ヒルトルです。現在、とあるマーケティングカンファレンスに出席するために、フロリダ州のオーランドに来ています。今日は移動中に考えたことをシェアしますね。
非日常に行くと、非日常のアイデアが浮かぶ
やはり、移動をするのは大事ですね。
なぜなら、日常の中には、いろんなタスクがあり、どうしても日々のルーティーンや環境に左右されてしまうので、まとまった時間が取りにくくなります。
今は飛行機でもネットはできますが、高いのと、とてつもなく遅いので、飛行機の中では、ネットに繋がずに、本を読んだり、メンターの動画や音声を聞いたりしています。
そういう意味で、「非日常」に身を置くことで、新しいアイデアが浮かぶようになりますね。
そこで、自分自身も改めて考え直したことがあったので、今日はそのお話をします。
テクニックよりもマインドセット
いつも人は、「テクニック」を求めます。
「これをやれば、すぐに結果が出る、という方法を教えてくれ!」
「理論やお説教はどうでもいいから、すぐに使える方法を教えてくれ!」
と考える人はたくさんいます。
なので、「しっかりと長期的にマーケィングプランを考えましょう」「お客様との関係を少しずつ築いていきましょう」というように、大事なことを言っても、なかなか人は聞く耳を傾けてくれません。
それよりも、「このツールとテクニックを使えば、簡単に結果が出るよ!」というメッセージを送った方が、反応もいいですし、(短期的な意味では)売上にもつながります。
しかし、長期的に考えると、ツールに頼っても、本当に望んでいる結果を出すことはできません。
テクニックは二の次にしましょう
かという私も、「メンターからの本質的なお話」よりも、「すぐに使えるテクニックを教えてくれ!」と考えがちでした。
その結果、テクニックに走り、気づいたら、かつてはついてきてくれていたお客様がいなくなっていた。。ということもありました。
また、私自身が、「こういうテクニックを使ったら、こんな結果が出るよ」ということを強調した結果、「テクニックを使えば、こんな俺でも結果を出せるんだ」と勘違いさせてしまった生徒さんもいます。
どんなツールやテクニックがあっても、そもそもの「アイデア」がなかったり、商品が良くなければ、結果は出ません。
「マーケティングマインドセット」を持ちなさい!
「マインドセット」というのは、自分が世界を見るレンズのようなものです。
今の自分を変えたければ、自分が目標とする人が持っているマインドセットを自分も持つようにしなければなりません。
そうすれば、「世界を見る目」が変わり、日々の行動が変わり、今までとは違う結果が出ます。
もちろん、「人生におけるマインドセット」「経営におけるマインドセット」「お金に関するマインドセット」「人間関係におけるマインドセット」などなど、様々なマインドセットがあります。
それらもすべて大事ですが、ここでは、正しい「マーケティングマインドセット」を持つことの重要性をお伝えします。
正しい「マーケィングマインドセット」を持っておけば、特にスタートアップの段階において、失敗をする可能性を低くすることができます。
逆に、正しいマーケティグマインドセットを持っていないからこそ、人は起業で失敗してしまうわけです。
マーケティング=お客様のこと
まず覚えておいて欲しいマーケティングマインドセットがあります。
それは、
「マーケティングとは、商品についてではなく、お客様についてである」
という言葉です。
つまり、集客をして、売上を手に入れようとする際に、多くの人は、「商品ありき」で考えます。
「この商品をどうやって売ればいいんだ??」「どうすれば、この商品をもっとたくさんの人に販売できるだろうか?」と人は考えがちです。
これはほとんどの人がそうです。
しかし、本当に大事なのは、「お客様」なのです。
いくら「この商品はすごいんですよ!!」と言われたところで、人は「で、何?それが俺に何の関係があるの??」と思うものです。
もちろん、私たちも、自分が他社の商品を買おうかどうか検討する際は、そう思うのですが、いざ自分が商品を売る側になると、とたんにその気持ちを忘れてしまうのです。
お客様の根源的な「恐れ」と「欲」にフォーカスする
人が行動をするのは、「感情」を動かされたときです。
そして、人を大きく動かすのは、「恐怖」と「欲求」です。
「このままではダメだ」「このままでは死んでしまう」というような強い恐怖に襲われた時に、人は思い切った行動に出ます。
また、「自分もこうなりたい!」「自分もこんなことをしてみたい!」という「欲求」や「憧れ」が沸き起こった時に、人は行動をするのです。
なので、ただ「こんな商品を売っていますよ!」「これを買えばお金持ちになれますよ」「異性にモテますよ」「健康になれますよ」と伝えるだけでは、人を動かすことはできません。
お客様が夜も眠れずに悩んでいる悩みは何か?
なので、もっと人の深い部分の恐怖や欲求にフォーカスを当て、それに対するコミュニケーションをしていかなければなりません。
そのためには、「お客様」が本当に心の底から、夜も眠れずに悩んでいる深い悩みを知り、その悩みに訴求する必要があるのです。
例えば、経営者であれば、「社員の給料が払えなくてなって、社員に恨まれ、人が離れていき、家族にも嫌な思いをさせ、最悪な気分になって、自殺すら考える」というのが、深い恐怖です。
健康問題であれば、「体重を20キロ落とさないと、このままでは死ぬよ、と医者に言われた恐怖」だったり、
「体重を落として痩せないと、旦那に浮気をされてしまい、離婚し、残りの人生を一人で生きて行く恐怖」というのが、深い悩みの例です。
これらを解決できるのあれば、人はいくらでもお金を払うのです。
論理よりも感情的な理由を探しなさい
「これを買えば、1年間で売上がいくら上がりますよ、だから買ってください」、というのは、「論理的な理由」です。
実は、人に商品を買ってもらうためには、
「これを買うことで、年商が1年間でいくらあがり、それによって、社員にも喜んでもらい、尊敬され、夜もぐっすり眠れ、不安のない毎日を送ることができますよ」
というところまで一歩踏み込んだコミュニケーションをしてください。
それが「人が自分の商品を買うための、感情的な理由は何か?」を探すということです。
正しいマインドセットを持つことを最優先にしなさい
ということで、いくつか大切な「マーケティングマインドセット」をお伝えしてきましたが、大切なことは、「お客様のことを忘れずに、最優先して考えなさい」ということです。
「この商品をガンガン売って、自分が儲けたい」という気持ちが強すぎると、絶対に商品は売れません。
そして、いくら最新のツールを使っても、「マインドセット」がなければ、いくら素晴らしいツールも、生かすことができません。
だからこそ、正しいマインドセットを持つことを最優先にしてください。
私のメンターも、「テクニックを優先しても、そこそこの結果は得られるが、それよりもマインドセットを学ぶことを最優先した人のほうが、比べ物にならないほど結果は出る」と言っていました。
私も今後、このブログなどでも、大切なマインドセットをどんどんお伝えしていきますので、引き続き、私のブログをご覧ください!
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私が以前に書いた「フェニックスレポート」の第1章でも、「大切なマインドセット」について書いていますので、読んだことがある人も、読み直してくださいね。
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