
「ChatGPT 5.4が出たらしいけど、結局どのAIを使えばいいの?」
もしあなたがそう感じているなら、この記事はまさにあなたのために書きました。
2026年3月、OpenAIからChatGPTの新バージョン「GPT-5.4」がリリースされました。SNSやニュースでは「すごい」「進化した」という声が飛び交っていますが、正直なところ、ベンチマークの数字だけ見ても、実際の仕事で使えるかどうかは分かりませんよね。
そこで今回、私ヒルトルが実際にChatGPT 5.4 Thinking、Google Gemini 3.1 Pro、Claude Opus 4.6の3つのAIに、まったく同じプロンプトを渡して、同じ仕事をやらせてみました。比較したのは「ブログ記事」「電子書籍」「スライド作成」「サイト作成」の4項目です。
その結果、見えてきたものがあります。各AIの得意・不得意、そして2026年3月時点で仕事に使うならどれが一番おすすめなのか。包み隠さずお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 1 ChatGPT 5.4とは?─ まず押さえておきたい基本情報
- 2 「どのAIが一番いいの?」─ 多くの人が抱えるAIツール選びの悩み
- 3 同じプロンプトで3つのAIに同じ仕事をさせてみた
- 4 【比較①】ブログ記事を書かせてみた結果
- 5 【比較②】電子書籍の原稿を書かせてみた結果
- 6 【比較③】プレゼンスライドを作らせてみた結果
- 7 【比較④】セールスページを作らせてみた結果
- 8 4つの比較から見えた、各AIツールの「得意・不得意」まとめ
- 9 こんな場合はどのAIを選ぶべき?─ 目的別おすすめガイド
- 10 よくある疑問に答えます
- 11 まとめ:2026年3月時点で仕事に使うならClaudeが最強、でもChatGPTの進化にも注目
- 12 このブログ記事の内容を動画で見てみる
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ChatGPT 5.4とは?─ まず押さえておきたい基本情報

本題に入る前に、ChatGPT 5.4がどんなモデルなのかを簡単に整理しておきましょう。
ChatGPT 5.4は、以前のバージョンであるGPT-5.2と、コード生成に特化した5.3 Codexの良いところを組み合わせたモデルです。つまり、文章を書く力とプログラミングの力、その両方がレベルアップしたバージョンだと思ってください。
ちなみに、GPT-5.3は一般ユーザー向けには公開されなかったので、私たちにとっては5.2の次がいきなり5.4という形になります。ちょっとややこしいですよね。
ChatGPTの料金プラン

2026年3月時点でのChatGPTの料金プランも整理しておきます。
- 無料版:基本的な機能は使えるが、最近は広告が表示されるようになった
- Goプラン(月額約1,200円/8ドル):無料版よりも多くのメッセージ送信や画像生成が可能
- Plusプラン(月額約3,000円/20ドル):5.4 Thinkingモデルが使える。広告なし
- Proプラン(月額約30,000円/200ドル):Pro限定の高度な機能が使える
正直なところ、月額3万円のProプランは個人事業主や中小企業にはちょっと高いですよね。私自身もPlusプランを使っていますし、多くの方にはGoプランかPlusプランで十分だと思います。
Thinkingモデルの使い方

ChatGPT 5.4には「Thinkingモデル」という、AIがじっくり考えてから回答してくれるモードがあります。さらに思考の深さを「標準」と「拡張」から選べるようになっていて、仕事で使う文章を書かせるなら「拡張」を選んだ方が精度が高いです。
日常のちょっとした質問なら5.3 Instantでサクッと回答してもらえばいいのですが、ブログや書籍の原稿のようにしっかりした文章を書いてもらいたいなら、5.4 Thinkingの拡張モードを使うことをおすすめします。
「どのAIが一番いいの?」─ 多くの人が抱えるAIツール選びの悩み
ここ最近、AIツールの進化が本当に速くて、正直ついていくのが大変ですよね。
ChatGPTがバージョンアップしたと思ったら、GoogleのGeminiも新モデルを出してくる。Claudeも次々と新機能を追加してくる。「どれを使えばいいの?」と迷ってしまう気持ち、よく分かります。
実は私自身も、以前は同じように悩んでいました。
「ChatGPTが有名だから、とりあえずChatGPTでいいんじゃないか」
そう思って使い続けていた時期もあります。でも、実際に複数のAIを使い比べてみると、同じプロンプトを投げても返ってくる文章の質や量が全然違うことに気づいたんです。
特に仕事で使う場合、「なんとなく良さそう」ではなく、自分の業務に合ったAIを選ぶことが、作業の効率や成果物のクオリティに直結します。
ただ、ネット上のAI比較記事を読んでも、ベンチマークの数字ばかりで「実際に仕事で使ったらどうなの?」という情報はなかなか見つかりません。
だからこそ今回、私が実際に同じ条件で比較検証してみました。
同じプロンプトで3つのAIに同じ仕事をさせてみた
今回の比較のルールはシンプルです。
3つのAIに、まったく同じプロンプトを渡して、同じ仕事をやらせる。
使ったAIモデルは以下の3つです。
- ChatGPT 5.4 Thinking(拡張モード)
- Google Gemini 3.1 Pro
- Claude Opus 4.6(拡張思考モード)
どれも2026年3月時点で各社が提供している最高性能のモデルです。そして、比較した業務は以下の4つ。
- ブログ記事の執筆
- 電子書籍の原稿執筆
- プレゼンスライドの作成
- セールスページ(ウェブサイト)の作成
どれも、私が日々のビジネスで実際に行っている業務です。では、1つずつ結果を見ていきましょう。
【比較①】ブログ記事を書かせてみた結果

まずはブログ記事です。私が以前作成したYouTube動画の文字起こしを元に、ブログ記事の作成プロンプトを3つのAIに渡しました。
文字数の比較
結果はこうなりました。
- Claude Opus 4.6:9,831文字
- ChatGPT 5.4 Thinking:9,664文字
- Gemini 3.1 Pro:7,536文字
Claudeが一番多く、次にChatGPT、Geminiという順番です。私は「1万文字くらい書いてください」とお願いしたのですが、Claudeがもっとも指示に忠実に書いてくれました。
文章の質について
文字数だけでなく、文章の質も大事ですよね。
3つとも日本語として自然で、特に大きな問題はありませんでした。正直、どのAIも2024年頃と比べると日本語の性能は格段に上がっています。
ただ、個人的な好みで言うと、Claudeが書く文章が一番しっくりくるんですよね。文章のリズムや表現の自然さが、私のスタイルに近い感じがします。
ChatGPT 5.4も以前の5.2と比べると確実にレベルアップしていて、Geminiとも遜色ないレベルでした。なので、ChatGPTの日本語が微妙かというと、そんなことはないというのが率直な感想です。
【比較②】電子書籍の原稿を書かせてみた結果

次は、もっと長い文章です。私が昔作ったオンライン講座の文字起こしを元に、5万文字以上の電子書籍の原稿を書かせてみました。
文字数の比較
- ChatGPT 5.4 Thinking:72,617文字
- Claude Opus 4.6:69,000文字
- Gemini 3.1 Pro:24,000文字
ここで意外な結果が出ました。ChatGPTが7万2千文字で、Claudeの6万9千文字を上回ったのです。今まではClaude Opusが一番長い文章を書いてくれていたので、これはちょっと驚きましたね。
一方、Geminiは2万4千文字とかなり少なめでした。最近のGeminiは一度に書いてくれる文字数に制限がかかっている印象があり、長文を書かせたい場合はちょっと厳しいかもしれません。
文章のスタイルの違い
文字数以上に気になったのが、文章のスタイルの違いです。
ChatGPTの文章をテキストエディタに貼り付けてみると、箇条書きが非常に多いんですよね。一文の長さが短く、改行も多い。読みやすいと言えば読みやすいのですが、個人的にはもう少し文章の密度が欲しいところです。
一方、Claudeの文章は一文が適度に長く、段落としてのまとまりがある。電子書籍として読んだときに、しっかりとした読み応えを感じる文章になっていました。
これは完全に好みの問題ですので、箇条書きが多い方が分かりやすくて好きという方はChatGPTの方が合うかもしれません。ただ、書籍として出版する原稿としては、Claudeの方が「本らしい」文章になるなと私は感じます。
【比較③】プレゼンスライドを作らせてみた結果

3つ目はスライド作成です。ここが一番差が出ました。
長めのスライド(VSL用)
まず、私が商品を販売する際に使うビデオセールスレター(VSL)用の長めのスライドを作らせてみました。
結果は明確でした。
- Claude Opus 4.6:PowerPointファイルで出力でき、デザインもきれいに仕上がった。文句なしのクオリティ
- ChatGPT 5.4 Thinking:39分以上思考し続けて、結局完成せず。実用的ではなかった
- Gemini 3.1 Pro:PowerPointファイルの出力を断られ、Canvas機能で対応するも長いスライドには不向き
スライド作成に関しては、Claudeが圧倒的に強いという結果になりました。
短めのスライド(解説動画用)

では、10枚前後の短いスライドならどうか。こちらも試してみました。
ChatGPT 5.4は一応スライドを作れるようにはなっていて、以前の5.2よりは進化しています。ただ、画像が途中で切れていたり、デザインがちょっと素人くさかったりと、ツッコミどころが多い仕上がりでした。
Gemini 3.1 Proは、短いスライドであればClaudeと割と遜色ないレベルのものを作ってくれました。ただ、スライドに挿入される画像がネット上から引っ張ってきたもので、引用元が表示されている状態。そのまま使うのはちょっと怖いですよね。
Claude Opus 4.6は、長いスライドと同様にデザイン、見やすさともに安定した品質でした。

PowerPointファイルとして出力できるので、そのままKeynoteやPowerPointで開いてすぐに使えます。
【比較④】セールスページを作らせてみた結果
最後に、オンライン講座を販売するためのセールスレターページを作らせてみました。「背景が黒で高級感のあるデザインにしてほしい」というプロンプトを共通で渡しています。
ChatGPT 5.4の結果

ここは正直、ChatGPTが一番驚かせてくれたポイントです。デザインの見栄えがかなり良く、リッチな高級感のあるサイトを作ってくれました。
ただ、私の好みとしては2カラムのレイアウトよりも1カラムで縦に長い長文セールスレター形式が好きなので、その点ではちょっと合わなかったですね。とはいえ、以前のバージョンからは明らかにレベルアップしています。
Gemini 3.1 Proの結果

Geminiも悪くはないのですが、やはり一度に書いてくれる文章量が少ないため、ページの内容がちょっとシンプルすぎるという印象でした。改行がおかしい箇所もありましたが、修正すれば使えるレベルではあります。
Claude Opus 4.6の結果

Claudeは、私好みの長文セールスレターページを作ってくれました。文章量もGeminiより多く、セールスコピーとしての流れも自然です。フォントサイズがちょっと小さい気もしましたが、全体的なクオリティは高いですね。

さらに言えば、Claudeの場合はデスクトップアプリからClaude Codeを使ってサイトを作らせることもできます。そうするとスマホ表示の確認やスクリーンショットによるチェックまでAIが自動でやってくれるので、実用性という意味ではさらに上を行きます。
4つの比較から見えた、各AIツールの「得意・不得意」まとめ
ここまでの結果を整理してみましょう。
ChatGPT 5.4 Thinking
- 得意:長文の電子書籍執筆(文字数はトップ)、サイトのデザイン
- やや苦手:スライド作成(長いスライドは未完成になることも)、箇条書きが多くなる傾向
- 総評:以前のバージョンから着実に進化。特にサイト作成のクオリティは驚き。ただしスライドと文章のスタイルに課題あり
Gemini 3.1 Pro
- 得意:短めのスライド作成、素早い回答
- やや苦手:長文執筆(文字数が少なくなりがち)、PowerPointへの出力
- 総評:文章の質は悪くないが、文字数の制限が気になる。最近はAI Ultraプランへのアップグレードを求められる場面も増えている
Claude Opus 4.6
- 得意:ブログ記事・電子書籍の執筆品質、スライド作成、長文セールスページ
- やや苦手:強いて言えば、フォントサイズの調整など細かいデザインの微調整
- 総評:4つの項目すべてで安定した高品質。特にスライド作成は他のAIを大きく引き離している
こんな場合はどのAIを選ぶべき?─ 目的別おすすめガイド
「結局、自分はどのAIを使えばいいの?」という方のために、目的別のおすすめをまとめました。
ブログ記事を定期的に書きたい場合
Claude Opus 4.6がおすすめです。文字数、文章の質、指示への忠実さのバランスが一番良いと感じます。ChatGPT 5.4も十分使えるレベルですので、すでにChatGPTに慣れている方はそのまま使い続けても問題ありません。
電子書籍やレポートなど長文コンテンツを書きたい場合
ClaudeかChatGPTの二択になります。Geminiは文字数が少なくなる傾向があるので、5万文字を超えるような長文にはちょっと向きません。書籍らしい文章が好みならClaude、箇条書きで分かりやすくまとめたいならChatGPTという使い分けもありですね。
プレゼンスライドを作りたい場合
迷わずClaudeを選んでください。PowerPoint形式で出力でき、デザインの品質も安定しています。ChatGPTはまだスライド作成には不安定な部分がありますし、GeminiもPowerPointへの出力に制限があります。
セールスページやウェブサイトを作りたい場合
ClaudeかChatGPTがおすすめです。どちらもかなりのクオリティでサイトを作ってくれます。特にChatGPT 5.4はサイト作成の性能が大きく向上しているので、デザイン重視ならChatGPTも選択肢に入ります。ただし、Claude Codeを使えばさらに高度なサイト制作ができるので、総合力ではやはりClaudeが一歩リードしています。
よくある疑問に答えます
「ChatGPTの無料版でも5.4は使えるの?」
無料版でも基本的なモデルは使えますが、5.4 Thinkingモデルをフルに活用するにはPlusプラン以上が必要です。また、無料版とGoプランには広告が表示されるようです。月額20ドル(月額3000円程度)のPlusプランに課金するのが予算の都合で厳しいと感じる方は、まずはGoプラン(月額約1,200円)から試してみるのがいいかもしれません。
「Geminiの制限が厳しくなったって本当?」
本当です。最近のGeminiはGoogle AI Ultra(月額約36,000円)へのアップグレードを促される場面が増えています。月額2,900円のProプランでもAntigravity(アンチグラビティー)というGoogle搭載AIウェディタツールの中でClaudeのモデルを使うことはできるのですが、使用回数に厳しい制限がかかるようになりました。以前は5時間ごとにリフレッシュされていた制限が、数日間使えなくなることもあるようです。
「Claude Code(クロードコード)って何?」
Claude Codeは、Claudeのデスクトップアプリから使えるコーディング機能です。ウェブサイトを作らせる場合、ブラウザ上のClaudeでも作れますが、Claude Codeを使うとスマホ表示の確認やスクリーンショットによる動作チェックまでAIが自動で行ってくれます。ChatGPTにもCodexという似たツールがありますが、私の経験上はClaude Codeの方が使いやすいですね。
「日本語の性能はどのAIが一番いいの?」
これは正直、どのAIも2024年頃とは比べものにならないくらい進化しています。以前は「ChatGPTは日本語が微妙」と言われていましたが、5.4ではかなり改善されました。ChatGPTは日本法人ができて数年が経ち、日本語対応にもかなり力を入れている印象です。ただ、あえて1つ選ぶなら、やはりClaudeの日本語が一番自然で好きというのが私の個人的な評価です。
まとめ:2026年3月時点で仕事に使うならClaudeが最強、でもChatGPTの進化にも注目
今回、ChatGPT 5.4・Gemini 3.1 Pro・Claude Opus 4.6の3つのAIを、ブログ記事・電子書籍・スライド・サイト作成の4項目で比較検証してみました。
改めて結果を振り返ると、こうなります。
ChatGPT 5.4 Thinkingは、以前のバージョンから着実に性能がアップしています。特にサイト作成のクオリティは驚きでしたし、長文の電子書籍も7万文字以上を書いてくれました。「ChatGPTは微妙」と思っていた方も、一度5.4を試してみる価値はあります。
Gemini 3.1 Proは、文章の質は悪くないものの、文字数の制限やPowerPoint出力の課題が気になります。さらに最近はプラン制限が厳しくなっている点も考慮が必要です。
そしてClaude Opus 4.6は、4つの項目すべてで安定して高品質な結果を出してくれました。文章のクオリティ、スライド作成の安定感、セールスページの仕上がり、どれを取ってもバランスが良く、2026年3月時点でどれか1つ選ぶならClaudeが最強というのが私の結論です。
もちろん、これはあくまで私の用途と好みに基づいた評価です。あなたのビジネスや使い方によっては、ChatGPTやGeminiの方が合う場合もあるでしょう。大事なのは、「なんとなく有名だから」ではなく、実際に自分の業務で試してみて、自分に合ったAIを選ぶことです。
AIツールは今、ものすごいスピードで進化しています。今日の「最強」が半年後には変わっているかもしれません。だからこそ、常に最新の情報をキャッチして、自分の仕事に最適なツールを使いこなしていくことが大切です。引き続きこのブログでも私が自分でAIツールを使った感想を記事として紹介しますのでお楽しみに!
ChatGPT 5.4の公式リリース情報はこちら
https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-5-4/