタントとして、クライアントの課題や悩みに対して、自分の経験から「それならこうすればいいよ」というアンサーを提供する場合もあります。

しかし、状況によっては、「うーん、この場合はどうだろう??一緒に答えを考えてみようか??」という場合も非常に多いです。

なぜなら、自分の専門的な分野であったとしても、全ての問題に対して、確実な答えを提供できる人はいませんし、実際にやってみるまで、確実なことはわからないからです。

また、コンサルとして、すぐに回答を教えてしまうと、クライアントが自分で問題を解決するスキルが身につかない場合もあります。

ですので意図的に、すぐに答えを教えずに、クライアント本人に考えさせて、自分の力で答えを見つけられるように促すのも、コーチの役割です。

なので、私の場合は、「何の仕事をしているの?」と聞かれたら、「コンサルタント」と答えるようにしていますが、実際には、コーチングもしています。

ですから、「コーチ」と名乗っていないと、「コーチング」のスキルを使っていけないわけでないので、どんな職業においても、コーチング的なスキルを状況に応じて、使うべきだと私は考えています。

ぜひあなたも、今回の私の記事を参考に、「他人のことを深く理解し、その人以上に、その人のことを信じてあげられる」というマインドセットを持つことをお勧めします。

そうすれば、相手の人生にも、あなたの人生にも、きっと大きな影響が生まれますよ!

それではまた!:)